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146話、睡魔に襲われる真昼時
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「ねむい」
「ねむいわね~……」
旅人の村二日目の昼時。私とベアトリスは、簡易宿の狭い一部屋にあるベッドのふちを背もたれ代わりにしながら、弱々しい声を出していた。
昨日は結局明け方まで旅人達のざわめきや喧騒が止まず、私達二人は眠れず仕舞いだったのだ。
一睡もせず迎えた朝焼けは目にまぶしく、脳髄が焼かれる気分だったのを覚えている。特にベアトリスはか細い声で「焼ける……脳が焼ける……」と呟いていて怖かった。吸血鬼だからことさら日光に弱いのだろう。
なので旅を再開するのを諦め、今度は簡易宿を借りて一泊する事に決めたのだ。
そうして借りた簡易宿の一室。寝不足で視界はぼやけ、脳の動きは鈍くなり思考の回転が止まった中、私とベアトリスはただただ時間が過ぎ去るのを待っていたのだ。
「ねむい……」
「……ねむすぎるわね」
そうして、こんな意味の無い言葉を二人してひたすら呟く。
私達の異様な姿にライラはなにを思ったのか、顔をひきつらせていた。
「ね、眠かったら寝たらいいじゃない」
ライラに言われるも、私とベアトリスは力なく首を振る。
「今寝たら……夜眠れなくなるじゃん……」
「そうよ……体内時計が乱れて昼夜逆転してしまうわ……」
「……リリアはともかく、吸血鬼のセリフかしら、それ」
ライラのツッコみには同意だったが、元気が無かったので無言のまま胸の中で頷いておく。吸血鬼なんだから、むしろ今のベアトリスの方が昼夜逆転してるよね。
「まあ、二人が夜まで寝ずにねばるって言うなら私は別にいいけど……とりあえずお昼ごはんくらいは食べたら?」
「……いや、いいや」
今お腹が満たされたら絶対に寝る。だからお昼を拒否すると、ライラは一瞬呆けて、次には信じられないと驚愕に頬をひきつらせていた。
「リリアがお昼ごはんを拒否するなんて……今日は空からオリーブオイルが降ってくるわね」
どういう意味だよ。それを言うなら雨が降るじゃない? 空からオリーブオイルが降るとか異常を通り越して世界の終わりだって。あのオリーブオイル専門店しか喜ばないよ。
……あ、ライラからすると私がお昼ごはん拒否するのはそれくらいとんでもないって事? 私の事を何だと思ってるんだろう……。
なんて心の中で思うのだが実際に言葉にする気力がわいてこない。ねむい……ねむいんだよ……もう寝たい……。
「リリア……? リリア……! ダメよ! 寝たら終わりよ! せっかくお昼までがんばって来たじゃない!」
ベアトリスが私の肩をがくがくと揺さぶる。起きてる……起きてるから止めて、揺らさないで。寝不足の脳が揺れて酔う。気持ち悪くなっちゃう。
「う、うえ……起きてるから揺らさないで……後ライラ、宿に来る前にクッキー買っといたから、お腹空いてたらひとまずそれで空腹を満たして……」
「……まあいいけど。夜はちゃんと食べるのよね?」
こくこくと頷く。夜は何か軽く食べてそのまま寝る。食べてからすぐ寝ると胃とか食道とかによろしくないと聞いた気もするが、構ってられない。
ライラは私の鞄の中に体を突っ込み、さっき買っておいた袋包みのクッキーを取りだした。
袋の入口を結ぶ紐を器用に解き、その小さな体からすると大きいクッキーをぼりぼり食べ始める。
……おいしそうだな。一個くらい私もつまもうかな……。
そう思って手を伸ばすと、ベアトリスに掴み止められた。
「……なに?」
「クッキーを食べようと言うのなら止めて起きなさい。今食べたら絶対寝るわよ」
「……そうだね。それもそうだね」
なぜか二回も納得した私は、手をひっこめた。
そしてまたぼーっとクッキーを頬張るライラを見つめる。
チョコ系のまっ黒なクッキーをおいしそうにぼりぼり噛んでいる。
「……」
「ちょっと! 何クッキーに手を伸ばしているのよ!」
「……はっ!? 今のは無意識だった」
どうやら無意識に手が伸びていたらしい。ベアトリスが止めなければクッキーを食べていただろう……ありがとうベアトリス。
ありがとうなんだけど……いや、一個くらい食べてもいいんじゃない? ねえ? 一個くらいなら大丈夫だって。
「……」
「……!? な、何で手に力入れてるのよ……!」
「大丈夫……大丈夫だから……」
「何が!? どう考えても大丈夫じゃないわよ……! クッキーを食べるかどうかじゃなくて、そこまで必死でクッキーに手を伸ばしているあなたがよ!?」
私の手首を掴むベアトリスの手に力がこもり、必死で食い止める。ちょっ……痛い。痛いって……!
「分かった、分かったから……諦める。夜まで何も食べずに眠気に耐える……だから手を離して……」
「……本当かしら」
ベアトリスが手を離し、私の右手が自由になった。私は間髪入れずクッキーに手を伸ばす。
「ほらぁ! 大丈夫じゃなかったぁっ!」
読んでいたとばかりに私の手はまたベアトリスに掴み止められる。
「一個だけ……一個だけだから……!」
「それが命取りなのよ! 一個食べたらそのままお腹が満たされるまで食べて、眠気が増幅されて結局このお昼真っ盛りに眠る事になるわ……!」
「いいじゃん……! もうそうなったら夜に旅を再開すればいいじゃん……!」
「良くないわよ……! 夜道は危ないでしょうが……!」
「吸血鬼のセリフかなぁ? それ」
「吸血鬼にだって常識はあるのよ……!」
あったのか……。
「そんなにクッキーが食べたいのなら、私を倒してから食べなさいっ」
「……どういう事?」
さすがに意味が分からなかった。ベアトリスを張り倒せとでも言うのだろうか。多分……無理でしょ。魔女とはいえ人間である私より、吸血鬼の彼女の方が身体能力は上でしょ……。
「ジャンケンよジャンケン。これで私に勝てれば一個だけクッキー食べたらいいわ」
「……なるほど」
「なにが『なるほど』なのかしら」
クッキーをぼりぼり食べてるライラにツッコまれるも、私の脳はなぜツッコまれたのか理解できなかった。ジャンケンで勝てばクッキーを食べられる。実に分かりやすい話じゃないか。
「いいよ、分かった。正直ベアトリスにジャンケンで負ける気はしないもん」
「その謎の自信はどこから来るの? 釣りの時といい無根拠な自信を抱く時あるわよね、あなた」
「魔女なんて自信家じゃないとやってけないものなんだよ……」
「また謎の理論を……まあいいわ。ジャンケンするわよ。はい! 最初はグー!」
「ジャンケン! チョキ!」
「グー!」
……は? 負けたじゃん。絶対勝てると思ったのに。あの自信なんだったんだ。
「これが現実よ。これに懲りたら無根拠な自信は持たないことね」
何だか勝ち誇ってるベアトリスに、私は返す言葉が無かった。今の私は敗者……クッキーを食べられないし、反論する事もできない。それが敗者なのだ……。
「じゃあ一個クッキーを貰うわ。ラズベリークッキー~♪」
ベアトリスは嬉々としてクッキー袋に手を伸ばし、ラズベリークッキーを選んでぼりぼり食べ始めた。
……え? いや、あれ? そういう話だっけ? 私がクッキー食べるのを止める感じじゃなかった? ベアトリスが勝ったら勝ったでクッキー食べるの?
「どういうことだよ……」
もう何が正しくて何が間違っているのか。今この状況は現実なのか夢なのか、寝不足の脳では色々分からなくなってきた。
訳が分からなくなって頭を抱え込んだ私の耳に、ぼそっとしたライラの呟きが聞こえてくる。
「……寝不足って怖いのね。二人とも脳が蕩けてるわ」
寝不足で訳が分からなくなった私達を見ていたライラの、まともな意見だった。
「ねむいわね~……」
旅人の村二日目の昼時。私とベアトリスは、簡易宿の狭い一部屋にあるベッドのふちを背もたれ代わりにしながら、弱々しい声を出していた。
昨日は結局明け方まで旅人達のざわめきや喧騒が止まず、私達二人は眠れず仕舞いだったのだ。
一睡もせず迎えた朝焼けは目にまぶしく、脳髄が焼かれる気分だったのを覚えている。特にベアトリスはか細い声で「焼ける……脳が焼ける……」と呟いていて怖かった。吸血鬼だからことさら日光に弱いのだろう。
なので旅を再開するのを諦め、今度は簡易宿を借りて一泊する事に決めたのだ。
そうして借りた簡易宿の一室。寝不足で視界はぼやけ、脳の動きは鈍くなり思考の回転が止まった中、私とベアトリスはただただ時間が過ぎ去るのを待っていたのだ。
「ねむい……」
「……ねむすぎるわね」
そうして、こんな意味の無い言葉を二人してひたすら呟く。
私達の異様な姿にライラはなにを思ったのか、顔をひきつらせていた。
「ね、眠かったら寝たらいいじゃない」
ライラに言われるも、私とベアトリスは力なく首を振る。
「今寝たら……夜眠れなくなるじゃん……」
「そうよ……体内時計が乱れて昼夜逆転してしまうわ……」
「……リリアはともかく、吸血鬼のセリフかしら、それ」
ライラのツッコみには同意だったが、元気が無かったので無言のまま胸の中で頷いておく。吸血鬼なんだから、むしろ今のベアトリスの方が昼夜逆転してるよね。
「まあ、二人が夜まで寝ずにねばるって言うなら私は別にいいけど……とりあえずお昼ごはんくらいは食べたら?」
「……いや、いいや」
今お腹が満たされたら絶対に寝る。だからお昼を拒否すると、ライラは一瞬呆けて、次には信じられないと驚愕に頬をひきつらせていた。
「リリアがお昼ごはんを拒否するなんて……今日は空からオリーブオイルが降ってくるわね」
どういう意味だよ。それを言うなら雨が降るじゃない? 空からオリーブオイルが降るとか異常を通り越して世界の終わりだって。あのオリーブオイル専門店しか喜ばないよ。
……あ、ライラからすると私がお昼ごはん拒否するのはそれくらいとんでもないって事? 私の事を何だと思ってるんだろう……。
なんて心の中で思うのだが実際に言葉にする気力がわいてこない。ねむい……ねむいんだよ……もう寝たい……。
「リリア……? リリア……! ダメよ! 寝たら終わりよ! せっかくお昼までがんばって来たじゃない!」
ベアトリスが私の肩をがくがくと揺さぶる。起きてる……起きてるから止めて、揺らさないで。寝不足の脳が揺れて酔う。気持ち悪くなっちゃう。
「う、うえ……起きてるから揺らさないで……後ライラ、宿に来る前にクッキー買っといたから、お腹空いてたらひとまずそれで空腹を満たして……」
「……まあいいけど。夜はちゃんと食べるのよね?」
こくこくと頷く。夜は何か軽く食べてそのまま寝る。食べてからすぐ寝ると胃とか食道とかによろしくないと聞いた気もするが、構ってられない。
ライラは私の鞄の中に体を突っ込み、さっき買っておいた袋包みのクッキーを取りだした。
袋の入口を結ぶ紐を器用に解き、その小さな体からすると大きいクッキーをぼりぼり食べ始める。
……おいしそうだな。一個くらい私もつまもうかな……。
そう思って手を伸ばすと、ベアトリスに掴み止められた。
「……なに?」
「クッキーを食べようと言うのなら止めて起きなさい。今食べたら絶対寝るわよ」
「……そうだね。それもそうだね」
なぜか二回も納得した私は、手をひっこめた。
そしてまたぼーっとクッキーを頬張るライラを見つめる。
チョコ系のまっ黒なクッキーをおいしそうにぼりぼり噛んでいる。
「……」
「ちょっと! 何クッキーに手を伸ばしているのよ!」
「……はっ!? 今のは無意識だった」
どうやら無意識に手が伸びていたらしい。ベアトリスが止めなければクッキーを食べていただろう……ありがとうベアトリス。
ありがとうなんだけど……いや、一個くらい食べてもいいんじゃない? ねえ? 一個くらいなら大丈夫だって。
「……」
「……!? な、何で手に力入れてるのよ……!」
「大丈夫……大丈夫だから……」
「何が!? どう考えても大丈夫じゃないわよ……! クッキーを食べるかどうかじゃなくて、そこまで必死でクッキーに手を伸ばしているあなたがよ!?」
私の手首を掴むベアトリスの手に力がこもり、必死で食い止める。ちょっ……痛い。痛いって……!
「分かった、分かったから……諦める。夜まで何も食べずに眠気に耐える……だから手を離して……」
「……本当かしら」
ベアトリスが手を離し、私の右手が自由になった。私は間髪入れずクッキーに手を伸ばす。
「ほらぁ! 大丈夫じゃなかったぁっ!」
読んでいたとばかりに私の手はまたベアトリスに掴み止められる。
「一個だけ……一個だけだから……!」
「それが命取りなのよ! 一個食べたらそのままお腹が満たされるまで食べて、眠気が増幅されて結局このお昼真っ盛りに眠る事になるわ……!」
「いいじゃん……! もうそうなったら夜に旅を再開すればいいじゃん……!」
「良くないわよ……! 夜道は危ないでしょうが……!」
「吸血鬼のセリフかなぁ? それ」
「吸血鬼にだって常識はあるのよ……!」
あったのか……。
「そんなにクッキーが食べたいのなら、私を倒してから食べなさいっ」
「……どういう事?」
さすがに意味が分からなかった。ベアトリスを張り倒せとでも言うのだろうか。多分……無理でしょ。魔女とはいえ人間である私より、吸血鬼の彼女の方が身体能力は上でしょ……。
「ジャンケンよジャンケン。これで私に勝てれば一個だけクッキー食べたらいいわ」
「……なるほど」
「なにが『なるほど』なのかしら」
クッキーをぼりぼり食べてるライラにツッコまれるも、私の脳はなぜツッコまれたのか理解できなかった。ジャンケンで勝てばクッキーを食べられる。実に分かりやすい話じゃないか。
「いいよ、分かった。正直ベアトリスにジャンケンで負ける気はしないもん」
「その謎の自信はどこから来るの? 釣りの時といい無根拠な自信を抱く時あるわよね、あなた」
「魔女なんて自信家じゃないとやってけないものなんだよ……」
「また謎の理論を……まあいいわ。ジャンケンするわよ。はい! 最初はグー!」
「ジャンケン! チョキ!」
「グー!」
……は? 負けたじゃん。絶対勝てると思ったのに。あの自信なんだったんだ。
「これが現実よ。これに懲りたら無根拠な自信は持たないことね」
何だか勝ち誇ってるベアトリスに、私は返す言葉が無かった。今の私は敗者……クッキーを食べられないし、反論する事もできない。それが敗者なのだ……。
「じゃあ一個クッキーを貰うわ。ラズベリークッキー~♪」
ベアトリスは嬉々としてクッキー袋に手を伸ばし、ラズベリークッキーを選んでぼりぼり食べ始めた。
……え? いや、あれ? そういう話だっけ? 私がクッキー食べるのを止める感じじゃなかった? ベアトリスが勝ったら勝ったでクッキー食べるの?
「どういうことだよ……」
もう何が正しくて何が間違っているのか。今この状況は現実なのか夢なのか、寝不足の脳では色々分からなくなってきた。
訳が分からなくなって頭を抱え込んだ私の耳に、ぼそっとしたライラの呟きが聞こえてくる。
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