傀儡妃は幼馴染の王太子をひたすら愛する

田鶴

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第2章 傀儡の王太子妃

38.ハニートラップ対策*

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 アントンが執務室から出て行った後すぐに、ルイトポルトは顔が火照りだして暑くなってきて襟元を緩めた。

「何だかいやに暑いな」
「香が効いてきたのです。耐性がついてくると、この程度では暑く感じません」
「香はどこだ? 消しなさい。窓を開けるぞ」

 ルイトポルトがソファから立ち上がると、ペトラはルイトポルトに近づき、白魚のような手を彼の股間に当てて擦り始めた。彼のトラウザーズはその前に既にテントを張っていた。

「あっ、な、何をする?!」
「殿下、もう勃起されていますよ。この程度ですぐに勃起されては、簡単に宰相に薬を盛られて子種を搾り取られます。もう少し我慢してみて下さい」

 ペトラはお仕着せのボタンを開けて白い乳房をむき出しにした。媚薬成分はルイトポルトには効きだしていても、ペトラにはまだ効いていないようで、桜色の乳首はまだ尖っていなかった。

「私には、まだ効いていませんよ、ほら」

 ペトラはルイトポルトの手をまだ柔らかい胸の飾りに導き、もう一方の手でルイトポルトのトラウザーズの前を寛げて陰茎を取り出して扱き始めた。男根は腹に付く程反り返っており、カウパー液がルイトポルトの服を汚した。

「や、止めろ……き、君はこんな事を……して……尊厳は、ないのか?」
「仕事ですから。貧民街で汚泥を啜って生きるよりずっといいですよ」
「……貧民街?」
「ええ、そこで施しを受けられるのを待っているよりもずっといいのです」

 ペトラはルイトポルトと話ながらも彼の男根を扱き続けた。

「はぁっ……や、止めろ! あっ、あっ、出っ……!」

 陰嚢がキュッと引き締まって射精しそうになった瞬間、ペトラは男根の根元をぎゅっと握った。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……もう止めてくれ……」

 ペトラは肉棒から手を離してお仕着せのスカートをめくった。彼女は下着を着用しておらず、割れ目に沿って少し濡れた黒い和毛がルイトポルトの目の前に露わになった。ペトラはルイトポルトの手を取ってうるんだ秘裂へ導き、彼の手で花芯から蜜口まで何度も擦って喘いだ。

「あん……あん……ああ……」

 ペトラの胸の蕾は既に尖っていた。ペトラはルイトポルトを押し倒し、しとどに濡れている秘裂を昂ぶりに押し付けて何度も擦った。その瞬間、ルイトポルトの理性はブチンと切れ、ペトラの乳首に喰らいつき、彼女の腰を持ち上げて肉棒の上にズドンと落として一気に貫いた。するとすぐに乱暴に音を立ててアントンが執務室に入って来た。彼はパンパンと手を鳴らし、ペトラをルイトポルトの上からどかせた。ルイトポルトの陰茎がペトラの膣からスポンと抜け、蜜口が愛液を垂らしながら所在なげにパクパクと震えた。

「殿下! ここまでにして下さい!」

 ルイトポルトは、放心状態でだらしなくソファに半ば寝そべり、ぬらぬらと濡れた陰茎に無意識に手を伸ばして扱き続けた。アントンはため息をついて窓を開け、ペトラに命じた。

「仕方ないな。ペトラ、殿下を抜いてあげて差し上げなさい」

 ペトラは露わになっている乳房を隠しもせずにルイトポルトの前に跪いて我慢汁と自分の愛液でまみれた陰茎を口に入れた。そこでようやくルイトポルトは、我に返った。

「あっ! や、止めろ! そ、そんな事、しなくて、いいっ! あああっ! ううっ!」

 元々限界まで昂っていたルイトポルトの肉棒は、数回扱かれただけで白濁をペトラの口の中に吐き出してしまったが、彼女は全て飲み込んだ。そしてすぐに立ち上がってお仕着せを整え、執務室を立ち去った。

 ルイトポルトは、射精した瞬間に頭にかかっていた霞が晴れた気がした。正気に戻ったルイトポルトは、低い声で不機嫌そうにアントンに問いただした。

「……アントン、どうしてこんな事をした?」
「そもそも今までハニートラップ対策を何も取っていなかったのはまずかったんです」
「だからってこんな! 彼女の中に……入れてしまった、よな?」
「やはりよく覚えてらっしゃらないんですね? 殿下は息子殿を彼女のアソコに確かに突き刺していましたよ」
「ああ、そんな……こんなの、パティに対する裏切りじゃないか……」

 ルイトポルトは両手で顔を覆って打ちひしがれた。

「何も童貞って訳じゃないんですから、他の女としたって減りはしませんよ。それに一瞬挿入していただけで中出ししてないじゃないですか」

 ルイトポルトは閨教育の一環で未亡人を相手に既に筆おろしを済ませていたが、それ以降娼館にも行かず、女性関係に潔癖な向きがあった。

「お前の貞操観念は理解できないよ。お前の奥方が気の毒だ」
「彼女は何も知らないですから、それでいいんです。それに事が成したら離縁予定ですからね」
「私なら、そんな夫婦関係を望まない。だからこそ、こんな事をしたくなかったんだ……」
「殿下、甘いですよ。ハニートラップを避けられなければ、望まぬ女と子供を持つ事になるかもしれないんですよ。とにかく……ンンン、悲劇の主になる前にソレを拭いて仕舞って下さい」

 ルイトポルトはそう言われて初めて、萎えた陰茎がトラウザーズから無様にも出たままであったのにやっと気付いた。アントンから布巾を受け取っていざ陰茎を拭こうとしてハッとした。

「ちょっと後ろを向いてくれ」
「もう今更ですよ。覗き趣味なんてないのに、殿下の息子殿がペトラの中に入っていたのも見てしまいましたしね。少々休憩されてはいかがですか? 私はちょっとペトラの所へ行ってきます。中途半端で終わってしまって疼いているでしょうから」
「おい! 待て!」
「すぐに戻ってきます」

 アントンはそう言って執務室をすぐに出て行ってしまった。
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