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186話、深夜のビールとコフタ
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夜ごはんを食べてお腹いっぱいにした後、私達は宿へ帰る前に町中をぶらぶらと散歩していた。
同じ町でも、昼と夜では雰囲気が大分違う。空が暗くなるとお酒を提供する飲食店も本格的に開店し始め、辺りはにわかに賑わうのだ。
暗がりの中でも外灯やお店の明かりが浮かび上がり、どことなく別世界へ迷い込んだような気持ちになってしまう。
この時間だと市場は閑散としているので、特に当てもなく飲食店街を歩くしかない。
腹ごなしにはなるし、次に食べたい料理をリサーチできるので、まんざら無駄な時間というわけでもなかった。
飲食店街を抜けた所には、屋台が連なる夜市が開催されていた。
野外に木製テーブルが設置され、屋台で買った飲食物をそのまま食べることができるようだ。
屋台ではリアルタイムで料理が作られているので、おいしそうな匂いがダイレクトで感じ取れる。
これはまずい。さっきごはんを食べたばかりなのに、また何か食べたくなってくる……。
それに何が一番まずいかと言うと……。
「あら、お酒売ってるじゃないっ」
そう、この手の夜の屋台では当然のようにお酒類が売られているのだ。
ベアトリスは夜になって調子が良くなっているのもあるのか、目を輝かせてビールを販売する屋台へとふらふら引き寄せられていた。花の蜜を求める蝶みたいだ。
「ベアトリス、またお酒飲むの?」
「ちょっとだけっ。ちょっとだけよっ! 二日酔いするくらいには飲まないからっ!」
さすがのベアトリスも私の言わんとしていることを感じ取ったらしく、手を合わせて懇願してくる。
まあ、自重してくれる分には別にいいんだけど……。
「なら私もちょっとお酒飲んでみようかな」
「あら、珍しい」
私がお酒苦手な事はベアトリスもすでに知っているので、目を丸くしていた。
「この前飲んだフルーツビールがおいしかったからね」
「……でもこんな所にフルーツビールなんて無いわよ」
確かに言われてみれば、こんな無骨な夜市にそんなおしゃれなお酒があるはずがない。どこも売っているのはビールだけだ。
「……まあ、ビール一杯なら大丈夫でしょ」
「そう、だったらリリアの分も私が買っておいてあげるから、ライラと一緒につまみでも買ってきてちょうだい」
「え? おつまみも食べるの?」
さっきごはん食べたばっかりなのに。私がそう聞くと、ベアトリスが呆れたように言った。
「当たり前でしょ! お酒っていうのはおつまみがあってこそなのよっ!」
そうなんだ……。お酒飲みだとそれが常識なんだ。ジュースとかだとそのまま飲むのは普通なのに……。
でも、朝のコーヒーにはパンとかドーナッツとかを合わせたいのと同じ考えなのかもしれない。
ベアトリスは、すごく真面目な顔をして私の肩を掴んできた。
「リリア、いい? どんなおつまみを買うかはあなたに一任するわ。ビールに合うおつまみを見繕ってくるのよ! これはあなたのセンスが試されているわ。代わりに私は、あなたも飲みやすいようなビールを探してくる。これは互いのセンスを競う勝負よ!」
なに勝手に勝負を始めてるんだ。
でもベアトリスの顔が本気すぎるので私は頷くだけだった。
「じゃあ私はさっそくビールを買ってくるわ。後であそこのテーブルで落ちあいましょう」
夜になって元気いっぱいなのか、ビールが飲みたくてうずうずしているのか、ベアトリスは靴音を鳴らしてさっそうと行ってしまった。
「……ビール探すって、別にその辺のでいいんじゃないかな」
ぽつりと言うと、私の帽子の上に座っていたライラがひょこっと顔を出してくる。
「銘柄によって結構味や飲みやすさが変わるらしいわよ」
「……え? なんでライラがそんなことを知ってるの?」
「ベアトリスが教えてくれたもの」
ベアトリスの奴……ライラに何を教えているんだ。可憐な妖精のライラが飲酒妖精ライラになったらどうするつもりなんだろう。
以前二人が好き放題がぱがぱお酒飲んでいた時にでも教えたんだろうな。
まあ、お酒の選定よりも食べ物を選ぶ方が私には合っているので文句は無い。
しかし夜市には色んな屋台が広がっていて、どこもかしこもおいしそうな料理ばかりだ。
ソースの香ばしい匂いが漂う焼きそばに、焼きトウモロコシ。じゃがバターなんかもある。
どれもおいしそうだけど……ベアトリスに頼まれたのはビールに合うおつまみだ。
正直全部ビールに合いそうだけど、何を買うべきだろう。
いっそのこと全部買うというのは……無理。お腹にそんな余裕はないから一つだけだ。
このたくさんの屋台から一つだけを選び出すのは、正直大変だ。
こんなの直感ですぐ決めちゃえばいいんだけど、私のセンスが試されるとまで言われたんだから、ちゃんと選びたい。
しかし私はビールにそこまで詳しくないからなぁ……。
ビールと言えば炭酸でしゅわしゅわしていて、ちょっとほろ苦い味。これに合いそうな料理と言えば……。
いや、焼きそばも焼きトウモロコシもじゃがバターも全部合うでしょ。
困ったな……と連なる屋台を順々に見ていた時、突然私の鼻が刺激された。
この独特な匂いは……スパイスだ。スパイスを使った料理がどこかにある。
その匂いをたどると、一つの屋台に行きあたった。
そこでは、コフタと呼ばれる羊のひき肉をこねて作った串団子が売られていた。
どうやらスパイスをふんだんに使っているらしく、肉の油が焼ける香ばしい匂いに刺激的なスパイスの香りが混じってすごくたまらない。
そういえば、前に黒ビールを飲んだ時はお肉と一緒だったな。
こういう刺激的な肉料理とビールは結構あうんじゃないだろうか。
そう直感した私は、すぐさまこのコフタを購入した。
三本入りでちょうど良い。熱々のコフタが入った紙袋を持ち、待ち合わせ場所へと向かう。
約束のテーブル席ではすでにベアトリスが座っており、ビールが三つ並べられていた。
「はい、買ってきたよ」
紙袋を置くと、ベアトリスが嬉々とする。
「あら、スパイスが効いた良い匂いね」
「コフタって言う羊のひき肉で作った肉団子を買ってきた」
「ふ~ん、つくねっぽいわね。いいじゃない」
どうやらベアトリス的には合格らしい。センスを疑われなくてほっとした。
ベアトリスの方はというと、透明なコップに入ったビールを買ったようだけど、見た目は何の変哲もない。
「普通のビールにしか見えないけど、他のとは違うの? これ」
「軽い口当たりでお酒が苦手な人も多分飲みやすいやつよ。一杯買って試飲したから間違いないわ」
すでに一杯ひっかけてるのか……。
ベアトリスが飲みやすいというのなら、それを信じよう。
さっそく私達は、串肉団子を片手に乾杯をした。
まずはビールを一口。
しゅわっとした炭酸に、ほのかな苦み。しかし苦みはあまり強くなく、飲み込むとすっきりとした味わいだった。
飲んだ後にくるアルコールのカっとした感じも無い。
「本当だ、飲みやすいかも」
「ね? 薄めのビールは飲みやすいのよ」
……ビールに濃い薄いってあるのかな?
でも飲みやすいのは事実。確かに薄い感じだ。
かといってビール感が薄いというわけではない。単純にすっきりとしていて飲みやすい。
ビールを一口楽しんだ後は、コフタを食べる。
羊肉は結構匂いが強くクセがあるらしいので、こうして香辛料をふんだんに効かせるらしい。
一口食べると、お肉の油っぽさと旨みに香辛料の香りが一気に飛び込んでくる。それでいて羊肉の独特のクセがちょっとやってくるのだ。
なるほど……これはおいしい。こんがり焼けたひき肉団子は肉汁がたっぷりで、肉の油と混じって強い旨みを発揮している。
この羊肉のクセと香辛料の香りが効いた後味をビールで流し込むと……。
「……っはぁっ、おいしい」
とてつもない爽快感だ。私は酒飲みではないけど、ベアトリスがお酒好きなのも理解できる。
それにしても私でも飲みやすいビールを探してくるなんて、ベアトリスもやるなぁ。
そう思って正面に座る彼女に視線を向けると……。
「はぐっ、んぐっ……ごくっごくっごくっ……ぷはっ! リリア、このコフタって言うつくね、すごくいいじゃない。ビールが最高に進むわっ!」
……。
金髪美女という見た目でビールを豪快にかっくらう姿はいかがな物だろう。初めて会った時は赤ワインとか優雅に飲んでたのになぁ。
こうしてベアトリスと旅をするようになって、私は一つだけ理解した。
最初に出会ったころのどこか格好良くて哀愁を感じる姿は、多分私の勘違いだ。
「やっぱりお酒は最高だわっ! よし、もう一杯買って……あら、ライラも飲み終わってるじゃない。ならライラの分も一緒に買ってくるわね!」
……うん。絶対に勘違いだ。
同じ町でも、昼と夜では雰囲気が大分違う。空が暗くなるとお酒を提供する飲食店も本格的に開店し始め、辺りはにわかに賑わうのだ。
暗がりの中でも外灯やお店の明かりが浮かび上がり、どことなく別世界へ迷い込んだような気持ちになってしまう。
この時間だと市場は閑散としているので、特に当てもなく飲食店街を歩くしかない。
腹ごなしにはなるし、次に食べたい料理をリサーチできるので、まんざら無駄な時間というわけでもなかった。
飲食店街を抜けた所には、屋台が連なる夜市が開催されていた。
野外に木製テーブルが設置され、屋台で買った飲食物をそのまま食べることができるようだ。
屋台ではリアルタイムで料理が作られているので、おいしそうな匂いがダイレクトで感じ取れる。
これはまずい。さっきごはんを食べたばかりなのに、また何か食べたくなってくる……。
それに何が一番まずいかと言うと……。
「あら、お酒売ってるじゃないっ」
そう、この手の夜の屋台では当然のようにお酒類が売られているのだ。
ベアトリスは夜になって調子が良くなっているのもあるのか、目を輝かせてビールを販売する屋台へとふらふら引き寄せられていた。花の蜜を求める蝶みたいだ。
「ベアトリス、またお酒飲むの?」
「ちょっとだけっ。ちょっとだけよっ! 二日酔いするくらいには飲まないからっ!」
さすがのベアトリスも私の言わんとしていることを感じ取ったらしく、手を合わせて懇願してくる。
まあ、自重してくれる分には別にいいんだけど……。
「なら私もちょっとお酒飲んでみようかな」
「あら、珍しい」
私がお酒苦手な事はベアトリスもすでに知っているので、目を丸くしていた。
「この前飲んだフルーツビールがおいしかったからね」
「……でもこんな所にフルーツビールなんて無いわよ」
確かに言われてみれば、こんな無骨な夜市にそんなおしゃれなお酒があるはずがない。どこも売っているのはビールだけだ。
「……まあ、ビール一杯なら大丈夫でしょ」
「そう、だったらリリアの分も私が買っておいてあげるから、ライラと一緒につまみでも買ってきてちょうだい」
「え? おつまみも食べるの?」
さっきごはん食べたばっかりなのに。私がそう聞くと、ベアトリスが呆れたように言った。
「当たり前でしょ! お酒っていうのはおつまみがあってこそなのよっ!」
そうなんだ……。お酒飲みだとそれが常識なんだ。ジュースとかだとそのまま飲むのは普通なのに……。
でも、朝のコーヒーにはパンとかドーナッツとかを合わせたいのと同じ考えなのかもしれない。
ベアトリスは、すごく真面目な顔をして私の肩を掴んできた。
「リリア、いい? どんなおつまみを買うかはあなたに一任するわ。ビールに合うおつまみを見繕ってくるのよ! これはあなたのセンスが試されているわ。代わりに私は、あなたも飲みやすいようなビールを探してくる。これは互いのセンスを競う勝負よ!」
なに勝手に勝負を始めてるんだ。
でもベアトリスの顔が本気すぎるので私は頷くだけだった。
「じゃあ私はさっそくビールを買ってくるわ。後であそこのテーブルで落ちあいましょう」
夜になって元気いっぱいなのか、ビールが飲みたくてうずうずしているのか、ベアトリスは靴音を鳴らしてさっそうと行ってしまった。
「……ビール探すって、別にその辺のでいいんじゃないかな」
ぽつりと言うと、私の帽子の上に座っていたライラがひょこっと顔を出してくる。
「銘柄によって結構味や飲みやすさが変わるらしいわよ」
「……え? なんでライラがそんなことを知ってるの?」
「ベアトリスが教えてくれたもの」
ベアトリスの奴……ライラに何を教えているんだ。可憐な妖精のライラが飲酒妖精ライラになったらどうするつもりなんだろう。
以前二人が好き放題がぱがぱお酒飲んでいた時にでも教えたんだろうな。
まあ、お酒の選定よりも食べ物を選ぶ方が私には合っているので文句は無い。
しかし夜市には色んな屋台が広がっていて、どこもかしこもおいしそうな料理ばかりだ。
ソースの香ばしい匂いが漂う焼きそばに、焼きトウモロコシ。じゃがバターなんかもある。
どれもおいしそうだけど……ベアトリスに頼まれたのはビールに合うおつまみだ。
正直全部ビールに合いそうだけど、何を買うべきだろう。
いっそのこと全部買うというのは……無理。お腹にそんな余裕はないから一つだけだ。
このたくさんの屋台から一つだけを選び出すのは、正直大変だ。
こんなの直感ですぐ決めちゃえばいいんだけど、私のセンスが試されるとまで言われたんだから、ちゃんと選びたい。
しかし私はビールにそこまで詳しくないからなぁ……。
ビールと言えば炭酸でしゅわしゅわしていて、ちょっとほろ苦い味。これに合いそうな料理と言えば……。
いや、焼きそばも焼きトウモロコシもじゃがバターも全部合うでしょ。
困ったな……と連なる屋台を順々に見ていた時、突然私の鼻が刺激された。
この独特な匂いは……スパイスだ。スパイスを使った料理がどこかにある。
その匂いをたどると、一つの屋台に行きあたった。
そこでは、コフタと呼ばれる羊のひき肉をこねて作った串団子が売られていた。
どうやらスパイスをふんだんに使っているらしく、肉の油が焼ける香ばしい匂いに刺激的なスパイスの香りが混じってすごくたまらない。
そういえば、前に黒ビールを飲んだ時はお肉と一緒だったな。
こういう刺激的な肉料理とビールは結構あうんじゃないだろうか。
そう直感した私は、すぐさまこのコフタを購入した。
三本入りでちょうど良い。熱々のコフタが入った紙袋を持ち、待ち合わせ場所へと向かう。
約束のテーブル席ではすでにベアトリスが座っており、ビールが三つ並べられていた。
「はい、買ってきたよ」
紙袋を置くと、ベアトリスが嬉々とする。
「あら、スパイスが効いた良い匂いね」
「コフタって言う羊のひき肉で作った肉団子を買ってきた」
「ふ~ん、つくねっぽいわね。いいじゃない」
どうやらベアトリス的には合格らしい。センスを疑われなくてほっとした。
ベアトリスの方はというと、透明なコップに入ったビールを買ったようだけど、見た目は何の変哲もない。
「普通のビールにしか見えないけど、他のとは違うの? これ」
「軽い口当たりでお酒が苦手な人も多分飲みやすいやつよ。一杯買って試飲したから間違いないわ」
すでに一杯ひっかけてるのか……。
ベアトリスが飲みやすいというのなら、それを信じよう。
さっそく私達は、串肉団子を片手に乾杯をした。
まずはビールを一口。
しゅわっとした炭酸に、ほのかな苦み。しかし苦みはあまり強くなく、飲み込むとすっきりとした味わいだった。
飲んだ後にくるアルコールのカっとした感じも無い。
「本当だ、飲みやすいかも」
「ね? 薄めのビールは飲みやすいのよ」
……ビールに濃い薄いってあるのかな?
でも飲みやすいのは事実。確かに薄い感じだ。
かといってビール感が薄いというわけではない。単純にすっきりとしていて飲みやすい。
ビールを一口楽しんだ後は、コフタを食べる。
羊肉は結構匂いが強くクセがあるらしいので、こうして香辛料をふんだんに効かせるらしい。
一口食べると、お肉の油っぽさと旨みに香辛料の香りが一気に飛び込んでくる。それでいて羊肉の独特のクセがちょっとやってくるのだ。
なるほど……これはおいしい。こんがり焼けたひき肉団子は肉汁がたっぷりで、肉の油と混じって強い旨みを発揮している。
この羊肉のクセと香辛料の香りが効いた後味をビールで流し込むと……。
「……っはぁっ、おいしい」
とてつもない爽快感だ。私は酒飲みではないけど、ベアトリスがお酒好きなのも理解できる。
それにしても私でも飲みやすいビールを探してくるなんて、ベアトリスもやるなぁ。
そう思って正面に座る彼女に視線を向けると……。
「はぐっ、んぐっ……ごくっごくっごくっ……ぷはっ! リリア、このコフタって言うつくね、すごくいいじゃない。ビールが最高に進むわっ!」
……。
金髪美女という見た目でビールを豪快にかっくらう姿はいかがな物だろう。初めて会った時は赤ワインとか優雅に飲んでたのになぁ。
こうしてベアトリスと旅をするようになって、私は一つだけ理解した。
最初に出会ったころのどこか格好良くて哀愁を感じる姿は、多分私の勘違いだ。
「やっぱりお酒は最高だわっ! よし、もう一杯買って……あら、ライラも飲み終わってるじゃない。ならライラの分も一緒に買ってくるわね!」
……うん。絶対に勘違いだ。
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