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第16話 【メタルハート 16話 目の力】
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メタルハート 16
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第16話
【メタルハート 16話 目の力】
ロウはフラフラした身体で立ち上がる。
アイサは立ち上がるロウの姿を見て驚いた。
猛獣のような唸り声をあげて、ロウはダードゥを睨みつけている。
アイサは俯した状態のまま、そんなロウの姿に違和感を覚えた。
ダードゥはロウを見て不思議そうな顔をする。
「ほぉ、生きていたか。しかし、なんだ、それは?」
ロウは短剣を持ちながら、両手をフラフラとぶら下げながら揺らした。そしてそのまま全身も揺れだす。
「何をしてるのかね?」
その姿はロウではなく。別もの。何か別の存在がロウの身体を動かしているような、そんな印象を受ける。
「まぁ良い。次はしっかり仕留めてあげよう」
ダードゥは杖の仕込み刀を抜く。
すると、そんなダードゥに向かってロウが走り出した。
すごい速さだ。普段の数倍の速さ。そのスピードのまま、ダードゥを短剣で斬りつける。
ダードゥはカードをしようとするが、ロウの速さには追いつくことができず、腹に大きな傷を負ってしまう。
「ぐは……。なん……だと、この私が……何が起こったんだ」
ダードゥはロウの突然の変化についていくことができないようだ。しかし、それはアイサも同じだ。
「このガキがぁぁ!!」
ダードゥはロウに向かって斬りかかる。一歩踏み込むと、そこには剣の通った後の二本の線が一瞬映る。しかし、それは一瞬のことでアイサには一度の攻撃だったようにしか見えなかった。
だが、ロウはギリギリ後ろに下がり避けたようで、大きくダメージを喰らった様子はない。だが、ロウの服には新しく2回分の切り傷がついている。
「……私の剣を躱したか」
先程まで怒っていたダードゥであったが、ロウが一度離れたことで少し呼吸を整える時間ができて、そこで冷静さを取り戻したようだ。
「倒れてからの覚醒。そこからの突然の進化。不思議な力だな、とても興味深い……だが、その力はなかなか危険だな。生捕は難しい」
ダードゥは杖にある仕込み刀の刃を舐める。
「殺してから解剖するとしよう」
ダードゥは本気だ。ダードゥならそれを行うだけの実力がある。
アイサはロウに加勢しようと立ち上がろうとするが身体が動かない。
「ロウ!!」
アイサの声はロウには届いていないようで、ロウは敵のことしか見えていない。
ロウは再び両手をぶらりと下げる。
ダードゥも杖を手に攻撃の構えを取った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
続く
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第16話
【メタルハート 16話 目の力】
ロウはフラフラした身体で立ち上がる。
アイサは立ち上がるロウの姿を見て驚いた。
猛獣のような唸り声をあげて、ロウはダードゥを睨みつけている。
アイサは俯した状態のまま、そんなロウの姿に違和感を覚えた。
ダードゥはロウを見て不思議そうな顔をする。
「ほぉ、生きていたか。しかし、なんだ、それは?」
ロウは短剣を持ちながら、両手をフラフラとぶら下げながら揺らした。そしてそのまま全身も揺れだす。
「何をしてるのかね?」
その姿はロウではなく。別もの。何か別の存在がロウの身体を動かしているような、そんな印象を受ける。
「まぁ良い。次はしっかり仕留めてあげよう」
ダードゥは杖の仕込み刀を抜く。
すると、そんなダードゥに向かってロウが走り出した。
すごい速さだ。普段の数倍の速さ。そのスピードのまま、ダードゥを短剣で斬りつける。
ダードゥはカードをしようとするが、ロウの速さには追いつくことができず、腹に大きな傷を負ってしまう。
「ぐは……。なん……だと、この私が……何が起こったんだ」
ダードゥはロウの突然の変化についていくことができないようだ。しかし、それはアイサも同じだ。
「このガキがぁぁ!!」
ダードゥはロウに向かって斬りかかる。一歩踏み込むと、そこには剣の通った後の二本の線が一瞬映る。しかし、それは一瞬のことでアイサには一度の攻撃だったようにしか見えなかった。
だが、ロウはギリギリ後ろに下がり避けたようで、大きくダメージを喰らった様子はない。だが、ロウの服には新しく2回分の切り傷がついている。
「……私の剣を躱したか」
先程まで怒っていたダードゥであったが、ロウが一度離れたことで少し呼吸を整える時間ができて、そこで冷静さを取り戻したようだ。
「倒れてからの覚醒。そこからの突然の進化。不思議な力だな、とても興味深い……だが、その力はなかなか危険だな。生捕は難しい」
ダードゥは杖にある仕込み刀の刃を舐める。
「殺してから解剖するとしよう」
ダードゥは本気だ。ダードゥならそれを行うだけの実力がある。
アイサはロウに加勢しようと立ち上がろうとするが身体が動かない。
「ロウ!!」
アイサの声はロウには届いていないようで、ロウは敵のことしか見えていない。
ロウは再び両手をぶらりと下げる。
ダードゥも杖を手に攻撃の構えを取った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
続く
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