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第8話 やはり黒龍一人は不安なようだった
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「では続いて————」
「あれ、警護官はボク一人なのかい?」
「ええ、その予定ですが……」
「正直、ボク一人では守りきれないと思うよ。なんてったって、ボクが抱きついても嫌な顔一つ見せないんだぞ。せめてあと一人はいる」
「確かに……」
口に手を当て考える仕草をする橘さん。
え、納得するの?
てっきり一人だけかと思っていたんだけど。
「私も必要なんじゃないかと思う。この前、マンションを見に行った時も、その前も警戒することもなかったし、怯える様子すら見せていない」
山口さんも賛同するように声を上げた。
俺以外のみんなが同じ考えのようだ。
「決めなくていいんじゃないかなぁ……と思うんですが。黒龍さんだけでいいのではないですか?」
「阿宮さん! 正直に言わせてもらいますが、あなたは警戒心が足りません。いや、ありません!」
そんな俺って警戒心ないかな……。ちょっとショックなんだが。
「ボクがこう近づいても、君は逃げる素振り一つしないじゃないか。普通の男ならまず女を近づけさせない。つか付いてくるなら即座に痴女扱いで通報だよ?」
対面から俺の隣に移動してくる。そしてしゃがみ、顔を俺に近づけて、黒龍さんが言う。
「それじゃ、もう一人決めましょうか」
「いいね」
「そうしよう」
三人の意見が一致し、もう一人決める流れに。
俺の意見は!?
「えっと……」
「あ、君の意思を確認しておかないとな」
「ボクとしては君を守るためにも必要だと思うんだ」
「でも、俺は別に何も起こるとは思っていないんだけどな……」と、俺は小声でつぶやいた。
「それが問題なのよ、阿宮さん」
橘さんは厳しい口調で言い返してきた。
「危険がないと思っているときこそ、最も警戒が必要。予期せぬことが起こったときに備えておくべきだ」
山口さんがビシッと俺を指して言ってくる。
「わかった、わかったよ」
「ご理解いただきありがとうございます。では、この中から選んでください」
数枚の履歴書を渡される。
「えっと……」
履歴書の束を手に取り、一枚ずつめくっていく。どの候補者も立派な経歴を持っているが素人目でもわかる。大会優勝経験だったり、師範代クラスの人もいる。
「この人はどうですか?」
俺はその中でも一番気になった人の履歴書を差し出す。
写真には黒い髪を後ろに纏め、ポニーテールにしており、キリッとした目つき。道着を着ている様はまさに武術家という印象を受けた。
何があっても守ってくれそうだと直感が告げている。
「ふむ……柊 真帆ですか」
山口さんが横から覗き込んでいる。黒龍さんも気になっているのか、頑張って横から覗こうとしている。
その身長なら後ろから見た方がいいのでは。
「彼女は……なるほど、確かに適任かもしれない。代々、警護官を輩出する家系であり、武術それも刀を扱うことに長けていると聞く。それにルールに厳格で生真面目な性格だとも」
「なるほど。いいストッパーになりそうですね」
俺と黒龍さんを交互に見ている。
おい、なぜこっちを見る。黒龍さんだけでしょうよ。
「おいおい、なぜボクの方を見るんだい? ボクは至って冷静に仕事をこなすよ」
ジト目ってあんな感じを言うんだろうなぁ。と、そう思うような半目状態で、橘さんはじっとりと黒龍さんを見つめていた。
「全く酷いなぁ、橘君は」
大袈裟に両手を広げてみせる黒龍さん。
そのまま、こちらへ近づき当たり前のように隣に座ってきた。
「ねぇ、君もそうは思わないかい?」
「確かに、この人はストッパーが必要ですね」
「君まで言うのぉ? ボク泣いちゃうよ~」
あからさまな演技だな。バレバレだぞ?
本当に警護官だよねこの人。対面して少ししか立っていないのに、疑うくらいには言動と行動が職業と合ってないよ。
ほらまさに今、肩組んでくるし。
……ッ!?
何!? なんかゾワっとした。
俺は即座に黒龍さんへ視線を向ける。が、何事もなかったかのように前を向いていた。
「ん? 何かな?」
「いやなんでもないよ」
なんだったんだろう。
正面では橘さんと山口さんが真剣に議論している。柊って方にするかどうかかな?
そして俺が視線を資料に移した時、またゾワっと来る感覚があった。
首は動かさないように視線だけ、慎重に動かすと————俺の首筋に顔を埋める黒龍さんの姿があった。
「何するんですかっ!?」
「んー? 栄養補給。ボク、こうやって吸わないと死んじゃう病なんだよねぇ」
「嘘つけ」
思わず口から出た言葉に、橘さんと山口さんが何事かと顔を上げ、こちらを見てきた。
「何をしているんですか、黒龍さん!」
「ほらもう、目を離した隙にこれだよ……。本当に警護官務まるのか?」
「冗談、冗談だよ」
両手を上げ、ケタケタ笑いながら言い返す黒龍さん。
「やはり必要ですね」
「ああ」
「では、阿宮さん。柊さんが最有力候補ということでよろしいですか?」
真剣な表情に戻った橘さんがそう問いかけてくる。
「はい」
「かしこまりました。本人には私から連絡を入れておきますので」
「あれ、来てないんですね」
「ええ、まだ契約されてないとはいえ、訓練や仕事はありますから。むしろ黒龍さんが例外なだけですよ」
そうだったのか……。
「では後日、顔合わせし契約に移ることでよろしいですか?」
「はい、それでお願いします」
やっぱり一度会って性格とか知っといて決めたほうがいいだろうし。
黒龍さんみたいな人だと流石に困る。絶対、対応で疲れることが見えるよ。まぁ、身辺は安全だろうけど……一番近いところが危なくなりそう。
まぁ、これを見る感じそういうタイプではなさそうに思える。ほぼ契約確定とは考えているけど。
「契約の資料は用意しておいてください。よっぽどのことがない限り、この人に決めたいと考えていますので」
「かしこまりました。あとは……こちらが黒龍さんと契約を結ぶための契約書です。しっかりと目を通して下にサインをお願いします」
こうして契約書を交わし、正式な警護官としてまずは黒龍さんが就任した。
「ちょっとばかしご褒美をくれるとさらにやる気が上がります」
書き終えた後、黒龍さんがボソッと俺にだけ聞こえるように呟いてきた。
「考えておきます」
そう答えるしかなかった。正直、はいって答えるか迷ったけど。
こうして 俺は新たな一歩を踏み出した。
と、思う。
「では続いて、搾精についてですね。阿宮さんには必ず受けてもらわないといけないものになりますので」
そうだ、まだこれがあった。
もう帰れると思うくらいには濃い時間だったし……。主に黒龍さんのせいで。
「別紙になりますのでこちらを……」
それぞれに紙が配られる。
「搾精だってさ、君もやっぱり男の子なんだねぇ」
黒龍さん……。君は男子中学生ですか……?
酔っ払ってるのか、タガが外れたのか、猫を被っていただけなのか。
「そろそろ説明を始めてもいいですか?」
ゴホンと咳払いとともに橘さんの声が聞こえてきた。
目つきが怖いよ、橘さん。
コラそこ、ニヤニヤするでないぞ山口さんや。
人が怒られているのを見て、ニヤッとするとは悪趣味だぞぉ。
「はい、始めましょうかね。と言ってもシンプルですが————」
そんなことも気にせず、橘さんが話を始めた。
「あれ、警護官はボク一人なのかい?」
「ええ、その予定ですが……」
「正直、ボク一人では守りきれないと思うよ。なんてったって、ボクが抱きついても嫌な顔一つ見せないんだぞ。せめてあと一人はいる」
「確かに……」
口に手を当て考える仕草をする橘さん。
え、納得するの?
てっきり一人だけかと思っていたんだけど。
「私も必要なんじゃないかと思う。この前、マンションを見に行った時も、その前も警戒することもなかったし、怯える様子すら見せていない」
山口さんも賛同するように声を上げた。
俺以外のみんなが同じ考えのようだ。
「決めなくていいんじゃないかなぁ……と思うんですが。黒龍さんだけでいいのではないですか?」
「阿宮さん! 正直に言わせてもらいますが、あなたは警戒心が足りません。いや、ありません!」
そんな俺って警戒心ないかな……。ちょっとショックなんだが。
「ボクがこう近づいても、君は逃げる素振り一つしないじゃないか。普通の男ならまず女を近づけさせない。つか付いてくるなら即座に痴女扱いで通報だよ?」
対面から俺の隣に移動してくる。そしてしゃがみ、顔を俺に近づけて、黒龍さんが言う。
「それじゃ、もう一人決めましょうか」
「いいね」
「そうしよう」
三人の意見が一致し、もう一人決める流れに。
俺の意見は!?
「えっと……」
「あ、君の意思を確認しておかないとな」
「ボクとしては君を守るためにも必要だと思うんだ」
「でも、俺は別に何も起こるとは思っていないんだけどな……」と、俺は小声でつぶやいた。
「それが問題なのよ、阿宮さん」
橘さんは厳しい口調で言い返してきた。
「危険がないと思っているときこそ、最も警戒が必要。予期せぬことが起こったときに備えておくべきだ」
山口さんがビシッと俺を指して言ってくる。
「わかった、わかったよ」
「ご理解いただきありがとうございます。では、この中から選んでください」
数枚の履歴書を渡される。
「えっと……」
履歴書の束を手に取り、一枚ずつめくっていく。どの候補者も立派な経歴を持っているが素人目でもわかる。大会優勝経験だったり、師範代クラスの人もいる。
「この人はどうですか?」
俺はその中でも一番気になった人の履歴書を差し出す。
写真には黒い髪を後ろに纏め、ポニーテールにしており、キリッとした目つき。道着を着ている様はまさに武術家という印象を受けた。
何があっても守ってくれそうだと直感が告げている。
「ふむ……柊 真帆ですか」
山口さんが横から覗き込んでいる。黒龍さんも気になっているのか、頑張って横から覗こうとしている。
その身長なら後ろから見た方がいいのでは。
「彼女は……なるほど、確かに適任かもしれない。代々、警護官を輩出する家系であり、武術それも刀を扱うことに長けていると聞く。それにルールに厳格で生真面目な性格だとも」
「なるほど。いいストッパーになりそうですね」
俺と黒龍さんを交互に見ている。
おい、なぜこっちを見る。黒龍さんだけでしょうよ。
「おいおい、なぜボクの方を見るんだい? ボクは至って冷静に仕事をこなすよ」
ジト目ってあんな感じを言うんだろうなぁ。と、そう思うような半目状態で、橘さんはじっとりと黒龍さんを見つめていた。
「全く酷いなぁ、橘君は」
大袈裟に両手を広げてみせる黒龍さん。
そのまま、こちらへ近づき当たり前のように隣に座ってきた。
「ねぇ、君もそうは思わないかい?」
「確かに、この人はストッパーが必要ですね」
「君まで言うのぉ? ボク泣いちゃうよ~」
あからさまな演技だな。バレバレだぞ?
本当に警護官だよねこの人。対面して少ししか立っていないのに、疑うくらいには言動と行動が職業と合ってないよ。
ほらまさに今、肩組んでくるし。
……ッ!?
何!? なんかゾワっとした。
俺は即座に黒龍さんへ視線を向ける。が、何事もなかったかのように前を向いていた。
「ん? 何かな?」
「いやなんでもないよ」
なんだったんだろう。
正面では橘さんと山口さんが真剣に議論している。柊って方にするかどうかかな?
そして俺が視線を資料に移した時、またゾワっと来る感覚があった。
首は動かさないように視線だけ、慎重に動かすと————俺の首筋に顔を埋める黒龍さんの姿があった。
「何するんですかっ!?」
「んー? 栄養補給。ボク、こうやって吸わないと死んじゃう病なんだよねぇ」
「嘘つけ」
思わず口から出た言葉に、橘さんと山口さんが何事かと顔を上げ、こちらを見てきた。
「何をしているんですか、黒龍さん!」
「ほらもう、目を離した隙にこれだよ……。本当に警護官務まるのか?」
「冗談、冗談だよ」
両手を上げ、ケタケタ笑いながら言い返す黒龍さん。
「やはり必要ですね」
「ああ」
「では、阿宮さん。柊さんが最有力候補ということでよろしいですか?」
真剣な表情に戻った橘さんがそう問いかけてくる。
「はい」
「かしこまりました。本人には私から連絡を入れておきますので」
「あれ、来てないんですね」
「ええ、まだ契約されてないとはいえ、訓練や仕事はありますから。むしろ黒龍さんが例外なだけですよ」
そうだったのか……。
「では後日、顔合わせし契約に移ることでよろしいですか?」
「はい、それでお願いします」
やっぱり一度会って性格とか知っといて決めたほうがいいだろうし。
黒龍さんみたいな人だと流石に困る。絶対、対応で疲れることが見えるよ。まぁ、身辺は安全だろうけど……一番近いところが危なくなりそう。
まぁ、これを見る感じそういうタイプではなさそうに思える。ほぼ契約確定とは考えているけど。
「契約の資料は用意しておいてください。よっぽどのことがない限り、この人に決めたいと考えていますので」
「かしこまりました。あとは……こちらが黒龍さんと契約を結ぶための契約書です。しっかりと目を通して下にサインをお願いします」
こうして契約書を交わし、正式な警護官としてまずは黒龍さんが就任した。
「ちょっとばかしご褒美をくれるとさらにやる気が上がります」
書き終えた後、黒龍さんがボソッと俺にだけ聞こえるように呟いてきた。
「考えておきます」
そう答えるしかなかった。正直、はいって答えるか迷ったけど。
こうして 俺は新たな一歩を踏み出した。
と、思う。
「では続いて、搾精についてですね。阿宮さんには必ず受けてもらわないといけないものになりますので」
そうだ、まだこれがあった。
もう帰れると思うくらいには濃い時間だったし……。主に黒龍さんのせいで。
「別紙になりますのでこちらを……」
それぞれに紙が配られる。
「搾精だってさ、君もやっぱり男の子なんだねぇ」
黒龍さん……。君は男子中学生ですか……?
酔っ払ってるのか、タガが外れたのか、猫を被っていただけなのか。
「そろそろ説明を始めてもいいですか?」
ゴホンと咳払いとともに橘さんの声が聞こえてきた。
目つきが怖いよ、橘さん。
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