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第3話 【反転世界 其の3】
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せかへい 外伝5
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第3話
【反転世界 其の3】
反転村とは全てのものが反転している村であり、村の建築物や水流、人までもが反転している世界である。
その村の上空は地下にあり、無限に続く地下であるとも言われている。それてその地下の先には地下の空洞と繋がっており、そこには世界を揺るがす大罪人が囚われているとも言われている。
そんな村が本当に存在するのか。今までは噂でしかなかった村だ。しかし、最近その村に行ったことがあるという人物が、オーボエ王国の王立魔法学園に入学してきた。
エリスとシーヴはその真実を確かめるべく、行動を起こすのであった。
「それで本当の話?」
エリスが聞くと少女は答える。
「はい、本当です。小さな頃の話ですが……」
私は行商人の家の娘で、父は取引のために多くの村を点々と旅をして取引をしてきました。
ある時、私もその旅について行くことになり、馬車に乗って大陸の各地を移動しました。
そんなある時です。
私は父達が取引をしている間に、私は村の子供達と一緒に遊んでいました。でも、道に迷ってしまい、森の中に迷い込んでしまったんです。
その時は誰も近くにいなくて、とても心細かったです。
そんな時、見つけたんです。全てが逆さになっている村を!!
村を囲うように円状に、おかしな空間が広がっており、そこだけ地面が逆さになってました。
下は暗くずっと続く地下。でも、モノは下に落ちていくのではなく、上に上がっていく。
本当に重力が逆さになってました。
地面は空高く伸びていて、でも、少し前までそんな高いものは見えていなかったのに、突然現れたんです。
そこには村人もいました。村の中に入ると、私も逆さになり、違和感はなかったです。
村人達はとても優しくて、私に帰り道を教えてくれて、それで帰ることができました。
少女の話を聞いたエリスは尋ねる。
「それはどこの村の近くなの?」
「それが記憶があやふやなんです。私だけじゃなくてその場にいた人間、誰もがです」
「それは……」
「おそらく行ってはいけない場所だったんです」
少女は立ち上がる。
「先輩達もこの件に関してはほどほどにした方が良いですよ」
そう言うと、少女は頭を下げて、この場から離れていった。
記憶が残らない。
少女の話が本当のことだとは思えない。重要な情報がないという点で、信憑性に欠ける。
だが、それは少女の話を聞いただけだったらだ。エリスには少し思い当たることがあった。
続く
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
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そんな村が本当に存在するのか。今までは噂でしかなかった村だ。しかし、最近その村に行ったことがあるという人物が、オーボエ王国の王立魔法学園に入学してきた。
エリスとシーヴはその真実を確かめるべく、行動を起こすのであった。
「それで本当の話?」
エリスが聞くと少女は答える。
「はい、本当です。小さな頃の話ですが……」
私は行商人の家の娘で、父は取引のために多くの村を点々と旅をして取引をしてきました。
ある時、私もその旅について行くことになり、馬車に乗って大陸の各地を移動しました。
そんなある時です。
私は父達が取引をしている間に、私は村の子供達と一緒に遊んでいました。でも、道に迷ってしまい、森の中に迷い込んでしまったんです。
その時は誰も近くにいなくて、とても心細かったです。
そんな時、見つけたんです。全てが逆さになっている村を!!
村を囲うように円状に、おかしな空間が広がっており、そこだけ地面が逆さになってました。
下は暗くずっと続く地下。でも、モノは下に落ちていくのではなく、上に上がっていく。
本当に重力が逆さになってました。
地面は空高く伸びていて、でも、少し前までそんな高いものは見えていなかったのに、突然現れたんです。
そこには村人もいました。村の中に入ると、私も逆さになり、違和感はなかったです。
村人達はとても優しくて、私に帰り道を教えてくれて、それで帰ることができました。
少女の話を聞いたエリスは尋ねる。
「それはどこの村の近くなの?」
「それが記憶があやふやなんです。私だけじゃなくてその場にいた人間、誰もがです」
「それは……」
「おそらく行ってはいけない場所だったんです」
少女は立ち上がる。
「先輩達もこの件に関してはほどほどにした方が良いですよ」
そう言うと、少女は頭を下げて、この場から離れていった。
記憶が残らない。
少女の話が本当のことだとは思えない。重要な情報がないという点で、信憑性に欠ける。
だが、それは少女の話を聞いただけだったらだ。エリスには少し思い当たることがあった。
続く
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