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第32話 【BLACK EDGE 其の32 魔女】
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BLACK EDGE
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第32話
【BLACK EDGE 其の32 魔女】
ブラッド達はメテオラの提案でフリジア村という村にいると言われる魔女に会いに行くことになった。
村に着いたブラッドは村人に魔女について聞くと、村にある一番大きな館に住んでいるアリエルという女性が魔女だと説明された。
だが、村人は彼女に対していい印象を持っておらず、行くことを勧められなかった。
それもアリエルに関わった人間が十二人も行方不明になっているということがあるからだ。
しかし、フェアとブラッドの目的はグリモワールに連れて行かれた子供達の行方を知ること。そのためには今はここを頼るしかなかった。
ブラッドとフェアが屋敷に入ると、そこは物が乱雑に放置されている。埃も溜まっており蜘蛛の巣も張っている。本当にこんなところに人が住んでいるのだろうか。
「誰かいるか?」
ブラッドは屋敷に誰かいないか探していると、上の階から物音が聞こえた。それは何かが倒れる音だ。
「上だな。何かあったのかもしれない」
ブラッド達は階段を登り二階に行く。しかし、そこには人の姿はない。あたりを見渡すと階段の側に屋根裏に続く梯子があった。
「こっちだな」
ブラッドはフェアを先に登らせて、落ちても助けられるようにして、その後自分も登る。
登った先には本の山に埋もれて、人の手が埋まっている。
「…………た、たすけて」
本の山から声がする。
一瞬理解できずに固まっていた二人だったが、すぐに本の山をどかして埋もれていた人間を助けた。
「ふー、助かったぁ」
中から出てきたのは茶髪の長髪に紫色のローブを着た女性。身長はかなり高くブラッドと同じくらいの身長である。そして胸も大きい。
「あなたがアリエルさんですか?」
フェアはアリエルにそう聞く。すると、アリエルは本の山から紫色のとんがり帽子を探してきて、埃を叩いて落としてから被った。
「そうよ。私がアリエル。でも、ここに来る客人は大抵魔女に用があって来るんでしょうけど……。あなた達もそうなんでしょ」
アリエルの問いにブラッド達は頷く。その言い方に違和感を覚えたブラッドは、
「じゃあ、お前は魔女じゃないのか?」
と聞いてみた。
アリエルはこの女性だが、この女性の言い方的に魔女に用があっても私には用がないみたいな言い方だった。
「いいえ、私が魔女よ。というか、服装的にそうでしょ」
「そうだな。すまなかった」
「良いのよ。もっと威厳がありそうなのを想像してたんでしょ。私も期待に応えられなくてごめんさないね」
著者:pirafu doria
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「上だな。何かあったのかもしれない」
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「こっちだな」
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「…………た、たすけて」
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「じゃあ、お前は魔女じゃないのか?」
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