【完結】ご褒美嫁として召喚されたのにガッカリされました。怒っていいよね?

香月ミツほ

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⑦エロゲ展開ひゃっほい!※

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ムラムラ悶々していたら数年ぶりに夢精した。

精神的ショックとか摂食障害とかで勃起不全になってたからなぁ。健康になったんだな。

それはともかく、洗濯は魔法陣で動く洗濯機ではバレそうな気がして、恥ずかしくて使えなくて朝風呂へ行った。パンツ持って風呂場の魔法陣に乗ったらちゃんときれいになった。ありがてぇ。





「ササ! ササ!! どこっ、どっ、どこにいるの~!!!」

風呂から出ると姿の見えない俺を心配したエルピディオが大騒ぎしていた。

「おう、エルピディオ、おは……」
「ササ! どこ行ってたの? ササは今や麗人なんだよ! 誰かに連れていかれちゃったら私は! 私は……、ぐすっ、うっ、うわぁぁぁんっ!!」
「れ、麗人……? いやでも家から出てないから俺の事知ってるやつなんていないし……」
「それでも! 私が褒美嫁をいただいたことは国中が知っているし、ジャコッペがなにか喋ってるかも知れないし!」

大騒ぎ、のち号泣、からの説教……?

いや、不安と心配で興奮しちゃうのは理解できる。でも俺が麗人とか言われたら笑っちまうだろ。そもそもの理由は言えないし、ほどほどに説明するか。

「あー、心配かけて悪かったな。寝汗かいたから風呂に行ってたんだよ」
「寝汗……。そ、そっか。それなら仕方ないよね……。でも、心配するから今度から私も起こしてくれるかな?」
「あー、まぁ、なるべくそうする。けど少しくらい1人になりたい時もあるんだよなぁ」
「ひとりにっ!?」

いや何でそんなに驚くんだよ。

「ひとりに……、私と一緒は……」
「いや、たまにだよ、たまに。ぼけーっとしたいな、って」
「……どこかに行ったり、しない?」
「慣れたら少しは行きたいけど、最初にどこかへ行くならエルピディオと一緒じゃないとな」

俺がそう言うとエルピディオは涙と鼻水で汚れた情けない顔でえへへと笑った。いくら美形でも鼻水でてたらブサイクだなー、とか失礼なことを考えたのは内緒だ。





文字はだいぶ読めるようになってきたけど、書くのはなかなか難しい。

いつも通り書き取りをしてから調薬の手伝いをする。今日はゆっくり乾かした方がいい薬草を逆さにぶら下げて干す。早く乾かす場合は魔法だ。俺は未だに魔法が使えないのでこのゆっくり乾かす薬草担当だ。

「あれ? これ、何か違う気がする」
「え? どれ?」

干している薬草の中に葉のつき方が違うものが混じっている。葉の形は同じで茎から生える葉が左右対称のものと互い違いになってるものがあるのだ。

ほとんどが左右対称。

「あっ、それ。ササ、手を洗ってきて」
「え? これ、毒?」
「うぅん、乾燥前だとかぶれる人もいる、って程度だから危険はないと思うよ。薬草だし。体力が落ちてる人だと飲んだら血流が良くなりすぎて心臓に負担がかかる場合があるけどね。基本的に朝、なかなか起きられない人や脈が弱い人に飲ませる薬なんだけど、量の調節が難しいんだ」
「なるほど。びっくりしたけど手を洗えばいいんだな」
「うん。念のためしっかり洗ってね」

エルピディオが急に手を洗えなんて言うからどんなヤバい毒かと思ったけど、かぶれるかもしれないってだけか。びっくりした。

あれ? これ、エロ漫画だと媚薬とか精力剤になってなし崩し的に結ばれるやつじゃね?

いや、期待してるわけじゃないし。フラグじゃないし。ヘタレなエルピディオにいい口実ができるのでは? なんて思ってない。

思ってないからな!!





うぅ……。

ちゃんと手を洗ったのに。
胸がドキドキして身体が熱い。





「う………………」
「? ササ、どうかした?」
「あ、いや。なんでも……」
「顔が赤い……? もしかしてさっきの……」
「どうなんだろう? 少し身体が熱いような……」

薬草干しを終えたのが昼前。
昼食を食べてしばらくしたら身体が火照ってきた。さっきの薬草かなぁ?
何か解毒薬的なものはないんですかね?

エルピディオは少し考えてからオレをお風呂に連れて行き、浄化した上で更に全身くまなく洗った。それから冷たい水を飲んでベッドで安静にするように、と言った。他にできることはないらしい。この薬草を多めに飲んでしまった場合は身体を拭いて冷たい水を飲んで安静にするんだって。

なら仕方ない。
大人しくしておこう。





…………?

なんだか寝苦しくてベッドの中で身じろぎをする。例の薬草は触っただけで飲んでない。なのに脈が速い。アレルギーでもあるのか?

なんだかどんどん身体が熱くなって……、ってこれは!!

エロゲ展開キターーーー!?

今、気づいたけどちんちんがムズムズして緩く勃っている。
身体が火照ってソワソワする。
乳首がピンピンに張り詰めていて服が擦れただけでぞくっとする。

何これ、どうしたらいいの?
ヌくの?
出せば治るの? 何回くらい???
なにをどうしたらいいんだっけ?

頭がぼんやりして考えがまとまらない。

あれ……?

オレ、どうし……、たら……。

「ササ、身体はどう?」

エルピディオが様子を見にきてくれた。
さっきまでうとうとしてたから大したことないんだろうと思ってたんだけど、どうなんだろう。ぞわぞわする……。

「ん……、っはぁ、エル……、ピディオ……」
「ササっ!?」

オレは身体の熱さにシャツを脱いだ。
身体は上気して汗ばみ、瞼が腫れぼったい気がする。張り詰めた乳首がジンジンするのをどうにかしたくて、摘んだり引っ張ってみたりするけど、どうにもならない。

どうしたら落ち着くのかなぁ?

「エルぅ……、からだ、あつくて……、ムズムズする……」
「あっ、あの薬草にこんな効果は、ないはずだけど!」
「あのね、身体が火照ってもやもやするの。乳首はジンジンするし、ちんちんはイライラするし。なにか飲み薬とか塗り薬とか、ない……?」
「塗り……、薬……」

空気の流れに産毛が逆撫でされてるみたいで辛い。

「ねぇ、なにか、お薬、塗ってぇ……」
「わっ、分かった!!」

薬あるなら早くくれればいいのに、と不満が頭をもたげるけどすぐに思考があやふやになる。

ちんちんがイライラする。

「ササ、お待たせ! 自分で塗れる……?」
「ムリ。エルが塗って」
「ははは、はい!」

早く塗ってと胸を差し出すと、おっかなびっくり薬を塗りはじめる。

はぁん、気持ちいい~!!

「そこ、もっとぉ……。おっぱいもにもにして、ちくびくりくりしてぇ……」
「えぇぇぇぇ!? そ、その、い、いいの……?」
「して欲しい…………」

血走った目で胸をガン見しながらぬるぬると薬を塗るエルピディオ。薬の滑りも手伝ってめちゃくちゃ気持ちいい。ゾクゾクする。『気持ちいい』が乳首から腰を通ってちんちんに溜まっていく。

「気持ちいい、から、もっと強くしてぇ」
「こ、こう?」
「っ、あんっ! それ、んくっ、イク、いっちゃう!! はっ、ふぁぁぁぁぁっ!!」

おっぱいを揉まれて乳首を捏ねられ、引っ張られてピンっと弾かれたら気持ちいいが溢れて絶頂した。のけぞってビクビク痙攣しながら白濁をこぼす。

「ふわぁ、乳首でイくの、気持ちいい~……」
「ほんとに? ホントにイったの?」
「うん、ほら……」

射精したんだから疑うことないだろうに。

そう思ってエルピディオの手をちんちんに持っていったらまだ硬いままだった。

「で、出たみたいだけど、まだ硬いよ……?」

それは、まだ薬草の影響が抜けてないからだと思う。白濁まみれの中心は硬度を保ち、イライラが治っていない。

「ちんちん、まだっ、イライラする……! こっちも、お薬塗って?」
「分かった!!」

はふはふしながら続きを強請ると、食い気味に答えたエルピディオが薬をたっぷり塗った手でちんちんを優しく握り込んだ。

「ふわぁぁぁ……、それ、いい……。もっとぉ……」
「サ、ササ、腰が揺れてるよ……?」
「んん? なぁに? 何か、ダメ……?」

知らず知らず動いてしまう腰。
それは遠慮がちに握る手に、より強い快楽を求めて自ら擦り付けてしまうのだ。もっと強い刺激が欲しい。

「だだだ、だめじゃないけど!」
「ね、もっと強くぅ……」

その後は無言でしこしこしてくれるエルピディオに甘えてキスをねだったり、耳を舐めてもらったりした。

何回出していつ寝落ちしたのか覚えていない。

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