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かっ飛びアレクサンドライト まぜまぜイエロー・ダイヤ オン コース 8 ファントレイユ

かっ飛びアレクサンドライト まぜまぜイエロー・ダイヤ オン コース 8 ファントレイユ 25

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 ファントレイユの熱い腕に抱かれて、胸に突っ伏して幸福感に浸ってると…。
ファントレイユが耳元で囁く。
「…寝室に、行く?」

顔を上げると、もう…淡いグレーがかった栗毛の、ふんわりした髪に囲まれ、ブルー・グレーの瞳がとっても美しい、綺羅綺羅した麗しの美貌で。
微笑があんまり美しくって。

俺、思わず頷いちゃった♡

ファントレイユが寝室の扉を開ける。
促されて寝台に座り…寝転ぼうとブーツを脱ぎ捨てて、寝台に足を上げた時。
ファントレイユが上着を肌から滑り落とす。

つい…ちらって視界に入るので、首振って思い切り振り向き、二度見してしまった。

アドラフレンが凄く色白で彫刻みたいな均整取れた綺麗な裸体だったんだけど…。
ファントレイユも、白い…。

けど、想像してた時よりもっと…筋肉引き締まってて。
余分な贅肉、全然ナイ感じで。

あんまり…素晴らしくて、見惚れていると。
ファントレイユ、くすっ。って笑って。

「君も脱いで見せて?」
って言うから俺…つい真っ赤に成っちゃった。

「えーと…でもガウン一枚だし…」
「じゃ、乱しちゃお」

ファントレイユ、そう言って寝台にのし掛かってくる。
そして仰向けに寝転んでる俺の上まで来ると、改めて間近で見ると、どきっ!
ってするぐらいの、綺麗な美貌で微笑んでる…。

なんだろう。
顔立ちが綺麗なだけで無く、綺羅綺羅した雰囲気が周囲に漂い、なんか…改めて美形の迫力みたいなもの、感じるんですけど。

顔が傾き、薄く開いたピンク色の唇でしっとり…と口づけられて、俺つい…ファントレイユの背に腕を回す。
するとファントレイユ、唇離して
「まだ」
って。
背にかかる俺の腕、外して言う。

「?」
俺が呆けて綺麗なファントレイユの顔、見てるとファントレイユの手が動いて…。
俺のガウンの胸元、はだけられる。

自分の目にも、真っ白な肌の…かなり赤い乳首が視界に入り、なんかやたら恥ずかしい…。

「顔は王子に似てるけど…体はやっぱり、かなり違うね?」
そう言いつつも、腰の辺りのガウンもはだけられて…。
俺、うわずった声で返事しちゃってる。

だってファントレイユ…。
じっ…て俺の…はだけられた胸や股間、吟味してるんだもん………。

「そ…ソルジェニー…って…鍛えて、剣も使えるんだよね?」

おずおずとそう言うと、ファントレイユの手が股間に…。
やんわりとタケノコ握られて♡
「っ………」

なんか触り方が…優しい…。

「可愛い♡」

ファントレイユ、そう言うと、屈んで俺の…を、ぱくっ!

「あんっ」

つい俺、あま~い喘ぎ声を、上げてしまいました。

綺羅綺羅しいファントレイユの形の良い唇に含まれて…なんか悩ましくも気持ちいい…。

「あっ…あ…っ」

つい足をいざらせて…悶え始めちゃってる…。

“いいんだ、ここ…”の代わりに、舌先で先端をまったり舐められて…。

「ああっんっ」

って、つい仰け反って首振っちゃう…。
指が、蕾みに触れて…揉みほぐすように触れられ、つい腰が、ぞわっ!
って、期待に戦慄いちゃいました。

なんか…ファントレイユって普段女性口説いてる?
せいか…アドラフレンもだったけど、触り方とか扱い方が、かなりソフトなんだよね…。

でも時折、きつくタケノコの先端吸われちゃったり。
蕾に入った指が、するっ…と奥へと入り、いい場所を突然キツく、擦り上げたり…。

ハードに責め続けられるのも、凄くクるんだけど、緩~く責められてる時に突然強い刺激が走ると…。
めちゃめちゃ、感じるんですけど。

しかもまた、緩~く、に戻られると…。
いつ、激しいの来るのか。
って凄く、どきどきする…。

なんかファントレイユに下半身、優しく支配されちゃってるみたいに感じる。

「あ…あ…っん………」

ゆっくりなんだけど、どんどん俺って高まっちゃって。
つい…汁が滴るぐらい、上向きになっちゃったタケノコ…。

そこでファントレイユに口から出され…。
上半身起こしたファントレイユに、顔を覗き込まれ…。

すっかり発情しちゃってる様子、バッチリ見られて、ファントレイユにくすっ。
って笑われた。

ファントレイユに視姦?されつつも、蕾には何か…塗り込まれてる感触が。

「やっぱり顔立ちは似てるけど…愛撫されると王子とは違うね?
君、甘々の砂糖菓子みたいな…直ぐ食べちゃいたいぐらいの、艶っぽい表情(カオ)してる…」

「やんっ…あ!」

「…ここ…凄くイイんだね?」

ファントレイユの肩に、ふんわりと…グレーがかった艶やかな明るい栗毛が揺れてる…。
なんか凄く、優雅に見えるのに、下げた腕、俺の…蕾に塗り込みながら、指が中で蠢いてると、俺、感じちゃって、涙目。

「ああっ…ん…んんっ」

チラ、とファントレイユ、彼の口で育てた俺のタケノコ、勃って先端濡らし、揺れてるの見て。

くすくす笑ってる。

「挿入したダケで…イける?」
「ん…んっ!
た…ぶん…。
俺………」

「俺?」

グ…リー?
塗ってる…んだよね?
でもこの指の動き…なぜるようにしたかと思うと、くっ!くっ!
って…感じる場所、割とキツめに突いて来るっ!

「あ…あ…っ!」

ビビン!
って股間に刺激が駆け抜けるんだけど…また、緩く触れて…。
感じる場所をでも、ゆるゆるいじられてると、どんどん体が火照ってきてる。

「あ…あ…っ!」

ファントレイユの指で後腔の奥を弄られ…。
なんか俺、嬲られてる感じ?

だってファントレイユ、人形みたいな隙無い美貌のブルー・グレーのキラキラした瞳で、つぶさに…乱れ始める俺の事、見てる…。

ファントレイユの視線意識すると、更に体が、ぼっ…って燃えて来る。

だって縛られてナイから、もし辛かったら幾らでも逃げられるのに…。
ファントレイユの指で後腔ホられたまま…喘いで乱れてて…。
感覚がそこに集中して、囚われてるみたいで…。

逃げるなんて、到底出来ない。

アドルフェスなんて…縛らないとデキナイのに。
ファントレイユは…縛られて無くても、例え嬲られてても、逃げられない…。

テクの差、歴然…。

でも俺、もうどんどん体がじれて。
火照って。

もう嬲られてるのに我慢出来ず、つい身もがいて上から覗いてるファントレイユに、腕を差し伸べる。
「もう…ダメ…っ。
来て…」

ファントレイユ、くすくす笑う。
「もう?
まだ…ここ…も」
そう言って、赤く染まる俺の乳首の先端、つんっ…て触れて揺らす。
「っ!」

たったそれ、ダケでファントレイユにずっと反応見つめられて、視姦されてたせいか。
反応して首横に振っちゃう、俺…。

ファントレイユ、くすくす笑って
「イイんだよね?
ここ…凄く…」
「…んっ…」

俺、思わず喘ぎ声で返事しちゃったよ…。

ファントレイユの綺麗な顔が、ゆっくり胸に、倒れ込んで来る…。
唇に含まれる、前に。
吐息がかかったダケで…俺、ついぶるっ!て身を、震わせちゃった。

直ぐ右の乳首、ファントレイユの温かい唇で覆われ…まったりと舌で舐められ…。
その後、きつく吸われ…。

「ああっ!」
ツキンっ!て、痛み混じりに感じまくって俺、身もがいてしまいました。

ファントレイユの手、あくまでもゆっくり…やんわり…左右の手首、握ってくる…。
けど両手首、布団に優しく釘づけられて捕らえられ、肩を揺するしか出来なくて。

ナンか…犯されてるみたいで、たまらなくなる…。

乳首を愛撫するファントレイユ、優しいかと思うと、やっぱり突然凄くキツい刺激、与えてくる…。

けど左の乳首に唇がいざった時。
今度は立て続けにキツく吸われちゃって俺、喘ぎどうし。

「あっあ!
ああんっ!あんっ!あああんっ!
ああっ…あんっっっ!!!」

唇でキツく吸われる度、ツキンツキンツキンっ!って痛み混じりの快感、股間に立て続けに走り抜け…。
感じすぎて涙が頬に、伝うぐらい。

「ああっ!
あっあ!ああんあんっ!」

なんか俺、ファントレイユのされるがまま操られちゃって喘がせられてる、人形みたいな気分…。
でも終始ずっと、甘い…香り?
気分?
で…。
優しい…牙を隠し持った主に、されたい放題、自ら弄ばれてる感じ…。

「んっん…」

また…右の乳首、やんわり唇に含まれる…。
けどどーして右だと、キツい刺激が少なめ、始終まったり舐められて…。
左に移ると、まったり少なめで立て続けに吸われるの?

結果俺、右だと
「ああ…んっ…あ…んっ…ああっ…ん…ぅんっ……」

って、甘えた喘ぎ声で、左だと
「ああっ!あんっ!あああんっ!」
って途端激しく、乱れまくるんですけど………。

もしかして、楽しんで遊ばれちゃってるの?俺………。

けどもう…タケノコ張り詰めまくりで、さっき指で刺激された蕾の奥、ズキンズキンってうずきまくって…。

「やっ…!ダ…メ………っ!
もう来てっ!」

懇願するとファントレイユ、聞いてくれたみたいに体を起こして…。
腰、俺の腰の下に入れ込んで…俺の膝、ファントレイユの腰の横に立てさせて…挿入、するばっかの体勢で…。

でも俺の腰、ファントレイユの膝に両側からがっちり挟まれて、動かせない…。
そんな事しなくても、
挿入(い)れて欲しいから、いざって逃げたりしないのに………。

…違ってた。
逃がさないのは…ファントレイユ、またゆっくり…先端を蕾で滑らせ…少し挿入(い)れては引いて…。
を繰り返し、俺思い切り、ジラされてるからっ!

「やんっ!
…っあ!
ああっ!!!」

そう…蕾の入り口付近で滑らせたかと思うと、突然一気に奥まで挿入し、激しく突かれ…。
また…引かれて蕾付近で、ファントレイユのタケノコの先端で擦られ、愛撫されて…。

なんで俺って、蕾をファントレイユのタケノコの先端でぬるぬるされると…。
かっ!!!って体が…一気に火照っちゃうの?

カンジるトコまで、挿入(い)れられてナイのにっ?!

「あんっ!
あ………」

もっと奥に欲しくて、腰くねらせまくるんだけど。
ファントレイユの両膝に、がっちり捕らえられてて…。
自分から腰、下げてファントレイユのタケノコ、奥に飲み込もうとしても…無理。

「ああんっ!あんっ!」

中途な刺激で俺、悶え狂っちゃって。

腕、動くのに…もう下半身ダケが俺みたいになっちゃってて…。
ファントレイユに、されるがまま………。

緩いダケなら逃げられるんだけど…突然くっ!
って一気に奥まで擦り上げられたりするから…。
俺もう、体火照りきって、せがむ隙も無く、ファントレイユに見られたまま悶えまくり。

でもとうとう…ファントレイユの左手が背と布団の間に入り込み、一気に背を、抱き寄せられる。
耳元で
「あんまり色っぽく乱れてるから…私ももう、限界…」
って。
ぞくってする程、せくしーな声で囁いたかと思うと…。
一気に下から、突き刺されちゃった。

「ああ!んっ!!!」

ファントレイユの胸に抱かれてるせいか…刺激が一気に強くても、甘い気分のまま…。
つい、引き締まりきったファントレイユの胸に縋り付いて…強く激しく、貫いて欲しい。
なんて、しなだれかかって熱望しちゃう。

けどその後の突き上げって、それまでのゆっくり、やんわり…と違って、一気に激しくって。

ぐぐっ!
って蕾を分け入り、挿入して一時止まり。
…なんか太くて熱い肉棒を埋め込まれてる感触、しっかりと知らしめられた、後。
突然、ぐいっ!
って…すんごい刺激で、イイ場所擦り上げて来るっ!!!

「…っ!!!」

息が詰まって、声も出ないっ!
凄い刺激が手足から脳天迄突き抜け…たったの一突きで、気絶しそうでした…。

「…っ」
けど意識繋ぎ止めたのも束の間。
直ぐまた狙い澄ましてイイ場所を、ぐいっ!!!って…。
激しい突き上げっ!!!

「あああああっ!!!」
つい激しい声上げて、でもまた直ぐ。

「っ!!!っ!!!…!!!」

もう声が…出ない程立て続けに鋭く突かれ続け、俺もう、悶え狂って喘ぎまくり。

「あ…あんっ!!!
あああっ!!!
あっ!あっ!!!
ああんっ!!!あんっ!!!」

意識が薄れると、激しい刺激で引き戻されてまた…意識が薄れ…。
体が灼熱のように熱い。

もうファントレイユに縋り付いて、泣きまくってる俺…。

「ああ…んっ!!!あんっ!!!」

突かれて擦れる痛みは全然無く、するっ…と進んできたかと思うと一気にイイ場所をキツく…抉られ…。
入り様に油断してると、突然突かれた衝撃が凄すぎて…。

「…っあ!!!
あんっ!!!ああああああっ!!!」

…気づいたら俺、絶叫してた。

ファントレイユが最後、一際キツい刺激で抉り上げた後、動き止めるから…。

俺、裸のファントレイユの胸に顔、突っ伏して…息も絶え絶え。

「…っ…っ…っ…」

体が小刻みに、震えっぱなし………。

「…君…二度、放ってたね………」

耳元で囁かれ…俺、そう言えば…。
って、思い出す。

一度快感に包まれて意識、失いそうになって…。
でも引き戻されて突かれ続けて…。

ああ、あの時イったばかりなのに、無理矢理また勃たせられたんだ…。
ちょっと辛くて、けど突き上げが凄すぎて…。
また直ぐ、立て続けに手足が痺れる程の刺激で体が火照りきって………。

ナニか言いたいけど…息切れと意識薄れかけてて…無理。

ファントレイユの吐息を唇に感じ…しっ…とりと口づけられた時。
俺、求めるようにそのキスの甘さに、浸りきった………。
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