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記憶を無くしたレジィリアンス
我を無くす快感
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けれど突然。
レジィリアンスは腰をもぞ…と動かし、頬を真っ赤にする。
デルデは察すると
「私も我慢、出来ない…。
挿入れて、突いてもいい?」
と尋ねた。
レジィリアンスは欲望で濡れた瞳でデルデロッテを見上げ、首に回した腕を引き寄せ、唇に軽く唇を触れさせ、そして…両足をデルデの腰に巻き付け、腿の上にお尻を落とし始める。
デルデロッテは下がり始めるレジィリアンスの双丘の間の蕾に、自身の先端を当てた。
「下から突かないから。
自分で身を沈めて」
レジィリアンスは頷き、小刻みに震えながらゆっくり、腰を沈め始める。
「っ…ん…っ………」
「動いて欲しかったら、そうするから…。
自分が良いように、腰を動かして…」
レジィは睫を震わせ、また頷くと、ゆっくり…自身の身を上下させる。
ぬぷ…。
最初はとてもゆっくり…。
けれど直ぐ没頭し始め、ぬちゃっ。ぬちゃっ!
と、抜き差しする毎に卑猥な音がするけど、それすら聞こえてないかのよう。
「あ…あ…ぁ…んっ!」
片腕をデルデの首から外し、自身で胸を触り始めるので、デルデは囁く。
「乳首を刺激して欲しい?」
レジィは睫を震わせながら、青く潤んだ瞳を開け、頷く。
一瞬、侯爵にいたぶられた記憶が脳を掠める。
けれどデルデの吸い方は…侯爵とは違う…。
胸に手を這わせ、囁く。
「…吸って?」
デルデは微笑むと、片手寝台に付き、うんと頭を傾けて、レジィのぷくん…と赤く膨らんだ可愛らしい乳首を口に含む。
舌先で敏感な乳首の先端を突くと、レジィの背が仰け反った。
「ぁ…っ」
自身で自分の男の印を握り込み、ゆっくりと上下させながら。
デルデロッテに乳首を口で愛撫され、軽く吸われ、ゆっくりと蕾にデルデの一物を挿入したまま、腰を上下させる。
「ぅ…んっ…」
「気持ちいい?」
デルデロッテに尋ねられた時。
とうとうレジィはデルデの首に再び両腕巻き付け、縋り付いてねだった。
「…うんと…突いて?」
「このまま?」
レジィは首を、横に振る。
それでデルデは、レジィの背を抱き込んだまま寝台に押し倒し、きつく抱きしめて腰を使い始めた。
「んっ…あ!
ぁっ…ぁあんっ!
あんっ!」
思い切り貫かれて揺さぶられ、レジィリアンスは快感の甘い喘ぎ声を上げる。
「んんんっ!
っ…ぁあ!
ぁああああっ!!!」
はぁ…はぁはぁ…。
レジィは荒い吐息を吐いて、抱きすくめるデルデの腕に縋り付き、ぐったりと力を抜いた。
デルデも突然の絶頂で、軽く息が切れてそのままの姿勢で動かなかった。
が、一つだけ、分かった。
「(…初心者対応を心がけても…出来なかったのは…。
レジィに性急に求められ…彼に合わせて絶頂を迎えようと、腰を使うからか………)」
デルデは片手寝台に付き、レジィの上に倒した身を浮かせ、彼の蕾から自身を抜く。
顔を下げて仰向けのレジィを見つめ、顔を傾け、そっと口づけた。
レジィは可愛らしい唇を、僅かに動かす。
それでデルデは…舌を入れない、優しいキスをした。
肩を抱き寄せ、一緒に休む。
レジィリアンスはデルデの胸に手を添え、身をぴったりと寄せて思った。
“凄く、安心…”
けれど…脳裏を掠める、ぞっとする出来事。
それが自分の身に起こって無いよう、どうしても…祈ってしまう。
デルデはそれを感じたのか…レジィリアンスを見ないまま、口を開く。
「君は、母親似だろう?
とても、美しい人だった」
レジィはふ…と、母の顔を思い出そうとする。
ふわっ…と脳裏に、金髪で青い瞳の、とても綺麗でとても優しそうな女性が思い浮かび、ほっとする。
「…ええ。
とても綺麗です」
“思い出した?”
そう、聞かれると思ったけど…デルデは聞かなかった。
「私も、母親似なんだ」
レジィは直ぐ横の、デルデの整った横顔を見つめる。
「きっととっても…美人なんですね?」
デルデは振り向くと、笑う。
「そう。凄い美人だよ」
レジィはやっぱり…と、デルデのとても綺麗な顔に見とれた。
「お父さんには…全然似てない?」
レジィに問われ、デルデは考え込むように、寝台の天蓋を見つめる。
「多分。
父は母にベタ惚れでね。
私が母の膝に座っていると、私を追い払って言うんだ。
『オレの女にベタつくんじゃない。
さっさと自分の女を見つけろ!』
…その時私は、六歳だった」
レジィが、それを聞いてくすくす笑う。
「…そう…そんな父でも…。
私を案じ、血相変えた事があったな…」
デルデが思い出を辿るようにそう呟くので、レジィはデルデの肩に顔を寄せ、囁く。
「私の父は…。
本来自分に付く、国最高の護衛を…私に付けてくれた。
それに…とても大切な指輪も下さった…」
「ずっと側に居られないから?」
レジィは、こくん。と頷く。
「エウロペに護られてる度、父の心を感じる…。
一生懸命…自分の身を削ってまで…護ってくれようとする」
デルデロッテはため息を吐いた。
「…凄い男だ」
レジィはこくん。と小さく頷いた。
「私は…直接護られてないけど…。
父様は戦の時、いつも部下を庇うんだって…」
デルデロッテはそれで、エルデリオンが攻め込んだ戦で王は、負傷したのだと…解った。
レジィリアンスは腰をもぞ…と動かし、頬を真っ赤にする。
デルデは察すると
「私も我慢、出来ない…。
挿入れて、突いてもいい?」
と尋ねた。
レジィリアンスは欲望で濡れた瞳でデルデロッテを見上げ、首に回した腕を引き寄せ、唇に軽く唇を触れさせ、そして…両足をデルデの腰に巻き付け、腿の上にお尻を落とし始める。
デルデロッテは下がり始めるレジィリアンスの双丘の間の蕾に、自身の先端を当てた。
「下から突かないから。
自分で身を沈めて」
レジィリアンスは頷き、小刻みに震えながらゆっくり、腰を沈め始める。
「っ…ん…っ………」
「動いて欲しかったら、そうするから…。
自分が良いように、腰を動かして…」
レジィは睫を震わせ、また頷くと、ゆっくり…自身の身を上下させる。
ぬぷ…。
最初はとてもゆっくり…。
けれど直ぐ没頭し始め、ぬちゃっ。ぬちゃっ!
と、抜き差しする毎に卑猥な音がするけど、それすら聞こえてないかのよう。
「あ…あ…ぁ…んっ!」
片腕をデルデの首から外し、自身で胸を触り始めるので、デルデは囁く。
「乳首を刺激して欲しい?」
レジィは睫を震わせながら、青く潤んだ瞳を開け、頷く。
一瞬、侯爵にいたぶられた記憶が脳を掠める。
けれどデルデの吸い方は…侯爵とは違う…。
胸に手を這わせ、囁く。
「…吸って?」
デルデは微笑むと、片手寝台に付き、うんと頭を傾けて、レジィのぷくん…と赤く膨らんだ可愛らしい乳首を口に含む。
舌先で敏感な乳首の先端を突くと、レジィの背が仰け反った。
「ぁ…っ」
自身で自分の男の印を握り込み、ゆっくりと上下させながら。
デルデロッテに乳首を口で愛撫され、軽く吸われ、ゆっくりと蕾にデルデの一物を挿入したまま、腰を上下させる。
「ぅ…んっ…」
「気持ちいい?」
デルデロッテに尋ねられた時。
とうとうレジィはデルデの首に再び両腕巻き付け、縋り付いてねだった。
「…うんと…突いて?」
「このまま?」
レジィは首を、横に振る。
それでデルデは、レジィの背を抱き込んだまま寝台に押し倒し、きつく抱きしめて腰を使い始めた。
「んっ…あ!
ぁっ…ぁあんっ!
あんっ!」
思い切り貫かれて揺さぶられ、レジィリアンスは快感の甘い喘ぎ声を上げる。
「んんんっ!
っ…ぁあ!
ぁああああっ!!!」
はぁ…はぁはぁ…。
レジィは荒い吐息を吐いて、抱きすくめるデルデの腕に縋り付き、ぐったりと力を抜いた。
デルデも突然の絶頂で、軽く息が切れてそのままの姿勢で動かなかった。
が、一つだけ、分かった。
「(…初心者対応を心がけても…出来なかったのは…。
レジィに性急に求められ…彼に合わせて絶頂を迎えようと、腰を使うからか………)」
デルデは片手寝台に付き、レジィの上に倒した身を浮かせ、彼の蕾から自身を抜く。
顔を下げて仰向けのレジィを見つめ、顔を傾け、そっと口づけた。
レジィは可愛らしい唇を、僅かに動かす。
それでデルデは…舌を入れない、優しいキスをした。
肩を抱き寄せ、一緒に休む。
レジィリアンスはデルデの胸に手を添え、身をぴったりと寄せて思った。
“凄く、安心…”
けれど…脳裏を掠める、ぞっとする出来事。
それが自分の身に起こって無いよう、どうしても…祈ってしまう。
デルデはそれを感じたのか…レジィリアンスを見ないまま、口を開く。
「君は、母親似だろう?
とても、美しい人だった」
レジィはふ…と、母の顔を思い出そうとする。
ふわっ…と脳裏に、金髪で青い瞳の、とても綺麗でとても優しそうな女性が思い浮かび、ほっとする。
「…ええ。
とても綺麗です」
“思い出した?”
そう、聞かれると思ったけど…デルデは聞かなかった。
「私も、母親似なんだ」
レジィは直ぐ横の、デルデの整った横顔を見つめる。
「きっととっても…美人なんですね?」
デルデは振り向くと、笑う。
「そう。凄い美人だよ」
レジィはやっぱり…と、デルデのとても綺麗な顔に見とれた。
「お父さんには…全然似てない?」
レジィに問われ、デルデは考え込むように、寝台の天蓋を見つめる。
「多分。
父は母にベタ惚れでね。
私が母の膝に座っていると、私を追い払って言うんだ。
『オレの女にベタつくんじゃない。
さっさと自分の女を見つけろ!』
…その時私は、六歳だった」
レジィが、それを聞いてくすくす笑う。
「…そう…そんな父でも…。
私を案じ、血相変えた事があったな…」
デルデが思い出を辿るようにそう呟くので、レジィはデルデの肩に顔を寄せ、囁く。
「私の父は…。
本来自分に付く、国最高の護衛を…私に付けてくれた。
それに…とても大切な指輪も下さった…」
「ずっと側に居られないから?」
レジィは、こくん。と頷く。
「エウロペに護られてる度、父の心を感じる…。
一生懸命…自分の身を削ってまで…護ってくれようとする」
デルデロッテはため息を吐いた。
「…凄い男だ」
レジィはこくん。と小さく頷いた。
「私は…直接護られてないけど…。
父様は戦の時、いつも部下を庇うんだって…」
デルデロッテはそれで、エルデリオンが攻め込んだ戦で王は、負傷したのだと…解った。
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