382 / 418
アールドット国王の別邸
ミラーシェンの夢
しおりを挟む
直ぐ、ギュンターの白い膜も開き、素早く背後に回ると、もう一人の仮面の男をミラーシェンから引き剥がし、思いっきり拳を叩き込む。
がっっっ!!!
“…やっとすっきりした”
エディエルゼが突進し、泣きながら両手広げるミラーシェンを、抱き止める。
王もギュンターも、殴れて気が済み、その場から背を向けて去ろうとしていたけど…。
きつく抱きつくミラーシェンを、固く抱き返すエディエルゼの、感動的場面を見。
王はミラーシェンの手枷を上に吊り上げてた、滑車のハンドルを探し、回して鎖を下げ。
ギュンターは足枷の鍵を、仮面の男の腰に下げられてるのをひったくり、足枷を外し始めた。
“…兄様…にいさま…!”
腕が自由になって、きつく抱きつくミラーシェンを抱き寄せ、エディエルゼは悔しさに歯がみしてる。
王がじっ…と、寝台の上に乗ってミラーシェンを抱いてる、エディエルゼの尻を見てるのにギュンターは気づくと。
“…気遣え!”
と叫んで、王の腕を引く。
“…凄く、締まりの良さげな尻だ…。
エルデリオンも良かったが…”
言われてギュンターは、振り向いてまだエディエルゼの尻を見てる王を見た後。
エディエルゼの尻をチラ見し、唸った。
“…つまりアンタのツボはそこか?”
“普通男を抱くとなったら。
ツボはそこ以外、どこにある?”
“…………………”
ギュンターは反論出来ず、顔を下げた。
“俺が一番イイのは、ローランデだ”
“締まりきった尻か?”
“…確かに、脱ぐと尻も胸も、盛り上がって肉感的だったな…”
オーガスタスの、ため息混じりの声が聞こえた。
“俺には完璧に均整取れた、侵しがたい気品が裸になってもあり、さすが誰もが認める貴公子。
と、感心したが。
…お前の目には、そう映ってたのか。
それでお前、ローランデを性的対象に据えた訳だ…”
王が見てると、ギュンターは俯いて頷く。
“…裸見るまでは…。
もっとすんなりして…勃たないような体を想像してた”
王は思わず、ギュンターに尋ねた。
“凄く…締まりが良いんだな?”
ギュンターは顔上げると、オーガスタスよりは低いが、自分より長身の王を睨めつける。
“エルデリオンもエディエルゼも、どっちも鍛えてるから確かに半端無く締まりが良くて、名器だろう。
確かにローランデも、俺より腕の立つ凄腕の剣士。
締まりの良さは、想像に難くない。
が、あんたには絶対抱かせないから、きっぱり忘れろ”
王も、思い直して頷いた。
“…居場所は、アースルーリンドだったな…。
化け物が出ると、部下が恐れて行きたがらないし。
広大で物騒な樹海と、半端無く高い崖を超えるのは、さぞかし大変なんだろう?”
けどその時。
再び寝ている皆の脳裏に新たな映像が浮かび上がり、ギュンターと王、ミラーシェンを抱きしめてるエディエルゼは寝台向こうの空間に、映像が流れ始めるのを見る。
浮かび上がる映像の中の、捕らわれたミラーシェンは。
目覚め、知らない場所に不安げに、周囲を伺っていた。
目前の男は、ミラーシェンを見つめ冷たい視線を送る。
“兄が目当てだったが…。
まあ、いい。
これだけの美しさ。
しかも初物。
しかも王子…。
幾らでも値をつり上げられる”
横の男が尋ねる。
“落札させる?
それとも…”
“宴を開き、小出しに触らせる”
ミラーシェンは意味が分からず…不安げに首を横に振る。
けれどその後、突然場面が飛んだ。
透けた衣服。
けれど乳首と尻を剥き出しにした、いやらしい衣装…。
豪華な宝石が幾つも付けられ…淫靡に飾り立てられ、恥ずかしくってミラーシェンは下を向いていた。
手足に付けられた枷。
そして…劇場の舞台の所に引き出され…縛り付けられ、仮面の男は高らかに叫ぶ。
“さて、触れられるのは初めて!
高値を付けて下さい。
初めて…触れるその値段をお申し出下さい!”
ミラーシェンはエディエルゼの胸に顔を埋め、ぎゅっ!ときつく、エディエルゼにしがみつく。
可憐な…美しく年若い美少年王子に、値を付けた男達が舞台に上がり、その体に触れ始める。
露出した…乳首や尻に。
“ゃあっ!!!”
恥ずかしがり、身をくねらせる王子に、舞台下の男らは自身の一物を取り出し、オカズにし…。
しきりに、しごき上げてる気配。
エディエルゼはその様子を見、ぎり…!と唇を噛んだ。
王が腕組みして呻く。
“俺の国での、上玉奴隷の扱いだな。
俺もされた事がある”
夢で見ていて、ちゃんと意識のある者は、王の告白にぎょっ!とした。
ギュンターは王を見上げる。
“餓鬼の頃?”
王は頷く。
そして嬲られてるミラーシェンを顎でしゃくり
“が、あんなに可愛らしく恥じらわないし、触れる男に片っ端から罵り倒したから。
誰も勃たなくて。
『調教してから出せ!』
と奴隷商人に見物客らは怒鳴りつけ、その後
『金返せ』
コールが一斉に巻き上がった”
ミラーシェンは思わず、伏せていたエディエルゼの胸から顔を上げ、少し離れた位置に立つ、王とギュンターを呆けて見た。
“なんて…罵ったんです?”
ミラーシェンに問われ、王は肩すくめた。
“そりゃ…頭に来たら言うセリフ全部。
『なんだその触り方は』
から始まって…。
『そんなヘタだからどんな女にも相手されず、こんなとこで金払って、縛り付けられた餓鬼嬲るしか出来ないんだろう』
とか…。
ああ、効きだしたのはこれ言ってから。
『お前どうせ一物に自信無いんだろう?
出して見せて見ろ、どうせ短小の役立たずだろう?!』
客からも
『出せ!』
コールが湧き上がった。
…ともかく、片っ端から手を伸ばす男の肉体的弱点をあげつらうから。
とうとう触れない、金の無い観客達の、笑いものになって。
舞台に上がって俺に触った男ら全員が、見世物扱いだ”
エディエルゼはそのタフさに呆れ、ミラーシェンは目を見開いた。
“私…は…。
あんな…大人の嫌らしい視線に曝されたのが、初めてで…”
王は頷く。
“まあ…ああ可愛くて可憐で、初々しく恥じらっちゃ…。
大抵の男は勃つな。
が、俺の住んでた界隈は汚い下町で。
金払いの悪い客を、娼婦が毎晩罵り倒す怒鳴り声が、子守歌だったしな”
“………………………………”
全員が揃って沈黙する中。
ギュンターだけが
“いい教育受けて、良かったな”
と呟き、王の肩をぽん。と叩いた。
がっっっ!!!
“…やっとすっきりした”
エディエルゼが突進し、泣きながら両手広げるミラーシェンを、抱き止める。
王もギュンターも、殴れて気が済み、その場から背を向けて去ろうとしていたけど…。
きつく抱きつくミラーシェンを、固く抱き返すエディエルゼの、感動的場面を見。
王はミラーシェンの手枷を上に吊り上げてた、滑車のハンドルを探し、回して鎖を下げ。
ギュンターは足枷の鍵を、仮面の男の腰に下げられてるのをひったくり、足枷を外し始めた。
“…兄様…にいさま…!”
腕が自由になって、きつく抱きつくミラーシェンを抱き寄せ、エディエルゼは悔しさに歯がみしてる。
王がじっ…と、寝台の上に乗ってミラーシェンを抱いてる、エディエルゼの尻を見てるのにギュンターは気づくと。
“…気遣え!”
と叫んで、王の腕を引く。
“…凄く、締まりの良さげな尻だ…。
エルデリオンも良かったが…”
言われてギュンターは、振り向いてまだエディエルゼの尻を見てる王を見た後。
エディエルゼの尻をチラ見し、唸った。
“…つまりアンタのツボはそこか?”
“普通男を抱くとなったら。
ツボはそこ以外、どこにある?”
“…………………”
ギュンターは反論出来ず、顔を下げた。
“俺が一番イイのは、ローランデだ”
“締まりきった尻か?”
“…確かに、脱ぐと尻も胸も、盛り上がって肉感的だったな…”
オーガスタスの、ため息混じりの声が聞こえた。
“俺には完璧に均整取れた、侵しがたい気品が裸になってもあり、さすが誰もが認める貴公子。
と、感心したが。
…お前の目には、そう映ってたのか。
それでお前、ローランデを性的対象に据えた訳だ…”
王が見てると、ギュンターは俯いて頷く。
“…裸見るまでは…。
もっとすんなりして…勃たないような体を想像してた”
王は思わず、ギュンターに尋ねた。
“凄く…締まりが良いんだな?”
ギュンターは顔上げると、オーガスタスよりは低いが、自分より長身の王を睨めつける。
“エルデリオンもエディエルゼも、どっちも鍛えてるから確かに半端無く締まりが良くて、名器だろう。
確かにローランデも、俺より腕の立つ凄腕の剣士。
締まりの良さは、想像に難くない。
が、あんたには絶対抱かせないから、きっぱり忘れろ”
王も、思い直して頷いた。
“…居場所は、アースルーリンドだったな…。
化け物が出ると、部下が恐れて行きたがらないし。
広大で物騒な樹海と、半端無く高い崖を超えるのは、さぞかし大変なんだろう?”
けどその時。
再び寝ている皆の脳裏に新たな映像が浮かび上がり、ギュンターと王、ミラーシェンを抱きしめてるエディエルゼは寝台向こうの空間に、映像が流れ始めるのを見る。
浮かび上がる映像の中の、捕らわれたミラーシェンは。
目覚め、知らない場所に不安げに、周囲を伺っていた。
目前の男は、ミラーシェンを見つめ冷たい視線を送る。
“兄が目当てだったが…。
まあ、いい。
これだけの美しさ。
しかも初物。
しかも王子…。
幾らでも値をつり上げられる”
横の男が尋ねる。
“落札させる?
それとも…”
“宴を開き、小出しに触らせる”
ミラーシェンは意味が分からず…不安げに首を横に振る。
けれどその後、突然場面が飛んだ。
透けた衣服。
けれど乳首と尻を剥き出しにした、いやらしい衣装…。
豪華な宝石が幾つも付けられ…淫靡に飾り立てられ、恥ずかしくってミラーシェンは下を向いていた。
手足に付けられた枷。
そして…劇場の舞台の所に引き出され…縛り付けられ、仮面の男は高らかに叫ぶ。
“さて、触れられるのは初めて!
高値を付けて下さい。
初めて…触れるその値段をお申し出下さい!”
ミラーシェンはエディエルゼの胸に顔を埋め、ぎゅっ!ときつく、エディエルゼにしがみつく。
可憐な…美しく年若い美少年王子に、値を付けた男達が舞台に上がり、その体に触れ始める。
露出した…乳首や尻に。
“ゃあっ!!!”
恥ずかしがり、身をくねらせる王子に、舞台下の男らは自身の一物を取り出し、オカズにし…。
しきりに、しごき上げてる気配。
エディエルゼはその様子を見、ぎり…!と唇を噛んだ。
王が腕組みして呻く。
“俺の国での、上玉奴隷の扱いだな。
俺もされた事がある”
夢で見ていて、ちゃんと意識のある者は、王の告白にぎょっ!とした。
ギュンターは王を見上げる。
“餓鬼の頃?”
王は頷く。
そして嬲られてるミラーシェンを顎でしゃくり
“が、あんなに可愛らしく恥じらわないし、触れる男に片っ端から罵り倒したから。
誰も勃たなくて。
『調教してから出せ!』
と奴隷商人に見物客らは怒鳴りつけ、その後
『金返せ』
コールが一斉に巻き上がった”
ミラーシェンは思わず、伏せていたエディエルゼの胸から顔を上げ、少し離れた位置に立つ、王とギュンターを呆けて見た。
“なんて…罵ったんです?”
ミラーシェンに問われ、王は肩すくめた。
“そりゃ…頭に来たら言うセリフ全部。
『なんだその触り方は』
から始まって…。
『そんなヘタだからどんな女にも相手されず、こんなとこで金払って、縛り付けられた餓鬼嬲るしか出来ないんだろう』
とか…。
ああ、効きだしたのはこれ言ってから。
『お前どうせ一物に自信無いんだろう?
出して見せて見ろ、どうせ短小の役立たずだろう?!』
客からも
『出せ!』
コールが湧き上がった。
…ともかく、片っ端から手を伸ばす男の肉体的弱点をあげつらうから。
とうとう触れない、金の無い観客達の、笑いものになって。
舞台に上がって俺に触った男ら全員が、見世物扱いだ”
エディエルゼはそのタフさに呆れ、ミラーシェンは目を見開いた。
“私…は…。
あんな…大人の嫌らしい視線に曝されたのが、初めてで…”
王は頷く。
“まあ…ああ可愛くて可憐で、初々しく恥じらっちゃ…。
大抵の男は勃つな。
が、俺の住んでた界隈は汚い下町で。
金払いの悪い客を、娼婦が毎晩罵り倒す怒鳴り声が、子守歌だったしな”
“………………………………”
全員が揃って沈黙する中。
ギュンターだけが
“いい教育受けて、良かったな”
と呟き、王の肩をぽん。と叩いた。
0
あなたにおすすめの小説
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる