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第6章
157.よく見る人
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「えっ……あっ……さっきのがお母さんって……ホント、なの……?しかもここに居ていいって……」
小北さんが固まることおよそ5分。
ようやく正気を取り戻した彼女は途切れ途切れになりながらも何とか問いかける。
「そうみたい。なかなかおおらかなお母さんだね」
「うん……でもどうしてわかったんだろ……私行く場所言ってないのに」
「スマホの位置情報サービス使ったんじゃない?」
「スマホは置いてきたから……」
確かに本気で家でするなら逆にスマホは足枷になるだろう。結局母親はお見通しだったわけだが。
でも、そんなフリーズするほど驚くことだろうか。
彼女の希望が許可降りたのだ。俺が言うのもおかしいが、喜びこそすれ驚く理由にならないと思うのだが。
けれどもそれを聞く前に、彼女は自ら回答を示した。
「えっとね、ホントはここに泊まるって冗談だったの。無意識で歩いてたらここに来ちゃって、それならエレナさんたちに取り次いでもらえたらなぁ~……って思って」
なるほど、彼女は本気でここに泊まるつもりはなく、エレナたちを頼るつもりだったのか。
あの豪勢なタワーマンションほどセキュリティのしっかりしてるところは無いだろう。
なんてったって今のトップアイドルが住む家なんだ。彼女の母親から見ても安心できる材料だろう。
「じゃあ、俺から連絡しておこうか?」
「うん、おねがい。 ごめんね?迷惑かけちゃって」
「ちょっとまってて」
椅子を動かして彼女に背を向けた俺はエレナの番号を呼び出す。
家族を含めても殆ど登録されていない連絡先から選び慣れた箇所までスライドする。
そういえばもう紗也はあちらに着いただろうか。
さすがにまだ10分も経ってないから早いなと自己解決しながら通話ボタンを押すと、コール音が1秒もかからず声が聞こえてきた。
『はぁい。慎也?こんな時間からどうしたの?』
『朝早くにごめん。寝てた?』
『いえ、アイに見張られながら料理しようと手順調べてたとこよ』
そこに何故アイさんが見張っているかなんて疑問は浮かばない。きっとエレナも頑張っているのだろう。
またオムレツと言い張るスクランブルエッグを生成するのかと聞こうと思ったが、今は飲み込んで本題に入ることにする。
『今小北さんがウチに来てね、家出したって言うからそっちに泊めてもらえない?』
『……家出とは穏やかじゃあないわねぇ。どうせ直ぐ側に居るんでしょ? 代わってもらえる?』
さすがエレナ。お見通しだったか。
通話を代わろうと視線をやると、彼女は自らを指差して小首をかしげる。
その問いに頷いた俺はスマホを手渡した。
『はい、美代です。エレナさん?突然すみません……。えっ? え~っと……はい……はい……』
それからの彼女は『はい』と『いいえ』としか発さなってしまった。
もしかしてそう指示でもされたのだろうか。スマホを戻されたら聞いてやろうと思ったが、通話は俺に代わることなく小北さんの手によって切られてしまった。
「エレナ、なんて?」
「えっと……前坂君の家に泊まらせてもらいなさいって……」
「えぇ!?」
まさかの発言だった。
正直彼女の親から許可を得た以上、泊めることはやぶさかではない。
けれど小北さんがウチに泊まるのは年始に誓い合った彼女としても内心穏やかじゃないと思って提案したのだ。
それがまさかエレナの方から指示があるなんて――――
ピロンっ!
小北さん伝いに聞いた指示に様々な可能性を思案していると、ふとポケットが震え聞き慣れた電子音が聞こえてきた。
スマホのメッセージだ。まさかと思い取り出して見ると、やはり電話の代わりとばかりにエレナからのメッセージが。
『業腹だけど、正妻としての余裕を見せてあげるわ!今日のうちに言いたいこと言っておきなさい!!』
「エレナめ……どこまで見通してるんだ」
それは彼女から俺への叱咤激励だった。
小北さんにはエレナたちの指示により、あの正月の夜のことは伝えていない。
まだ早いと。ちゃんと然るべき時、然るべき雰囲気をもって俺の口から伝えろと。
そして最後、俺とエレナらの関係だけじゃなく、もう一つのことも……。
色々と突っ込みどころも多かったが彼女なりの励ましに頬が緩んでしまう。
そのままスマホをしまって小北さんと向かい合うと、彼女は不安そうな表情でこちらを見つめていた。
「ココがだめならあとは野宿しかないんだけど……ダメ、かな?」
頼るものなど他になく、縋るような瞳。
それはどんな者も庇護欲が掻き立てられどんなお願いでも聞いてしまうだろう。
けれど俺はお願いされるまでもなく。
「……わかった。母さんには俺から頼むから、狭いベッドで紗也と寝てもらうことになるけどいい?」
「全然!全然いいよ! よかったぁ……これでダメなら寒い中野宿だったよぉ……」
さすがにこんな寒空の中放り出すわけない。
それよりもっと警戒するところがあるだろうに。でも、まず寒さを気にするところが彼女の優しさ所以なのかもしれない。
「でも、私は全然いいんだよ?」
「? なんのこと?」
「その……紗也ちゃんがイヤって言うなら、前坂君と一緒に寝ることになっても……」
「それって…………」
それはまさか、自意識過剰だと思っていた俺の考えが当たって……?
その表情を伺うも顔を伏せっていて見えない。けれどすぐ、付け足すように彼女は顔を上げ……。
「な~んて! ごめんね!冗談だよ!!」
顔を上げた彼女は笑顔だった。冗談と笑い飛ばすように高笑いをして先程までの雰囲気を吹き飛ばす。
それはまだ、互いの気持ちを伝えるのは早い。きっと言外に言っているような気がした。
「からかってごめんね? 私はそんなにはしたなくないからね!身持ちはきっちり固いんだよっ!」
「もちろん。しょっちゅう告白されてるのに律儀に断ってるしね」
「なな……!なんで知ってるの!?」
「そりゃあ有名な話だし、よく見てるしね」
彼女が学内でモテるのは有名な話だ。
分け隔てない性格。いつも明るく前向きな姿はモテないわけがないだろう。けれども一線を引いているのか、男女混合で遊びに行くとかは俺の知る限り一切ない。
クラスでは周知の事実だがそれを自覚していなかった驚きに彼女は目を丸くし、俺は肩を竦める。
「そっかぁ……じゃあ繕うこともないよね。男の子の家にお泊りなんて始めてだから、よろしくお願いします」
「もちろん。手は出さないから心配しないで」
「うん。信頼してるよ。前坂君」
カップを傾ける俺へ柔和に微笑む小北さん。
(それに……一緒に寝るなんて、エレナさんたちにも悪い……からね…………)
「ごめん、なにか言った?」
「う、ううん! 何でもない! 独り言!!」
それは小さく、ほんの僅かに動いた唇の動き。
最初の言葉はよく聞こえなかった。しかし後段に聞こえた『エレナさんたちに……』は、もしかして……いや、追求するのはよそう。
まるで互いに誤魔化すようにひとしきり二人で笑いあったあと、彼女はふと疑問が浮かんだのか俺へと問いかける。
「……あれ? さっき前坂君、私のことよく見てるって言ってなかった?」
「え? 言ってたっけ?」
「言ってたよぉ! なんでそんな私のことを……?」
笑いあったさなか、背中に嫌な汗が出る。
残念ながら俺のちょっとした言葉がしっかり耳に入っていたみたいだ。
ポロッと出た本音だったが聞き逃してくれないようでどう言い訳しようかと脳内を必死に回転させる。
「えっと……そう!小北さんは男子の間でも人気だからね!なんていうか小北さんが男子の誰かが話してると視線がなんとなくフラフラ~っと!」
「それって……私のこと普段から見てくれてるって、こと?」
「…………ん」
俺はその問いに、しばらくの沈黙の後諦めるよう素直に頷く。
人気があるのも普段から目で追っているのも事実だ。もはやごまかしようにない。
祈るように見た彼女の顔は、さっきまでようやく頬だけが紅い状態に戻っていたのに、またもみるみるうちに耳まで紅くなっていき――――。
「そっかぁ……。私のこと、いっつも見てくれてるんだぁ……えへへぇ…………」
「小北さん……? …………小北さーん!!」
顔を真っ赤にしながらトリップしてしまう小北さん。
また正気を取り戻すのに、今度は10分以上時間を要してしまった。
小北さんが固まることおよそ5分。
ようやく正気を取り戻した彼女は途切れ途切れになりながらも何とか問いかける。
「そうみたい。なかなかおおらかなお母さんだね」
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でも、そんなフリーズするほど驚くことだろうか。
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なるほど、彼女は本気でここに泊まるつもりはなく、エレナたちを頼るつもりだったのか。
あの豪勢なタワーマンションほどセキュリティのしっかりしてるところは無いだろう。
なんてったって今のトップアイドルが住む家なんだ。彼女の母親から見ても安心できる材料だろう。
「じゃあ、俺から連絡しておこうか?」
「うん、おねがい。 ごめんね?迷惑かけちゃって」
「ちょっとまってて」
椅子を動かして彼女に背を向けた俺はエレナの番号を呼び出す。
家族を含めても殆ど登録されていない連絡先から選び慣れた箇所までスライドする。
そういえばもう紗也はあちらに着いただろうか。
さすがにまだ10分も経ってないから早いなと自己解決しながら通話ボタンを押すと、コール音が1秒もかからず声が聞こえてきた。
『はぁい。慎也?こんな時間からどうしたの?』
『朝早くにごめん。寝てた?』
『いえ、アイに見張られながら料理しようと手順調べてたとこよ』
そこに何故アイさんが見張っているかなんて疑問は浮かばない。きっとエレナも頑張っているのだろう。
またオムレツと言い張るスクランブルエッグを生成するのかと聞こうと思ったが、今は飲み込んで本題に入ることにする。
『今小北さんがウチに来てね、家出したって言うからそっちに泊めてもらえない?』
『……家出とは穏やかじゃあないわねぇ。どうせ直ぐ側に居るんでしょ? 代わってもらえる?』
さすがエレナ。お見通しだったか。
通話を代わろうと視線をやると、彼女は自らを指差して小首をかしげる。
その問いに頷いた俺はスマホを手渡した。
『はい、美代です。エレナさん?突然すみません……。えっ? え~っと……はい……はい……』
それからの彼女は『はい』と『いいえ』としか発さなってしまった。
もしかしてそう指示でもされたのだろうか。スマホを戻されたら聞いてやろうと思ったが、通話は俺に代わることなく小北さんの手によって切られてしまった。
「エレナ、なんて?」
「えっと……前坂君の家に泊まらせてもらいなさいって……」
「えぇ!?」
まさかの発言だった。
正直彼女の親から許可を得た以上、泊めることはやぶさかではない。
けれど小北さんがウチに泊まるのは年始に誓い合った彼女としても内心穏やかじゃないと思って提案したのだ。
それがまさかエレナの方から指示があるなんて――――
ピロンっ!
小北さん伝いに聞いた指示に様々な可能性を思案していると、ふとポケットが震え聞き慣れた電子音が聞こえてきた。
スマホのメッセージだ。まさかと思い取り出して見ると、やはり電話の代わりとばかりにエレナからのメッセージが。
『業腹だけど、正妻としての余裕を見せてあげるわ!今日のうちに言いたいこと言っておきなさい!!』
「エレナめ……どこまで見通してるんだ」
それは彼女から俺への叱咤激励だった。
小北さんにはエレナたちの指示により、あの正月の夜のことは伝えていない。
まだ早いと。ちゃんと然るべき時、然るべき雰囲気をもって俺の口から伝えろと。
そして最後、俺とエレナらの関係だけじゃなく、もう一つのことも……。
色々と突っ込みどころも多かったが彼女なりの励ましに頬が緩んでしまう。
そのままスマホをしまって小北さんと向かい合うと、彼女は不安そうな表情でこちらを見つめていた。
「ココがだめならあとは野宿しかないんだけど……ダメ、かな?」
頼るものなど他になく、縋るような瞳。
それはどんな者も庇護欲が掻き立てられどんなお願いでも聞いてしまうだろう。
けれど俺はお願いされるまでもなく。
「……わかった。母さんには俺から頼むから、狭いベッドで紗也と寝てもらうことになるけどいい?」
「全然!全然いいよ! よかったぁ……これでダメなら寒い中野宿だったよぉ……」
さすがにこんな寒空の中放り出すわけない。
それよりもっと警戒するところがあるだろうに。でも、まず寒さを気にするところが彼女の優しさ所以なのかもしれない。
「でも、私は全然いいんだよ?」
「? なんのこと?」
「その……紗也ちゃんがイヤって言うなら、前坂君と一緒に寝ることになっても……」
「それって…………」
それはまさか、自意識過剰だと思っていた俺の考えが当たって……?
その表情を伺うも顔を伏せっていて見えない。けれどすぐ、付け足すように彼女は顔を上げ……。
「な~んて! ごめんね!冗談だよ!!」
顔を上げた彼女は笑顔だった。冗談と笑い飛ばすように高笑いをして先程までの雰囲気を吹き飛ばす。
それはまだ、互いの気持ちを伝えるのは早い。きっと言外に言っているような気がした。
「からかってごめんね? 私はそんなにはしたなくないからね!身持ちはきっちり固いんだよっ!」
「もちろん。しょっちゅう告白されてるのに律儀に断ってるしね」
「なな……!なんで知ってるの!?」
「そりゃあ有名な話だし、よく見てるしね」
彼女が学内でモテるのは有名な話だ。
分け隔てない性格。いつも明るく前向きな姿はモテないわけがないだろう。けれども一線を引いているのか、男女混合で遊びに行くとかは俺の知る限り一切ない。
クラスでは周知の事実だがそれを自覚していなかった驚きに彼女は目を丸くし、俺は肩を竦める。
「そっかぁ……じゃあ繕うこともないよね。男の子の家にお泊りなんて始めてだから、よろしくお願いします」
「もちろん。手は出さないから心配しないで」
「うん。信頼してるよ。前坂君」
カップを傾ける俺へ柔和に微笑む小北さん。
(それに……一緒に寝るなんて、エレナさんたちにも悪い……からね…………)
「ごめん、なにか言った?」
「う、ううん! 何でもない! 独り言!!」
それは小さく、ほんの僅かに動いた唇の動き。
最初の言葉はよく聞こえなかった。しかし後段に聞こえた『エレナさんたちに……』は、もしかして……いや、追求するのはよそう。
まるで互いに誤魔化すようにひとしきり二人で笑いあったあと、彼女はふと疑問が浮かんだのか俺へと問いかける。
「……あれ? さっき前坂君、私のことよく見てるって言ってなかった?」
「え? 言ってたっけ?」
「言ってたよぉ! なんでそんな私のことを……?」
笑いあったさなか、背中に嫌な汗が出る。
残念ながら俺のちょっとした言葉がしっかり耳に入っていたみたいだ。
ポロッと出た本音だったが聞き逃してくれないようでどう言い訳しようかと脳内を必死に回転させる。
「えっと……そう!小北さんは男子の間でも人気だからね!なんていうか小北さんが男子の誰かが話してると視線がなんとなくフラフラ~っと!」
「それって……私のこと普段から見てくれてるって、こと?」
「…………ん」
俺はその問いに、しばらくの沈黙の後諦めるよう素直に頷く。
人気があるのも普段から目で追っているのも事実だ。もはやごまかしようにない。
祈るように見た彼女の顔は、さっきまでようやく頬だけが紅い状態に戻っていたのに、またもみるみるうちに耳まで紅くなっていき――――。
「そっかぁ……。私のこと、いっつも見てくれてるんだぁ……えへへぇ…………」
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