40 / 220
リセット5 アイリス
リセット5 アイリス 5
しおりを挟む唇がしっとりと…唇を塞ぐ。
アイリスにのし掛かられただけで…胸がどくん!どくん!と波打つのは、なぜ?
顔を離されると、とても綺麗な鼻筋の…美しい顔が見えて、やっぱりまた、胸がどくん…と高鳴る。
なのに密着し始めると…衣服の下の、逞しい体を凄く意識しちゃって…。
キス…だけで、胸が高鳴り続けて、どうにかなりそう…。
「んっ…」
気づくと、背がソファに。
アイリスが上からのし掛かりながら、ゆっくりと顔を傾けて…キスを続ける。
軽く…触れる熱い唇。
また…。
そしてまた、軽く触れて離され、また触れて来る…。
とっても優しい…キスで、高鳴ってた胸が静まり、胸がいっぱいになる…。
「(…アイリスって…なんか凄く、包容力ある…)」
なんだか包まれて、守られてるみたいで、凄く…安心する…。
顔を離したアイリスが、とてもチャーミングな笑顔を見せる。
「気持ちいい?」
「とても…」
アイリスの指が、俺の唇に触れる。
「…あんまり可愛い唇で…我慢出来なかったんだ…」
綺麗な顔でそんな風に言われちゃうと…俺、たまんなくなっちゃう。
アイリスに抱きつくと、彼は顔を倒して来る。
熱い…肉感を感じさせる逞しい身体が衣服を通して感じた時。
体のあちこちが疼き出した。
唇が触れる…。
今度は舌が、滑り込んで来る…。
熱くて…熱烈に高めるディンダーデンのキスと違って、アイリスはどこか品が良く、その癖…やんちゃな坊やみたいな若々しい雰囲気があって、舌がくねりはじめると、つい俺の方からも、アイリスの舌に舌を絡めてた。
舌先を互いに触れさせ合って…また絡ませ合う。
つい…膝を立てて…腰を、アイリスの腰に密着させた。
アイリスが、頬に熱い舌を滑らせながら囁く。
「…もう…?」
そう、低い掠れた声で言われただけで、腰に直撃されたみたいな刺激が駆け抜ける。
アイリスの手の平が、胸の部屋着をはだけながら乳首に滑って行く…。
「ここ…誰かにうんと、開発された?」
低い、腰骨に響く…けど甘い声音でそう言われちゃうと…。
なんだか凄く恥ずかしくって、顔を背ける。
アイリスは顔を上げて…頬が熱く真っ赤になっちゃってる、俺を見て笑う。
やっぱりとても、チャーミングな人懐っこい笑顔。
「恥ずかしい?
…でも…触られるの、好きだよね?」
確かに、乳首凄く敏感になっちゃってるけど…。
アイリスの声って腰に響くから…どうしても、お尻の奥が、灯が灯ったみたいに熱くなって、タケノコは半勃ちで…。
思いっきり奥を擦られて、イきたくなっちゃう。
立てた膝で、アイリスの腰をくすぐり、言う。
「…お願い…乳首されると…じらされたみたいでたまらなくなる…。
頂戴…。
挿入(い)れ…て………」
アイリスは夜闇のような濃紺の瞳を輝かせて…囁く。
「疼いてる?」
「う…ん…。凄く…。
……おかしくなりそう…」
言って改めて…もう本当に、疼きまくってたまらなくなってる自分に気づく。
もし、上からのし掛かられてなかったら…アイリスの股間に張り付いて、自分からアイリスを咥えて勃たせて…自分から、挿入(い)れそう………。
けどアイリス、顔を耳元に寄せて、囁く。
「…もう挿入(い)れて、本当にいいの?」
その声でまた、腰に刺激が走って、タケノコの先端にびりりっ!て………甘い痺れが駆け抜け、勃ち上がってもう、たまらない…。
「来て…挿入(い)れて…」
もう半泣きで、そうせがむ。
アイリスはとても綺麗な…白い頬を傾け、俺の上からちょっと下目遣いで見つめて、腕を俺の立てた膝の下に、入れ込んで自分の腰に、引き寄せてくれた。
なんか凄い…わくわくしてる。
「(…なんでっ?)」
アイリスの手が下がり、腰の布を取り退け…。
腰骨が、裸のアイリスの腰に直に触れた時、俺、仰け反って…腰をアイリスにもっと、密着させちゃってる…。
アイリスの…猛ったタケノコの動く気配がして…お尻の割れ目に滑り、先端が蕾を探ってる。
つぷ…。
と先が挿入(はい)り始めると、俺もう目を閉じてた。
睫が震えてるのが自分でも解る。
って言うより。
体が小刻みに震ってる。
どうしてこんなに…期待に体中が震えるんだろう…。
アイリスが奥へ、ゆっくりと滑って行く。
ディンダーデンと何度もしたせいなのか…圧迫感をさ程感じない。
ぐっ!
ってアイリスが奥まで挿入した時。
感じる場所を一気に。
一瞬で凄く強く、擦り上げられて。
瞬間、身がくねりながら反り返る。
「あ…あっ!」
びりびりっ!て、タケノコの先端に快感が駆け抜けて行って、痺れてる。
腰が…がくがくっ!って、大きく震えてる…。
アイリスが、のし掛かって体を包むように抱き込んでくれて、包み込まれるみたいに密着しながら…また!
ぐっ!
「あ…あっ!」
一瞬で強烈な刺激が、蕾の奥からタケノコの先端を…駆け抜けて行く。
…たったの二回。
突かれた、だけ、なのに…。
もう、目の縁に涙が溜まり…。
体が熱くて、腰砕けになりそう…。
次に突かれた時。
タケノコの先端にもの凄く、強烈な刺激と快感が駆け抜けて行って…。
俺、多分放ってたと思う………。
アイリスはぐったりと力の抜けた俺の耳元で、また囁く。
「…これ…好き?」
「んっ…ん…凄く…好き…。
アイリスに擦られると…たまんない…」
頬に、熱い涙が伝って行くのが解る。
アイリスは労るように頬に、優しいキスをしてくれて…。
けど、アイリスはまだ固いまんま、俺の中に居て…。
「もう一回、イかせて…いい…?」
って耳元で囁かれ、その低く響く甘い声が、放ったばかりの、力の抜けたはずの腰骨を、直撃して震えさせるから…。
俺、泣きながら頷く。
「シて………」
アイリスが、優しく頷く。
あんま、綺麗で上品で忘れてたけど…アイリスって若々しい…凄く好感持てる青年らしい爽やかさみたいな雰囲気があって…。
ぎゅっ!て、抱きしめてくれると、胸が甘い感覚に包まれて…。
挿入(はい)ったままの…タケノコが、動き出すと俺もアイリスに、きつくしがみついてた。
また。
引かれてぐいっ!て突かれると、びりびりびりっ!てタケノコの先端に強烈な快感を伴った痺れが駆け抜けて行って…。
俺、アイリスの腕の中で、思いっきり背を、反り返してた。
「あっ…あ!」
あんまり一気に刺激が駆け抜けるから…必ず声が、一瞬詰まる。
また…アイリスは引くんだけど…すんなり挿入(はい)って来てるのに、奥に触れた次の瞬間。
凄まじい刺激が、お尻の…その場所から、タケノコの先端へと駆け抜けて行く。
びりびりびりっ!
「あああ…んっ!」
アイリスが、俺の上にのしかかって囁く。
「ごめん…キツかった…?」
瞬間の刺激があんまり…凄すぎて、俺声出ない。
アイリスは俺の中で放ってて、けど痺れの甘い余韻が腰を覆い…。
俺、つい返答の代わりに顔を傾けて、自分からアイリスの、赤くて…下唇が少し肉厚な、ぷるん、とした唇に、口付けた。
一度口づけ…また顔を傾けて口付ける。
その時、腰と同時に唇にも、甘い痺れを感じて…つい、アイリスの唇を味わうように、唇をもっと深く、重ねて口付けた………。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
112
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる