BLACK EDGE

ピラフドリア

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 第171話  【BLACK EDGE 其の171 行手を阻む】

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 BLACK EDGE


 著者:pirafu doria
 作画:pirafu doria


 第171話
 【BLACK EDGE 其の171 行手を阻む】





 トラックで脱出をしようとしている途中で赤崎が現れた。シャドーの能力でどうにかトラックは攻撃を避けることができたのだが、ブラッドが赤崎に邪魔をされてトラックに戻れずにいた。



「っ!!」



 赤崎は燃える剣を横に振る。ブラッドは高く飛び上がり、その件の攻撃を躱す。
 赤崎の剣は通常の剣よりもリーチが長く、炎は何メートルにも伸びる。通常の状態でも長いのに剣を振るとその炎はさらに大きく伸びて襲ってくる。



 ブラッドは高く飛び上がったあと、着地すると赤崎には攻撃をせず、トラックへと向かおうとするが、赤崎がそんなことはさせない。



 剣を振ってブラッドの進行方向に攻撃を仕掛ける。それによりブラッドは後ろに下がることしかできず、トラックのところまで行けない。



「…………このままじゃまずいな……」



 ブラッドは赤崎の炎の剣を突破することができない。それに赤崎は大きく攻めてくるのではなく、ブラッドの移動を抑えるように行動している。
 そのため赤崎に攻撃をしても距離を取られ、剣で元の場所に戻される。



 すぐそこにトラックがあり、そこでみんなが待っているというのにそこに辿り着くことができない。



 ブラッドはトラックで待っているフェアに向けて言う。



「後で追いかける。お前達は先に行っててくれ!!」



 それを聞いたフェアは驚く。



「ブラッドを置いていくなんて…………」



「俺はこいつを倒してから行く。…………それにその子達を早く安全な場所に連れて行ったほうがいい」



 ここで子供達を残して、赤崎と戦ったとしても守れる保証はない。
 なら、早く安全な場所に連れて行ったほうがいい。



 フェアは分かっていた。ここに残っていても足手まといになるということを……。
 それでもブラッドを一人で置いていくということが心配だった。



 普段なら任せられる。だが、今回は嫌な予感があった。



 そしてそれは龍の力を利用しようとしているということが関係しているだろう。もしもブラッドに何かあったら…………。



 フェアは決断できずにいた。そんな時、シャドーがトラックから降りた。



「…………アルファ、そいつらを任せるぞ」



「シャドー、どうしたんだい?」



「俺はここに残る」



「え?」



「俺はあのやろーとの決着がついてないんだ。博士なんかにあいつを取られてたまるかよ」



 シャドーはフェアの方を見る。



「そういうことだ。白龍の適応者……。ブラッドは俺が倒す。だから先に行け」








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