346 / 354
第344話 【BLACK EDGE 其の344 龍の伝説】
しおりを挟む
BLACK EDGE
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第344話
【BLACK EDGE 其の344 龍の伝説】
龍の伝説。
メテオラに修行をつけてもらっている時に、メテオラから聞いたことがあった。
龍は世界の創造者。それぞれの龍が世界の基盤を作り、この世界を構築した。
だが、龍は大昔に滅んだ。何があったのかは分からない。何者かに滅ぼされたのか、それとも使命を果たして消えたのか。
さらに龍の存在は人々の記憶にも残らず。世界の構築者であるという伝説は残らなかった。ある者たちを除いては……。
それが龍の適応者である。
龍の適応者は唯一、龍のことを観測することができ、対話をすることができる。
そしてその対話でのみ、龍の伝説を知ることができるのだ。
レトバの後ろにあった水は龍の形へと変化する。
「さぁ、始めるとするかの」
レトバはそう言うと、地面から槍を抜く。そして両手で槍を持つと、その場で槍を振り始めた。
そしてその槍の動きに応じて、水の龍もウネウネと動く。
レトバは槍を振り下ろす。
すると、上空を飛んでいた水の龍はレトバの頭上から斜めに降下しながらブラッドへと突っ込んできた。
あれだけの水量だ。壁を作っても防げない。
ブラッドはジャンプして水の龍の突進を避けた。だが、レトバが槍を振り上げると、水の龍もそれに応じて、ブラッドを追うように上昇してくる。
「空中だと逃げ場がねーか……」
ブラッドは右拳に力を込める。そしてオーラを溜めると、
「確かに俺はビビってる……。未だにこいつを理解できねぇ……だが、こいつに頼らねぇと俺は戦えないんだ!!」
ブラッドの拳を黒いオーラが包む。そして拳を構えて殴る体制になる。
狙うのは……。
「……っ!?」
ブラッドは向かってくる水の龍ではなく、水の龍を操作しているレトバに向かって拳を振った。
ブラッドの拳から黒いオーラが飛んでいき、龍の顔になる。そしてそれはレトバに向かって飛んでいった。
レトバは自分を攻撃されたが、水の龍を戻すことはせず。無防備な状態でブラッドの攻撃を喰らう。
ブラッドの攻撃はヒットした。しかし、レトバの攻撃も止まることはなく、空中で水の龍がブラッドを飲み込んだ。
地上と空中で二つの爆発が起きる。地上では砂埃が舞い、空中では水が弾け飛ぶ。
水の爆発からブラッドは地上へと落下する。そして舞台の上に大きな音を立てながら落ちた。
ブラッドは地面に背をつきながらも、意識はあるようで目を開いて空を見上げている。
雨のような小さな水がブラッドに降り注ぐ。
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第344話
【BLACK EDGE 其の344 龍の伝説】
龍の伝説。
メテオラに修行をつけてもらっている時に、メテオラから聞いたことがあった。
龍は世界の創造者。それぞれの龍が世界の基盤を作り、この世界を構築した。
だが、龍は大昔に滅んだ。何があったのかは分からない。何者かに滅ぼされたのか、それとも使命を果たして消えたのか。
さらに龍の存在は人々の記憶にも残らず。世界の構築者であるという伝説は残らなかった。ある者たちを除いては……。
それが龍の適応者である。
龍の適応者は唯一、龍のことを観測することができ、対話をすることができる。
そしてその対話でのみ、龍の伝説を知ることができるのだ。
レトバの後ろにあった水は龍の形へと変化する。
「さぁ、始めるとするかの」
レトバはそう言うと、地面から槍を抜く。そして両手で槍を持つと、その場で槍を振り始めた。
そしてその槍の動きに応じて、水の龍もウネウネと動く。
レトバは槍を振り下ろす。
すると、上空を飛んでいた水の龍はレトバの頭上から斜めに降下しながらブラッドへと突っ込んできた。
あれだけの水量だ。壁を作っても防げない。
ブラッドはジャンプして水の龍の突進を避けた。だが、レトバが槍を振り上げると、水の龍もそれに応じて、ブラッドを追うように上昇してくる。
「空中だと逃げ場がねーか……」
ブラッドは右拳に力を込める。そしてオーラを溜めると、
「確かに俺はビビってる……。未だにこいつを理解できねぇ……だが、こいつに頼らねぇと俺は戦えないんだ!!」
ブラッドの拳を黒いオーラが包む。そして拳を構えて殴る体制になる。
狙うのは……。
「……っ!?」
ブラッドは向かってくる水の龍ではなく、水の龍を操作しているレトバに向かって拳を振った。
ブラッドの拳から黒いオーラが飛んでいき、龍の顔になる。そしてそれはレトバに向かって飛んでいった。
レトバは自分を攻撃されたが、水の龍を戻すことはせず。無防備な状態でブラッドの攻撃を喰らう。
ブラッドの攻撃はヒットした。しかし、レトバの攻撃も止まることはなく、空中で水の龍がブラッドを飲み込んだ。
地上と空中で二つの爆発が起きる。地上では砂埃が舞い、空中では水が弾け飛ぶ。
水の爆発からブラッドは地上へと落下する。そして舞台の上に大きな音を立てながら落ちた。
ブラッドは地面に背をつきながらも、意識はあるようで目を開いて空を見上げている。
雨のような小さな水がブラッドに降り注ぐ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
社畜のおじさん過労で死に、異世界でダンジョンマスターと なり自由に行動し、それを脅かす人間には容赦しません。
本条蒼依
ファンタジー
山本優(やまもとまさる)45歳はブラック企業に勤め、
残業、休日出勤は当たり前で、連続出勤30日目にして
遂に過労死をしてしまい、女神に異世界転移をはたす。
そして、あまりな強大な力を得て、貴族達にその身柄を
拘束させられ、地球のように束縛をされそうになり、
町から逃げ出すところから始まる。
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
【大賞・完結】地味スキル《お片付け》は最強です!社畜OL、異世界でうっかり国を改革しちゃったら、騎士団長と皇帝陛下に溺愛されてるんですが!?
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞で大賞をいただきました】→【規約変更で書籍化&コミカライズ「確約」は取り消しになりました。】
佐藤美佳子(サトウ・ミカコ)、享年28歳。死因は、過労。連日の徹夜と休日出勤の果てに、ブラック企業のオフィスで静かに息を引き取った彼女が次に目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界だった。
新たな生を受けたのは、田舎のしがない貧乏貴族の娘、ミカ・アシュフィールド、16歳。神様がくれた転生特典は、なんと《完璧なる整理整頓》という、とんでもなく地味なスキルだった。
「せめて回復魔法とかが良かった……」
戦闘にも生産にも役立たないスキルに落胆し、今度こそは静かに、穏やかに生きたいと願うミカ。しかし、そんな彼女のささやかな望みは、王家からの突然の徴収命令によって打ち砕かれる。
「特殊技能持ちは、王宮へ出仕せよ」
家族を守るため、どうせ役立たずと追い返されるだろうと高をくくって王都へ向かったミカに与えられた任務は、あまりにも無謀なものだった。
「この『開かずの倉庫』を、整理せよ」
そこは、数百年分の備品や資材が山と積まれ、あまりの混沌ぶりに探検隊が遭難したとまで噂される、王家最大の禁足地。
絶望的な光景を前に、ミカが覚悟を決めてスキルを発動した瞬間――世界は、彼女の「お片付け」が持つ真の力に震撼することになる。
これは、地味スキルでうっかり国のすべてを最適化してしまった元社畜令嬢が、カタブツな騎士団長や有能すぎる皇帝陛下にその価値を見出され、なぜか過保護に甘やかされてしまう、お仕事改革ファンタジー。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
児童書・童話
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
悪役令嬢と言われ冤罪で追放されたけど、実力でざまぁしてしまった。
三谷朱花
恋愛
レナ・フルサールは元公爵令嬢。何もしていないはずなのに、気が付けば悪役令嬢と呼ばれ、公爵家を追放されるはめに。それまで高スペックと魔力の強さから王太子妃として望まれたはずなのに、スペックも低い魔力もほとんどないマリアンヌ・ゴッセ男爵令嬢が、王太子妃になることに。
何度も断罪を回避しようとしたのに!
では、こんな国など出ていきます!
この聖水、泥の味がする ~まずいと追放された俺の作るポーションが、実は神々も欲しがる奇跡の霊薬だった件~
夏見ナイ
ファンタジー
「泥水神官」と蔑まれる下級神官ルーク。彼が作る聖水はなぜか茶色く濁り、ひどい泥の味がした。そのせいで無能扱いされ、ある日、無実の罪で神殿から追放されてしまう。
全てを失い流れ着いた辺境の村で、彼は自らの聖水が持つ真の力に気づく。それは浄化ではなく、あらゆる傷や病、呪いすら癒す奇跡の【創生】の力だった!
ルークは小さなポーション屋を開き、まずいけどすごい聖水で村人たちを救っていく。その噂は広まり、呪われた女騎士やエルフの薬師など、訳ありな仲間たちが次々と集結。辺境の村はいつしか「癒しの郷」へと発展していく。
一方、ルークを追放した王都では聖女が謎の病に倒れ……。
落ちこぼれ神官の、痛快な逆転スローライフ、ここに開幕!
元公爵令嬢は年下騎士たちに「用済みのおばさん」と捨てられる 〜今更戻ってこいと泣きつかれても献身的な美少年に溺愛されているのでもう遅いです〜
日々埋没。
ファンタジー
「新しい従者を雇うことにした。おばさんはもう用済みだ。今すぐ消えてくれ」
かつて婚約破棄され、実家を追放された元公爵令嬢のレアーヌ。
その身分を隠し、年下の冒険者たちの身の回りを世話する『メイド』として献身的に尽くしてきた彼女に突きつけられたのは、あまりに非情な追放宣告だった。
レアーヌがこれまで教育し、支えてきた若い男たちは、新しく現れた他人の物を欲しがり子悪魔メイドに骨抜きにされ、彼女を「加齢臭のする汚いおばさん」と蔑み、笑いながら追い出したのだ。
地位も、居場所も、信じていた絆も……すべてを失い、絶望する彼女の前に現れたのは、一人の美少年だった。
「僕とパーティーを組んでくれませんか? 貴方が必要なんです」
新米ながら将来の可能性を感じさせる彼は、レアーヌを「おばさん」ではなく「一人の女性」として、甘く狂おしく溺愛し始める。
一方でレアーヌという『真の支柱』を失った元パーティーは、自分たちがどれほど愚かな選択をしたかを知る由もなかった。
やがて彼らが地獄の淵で「戻ってきてくれ」と泣きついてきても、もう遅い。
レアーヌの隣には、彼女を離さないと誓った執着愛の化身が微笑んでいるのだから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる