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本編
♥《6》水声の中、少し大人になるまで…
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ぶったぎった続きです。
長くなりました…ははは…
今更ですがモルガンさんが変態です。ご注意ください。
‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥
舌で舌を絡め取り吸い上げてくるのが気持ち良くて堪らない。
口腔内で響く水音も刺激も全部が背中から腰へ甘い疼きを与えてくる。
モルガンさんとは思えないくらい切羽詰まったような乱暴なキスに翻弄されてしまう…!
「くちゅっちゅぷっちゅくっちゅっ…ちゅ……はぁ…どうか…今は私とどうしたいかだけ考えてください…。私を、此処に受け入れられますか?」
腰に回していた腕が離され俺のお尻に掌が移動した。心許無くなった俺が緩めていた腕に力を入れて抱き付くと、中指を俺の尻穴の入り口に添え、クルクルと撫でて擽ってきた。
「ひうんっ…!」
このまま身を任せていいのか…?
さっき、奥さんの話を出したら誤魔化すようにキスされた。
モルガンさんは俺の事凄く解ってくれるけど、俺はモルガンさんの事全然知らない。当たり前だ、ついさっき会ったばかりなんだから。[私]の記憶にも奥さんについて何も書いてなかったし。知っているのは見た目と立ち場くらいで…。
そうだ、前頭目も奴隷初日に犯されて何も知ろうとしないままだった。他の奴等にだってそうだ。
恐怖からの逃避や、快楽や興味だけでしていたら、今までと変わらない。
俺、モルガンさんの事を何も知らないまま体を繋げたら、きっと後悔する。
モルガンさんとアイツ等を一緒になんてしたくない!
「…ダメ…挿入れちゃダメです」
俺の言葉で指の動きが止まった。
「私ではいけませんか…?」
「ちっ、違う!モルガンさんが嫌とかじゃなくて!さっき会ったばかりだし!ちゃんとモルガンさんの事知りたい!知ってからじゃないと最後までするのは…どうでもいいみたいで嫌なんだ。思わせぶりな事ばっか言ってごめんなさいっ。俺、俺……」
モルガンさんの瞳をじっと見つめる。
静かで穏やかな雰囲気になったモルガンさんの表情。
あれだけ余裕無さげだった姿は鳴りを潜め、俺の言葉を聴こうとしてくれている。
だから、ちゃんと伝わる様に、伝える事を諦めないように―――
「モルガンさんとちゃんと向き合いたい、関わりたいから……最後までは出来ない、です」
今までの自分を卒業したい。それは俺の我が儘だ。
けど、必要な事なんだ。
モルガンさんの幸せそうな顔を見たいと思った気持ちを嘘にしない為に。
モルガンさんが奥さんを蔑ろにするような人とは思えないけど、ちゃんと確認しないと不幸にしてしまう。
「………解りました」
優しい声色で了承の言葉を紡ぎながら、モルガンさんは俺の額に口付けを落とした。
「私も少し焦ってしまったようです。申し訳ありませんでした。私も貴方を知りたいと思っています。そうですね…今日は傷を全て消して、明日はたくさんお話いたしましょう」
「っ…。はいっ」
自分勝手な俺に穏やかな微笑みを向けてくれるモルガンさん。それだけで、こんなにも満たされる。
神様、この人を使徒の仲間に選んでくれてありがとうございます…。
と、微笑みあったのに、穏やかな空気はすぐにギラギラに戻った。何故?!
「という訳で、[治療]を再開しますね?」
治療だと強調しながらまたさっきの上半身を倒された体勢になって胸の方に顔を寄せる。
あ…と思う間もなくペロリと胸の傷を舐められた。
「んぁっ…」
「早く消してしまいましょうね…ぴちゅ…ぴちゃ…」
胸を這う舌の擽ったさで、長年に亘って開発され敏感になっている胸の小さな蕾が普通の状態より立ち上がり存在を主張している。
たくさんの男に弄ばれた筈なのに未だに綺麗なピンク色を保っていて、清純そうでいて淫らな姿をしている。
周りを舐められているだけで起つなんて、完全に見た目詐欺だ。
もう胸辺りの傷を全部消し終えたのに、胸からモルガンさんの顔が離れない。
気持ち良さで少し呆けていた俺も気になって見た瞬間、あの舌の先が主張している胸の突起をチロチロ掠めるように動いた。
途端に走る刺激が喉の奥に擽るような快感を巡らせる。
「ひやんっ!あんっ!あっ…!あうんっ…!」
気持ち良さから逃げる為に身を捩ろうとしても、モルガンさんに腰と項を掴まれてあまり動けない。
ただチロチロ舐めていたのについには口に含んで吸うように舐め出した。
「しょこっ、傷無いっ…!」
「ちゅ…此処も、敏感になってしまう程弄ばれたのでしょう?なら、しっかり上書きしますからね」
そう言ったモルガンさんの笑顔は、ちょっと怖かった。
「んぁんっ…んんっ…んふっ…!」
モルガンさんの肩を掴みながら声を必死に我慢するけど、それでも漏れる嬌声が反響して大きく聞こえてしまう。
それが羞恥を煽って熱を下げさせてくれない。
両方の先端を一頻り舐めた後、ゆっくりまた降下してゆく最早淫猥なモノにしか見えない癒しの舌が腹部周りの傷を消しながらとうとう俺の分身まで到達してしまった。
項を支えていた手も今は腰を掴んでいる。
俺は微温湯の張った底に手を付いて少し仰け反り俺の分身を見せつけるような体勢にならざるを得なかった。
まだ下の毛が生えておらず根元までよく見える俺の……まだ剥けきっていない子供チンコをガン見しているモルガンさん。
めっちゃ見てる!モルガンさんめっちゃ見てるよ!!
前頭目が楽しみに取っておいた剥き剥きタイムは永久延長され、現頭目も『これはこうだから価値があるんだ』って剥くのも扱くのも禁止されて、実は手コキした事が無い。
尻でイく事を憶えさせられて、実は夢精もまだだったりする…。うん、精通してません…。悪いか!!泣くぞっ?!
もう散々エロい事してきた俺だけど、男としての機能はお子様なままなのだ。
「ミシェル様、宜しいですか?」
「え?」
「私なら、私のこの舌でなら、痛みも無く剥いて差し上げられますよ」
ちゅっ、と俺の息子の先端に口付けするモルガンさんを直視してしまって、顔を手で覆いたいのに出来ないから思わず目をキツく瞑った。
今の目に毒!卑猥過ぎる!
「どうしますか?剥きますか?剥きませんか?」
あああ…何て選択肢だぁぁああっ!!
恥ずかしいけど、剥くのが痛いならモルガンさんにやってもらうのが一番だろう。
もう前頭目も居なければ現頭目の所に戻る訳でも…無い。
此処で決意しなければ決別の気持ちを嘘にしてしまうよな。
意を決してモルガンさんに頼む。
「……いてください…」
小声になっちまったよおぉぉっ!
「はい?」
もう一度聞こえる声で言えって笑顔をしてるよ!さすがだな!
くっ…いっそ、いっそ、恥ずかしい言い方して気合い入れるぜぇ!!
「お…俺のおちんちん、剥き剥きしてください…っ」
どうだぁ!聞いた人も恥ずかしくなるだろいっ!!言った本人?めちゃくちゃ恥ずかしいに決まってるだろっ!!
…静かである。
あれ?これ寧ろ引かれた…?すっげえ勇気出して言ったんだけど…
不安になって瞑っていた目を開けモルガンさんを見ると―――
モルガンさんのつむじが見えた。
何かプルプルしてる。そして、耳が真っ赤である。
「……使過ぎるっ……」
何か呟いた後のモルガンさんは俺を目にも止まらぬ早さで背にしていた岩に乗せ足を開かせた。
水面が俺の足先に触れてピチャピチャと揺れる。
あ、この岩ほんのり温かい…なんて余裕をかましている場合ではなかった。
目の前のモルガンさんが膝を付き、俺の太股の根元を掴むとチミっこい俺の分身の前に顔を寄せて上目遣いで見仰いできた。
「それでは、剥かせていただきますね」
良い(黒い)笑顔をした直後、モルガンさんはパクッと俺の分身を咥えた。
「ひゃうっ?!」
そのまま軽く吸いついて頭を引いた後、舌先と思われるモノが先端に触れた感覚がしてビクリビクリと俺の身体が震えた。
ゆっくりねっとり先端の周りを舐め回されながら皮が剥かれていく。
ぞくぞくする感覚が腰を突き抜けてビクつくのを止められない。
モルガンさんの口がどんどん俺の子供チンコを呑み込んでいきながら舌を巧みに動かし皮を伸ばして亀頭を剥き出しにしているのが感覚で解った。
それだけじゃない。そこに血液が循環して膨らんでいってる気がする。もしかして、勃起し始めてる…?
「モルガンひゃんっ、起っひゃうっ起っひゃうっ!止まっひぇっ!」
快感が邪魔をして舌足らずになってはいるけど通じている筈だ!
「んちゅ、くちゅ、何故でしょう…チュパッ、抵抗感無く、舐めてしまえる…んむ、ちゅくっ、それにとても甘く感じますんむんむ…」
夢中で舐めしゃぶってるうぅっ?!
モルガンさんが壊れたぁあっ!!
「モルガンひゃんらめっ!らめぇっ!」
ぺしぺしモルガンの頭を叩いて意識をこっちに向けようと試みたら、何とか此方を見てくれた。
ゆっくり口から俺の子供チンコが現れ…っていつもより大きくなって…これ起ってるよおっ!
「ろうれふか?ひれえひんへはべほぅ?」
「舌付けながら喋らないでえ~っ」
その状態で喋る度に舌も唇も動いて刺激してくるんだよっ!
俺の訴えが通じたのか舌を離してくれた。
離してはくれたけど…口はまだ亀頭のすぐ近くだ。
「綺麗に向けたでしょう?とても美しくて可愛らしい形ですね。色も先が綺麗な桃色で美味しそうです…。口に含みやすいサイズで…咥えてほしいと誘惑してきます…」
モルガンさん壊れたままだった!!
「誘惑してないっ、しも、もう剥けたし大丈夫ですありがとうござああああんっ!!」
お察しの通り、また咥えられました。
「ちゅぽっちゅぽっんむんむんむぢゅっぢゅっぢゅっくちゅりくちゅり」
「あうん!…やぁっ…あっあっらめっ、んっ、出ちゃ、何かっ出ちゃっ…!」
大人の階段上がったばかりの俺の粗チンコに夢中でしゃぶりつく変態イケメンオジサン…何これ俺が悪いの?俺がモルガンさんを変態にしてんの?
吸う力がどんどん強くなっていって舌もこしゅこしゅ裏筋擦ってカリ首も右側・左側とベロベロ擦られ俺もおかしくなってくる…!
「あんんっ、んんんっ!んんんっ!はうんっ!」
気持ちいいけどイきそうでイかない…このまま快感地獄が続くのか?!辛いよ!
なかなかイケずに苦しんでいると、徐にモルガンさんの片手が太股から外れ、下の方へ向かっていき…ん?今、浄化の魔法を感じたんだけど…ひうっ!
俺のケツ孔に何か当たってる!
モルガンさんの頭で見えないけど、絶対指だよな?!
まさか…挿入れちゃうの?!
そんな!其処も刺激されたらもう…もう…
「にゅち…」
「らめぇぇぇええああっ!!!」
ビュクビュクッ!ぴゅ…ぴゅ……
「んく…んく…」
ちょっと指の先が孔に浸入しただけで一際大きな快感を与えられてお腹の辺りがキュンとして、そのまま体が痺れたように震え意識が一瞬飛んだ。どうやら一瞬だけどイったらしい。
俺が出した何かをモルガンさんはそのまま飲んでいく。
初めてだから、精液かどうかよく解らないのに…
いやいや!そういう問題じゃない!
「もっ、モルガンさんっ離してっ、吐き出してっ!」
というのは今更だった…もう呑み尽くされている…チミッコチンコに元通りしてるよ…
モルガンさんも口を離して…先をペロペロしないで!
ちょっとガクガクする足を何とか踏ん張って岩から降りようとする俺の太股をモルガンさんは確り掴んでその場に留め置いた。
「うむ…苦いと聞いていたのですが、塩味でした…」
それ、俺が出した何某の感想ですか?!
「他は知りたくもないので比べる対象も無いのですが、貴方のは呑みやすい味で大変良かったです」
俺…それにどう答えたらいいか解りません!!!
真っ赤になってる俺の顔をチラリと見た後、モルガンさんは残りの足にある傷痕や例の独占欲の痕をベロンベロンと消していき、足の指を一本一本ちゅぱちゅぱ吸って楽しんでいらした。
もうね…疲れました…
「モルガンさん…もう…揚がりたいです…」
「ちゅぱ…まだ背中側が残っていますよ?」
「明日以降でお願いします…」
「…そうですね、精も吐き出された事ですし、お疲れですよね。もう夜中でもありますし」
「うう…はい…」
「楽しみは取っておきましょう」
「え…?」
ふ、不穏な言葉が聞こえた気がする…気のせいであってほしい…でも今のところ気のせいだった試しがない…
この後、頭や体を洗ってもらい(不本意だ!)また聖泉に浸かって体を温め揚がった俺達は簡素な上下白の服を来て(体も拭かれたよ!髪の乾燥は魔法だったけどな!)諸々の寝る支度を終わらせ、教会内のモルガンさんの部屋にやってきた。
「この服…用意してあったみたいに子供用の大きさですね…」
「勿論ご用意しておりましたよ。ああ、態々買っていませんのでご心配無く。孤児院から借り受けてきた物です」
それはそれで気が引けるんだけど…
「その内買いに行きましょうね」
「……はい」
…金…どうすっかな……
うんうん悩んでいる内に、ベッドに入ったモルガンが上掛け布団を捲り手招きしていた。
あ!いっ、一緒に寝るのか!!寝場所考えてなかった!
…って、これも有無を云わさぬ感じですね…
とぼとぼ歩いてベッドに近付き靴を脱ぎ、ゆっくり乗り上げる。
横になっているモルガンさんの隣に寝転がれば、そっと布団を掛けてくれ、そのまま優しく抱き締めてくれた。
「明日から3日程空けておりますので、たくさんお話して、後は諸々の準備のご相談や説明をいたしましょう」
「はい…」
急に色々あったからか将又長湯したからか、眠気がかなりきている。
こんなに眠くなったのなんて何年ぶりだろうか。
「もう、大丈夫ですから…安心しておやすみなさい」
抱き締めながら頭を撫でてくれる良い匂いのする大きな男性の温もりに、恐怖ではなく安らぎを感じているのが不思議だけれど心地好くて、ああ、モルガンさんだからなんだなと納得している内に眠りに落ちていった…
「おやすみなさい、私の天使…」
……………んん?
‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥
体洗う時も何かしらあったんじゃないかって?
その内書く予定ではあります。まだナメナメ終わってないので。
長くなりました…ははは…
今更ですがモルガンさんが変態です。ご注意ください。
‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥
舌で舌を絡め取り吸い上げてくるのが気持ち良くて堪らない。
口腔内で響く水音も刺激も全部が背中から腰へ甘い疼きを与えてくる。
モルガンさんとは思えないくらい切羽詰まったような乱暴なキスに翻弄されてしまう…!
「くちゅっちゅぷっちゅくっちゅっ…ちゅ……はぁ…どうか…今は私とどうしたいかだけ考えてください…。私を、此処に受け入れられますか?」
腰に回していた腕が離され俺のお尻に掌が移動した。心許無くなった俺が緩めていた腕に力を入れて抱き付くと、中指を俺の尻穴の入り口に添え、クルクルと撫でて擽ってきた。
「ひうんっ…!」
このまま身を任せていいのか…?
さっき、奥さんの話を出したら誤魔化すようにキスされた。
モルガンさんは俺の事凄く解ってくれるけど、俺はモルガンさんの事全然知らない。当たり前だ、ついさっき会ったばかりなんだから。[私]の記憶にも奥さんについて何も書いてなかったし。知っているのは見た目と立ち場くらいで…。
そうだ、前頭目も奴隷初日に犯されて何も知ろうとしないままだった。他の奴等にだってそうだ。
恐怖からの逃避や、快楽や興味だけでしていたら、今までと変わらない。
俺、モルガンさんの事を何も知らないまま体を繋げたら、きっと後悔する。
モルガンさんとアイツ等を一緒になんてしたくない!
「…ダメ…挿入れちゃダメです」
俺の言葉で指の動きが止まった。
「私ではいけませんか…?」
「ちっ、違う!モルガンさんが嫌とかじゃなくて!さっき会ったばかりだし!ちゃんとモルガンさんの事知りたい!知ってからじゃないと最後までするのは…どうでもいいみたいで嫌なんだ。思わせぶりな事ばっか言ってごめんなさいっ。俺、俺……」
モルガンさんの瞳をじっと見つめる。
静かで穏やかな雰囲気になったモルガンさんの表情。
あれだけ余裕無さげだった姿は鳴りを潜め、俺の言葉を聴こうとしてくれている。
だから、ちゃんと伝わる様に、伝える事を諦めないように―――
「モルガンさんとちゃんと向き合いたい、関わりたいから……最後までは出来ない、です」
今までの自分を卒業したい。それは俺の我が儘だ。
けど、必要な事なんだ。
モルガンさんの幸せそうな顔を見たいと思った気持ちを嘘にしない為に。
モルガンさんが奥さんを蔑ろにするような人とは思えないけど、ちゃんと確認しないと不幸にしてしまう。
「………解りました」
優しい声色で了承の言葉を紡ぎながら、モルガンさんは俺の額に口付けを落とした。
「私も少し焦ってしまったようです。申し訳ありませんでした。私も貴方を知りたいと思っています。そうですね…今日は傷を全て消して、明日はたくさんお話いたしましょう」
「っ…。はいっ」
自分勝手な俺に穏やかな微笑みを向けてくれるモルガンさん。それだけで、こんなにも満たされる。
神様、この人を使徒の仲間に選んでくれてありがとうございます…。
と、微笑みあったのに、穏やかな空気はすぐにギラギラに戻った。何故?!
「という訳で、[治療]を再開しますね?」
治療だと強調しながらまたさっきの上半身を倒された体勢になって胸の方に顔を寄せる。
あ…と思う間もなくペロリと胸の傷を舐められた。
「んぁっ…」
「早く消してしまいましょうね…ぴちゅ…ぴちゃ…」
胸を這う舌の擽ったさで、長年に亘って開発され敏感になっている胸の小さな蕾が普通の状態より立ち上がり存在を主張している。
たくさんの男に弄ばれた筈なのに未だに綺麗なピンク色を保っていて、清純そうでいて淫らな姿をしている。
周りを舐められているだけで起つなんて、完全に見た目詐欺だ。
もう胸辺りの傷を全部消し終えたのに、胸からモルガンさんの顔が離れない。
気持ち良さで少し呆けていた俺も気になって見た瞬間、あの舌の先が主張している胸の突起をチロチロ掠めるように動いた。
途端に走る刺激が喉の奥に擽るような快感を巡らせる。
「ひやんっ!あんっ!あっ…!あうんっ…!」
気持ち良さから逃げる為に身を捩ろうとしても、モルガンさんに腰と項を掴まれてあまり動けない。
ただチロチロ舐めていたのについには口に含んで吸うように舐め出した。
「しょこっ、傷無いっ…!」
「ちゅ…此処も、敏感になってしまう程弄ばれたのでしょう?なら、しっかり上書きしますからね」
そう言ったモルガンさんの笑顔は、ちょっと怖かった。
「んぁんっ…んんっ…んふっ…!」
モルガンさんの肩を掴みながら声を必死に我慢するけど、それでも漏れる嬌声が反響して大きく聞こえてしまう。
それが羞恥を煽って熱を下げさせてくれない。
両方の先端を一頻り舐めた後、ゆっくりまた降下してゆく最早淫猥なモノにしか見えない癒しの舌が腹部周りの傷を消しながらとうとう俺の分身まで到達してしまった。
項を支えていた手も今は腰を掴んでいる。
俺は微温湯の張った底に手を付いて少し仰け反り俺の分身を見せつけるような体勢にならざるを得なかった。
まだ下の毛が生えておらず根元までよく見える俺の……まだ剥けきっていない子供チンコをガン見しているモルガンさん。
めっちゃ見てる!モルガンさんめっちゃ見てるよ!!
前頭目が楽しみに取っておいた剥き剥きタイムは永久延長され、現頭目も『これはこうだから価値があるんだ』って剥くのも扱くのも禁止されて、実は手コキした事が無い。
尻でイく事を憶えさせられて、実は夢精もまだだったりする…。うん、精通してません…。悪いか!!泣くぞっ?!
もう散々エロい事してきた俺だけど、男としての機能はお子様なままなのだ。
「ミシェル様、宜しいですか?」
「え?」
「私なら、私のこの舌でなら、痛みも無く剥いて差し上げられますよ」
ちゅっ、と俺の息子の先端に口付けするモルガンさんを直視してしまって、顔を手で覆いたいのに出来ないから思わず目をキツく瞑った。
今の目に毒!卑猥過ぎる!
「どうしますか?剥きますか?剥きませんか?」
あああ…何て選択肢だぁぁああっ!!
恥ずかしいけど、剥くのが痛いならモルガンさんにやってもらうのが一番だろう。
もう前頭目も居なければ現頭目の所に戻る訳でも…無い。
此処で決意しなければ決別の気持ちを嘘にしてしまうよな。
意を決してモルガンさんに頼む。
「……いてください…」
小声になっちまったよおぉぉっ!
「はい?」
もう一度聞こえる声で言えって笑顔をしてるよ!さすがだな!
くっ…いっそ、いっそ、恥ずかしい言い方して気合い入れるぜぇ!!
「お…俺のおちんちん、剥き剥きしてください…っ」
どうだぁ!聞いた人も恥ずかしくなるだろいっ!!言った本人?めちゃくちゃ恥ずかしいに決まってるだろっ!!
…静かである。
あれ?これ寧ろ引かれた…?すっげえ勇気出して言ったんだけど…
不安になって瞑っていた目を開けモルガンさんを見ると―――
モルガンさんのつむじが見えた。
何かプルプルしてる。そして、耳が真っ赤である。
「……使過ぎるっ……」
何か呟いた後のモルガンさんは俺を目にも止まらぬ早さで背にしていた岩に乗せ足を開かせた。
水面が俺の足先に触れてピチャピチャと揺れる。
あ、この岩ほんのり温かい…なんて余裕をかましている場合ではなかった。
目の前のモルガンさんが膝を付き、俺の太股の根元を掴むとチミっこい俺の分身の前に顔を寄せて上目遣いで見仰いできた。
「それでは、剥かせていただきますね」
良い(黒い)笑顔をした直後、モルガンさんはパクッと俺の分身を咥えた。
「ひゃうっ?!」
そのまま軽く吸いついて頭を引いた後、舌先と思われるモノが先端に触れた感覚がしてビクリビクリと俺の身体が震えた。
ゆっくりねっとり先端の周りを舐め回されながら皮が剥かれていく。
ぞくぞくする感覚が腰を突き抜けてビクつくのを止められない。
モルガンさんの口がどんどん俺の子供チンコを呑み込んでいきながら舌を巧みに動かし皮を伸ばして亀頭を剥き出しにしているのが感覚で解った。
それだけじゃない。そこに血液が循環して膨らんでいってる気がする。もしかして、勃起し始めてる…?
「モルガンひゃんっ、起っひゃうっ起っひゃうっ!止まっひぇっ!」
快感が邪魔をして舌足らずになってはいるけど通じている筈だ!
「んちゅ、くちゅ、何故でしょう…チュパッ、抵抗感無く、舐めてしまえる…んむ、ちゅくっ、それにとても甘く感じますんむんむ…」
夢中で舐めしゃぶってるうぅっ?!
モルガンさんが壊れたぁあっ!!
「モルガンひゃんらめっ!らめぇっ!」
ぺしぺしモルガンの頭を叩いて意識をこっちに向けようと試みたら、何とか此方を見てくれた。
ゆっくり口から俺の子供チンコが現れ…っていつもより大きくなって…これ起ってるよおっ!
「ろうれふか?ひれえひんへはべほぅ?」
「舌付けながら喋らないでえ~っ」
その状態で喋る度に舌も唇も動いて刺激してくるんだよっ!
俺の訴えが通じたのか舌を離してくれた。
離してはくれたけど…口はまだ亀頭のすぐ近くだ。
「綺麗に向けたでしょう?とても美しくて可愛らしい形ですね。色も先が綺麗な桃色で美味しそうです…。口に含みやすいサイズで…咥えてほしいと誘惑してきます…」
モルガンさん壊れたままだった!!
「誘惑してないっ、しも、もう剥けたし大丈夫ですありがとうござああああんっ!!」
お察しの通り、また咥えられました。
「ちゅぽっちゅぽっんむんむんむぢゅっぢゅっぢゅっくちゅりくちゅり」
「あうん!…やぁっ…あっあっらめっ、んっ、出ちゃ、何かっ出ちゃっ…!」
大人の階段上がったばかりの俺の粗チンコに夢中でしゃぶりつく変態イケメンオジサン…何これ俺が悪いの?俺がモルガンさんを変態にしてんの?
吸う力がどんどん強くなっていって舌もこしゅこしゅ裏筋擦ってカリ首も右側・左側とベロベロ擦られ俺もおかしくなってくる…!
「あんんっ、んんんっ!んんんっ!はうんっ!」
気持ちいいけどイきそうでイかない…このまま快感地獄が続くのか?!辛いよ!
なかなかイケずに苦しんでいると、徐にモルガンさんの片手が太股から外れ、下の方へ向かっていき…ん?今、浄化の魔法を感じたんだけど…ひうっ!
俺のケツ孔に何か当たってる!
モルガンさんの頭で見えないけど、絶対指だよな?!
まさか…挿入れちゃうの?!
そんな!其処も刺激されたらもう…もう…
「にゅち…」
「らめぇぇぇええああっ!!!」
ビュクビュクッ!ぴゅ…ぴゅ……
「んく…んく…」
ちょっと指の先が孔に浸入しただけで一際大きな快感を与えられてお腹の辺りがキュンとして、そのまま体が痺れたように震え意識が一瞬飛んだ。どうやら一瞬だけどイったらしい。
俺が出した何かをモルガンさんはそのまま飲んでいく。
初めてだから、精液かどうかよく解らないのに…
いやいや!そういう問題じゃない!
「もっ、モルガンさんっ離してっ、吐き出してっ!」
というのは今更だった…もう呑み尽くされている…チミッコチンコに元通りしてるよ…
モルガンさんも口を離して…先をペロペロしないで!
ちょっとガクガクする足を何とか踏ん張って岩から降りようとする俺の太股をモルガンさんは確り掴んでその場に留め置いた。
「うむ…苦いと聞いていたのですが、塩味でした…」
それ、俺が出した何某の感想ですか?!
「他は知りたくもないので比べる対象も無いのですが、貴方のは呑みやすい味で大変良かったです」
俺…それにどう答えたらいいか解りません!!!
真っ赤になってる俺の顔をチラリと見た後、モルガンさんは残りの足にある傷痕や例の独占欲の痕をベロンベロンと消していき、足の指を一本一本ちゅぱちゅぱ吸って楽しんでいらした。
もうね…疲れました…
「モルガンさん…もう…揚がりたいです…」
「ちゅぱ…まだ背中側が残っていますよ?」
「明日以降でお願いします…」
「…そうですね、精も吐き出された事ですし、お疲れですよね。もう夜中でもありますし」
「うう…はい…」
「楽しみは取っておきましょう」
「え…?」
ふ、不穏な言葉が聞こえた気がする…気のせいであってほしい…でも今のところ気のせいだった試しがない…
この後、頭や体を洗ってもらい(不本意だ!)また聖泉に浸かって体を温め揚がった俺達は簡素な上下白の服を来て(体も拭かれたよ!髪の乾燥は魔法だったけどな!)諸々の寝る支度を終わらせ、教会内のモルガンさんの部屋にやってきた。
「この服…用意してあったみたいに子供用の大きさですね…」
「勿論ご用意しておりましたよ。ああ、態々買っていませんのでご心配無く。孤児院から借り受けてきた物です」
それはそれで気が引けるんだけど…
「その内買いに行きましょうね」
「……はい」
…金…どうすっかな……
うんうん悩んでいる内に、ベッドに入ったモルガンが上掛け布団を捲り手招きしていた。
あ!いっ、一緒に寝るのか!!寝場所考えてなかった!
…って、これも有無を云わさぬ感じですね…
とぼとぼ歩いてベッドに近付き靴を脱ぎ、ゆっくり乗り上げる。
横になっているモルガンさんの隣に寝転がれば、そっと布団を掛けてくれ、そのまま優しく抱き締めてくれた。
「明日から3日程空けておりますので、たくさんお話して、後は諸々の準備のご相談や説明をいたしましょう」
「はい…」
急に色々あったからか将又長湯したからか、眠気がかなりきている。
こんなに眠くなったのなんて何年ぶりだろうか。
「もう、大丈夫ですから…安心しておやすみなさい」
抱き締めながら頭を撫でてくれる良い匂いのする大きな男性の温もりに、恐怖ではなく安らぎを感じているのが不思議だけれど心地好くて、ああ、モルガンさんだからなんだなと納得している内に眠りに落ちていった…
「おやすみなさい、私の天使…」
……………んん?
‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥
体洗う時も何かしらあったんじゃないかって?
その内書く予定ではあります。まだナメナメ終わってないので。
応援ありがとうございます!
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