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第17話 【メタルハート 17話 狂気】
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メタルハート 17
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第17話
【メタルハート 17話 狂気】
ロウとダードゥは接近戦を行う。
どちらも攻撃を避けて攻撃を繰り返す。二人の武器は宙を舞い、何かに衝突することは決してない。
二人とも盾などの防御する道具は持っていない。それに軽装であり、一撃でも当たれば致命傷になる。
二人の持つ武器も耐久力はない。そのためお互いの武器をぶつけ合いことはせず、隙があれば武器を破壊しようと考えている。
武器が壊れるか、それとも攻撃が当たるか。それがこの戦いの決着になるだろう。
二人の戦闘は短いようで長い。一撃一撃に集中する戦いの中。一回の攻撃が何分もの時間にも感じる。
相手の攻撃を読み、相手の行動を理解する。この戦いの勝利はそこにある。
だが、この状況でアイサはロウの方が不利だと感じた。
それはいつもと様子の違う。ロウの様子である。戦い方は彼のままである。
戦闘時の癖やリズム。全てにおいて彼のままである。だが、違うのは中にいるのがロウではないという点だ。
戦っているのは、ロウであり、ロウではない。
何か別の存在がこの身体を守ろうと、ロウの身体を操作しているように感じる。
戦闘に関するセンスはロウ以上、だが、そこには信念がない。
ロウは今や戦闘をするだけの意思のない存在。
「ロウ!!」
その場で動くことのできないアイサはただロウの名前を叫ぶことしかできなかった。
俺はどこにいるのか。
気がつくとそこは真っ暗な何もない空間だった。
「…………ここは」
俺はあたりを見渡して、出口がないか探す。
しかし、出口は一向に見つからない。
「ここは一体……」
そうしていると、目の前に赤い目の何かが現れる。
それはモヤがかかったようにはっきりとは見ることができない。
だが、赤い真紅の目だけが、光っておりその姿を確認することができる。
「…………お前は……」
すると、赤い目の存在の後ろで何かが広がる。それはその存在の身体の一部。
翼だ。
赤い目に翼の生えた存在。
大きさは俺と大差ないだろう。形は分からない。人なのか、そうでないのか。
だが、赤い目と翼。それだけはなんとなく分かった。
その存在はしばらく俺のことを見つめると、空を見上げた。
俺も一緒になって空を見る。
すると、そこにはシャボンのようなものが飛んでおり、外の様子が映し出されている。
ダードゥと戦う俺、そしてその横で倒れるアイサの姿。
その存在は指を指す。まるで戻りたいか聞くように……
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第17話
【メタルハート 17話 狂気】
ロウとダードゥは接近戦を行う。
どちらも攻撃を避けて攻撃を繰り返す。二人の武器は宙を舞い、何かに衝突することは決してない。
二人とも盾などの防御する道具は持っていない。それに軽装であり、一撃でも当たれば致命傷になる。
二人の持つ武器も耐久力はない。そのためお互いの武器をぶつけ合いことはせず、隙があれば武器を破壊しようと考えている。
武器が壊れるか、それとも攻撃が当たるか。それがこの戦いの決着になるだろう。
二人の戦闘は短いようで長い。一撃一撃に集中する戦いの中。一回の攻撃が何分もの時間にも感じる。
相手の攻撃を読み、相手の行動を理解する。この戦いの勝利はそこにある。
だが、この状況でアイサはロウの方が不利だと感じた。
それはいつもと様子の違う。ロウの様子である。戦い方は彼のままである。
戦闘時の癖やリズム。全てにおいて彼のままである。だが、違うのは中にいるのがロウではないという点だ。
戦っているのは、ロウであり、ロウではない。
何か別の存在がこの身体を守ろうと、ロウの身体を操作しているように感じる。
戦闘に関するセンスはロウ以上、だが、そこには信念がない。
ロウは今や戦闘をするだけの意思のない存在。
「ロウ!!」
その場で動くことのできないアイサはただロウの名前を叫ぶことしかできなかった。
俺はどこにいるのか。
気がつくとそこは真っ暗な何もない空間だった。
「…………ここは」
俺はあたりを見渡して、出口がないか探す。
しかし、出口は一向に見つからない。
「ここは一体……」
そうしていると、目の前に赤い目の何かが現れる。
それはモヤがかかったようにはっきりとは見ることができない。
だが、赤い真紅の目だけが、光っておりその姿を確認することができる。
「…………お前は……」
すると、赤い目の存在の後ろで何かが広がる。それはその存在の身体の一部。
翼だ。
赤い目に翼の生えた存在。
大きさは俺と大差ないだろう。形は分からない。人なのか、そうでないのか。
だが、赤い目と翼。それだけはなんとなく分かった。
その存在はしばらく俺のことを見つめると、空を見上げた。
俺も一緒になって空を見る。
すると、そこにはシャボンのようなものが飛んでおり、外の様子が映し出されている。
ダードゥと戦う俺、そしてその横で倒れるアイサの姿。
その存在は指を指す。まるで戻りたいか聞くように……
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