5 / 52
王とミューの頼み
しおりを挟む
「アキって言うらしいです……」
「そっかぁ、アキさんも大変だねえ、それでは捜索頑張ってくださいね」
俺は出来たら関わり合いになりたくなかった。どこの国の王様でも権力者であっても二度と誰かに仕える気分はしないのだ。この素晴らしいスローライフの楽園を手放すなんてありえない。
「……ちょっと待ちなさいよ!あんたさっきアキって自己紹介したでしょう?」
「あ、聞こえてた?」
風同士で罵り愛いをしていたので、聞こえてないと思っていたのだが。
「あ、そうでしたね」
などと、魔女っ娘のミューまで気が付いてしまった。この子のぼんやり力に賭けていたのだが、それも無駄に終わった。
「それで、王に会わせてどうするのだ?」
「そっから先は知らないのよ!」
と偉そうに言う。
「そこ偉そうに言うところじゃないから」
「いいのよ、私はずっとこういうキャラなんだから!」
「……そうか?なんか嫌な予感しかしないのだが」
「お嫌なんですね……」
俺がやんわり拒絶すると、ミューが悲しそうな顔になってしまう。止めてくれ、それは反則だろう……と抗議したくなる。
「……」
「ではこうしよう、会うけど誰の指図も受けないし、なにも約束はしないという条件付きだ」
「私には決める権限がありません……」
とまたしても悲しい顔になってしまう。美少女の悲しい顔とかほんとうにずるい。ほんとうに……。
「ああ……判ったよ、会ってやるよ……」
「ええ!本当ですかぁ!」
と言って目をウルウルさせる……俺の中で何かがうずくのを感じた。
「仕方ないな……でもなんで見つかったんだろうな」
「空からみたら丸見えだもんよ!」
「空?」
「あそこです」
と言ってミューが天空を指さす。その先には三日月があって……三日月の黒い部分にダイヤの形の何かが浮かんでいた。
「貴方が超精霊力でこの島をぼっこぼこにしたのをあそこから見ていたのよ」
「……あの浮かんでるのは?」
「大魔法使いラムーの城」
とミューが言う。世のなかには飛んでもないもの……いや飛んでいるものが存在するのだとその時思い知った。
それで何となく話が見えてきた、恐らく大魔法使いラムーが王から依頼されてこの一帯に潜んでいるであろう俺を探していたという事なのだろう。でもそんな事なら弟子ではなくて自分で探しにくればいいものを。
「ラムーさんはなぜ弟子のミューさんに探させるんだろうね」
「もうお歳なのよ」
なにか訊いてはいけなかったような気がした。
「そうか、それでいつ行けばいいんだ?」
「明日でお願いできますか?よければお迎えにあがります」
俺は明日で良いと答えた。答えた後に気が付いたが俺は礼服とか国から支給された類の服は全部置いてきたし、今はボロボロの普段着しかないのだった。王に謁見するという事が大事に思えて俺はやはり気持ちが沈む。
ここに来たのがミューでなければ絶対に断っていたのに……と思うがもう後の祭りだった。いや、いっそこのまま逃げてしまうのもありなんじゃないか?とも思うが折角土の精霊、風の精霊と共作したこの楽園を捨てるのも惜しい。
「仕方ない、今回だけだぞ」
と独り言で自分に言い聞かせる、何が有っても絶対に誰とも何も約束はしないと固く決意して俺はその晩眠りについた。
・
・
・
翌日、魔女っ子ミューの迎えでアガターヌの王宮に出向くと俺の恰好があまりにもみすぼらしいので驚かれる。
マルター王国では余程酷い扱いを受けていたのだろうと、勝手に思われたかもしれない。実際に俺の給料は大したものでは無かった、騎士の称号はあったが名ばかり騎士という奴だ。貰った給料の半分は孤児院に寄付してしまうし、もう半分はレアメタルなどを集める為に使ってしまうので貯金はほとんどない。そのこと自体には全く後悔もないし、気にしては居なかったのだが。
謁見の間に上がると、王が玉座から降りてきて俺の所までやって来た。俺は初め何かのジョークだろうと身構えていたのだが、次にもっとショックな話が始ってしまった。
「今日はわざわざ来ていただいて恐縮じゃ……」
などと、王という地位にある人としては最上級の労いの文句である。これには俺の方が逆に恐縮してしまう。
「いや、そこまでの事ではないのですが……」
「実は是非にお願いがある」
王が超本気の真面目顔で俺の目を見て頼んでくる。こんな事があり得るのかと、担がれているのではないかと思ってしまう程だ。
「本国へ、マルター王国に戻って欲しいのじゃ」
「はい?」
俺は自分の耳を疑った。
「そなたが国を抜けたというのは聞き及んでおるが、そのためにマルター国が酷い有様なのじゃ」
「……と言いますと?」
「知らぬのか?そなたの国では土の大精霊が寝入ってしまい国がボロボロに疲弊しているのだぞ?」
「それは、初耳です……ですが」
俺は頭が混乱していた、敵対している国同士で相手が疲弊しているのなら攻め込むチャンスではないのか?それを戻って国を立て直す事に注力してくれとは、どういうことなのだろう……?
王の話によれば、土の精霊が寝入った事により国内は滅茶苦茶になり、すでに死に体だという。疫病がはびこり飢饉で食料すらまともにない状態が続いていると。
「それならば攻め落とす好機では……?」
「判るように申すと、例え現状のマルター国を攻め落としたとしてもボロボロである事には変わらないし、マルター国を立て直す事が非常に困難であるのだ……そして復興を出来るのはそなただけしか居らんと言う事じゃ」
王が言うには、国内で発生している疫病が蔓延するにつれて隣国にも被害が拡大しているという。アガターヌ国としてもいい迷惑だと。たとえそんなマルター国を手に入れても得するどころか大赤字なのだという。
俺はため息がでた。こんな話は初めて聞いたわけで、それも敵国の王から直に本国を助けてやれと言われるとは……。この話を信じて良いのやらよくわからなかったが、俺を騙す事のメリットが王に無いような気がしたので信じるしかないようだ。
「ですが、私はもう国から捨てられた身、今更戻れと言われてもあの王の下で働くつもりもありません」
「ではこういう事にしてもらえないか?そなたはワシの依頼としてマルター国に行き復興を手助けする」
「……確かに筋は通っていると思いますが」
「では、あれをやろう」
と言うと王が手で合図して特殊な魔法具を持ってこさせた。それは手のひらサイズの四角い透明なクリスタルで出来たものでエナジーキューブと呼ばれていた。
「これはな大魔法使いラムー謹製の特別品じゃ、この中に土の精霊の力を蓄えて持っていけるのじゃ」
王が何を言っているのか大体の意味が分かった。俺があの島で土の精霊を使って大工事をしたことを知っているのだ。その土の精霊の力を借りてこれに溜め、マルター国の土の精霊に食わせてやれという事なのだろう。
俺はそれを仕方なく承知した。だがイザ土の大精霊に会えると思うと心が躍った。俺にとっては実家に帰ると言う事に等しいのだ。
そうだ、これは帰郷。仕事ではない。そう自分に言い聞かせて旅を始めた。
「そっかぁ、アキさんも大変だねえ、それでは捜索頑張ってくださいね」
俺は出来たら関わり合いになりたくなかった。どこの国の王様でも権力者であっても二度と誰かに仕える気分はしないのだ。この素晴らしいスローライフの楽園を手放すなんてありえない。
「……ちょっと待ちなさいよ!あんたさっきアキって自己紹介したでしょう?」
「あ、聞こえてた?」
風同士で罵り愛いをしていたので、聞こえてないと思っていたのだが。
「あ、そうでしたね」
などと、魔女っ娘のミューまで気が付いてしまった。この子のぼんやり力に賭けていたのだが、それも無駄に終わった。
「それで、王に会わせてどうするのだ?」
「そっから先は知らないのよ!」
と偉そうに言う。
「そこ偉そうに言うところじゃないから」
「いいのよ、私はずっとこういうキャラなんだから!」
「……そうか?なんか嫌な予感しかしないのだが」
「お嫌なんですね……」
俺がやんわり拒絶すると、ミューが悲しそうな顔になってしまう。止めてくれ、それは反則だろう……と抗議したくなる。
「……」
「ではこうしよう、会うけど誰の指図も受けないし、なにも約束はしないという条件付きだ」
「私には決める権限がありません……」
とまたしても悲しい顔になってしまう。美少女の悲しい顔とかほんとうにずるい。ほんとうに……。
「ああ……判ったよ、会ってやるよ……」
「ええ!本当ですかぁ!」
と言って目をウルウルさせる……俺の中で何かがうずくのを感じた。
「仕方ないな……でもなんで見つかったんだろうな」
「空からみたら丸見えだもんよ!」
「空?」
「あそこです」
と言ってミューが天空を指さす。その先には三日月があって……三日月の黒い部分にダイヤの形の何かが浮かんでいた。
「貴方が超精霊力でこの島をぼっこぼこにしたのをあそこから見ていたのよ」
「……あの浮かんでるのは?」
「大魔法使いラムーの城」
とミューが言う。世のなかには飛んでもないもの……いや飛んでいるものが存在するのだとその時思い知った。
それで何となく話が見えてきた、恐らく大魔法使いラムーが王から依頼されてこの一帯に潜んでいるであろう俺を探していたという事なのだろう。でもそんな事なら弟子ではなくて自分で探しにくればいいものを。
「ラムーさんはなぜ弟子のミューさんに探させるんだろうね」
「もうお歳なのよ」
なにか訊いてはいけなかったような気がした。
「そうか、それでいつ行けばいいんだ?」
「明日でお願いできますか?よければお迎えにあがります」
俺は明日で良いと答えた。答えた後に気が付いたが俺は礼服とか国から支給された類の服は全部置いてきたし、今はボロボロの普段着しかないのだった。王に謁見するという事が大事に思えて俺はやはり気持ちが沈む。
ここに来たのがミューでなければ絶対に断っていたのに……と思うがもう後の祭りだった。いや、いっそこのまま逃げてしまうのもありなんじゃないか?とも思うが折角土の精霊、風の精霊と共作したこの楽園を捨てるのも惜しい。
「仕方ない、今回だけだぞ」
と独り言で自分に言い聞かせる、何が有っても絶対に誰とも何も約束はしないと固く決意して俺はその晩眠りについた。
・
・
・
翌日、魔女っ子ミューの迎えでアガターヌの王宮に出向くと俺の恰好があまりにもみすぼらしいので驚かれる。
マルター王国では余程酷い扱いを受けていたのだろうと、勝手に思われたかもしれない。実際に俺の給料は大したものでは無かった、騎士の称号はあったが名ばかり騎士という奴だ。貰った給料の半分は孤児院に寄付してしまうし、もう半分はレアメタルなどを集める為に使ってしまうので貯金はほとんどない。そのこと自体には全く後悔もないし、気にしては居なかったのだが。
謁見の間に上がると、王が玉座から降りてきて俺の所までやって来た。俺は初め何かのジョークだろうと身構えていたのだが、次にもっとショックな話が始ってしまった。
「今日はわざわざ来ていただいて恐縮じゃ……」
などと、王という地位にある人としては最上級の労いの文句である。これには俺の方が逆に恐縮してしまう。
「いや、そこまでの事ではないのですが……」
「実は是非にお願いがある」
王が超本気の真面目顔で俺の目を見て頼んでくる。こんな事があり得るのかと、担がれているのではないかと思ってしまう程だ。
「本国へ、マルター王国に戻って欲しいのじゃ」
「はい?」
俺は自分の耳を疑った。
「そなたが国を抜けたというのは聞き及んでおるが、そのためにマルター国が酷い有様なのじゃ」
「……と言いますと?」
「知らぬのか?そなたの国では土の大精霊が寝入ってしまい国がボロボロに疲弊しているのだぞ?」
「それは、初耳です……ですが」
俺は頭が混乱していた、敵対している国同士で相手が疲弊しているのなら攻め込むチャンスではないのか?それを戻って国を立て直す事に注力してくれとは、どういうことなのだろう……?
王の話によれば、土の精霊が寝入った事により国内は滅茶苦茶になり、すでに死に体だという。疫病がはびこり飢饉で食料すらまともにない状態が続いていると。
「それならば攻め落とす好機では……?」
「判るように申すと、例え現状のマルター国を攻め落としたとしてもボロボロである事には変わらないし、マルター国を立て直す事が非常に困難であるのだ……そして復興を出来るのはそなただけしか居らんと言う事じゃ」
王が言うには、国内で発生している疫病が蔓延するにつれて隣国にも被害が拡大しているという。アガターヌ国としてもいい迷惑だと。たとえそんなマルター国を手に入れても得するどころか大赤字なのだという。
俺はため息がでた。こんな話は初めて聞いたわけで、それも敵国の王から直に本国を助けてやれと言われるとは……。この話を信じて良いのやらよくわからなかったが、俺を騙す事のメリットが王に無いような気がしたので信じるしかないようだ。
「ですが、私はもう国から捨てられた身、今更戻れと言われてもあの王の下で働くつもりもありません」
「ではこういう事にしてもらえないか?そなたはワシの依頼としてマルター国に行き復興を手助けする」
「……確かに筋は通っていると思いますが」
「では、あれをやろう」
と言うと王が手で合図して特殊な魔法具を持ってこさせた。それは手のひらサイズの四角い透明なクリスタルで出来たものでエナジーキューブと呼ばれていた。
「これはな大魔法使いラムー謹製の特別品じゃ、この中に土の精霊の力を蓄えて持っていけるのじゃ」
王が何を言っているのか大体の意味が分かった。俺があの島で土の精霊を使って大工事をしたことを知っているのだ。その土の精霊の力を借りてこれに溜め、マルター国の土の精霊に食わせてやれという事なのだろう。
俺はそれを仕方なく承知した。だがイザ土の大精霊に会えると思うと心が躍った。俺にとっては実家に帰ると言う事に等しいのだ。
そうだ、これは帰郷。仕事ではない。そう自分に言い聞かせて旅を始めた。
190
あなたにおすすめの小説
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
- - - - - - - - - - - - -
ただいま後日談の加筆を計画中です。
2025/06/22
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
婚約破棄された人たらし悪役令嬢ですが、 最強で過保護な兄たちと義姉に溺愛されています
由香
ファンタジー
婚約破棄のその日、
悪役令嬢リリアーナは――弁明すら、しなかった。
王太子と“聖女”に断罪され、すべてを失った彼女。
だがその裏で、王国最強と名高い三人の兄と、
冷静沈着な義姉が、静かに動き始めていた。
再検証によって暴かれる“聖女の嘘”。
広場で語られる真実。
そして、無自覚に人を惹きつけてしまう
リリアーナの優しさが、次々と味方を増やしていく――。
これは、
悪役令嬢として断罪された少女が、
「誰かの物語の脇役」ではなく、
自分自身の人生を取り戻す物語。
過保護すぎる兄たちと義姉に溺愛されながら、
彼女は静かに、そして確実に幸せへ向かっていく。
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる