傀儡妃は幼馴染の王太子をひたすら愛する

田鶴

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第2章 傀儡の王太子妃

34.偽装*

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 宰相に白い結婚が露見した翌週、週に1度の閨の日がやってきた。パトリツィアは、ルイトポルトが夫婦の寝室に入ってきてすぐに懇願した。

「私を兄様の本当の妻にして下さい」
「君は今だって私の妻だよ」
「でも、私は閨で妻の役割をまだ果たしていません」
「……君はまだ子供だ」
「いいえ、立派な大人の女性です。ほら、ご覧になって……」

 パトリツィアはそう言って赤面しながら、夜着をストンと足元に落とした。それは18歳ながら、既に完成した大人の女性の身体そのものだ――白くたわわな乳房にくびれた腰、張りがあって桃のようにみずみずしい臀部――それに恥ずかしそうに胸と割れ目を手で隠す様子は、ルイトポルトの股間を直撃した。

「だ、駄目だよ。君は義父上に言われて僕に抱かれようとしているだけだろう?」
「いえ、本当に身も心も兄様の妻になりたいのです。でもこんな事、父を利するだけですよね……ごめんなさい、兄様、忘れて下さい……」

 そう言ってパトリツィアは足元の夜着を拾って再び身に着けようとしたが、その腕をルイトポルトが掴んだ。パトリツィアが驚いてルイトポルトの顔を見ると、彼の瞳には情欲の光が爛々と灯っていた。

「僕だって君と愛し合いたいよ!」

 次の瞬間、パトリツィアはルイトポルトの腕の中にいた。

「に、兄様……苦しいです」

 ルイトポルトは、パトリツィアを腕の中から解放する代わりに荒々しく口づけた。

「んんん……!」

 ルイトポルトは、上下の唇の境目を舌でベロベロと何度も往復してパトリツィアの口の中に割り入り、舌を絡めた。ルイトポルトは、何度も何度も角度を変えてパトリツィアの唇を貪り、彼女が飲み込めない唾液が口角から溢れ出て首筋を伝う。息切れした彼女は真っ赤な顔をしてルイトポルトの胸を必死に押した。

「ぷはぁ!……に、兄様! 息できません!」
「キスする時は鼻で息して」

 ルイトポルトはそう注意しつつも、パトリツィアがキスの仕方すら分からなかった事が嬉しかった。ルイトポルトが下半身の熱い昂ぶりをグイグイとパトリツィアの下腹部に押し付けると、彼女は処女ながらもそれが何なのか分かってゆでだこのように真っ赤になった。

 ルイトポルトはパトリツィアを抱きかかえ、寝台の上に横たえ、その上に覆いかぶさった。

「本当にいいんだね?」

 パトリツィアは返事をする代わりにコクリと首を縦に振った。その途端、ルイトポルトはパトリツィアに野獣のように荒々しく吸い付いた。メロンのような乳房をぐにゅぐにゅと揉みしだき、胸の頂を吸ったり、指でつまんだりした。胸の蕾はルイトポルトの唾液でぬらぬらと光り、吸い付いた痕が白い肌に点々と赤く咲いた。

「ああ……兄様、兄様……ああん……」
「パティ、愛してる! パティ!」

 ルイトポルトがパトリツィアの割れ目に手を伸ばすと、洪水のように愛液が溢れてきてぐちゅぐちゅと水音をたてた。彼の指が膨らんだ花芯を探り当てると、パトリツィアの頭に稲妻が走った。

「ああっ! 兄様、そこっ! だ、だめっ!」
「ココがいいんだね? もっと気持ちよくなって」

 ルイトポルトの指が花芯と蜜口を往復し、パトリツィアの目の前がチカチカと点滅した。

「パティ、いくよ」

 ルイトポルトは、パトリツィアの膝裏をぐっと上に向け脚を閉じさせ、限界まで勃起した赤黒い陰茎を挟んで腰を動かした。熱い滾りが花芯を掠る度にパトリツィアの頭に痺れが走った。

「あっ、あっ、あっ! あああっ!」
「パティ! 愛してるよ! ああっ、あっ、あっ、イく、イく!」

 ルイトポルトが絶頂を宣言した途端、パトリツィアの股間に挟まれた男根からねっとりした白濁がビュルビュルビュルと彼女の腹の上に吐き出された。

「ああ、兄様、これで私は兄様の本当の妻になれましたね。嬉しい……」

 パトリツィアは瞼が閉じそうになるのに必死にあらがいながら、そう言い、すぐに気を失った。

 性の事に疎いパトリツィアは、まだ純潔を失っていない事に気付いていなかった。彼女は閨教育を受けたものの、この国の女性の性教育では『旦那様に任せなさい』以上の情報はない。でもパトリツィアが気付くか宰相に知られるか、いずれにしてもこの方法で何度も誤魔化せない事はルイトポルトも分かっていた。

 愛液と先走り汁でぐっちょりと濡れたパトリツィアの和毛と自分の白濁にまみれたパトリツィアの腹部が目に入り、ルイトポルトの息子が再びムクムクと起き上がってきた。だが、気を失っている妻にこれ以上触れる訳にいかない。理性と欲望と不安がないまぜになりつつも、ルイトポルトの下半身は再び暴発寸前になり、妻の裸体を見ながら男根を扱いてもう1度彼女の腹の上に射精した。
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