追放されたおっさんは最強の精霊使いでした

すもも太郎

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可能性の未来

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先日の殲滅戦の時のお礼参りに精霊を訪ねつつ、それから暫くの間は帝国の動向の監視をつづけていた。そして、同盟国の方は連携をとって帝国の砦を順に攻略し続けて行ったのだが帝国側の魔獣出現の報告は全くなかった。


 「やはり、アキ殿の予測通り魔獣はもう居らんようじゃな」


 定例の朝の挨拶で王宮を訪ねると王はにこにこして話した。先日の殲滅戦以降はろくに抵抗らしいものがなく、同盟が大軍勢で押し寄せると逃げの一手で潮が引くようにして撤退していくと言うのだ。日増しに王への求心力は増し、剣聖と神仙の名声が高まっていく中で帝国の植民地として従属していた属国ですら謀反の動きが出始めていると王が言う。


 「次の段階として、王に少しお願いがあります」

 「なんじゃ、アキ殿の頼みならなんでも聞くのじゃぞ」


 「ありがとうございます、実は帝国の上層部の動きをしりたいのです、特にアルダイルを徹底的にマークして頂きたい」

 「そういう事ならば夜鷹5人衆をそちらに向かわせよう。こんな事でしかアキ殿に礼が出来ないのであるが」


 「それで充分です、王よ。我々はアルダイルをこの世界から排除することが目的ですから」







 その日も幻体術による帝国の監視をおこなっていた夜鷹5人衆に幻体で会いに行くと、帝国で動きがあったことを教えてくれた。


 「アルダイルが何かを始めようとしているようです」


 アルが王国の裏山を一人でうろついていると言うのだ。


 「ありがとう、愈々だな」


 直ぐに出発の準備をして、ミューのゲート魔法で帝国の王宮の側の大樹に出る。アルダイルを追跡すると王宮の裏山にあるボロ小屋にはいって行くのが見えた。


 「どう見ても怪しいな、行ってみよう」


 幻体術を使ってアルの直ぐ後ろをついて、小屋に入ると地下に潜る床の扉を開けて降りていくアルが見えた。地下通路の先にを進むと、そこにはうっすらと光る大型の転移装置が設置されているのが見えた。これを使って世界を移動していたのは間違いないだろう。


 幻体を戻して直ぐに小屋にはいりアルの後を追いかける。そしてあるが転移装置を操作してゲートを開く瞬間に後ろから迫り何とか間に合った。


 「ストッピ!」


 アルが転移装置をセットしてからゲートに入りこむ寸前で時間停止魔法を唱え、ミューを小脇に抱えアルを蹴飛ばして一緒にゲートに入った。


 一瞬の眩暈のあと、周囲に気が付くとそこはガリアントの街の中だった。アルを探すが居ない。やはり蹴り飛ばして少し方向がずれた事が転移先の違いに原因しているのかも知れなかった。


 アルがガリアントに戻って来たという事は、間違いなく本部への敗北の報告だろうと予測できた。つまり、時間軸的には特におかしな調整は居れていないハズだ。俺たちが初めにガリアントを訪れてから数年後‥‥‥と言った所だろう。


 「ここはまだバラクーダが組織される前の時代かもしれない‥‥‥」

 「アキ、オババに会いに行ってみない?」


 ミューが目を輝かせて俺に言う。それは面白そうな提案だった。今、何らかの手を打っておけば20年後にバラクーダのメンバーが巨大転移装置に飲み込まれるのを阻止できる可能性もあるのだ。歴史にIFは無いと言われるが俺達には選択肢があるのだ。


 「行ってみるか!」

 「うん!みんなを助けなきゃ」


 やはり、ミューも俺と同じことを考えていたようだ。


 2人で顔を変えて、見慣れたガリアントの街を歩くと‥‥‥オババはそこに居た。元気そうなオババが占いの露天を出して夕闇の街に佇んでいるのが見える。


 俺は懐かしい気分になりながらオババの前の椅子に座っていう。


 「やぁ、未来の事は判るかい?」

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みんなの感想(33件)

selena333v
2024.05.09 selena333v

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解除
katsuko1210
2023.12.19 katsuko1210

なんでこれが人気の完結なんだろう。
キャラよかったけど、読みづらい文章だし、完結してるようには見えない。

よくわからない。

世界感やキャラはよかったと思います。
ただ、主人公がラムが出てこなくなった事に対する描写ないし、
死ぬには何が必要なのか、死ねないってどうしてってところが全然回収されていないです。

面白かったので、内容がきちんと完結してほしかったです。
あと広告が感想として上がっているので消された方がいいかと思います。

解除
ken
2023.07.17 ken

いまいちだった

解除

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