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陵辱
剥がされる上着
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密着した体の下で身もがく小柄な、か細いレジィリアンスの華奢な体の感触に、エルデリオンの熱は上がるばかり。
冷えることなど問題外。
たまらず再び、赤く染まり始める愛しい唇に、口づける。
「…!」
レジィリアンスの青い瞳は、まだ止まぬその行為の継続に、潤みきって見開かれた。
が、エルデリオンは夢中で気づかない。
“…二ヶ月は、長かった。
レジィリアンスは今、自分の腕の中にいる。
だから…”
感激で心を、そして湧き上がる激しい衝動を抑えるのは、もはや無理。
腕の中に抱きすくめ、口づけてるレジィリアンスは、いたいけで愛らしい。
初めて会った時も素早く跳ねるように、そして可憐に身を翻す方だった。
あの時も…触れると甘い香りに包まれた。
そして今、小さな熱い体を抱きすくめ、レジィリアンスから漂う甘い香りに包み込まれ…。
レジィリアンスが身を振り、もがく度。
腕の中でその香りは更に強く、甘く香る。
…めまいがする。
もうこんな興奮は、抑える事は難しい。
エルデリオンはレジィリアンスの唇を塞ぎながら、そっと衣服の襟にその指を這わせた。
そうして前合わせの隠しボタンを見つけると、するするとそれを外していく。
「………!」
レジィリアンスは目を、見開いた。
エルデリオンの腕の中で、抗議をこめて身もがく。
だがその指は素早く、ボタンを外していく。
エルデリオンの白い、ほっそりとした長い指の、それでもレジィリアンスにとっては彼の手などすっぽりと覆われてしまうほど大きな手が、中に滑り込んでシャツの上を這う。
その手のぬくもりに、怯えたようにレジィリアンスは必死に身を揺すった。
「…んっ!……んっ!」
唇が、ようやく外れる。
荒い息に肩と胸を上下させながら、レジィリアンスは深く顔をうつむけた。
その手が、彼の金と銀の刺繍の入った豪華な白の上着をシャツごと、一気に肩から滑り降ろす。
ざっっっ!!!
エルデリオンのその動作に、レジィリアンスは驚いたように瞳を見開き、更に衣服を引き下げようとする手首を握り、必死に止めようとする。
が、エルデリオンの手は止まらず、衣服は肘の下まで引き下げられ、裸の胸をエルデリオンの視線にさらされて、レジィリアンスは恥じ入る。
上着は肘につっかえ、まるで手枷のようにレジィリアンスの腕の自由を奪った。
深く俯いて、エルデリオンの視線に必死に、唇を噛んで耐える。
が、レジィリアンスは顔を上げ、潤んだ瞳で許しを乞うように。
エルデリオンを真摯に見つめた。
が、エルデリオンの端正な顔は、上気した頬をピンクに染め、興奮で潤んだヘイゼルの瞳を曝された裸の胸に向け、レジィリアンスの必死の訴えになど、気づきもしない。
エルデリオンはレジィリアンスの剥かれた裸の胸を見つめ、感嘆していた。
…白く、うっすらとピンクがかった滑らかな肌。
傷一つない、華奢でほっそりとした体つき。
薄い胸。
その先にある、ピンクの乳首は唇の色と同じ。
…とても綺麗な、桜色。
あまりに愛らしく、エルデリオンはそっと、顔を寄せる。
ふいに乳首に熱い吐息がかかり、レジィリアンスは逃げるように激しく身をよじった。
けれど突然、はだけた腕を握られ、きつく引き戻されて。
抵抗虚しく強引に反らされた胸に、エルデリオンの唇は降りて来た。
冷えることなど問題外。
たまらず再び、赤く染まり始める愛しい唇に、口づける。
「…!」
レジィリアンスの青い瞳は、まだ止まぬその行為の継続に、潤みきって見開かれた。
が、エルデリオンは夢中で気づかない。
“…二ヶ月は、長かった。
レジィリアンスは今、自分の腕の中にいる。
だから…”
感激で心を、そして湧き上がる激しい衝動を抑えるのは、もはや無理。
腕の中に抱きすくめ、口づけてるレジィリアンスは、いたいけで愛らしい。
初めて会った時も素早く跳ねるように、そして可憐に身を翻す方だった。
あの時も…触れると甘い香りに包まれた。
そして今、小さな熱い体を抱きすくめ、レジィリアンスから漂う甘い香りに包み込まれ…。
レジィリアンスが身を振り、もがく度。
腕の中でその香りは更に強く、甘く香る。
…めまいがする。
もうこんな興奮は、抑える事は難しい。
エルデリオンはレジィリアンスの唇を塞ぎながら、そっと衣服の襟にその指を這わせた。
そうして前合わせの隠しボタンを見つけると、するするとそれを外していく。
「………!」
レジィリアンスは目を、見開いた。
エルデリオンの腕の中で、抗議をこめて身もがく。
だがその指は素早く、ボタンを外していく。
エルデリオンの白い、ほっそりとした長い指の、それでもレジィリアンスにとっては彼の手などすっぽりと覆われてしまうほど大きな手が、中に滑り込んでシャツの上を這う。
その手のぬくもりに、怯えたようにレジィリアンスは必死に身を揺すった。
「…んっ!……んっ!」
唇が、ようやく外れる。
荒い息に肩と胸を上下させながら、レジィリアンスは深く顔をうつむけた。
その手が、彼の金と銀の刺繍の入った豪華な白の上着をシャツごと、一気に肩から滑り降ろす。
ざっっっ!!!
エルデリオンのその動作に、レジィリアンスは驚いたように瞳を見開き、更に衣服を引き下げようとする手首を握り、必死に止めようとする。
が、エルデリオンの手は止まらず、衣服は肘の下まで引き下げられ、裸の胸をエルデリオンの視線にさらされて、レジィリアンスは恥じ入る。
上着は肘につっかえ、まるで手枷のようにレジィリアンスの腕の自由を奪った。
深く俯いて、エルデリオンの視線に必死に、唇を噛んで耐える。
が、レジィリアンスは顔を上げ、潤んだ瞳で許しを乞うように。
エルデリオンを真摯に見つめた。
が、エルデリオンの端正な顔は、上気した頬をピンクに染め、興奮で潤んだヘイゼルの瞳を曝された裸の胸に向け、レジィリアンスの必死の訴えになど、気づきもしない。
エルデリオンはレジィリアンスの剥かれた裸の胸を見つめ、感嘆していた。
…白く、うっすらとピンクがかった滑らかな肌。
傷一つない、華奢でほっそりとした体つき。
薄い胸。
その先にある、ピンクの乳首は唇の色と同じ。
…とても綺麗な、桜色。
あまりに愛らしく、エルデリオンはそっと、顔を寄せる。
ふいに乳首に熱い吐息がかかり、レジィリアンスは逃げるように激しく身をよじった。
けれど突然、はだけた腕を握られ、きつく引き戻されて。
抵抗虚しく強引に反らされた胸に、エルデリオンの唇は降りて来た。
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