BLACK EDGE

ピラフドリア

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 第192話  【BLACK EDGE 其の192 ロジョンvsスワン】

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 BLACK EDGE


 著者:pirafu doria
 作画:pirafu doria


 第192話
 【BLACK EDGE 其の192 ロジョンvsスワン】



 ロジョンは箒を背中にして構えている。スワンは両腕を広げた構えだ。



 二人は静かに睨み合う。そして最初に動いたのは…………。



 スワンだ。



「行くわよぉ~!!」



 スワンは両腕で交互に殴り、ラッシュ攻撃を仕掛ける。
 スワンの巨体から放たれるパンチは、スピードと破壊力の両方を兼ね備えた最強の攻撃だ。



 しかし、そんなスワンの攻撃をロジョンは箒で受け止める。



 ロジョンの身体の前方で箒を回転させてスワンの攻撃を防いでいる。あれでスワンの攻撃を受け止められるのが不思議だが、実際に防いでいる。



 ロジョンの箒の扱いは戦闘というよりも踊りに近く。棒を使った芸のような動きだ。



 それに比べてスワンの攻撃は暴力による攻撃。圧倒的な力でねじ伏せようとしている。



 だが、スワンの攻撃は全くロジョンに当たることはない。さらにロジョンはスワンの攻撃を避けながらスワンに攻撃を始めた。



 防御で使っている箒の回転を利用し、それをスワンの身体に当てている。腹、足、肩、じわじわとスワンのダメージは溜まっていく。



 そして



「っ……」



 スワンがダメージにより動きが鈍くなったところを、



「しまった……」



 ロジョンが箒でスワンの顎を突いた。スワンの巨体が後ろに倒れる。



「ぐぅぅ……」



 スワンは仰向けに地面に突っ伏した。



 スワンは身体中が傷だらけだ。それに比べてロジョンは汗一つかいていない。



「さてと、後で邪魔をされても困るので、トドメを刺しますか」



 ロジョンはそう言うとスワンの身体に跨り、箒の棒の部分をスワンの首に当てた。
 スワンは呼吸を荒くして目を瞑っている。状況は分かっているのだろう。だが、目も開けられないほど弱っているのだ。



 ロジョンが箒を動かそうとした時、



「やめるんだ!」



 ロジョンの顔にペンが投げられた。



「…………これは」



 そのペンには赤崎という名前が彫られている。投げた人物は…………。



「なぜ邪魔をするんですか。アルファ……」



 白衣を着た少女だった。



「創造主である赤崎博士を裏切るつもりですか?」



「君はあれが本当に父さんのやりたいことだと思ってるのか」



「はい。それが博士のためならば……」



「……違う。あの兵器は父さんのためにはならない。あんなものであの人を超えても本当に超えたことにはならない!!」



「それでも博士は止まらない。なら、完成させるのが私の役目です」






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