記憶の書庫

週刊 なかのや

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M-1-k 君のゼク○ィ

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教室の中から笑い声が聴こえる。
……だよねぇwwほんっとそれ
(ア゙ア゙可愛い可愛い可愛い好き過ぎる///)
大好きな女の子を覗き見する男…そう僕である。僕の名前は黒川 れるむ、非リア不細工陰キャ系ストーカーだ。僕の趣味は彼女…違うな、僕が好意を寄せている女の子を観察することである。
…ぁ、授業始まるね、行こ行こ!……
(やばい、僕も授業行かなきゃ…あっあっ)
僕は教室を出ようと彼女の席を通り過ぎようとした…が、ある物が目に入った。
「こ、こここ、これはぁァ!!」
衝撃の余り僕は白目を剥いて叫んだ。
「ゼクスィィィィィィイ(発狂)」
な、なな、なんということだ…彼女の触ったゼク○ィ…ハァハァハァやばいっ!理性を理性を保てない…ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙待て、待つんだ僕…これは彼女のゼク○ィだ…よし、持ち帰ろう。僕の常人には理解出来ないであろう汚い脳味噌がフル回転した。持って帰ろうよと悪魔が言った訳ではなく天使も悪魔も白目を剥いて『『持って帰るしかなくねぴーや』』と言った。
「よし、持って帰ろう。」
僕は白目でおもむろに取り出したバッグに、そっとゼク○ィを入れて学校を早退した。家に帰りバッグを見ると縁結びのゼク○ィ。彼女が読んだゼク○ィ。彼女が夜寝る前に読んで枕にしたかもしれないゼク○ィ。彼女とお風呂に入ったかもしれないゼク○ィ……ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
大好きだよ、とゼク○ィにキスをする。
「俺も君の事大好きだよ」
「ん?幻聴かな、なんか聞こえた…」
「だーかーらー、俺も君の事好きだよって言ってんだよ!」
何かが僕の近くで声がする。声の方を見るとゼク○ィ。
「ぜ、ゼク○ィ?」
「名前呼ばれると俺照れっから、さ///」
「え?」
あれっ、なんだろ…僕どっか頭打ったかな…んぇ?あれっあれれぇー?
「れるむは俺の事どのくらい好き?」
「ちょ、ちょっと待って、待って…」
「おう…」?
え、あの、あれ?やっぱおかしいな頭。いや最初からおかしかったけど…ゼク○ィ…ん?ゼク○ィ話してるんだよな。。ゼク○ィが、え、なんで?
「あ、あのさ、ゼク○ィ……さん?」
「ん?何?」
んあぁぁ、やっぱゼク○ィなのね
「ゼク○ィさんは僕の事何故好きなんですか?」
分厚い本に話しかけている僕は傍から見たら相当ヤバい奴なんだろう
「え、そりゃだって毎日のように遠くから見て好き好き言ってくれるし俺の名前呼んで発狂してくれるし、こんな自分の事愛してくれる人好きにならない訳無いやん」
「…」
「あ、性別のこと気にしてるの?大丈夫だよ性別とか好きって気持ちあれば関係無いし」
(いやいやいや、性別以前に君は本!!てか僕が見てたの君を持ってた彼女だし!本じゃねえし!)
「いや、あの…」
「ん?なーに?」
「ゼク○ィさんの気持ちは有難いのですが…溢れ出ーる視線のれーざーはなーむでえええええ!せ☆い☆よ☆く☆を爆発させるうううぅんア゙ア゙ア゙ア゙ア゙考え中…なうっ!ろーーでぃゅ…ぐ!」
(考えろ!考えろ僕!成績優秀ッ、ピンポンダッシュコンテスト3位、SNS監視祭ネトスト2位の僕は天才だろ!考えろ!)
僕は必死にゼク○ィへ言う台詞を考えた。
《そんな難しく考えんなよ(イケヴォ)》
(こ、コイツ直接脳内に!?)
《取り敢えず落ち着けよ(イケヴォ)》
ゼク○ィの声が僕の脳内に響いた。
「ぜ、ぜぜ、ゼク○ィ!ボボボボボボ…この本ッ!イケボッッボボボボボボボボッ!ボゥホゥ!ブオオオオバオウッバ!
だずげで!流されっ、ちゃボボボボボ!イケボボボボーボ・ボーボボ!ゼクシィ!た す けドボボボボボボ!ボゥホ!萌えボボボボボボボボボ!早苗ちゃん!ン!!
イ  ゲ ボボボボボボボボボッボゥ!ボ!たすけてぇ!僕はまだッ死にたくないッ!
死にたくないボボボボッボーボッボッホ!ボッホ!この本…イケボだから、深いッ!ボボボボボボボボ……………………顔射していいすか」(´・ω・`)
僕は床に背中を擦り付けスーパーの中で親に玩具を買ってもらえず駄々を捏ねる子供のように暴れ回った後、我に返って聞いてみた。
「顔射はちょっと…裏表紙の✱の方なら…」
ゼク○ィが僕に裏表紙を見せてくる。
「ほぉ…なんと素晴らしいバッグ。」
僕は感動した。なんと裏表紙には流行りの鞄やリュックがSALEと書かれていた。
「どう…かな////」
ゼク○ィが赤らめた顔でこちらを見つめる。
「なんていうか…その、勃起してしまいますよね」
「はぅ!///僕のトロトロ裏表紙がれるむ君のバキバキダイナマイトマグナム巨根にイグイグされたいの///」
ガンギマリゼク○ィが表紙の方から変な声を出した。
僕はゼクシィの裏表紙を指先でなぞり上げグリグリと指で端を押した。
「ここがいいの?」
「んんっ…っぁ!や…め…っんん……ぁ///」
ゼク○ィの裏表紙をなぞる度にゼク○ィが表紙から喘いだ。
僕はゼク○ィの見返しに指を入れ、素早く抜き差しした。
「んぁ!っぁあ…ふ…ぁ…奥っ…やっ……りゃめぇぇぇ!///」
ゼク○ィはゼク○ィを小刻みに震わせ動かなくなった。
「だ、大丈夫?」
「てぇん、ぎょく…みれぇたぁ」
ゼクシィが呂律の回らない声で話す。
れるむはゼク○ィを舐めるように見て、ズボンを徐ろに下ろした。
「ちょっとね、我慢が出来なくなっちまったよ…(イケヴォ)」
劇場の幕が開き中からイケメンが飛び出した時、歓声が湧くようにズボンかられるむのナニが見えたと同時にゼク○ィが反応する。
「はっ////」
据わった目でれるむがゼク○ィを見てニヤニヤといやらしくわらう…………

<数分後>

(臨界点突破!littleれるむ発射準備完了しましたっ!いつでもイけます!!)
れるむの脳内で煩悩が沸き立つ。
「ハァハァハァ……」
乾いたシュコシュコという音が部屋に響き渡る。れるむだ。
れるむはゼク○ィの表紙と見返しの間にナニを挟み上下に動かしていた。
「はぁんっ…いいよぉ!ゼク○ィィィ!」
「や…らゃめぇ…おお奥、奥つかれるよやらぁっ!ひ、ぁっ…んっ…ぁんんっ!」
「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙いくいくいくいくいぐぅ!はぁ…はぁ…ふぅ……」
ゼク○ィの表紙にれるむのlittleれるむから出た白いれるむが、べっとりと付いていた。
「milkアンドゼク○ィ……おおぅ…」
「神は言っている…ここで終わるわけが無いと…」
れるむは思った。
(まだだ、まだイける!アドレナリンを出して立たせるんだ!立て、立てlittleれるむ!アドレナリンを出すにはアレしかない)
(人は皆、賢者になれば数時間立つことが出来なくなる…が!僕は違う!)
「秘技…ビックリするほどオルデュール!この行為は、まず全裸になり自分の尻を両手でバンバン叩きながら白目を剥き『びっくりするほどオルデュール!びっくりするほどオルデュール!』とハイトーンで連呼しながらベットを昇り降りし更に後ろを振り返り『最っ高にハイってやつだ!』と尻を両手で叩くれるむ君の必殺技だ!これを15分間やり続けると、れるむの体力は全回復するのだ!」
と言うとれるむは服を脱ぎ捨て白目を剥きベッドに上がり自身の尻を両手でバンバン叩いて白目を剥き、けたたましく叫び始めた。
「びっくりするほどオルデュール!!」パンッ!パンッ!
「びっくりするほどオルデュール!!」
パンッ!パンッ!
鈍く鳴っていたケツを叩く音は徐々にキレがある音になっていく。
「びっくりするほどオルデュール!!」
パンッ!パンッ!
「びっくりするほどオルデュール!!」
パンッ!パンッ!
「びっくりするほどオルデュール!!」
パンッ!パンッ!
「びっくりするほどオルデュール!!」
パンッ!パンッ!
<15分後…>
「びっ、びびび、び…ハァハァ…びっくりするほど…オル…デュぅル……フゥーーーー……………ゼクスィィィィィィィイイイイイイ早苗ぇぇぇええええちゃわぁぁぁぁあああん!元気でたよぉぉおおおおお!全回復だぜ!」
れるむは叫び地面に落ちているゼク○ィを拾い上げるとゲス顔をした。
「第2ラウンドォォォ」
れるむのlittleれるむは厭らしく反り立ち、れるむは口から水蒸気のようなものを機関車のように吐き出している。
ゼク○ィは震えた。
「も、もう無理ぃ…嫌ぁ…」
「れるむっ!いっきまーーーす!!」パンッパンッパンッパンッパンッパァンッパァンッおうおうおうおう♡パァンッパァンッパンッパンッパンッパンッパンッパァンッおうっおうっ♡  

ジジジジ…ザーザーーー……
「ふふっれるむ君可愛い。私の置いたゼク○ィ持って帰って一人二役でオナるとか可愛過ぎ////早く明日も会いたいなぁ~」
早苗はイヤホンを置いて眠りについた。




     作・那珂 緑
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