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第四話 初めての戦い 後半

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俺は後ろで彼女の戦ってる姿を見ていた。
『ユージ回復魔法!』
『おう任せろ』
【大地に満ちたる命の躍動、汝の傷を癒せ】
【ヒール】
シェイナが魔物と戦い。
俺は後ろで彼女を回復魔法でサポートしていた
だが魔物が強くシェイナは苦戦していた。
俺が出来ることがないのか
彼女が傷つく姿を
俺は見ているだけいいのか
俺は自分を恨んだ。
どうしたらいいのか、分からなかった。
『キャーッ』
シェイナの剣が折れた。
剣が折れた彼女は、呆然としてた。
『そんな、、、私の剣が、、、』
シェイナが座り込んだ
魔物は彼女に向かって
手をかざしていた
俺は何をしようかすぐに分かった
なぜなら、魔物から魔法陣があらわれたからだ
そして魔物の手から炎があらわれた
どんどん大きくなっていって
結果三メートル以上の大きな塊が出来た。
魔物はシェイナに当てる気だった。
『くっそー!』
おれは怖かった。
だが彼女に当たってただ見ているだけは
嫌だった
だから俺は魔物に向かって剣を
おもっきり振った。
静かな間が続いた
そして、、、
『ウギャァァァァァァァァァァ!!』
魔物は炎と共に真っ二つに切れた
【剣術 獲得 LvMAX】
その途端 大爆発が起こり、周辺は丸焦げ
シェイナは何が起きたかわからない
ような顔で俺を見ていた。
魔物が消えてなくなった後落ちていた
魔石を手に持ち シェイナの方に向かった。
シェイナは俺が近ずくほど笑顔になっていき、
シェイナのとこについた時には
涙が出そうな笑顔で
『ありがとう』
そんなことを言った。
『おう』
おれはシェイナの方にピースをして
周りを見た。
周りは丸焦げで魔物がいた場所は
デカいクレーターが出来ていた。
『ユージ、すごいそんなに強かったの?』
『あっあ~自分でもびっくりしたよ。』
頭をかきながら言った。
本当に自分でもびっくりした。あそこで切れるとは思っていなかったしあそこまで速く走れると思ってもいなかった。
『ユージどうしたの?』
『いやなんでもないよ』
『改めて私はランク6の中位 ゼミ シェイナ
    って言います。』
笑顔で言った
やっぱりシェイナの笑顔は素敵だった。
『俺の名前は 智山 雄至 ユージと呼んでくれ』
お互い自己紹介をしてシェイナに聞いた。
『この魔石はもっといた方がいいのか?』
魔石をシェイナに見せながら言った。
『うん、この魔石を街で売れば金になるし
    冒険者ギルドに行けば何かと交換できるよ』
『シェイナ街まで案内してくれるか?』
魔石をポケットにしまいながら言った。
『うん、いいよ 冒険者ギルドまで行こう』
こうしてシェイナと共に街までむかうので
あった




☆☆☆☆☆☆☆☆


しばらく歩いていると奥から建物が見えてきた
すごくでかかった。周りには
ものすごくデカい壁があった。
しばらくして門の近かくまできて足を止めた。
門の前には行列があった。
『あそこが街に入る門よ 。』
シェイナは門の方に指をさして言った。
『はやく並びましょ』
シェイナは俺の手を引っ張りながら行列の方に向かった 
行列に並んでいると自分の番がやって来た
『入場料は銀貨一枚だ。』
『えっ?』
銀貨一枚とか持ってないよー
てか銀貨って何だよー
ブツブツ言っていると
『持っていないのか!?帰れ!』
立派なヒゲを見せつけるように
兵隊が怒りながら言った
『まっ待ってください!』
後に居たシェイナが言った
『私が払いますから~』
すると彼女は兵隊に銀貨二枚をわたし
せっせと街の中に入った
そこにはいろんなお店があった。
野菜を売っている店や剣や槍など売っている
店や色々あった
そんな風景を眺めていると、
『どこ見ているんですか?まぁそんなことは
    いいなんでお金もっていなかったんです?』
ちょっと怒り気味なシェイナを見て
可愛いと思った。
『まっまぁ~色々あってさ。さっきはありがと
    う助かったよう』
『お礼を言うのはこっちです さっきは助け
    くれて本当にありがとう』
そしてまたかわいい笑顔をして
お互いタッチした。
『とりあえず冒険者ギルドで魔石を売りまし
    ょう』
『わかった』
俺たちは冒険者ギルドに向かって歩いた。   

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