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第8話: 最初の客
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第8話: 最初の客
カフェを開業して三日目。
朝から客足が途切れず、私は嬉しさと疲れが入り混じった不思議な気分でカウンターに立っていた。
昨日リオンが魔物の素材を街へ売りに行ってくれたおかげで、店内の設備をさらに充実させることができた。木製のショーケースを追加し、ケーキやクッキーを綺麗に並べられるようにした。魔法で保冷効果も付けたので、見た目も鮮やかさを保てる。
今日のオススメは「苺のショートケーキ」。森で採れた甘酸っぱい赤い実をたっぷり使って、ふわふわのスポンジと生クリームで挟んだもの。香りだけでお客さんが寄ってくるほどだ。
午前中は昨日も来てくれた剣士と弓使いの二人組が再訪してくれた。
「やっぱり最高だよ、このケーキ! 街の貴族が食ったら気絶するんじゃない?」
「嬢ちゃん、毎日通っちゃうよ。ギルドの皆にも宣伝しておいたから、楽しみにしてて」
そんな言葉に、私は胸が熱くなった。元の世界では、誰かのために何かを作ることなんてほとんどなかった。令嬢として、ただ飾られるだけだったのに。
午後になると、新しいお客さんが増えてきた。
重装備の戦士パーティーに混じって、小さな影が一人、遠慮がちにカフェの入り口に立っていた。
獣人の少女だ。
ふわふわの茶色の耳と、長い尻尾。年齢は15歳くらいだろうか。ボロボロの服を着て、足元は裸足。大きな瞳は不安げに揺れ、手には小さな布袋を握りしめている。
「……ここ、入れて、いいですか?」
小さな声でそう言われ、私はすぐに笑顔で迎えた。
「もちろんよ! どうぞお座りください。何かお飲み物は?」
少女は恐縮しながら、一番端のテーブルに座った。
「えっと……一番安いので……」
布袋から銅貨を数枚出して差し出す。その手は汚れ、爪の間には土が詰まっていた。
私はその様子を見て、胸が締め付けられた。きっと辛い暮らしをしているのだろう。
「今日は特別サービスよ。初めてのお客さんには、ショートケーキをプレゼントするわ」
「えっ……そんな、悪いです……」
「いいのいいの。あなたみたいな可愛い子には、甘いものが一番似合うわ」
私は魔法で特大のショートケーキを作り、温かいミルクティーと一緒に運んだ。苺を山盛りにして、クリームもたっぷり。
少女の目が、みるみるうちに輝いた。
「わあ……綺麗……こんなの、初めて……」
フォークを握る手が震えている。一口食べて、少女はぱっと顔を上げた。
「美味しい……! お母さんの味みたい……」
その瞬間、少女の瞳に涙が浮かんだ。
私はそっと隣に座った。
「ゆっくり食べてね。おかわりもできるから」
少女は必死に涙を堪えながら、ケーキを食べ続けた。ミルクティーを飲み干すと、少しだけ表情が柔らかくなった。
「……ありがとう、お姉さん」
「どういたしまして。あなたのお名前は?」
「ミア……です。獣人のミア」
「ミアちゃん、可愛い名前ね。私はエレナ。このカフェの店主よ」
ミアは少しだけ笑った。でも、すぐに暗い影が顔を覆った。
「私……奴隷商人に追われてて……森に逃げてきたんです。でも、もうお金もなくて……」
奴隷商人――この世界にも、そんな残酷なことが普通にあるのか。
私は静かにミアの手を取った。
「もう大丈夫よ。ここにいなさい。私のカフェで働いてくれない?」
「えっ……?」
ミアが驚いて私を見上げる。
「メイドさんになってほしいの。獣人さんって耳も尻尾も可愛いし、お客さんも喜ぶわ。お給料もちゃんと出すし、ご飯もいっぱい食べられるよ」
「本当、ですか……?」
ミアの尻尾が、ぴくぴくと嬉しそうに揺れた。
「本当よ。今日から家族みたいに一緒に暮らしましょう」
ミアは俯いて、ぽろぽろと涙をこぼした。
「ありがとう……お姉さん……エレナお姉様……!」
その日から、ミアは私のカフェの最初の従業員になった。
ボロボロの服を魔法で可愛いメイド服に変えてあげると、ミアは鏡を見て真っ赤になった。
「こんな可愛い服、初めて……」
耳がぴょこぴょこ動いて、本当に可愛い。
お客さんたちもミアを見て大喜び。
「獣人のメイドさんか! 可愛すぎるだろ!」
「嬢ちゃん、いい人材見つけたな!」
ミアは最初は恥ずかしがっていたけど、すぐに笑顔でお客さんに対応できるようになった。獣人の嗅覚を生かして、材料の新鮮さを見極めたり、素早い動きでテーブルを片付けたり。
夕方、リオンが街から戻ってきた。
素材を売ったお金で、布地や調味料の材料を買ってきてくれた。
「おい、エレナ。ずいぶん賑やかじゃないか」
リオンがミアを見て、目を丸くした。
「新しい仲間?」
「ええ、ミアちゃん。今日から家族よ」
ミアがリオンの前でお辞儀した。
「ミアです! よろしくお願いします!」
リオンは少し照れくさそうに頷いた。
「……ああ。俺はリオンだ。よろしく」
その夜、三人で焚き火を囲んだ。
ミアはたくさん食べて、すぐに眠そうになった。
「エレナお姉様……私、幸せです……」
小さな寝息を立てて眠るミアを見ながら、私はリオンに囁いた。
「ありがとう、リオンさん。私、一人じゃここまでできなかった」
「俺は何も……ただ見守ってただけだ」
「それが一番の支えだったわ」
星空の下、カフェの灯りが優しく揺れていた。
お客さんの笑顔、ミアの寝顔、リオンの静かな横顔。
元の世界では味わえなかった、温かいものたちが、私の心を満たし始めていた。
でも、同時に決意も新たになった。
この幸せを、もっと大きくする。
そして、いつかあの人たちに――。
そのとき、遠くの森で小さな光が一瞬閃いた。
誰かが、私たちのカフェを見ている?
リオンが杖を握り、警戒の目を向けた。
「……気配がある。明日、調べてみよう」
不穏な予感が、夜の闇に溶けていった。
カフェを開業して三日目。
朝から客足が途切れず、私は嬉しさと疲れが入り混じった不思議な気分でカウンターに立っていた。
昨日リオンが魔物の素材を街へ売りに行ってくれたおかげで、店内の設備をさらに充実させることができた。木製のショーケースを追加し、ケーキやクッキーを綺麗に並べられるようにした。魔法で保冷効果も付けたので、見た目も鮮やかさを保てる。
今日のオススメは「苺のショートケーキ」。森で採れた甘酸っぱい赤い実をたっぷり使って、ふわふわのスポンジと生クリームで挟んだもの。香りだけでお客さんが寄ってくるほどだ。
午前中は昨日も来てくれた剣士と弓使いの二人組が再訪してくれた。
「やっぱり最高だよ、このケーキ! 街の貴族が食ったら気絶するんじゃない?」
「嬢ちゃん、毎日通っちゃうよ。ギルドの皆にも宣伝しておいたから、楽しみにしてて」
そんな言葉に、私は胸が熱くなった。元の世界では、誰かのために何かを作ることなんてほとんどなかった。令嬢として、ただ飾られるだけだったのに。
午後になると、新しいお客さんが増えてきた。
重装備の戦士パーティーに混じって、小さな影が一人、遠慮がちにカフェの入り口に立っていた。
獣人の少女だ。
ふわふわの茶色の耳と、長い尻尾。年齢は15歳くらいだろうか。ボロボロの服を着て、足元は裸足。大きな瞳は不安げに揺れ、手には小さな布袋を握りしめている。
「……ここ、入れて、いいですか?」
小さな声でそう言われ、私はすぐに笑顔で迎えた。
「もちろんよ! どうぞお座りください。何かお飲み物は?」
少女は恐縮しながら、一番端のテーブルに座った。
「えっと……一番安いので……」
布袋から銅貨を数枚出して差し出す。その手は汚れ、爪の間には土が詰まっていた。
私はその様子を見て、胸が締め付けられた。きっと辛い暮らしをしているのだろう。
「今日は特別サービスよ。初めてのお客さんには、ショートケーキをプレゼントするわ」
「えっ……そんな、悪いです……」
「いいのいいの。あなたみたいな可愛い子には、甘いものが一番似合うわ」
私は魔法で特大のショートケーキを作り、温かいミルクティーと一緒に運んだ。苺を山盛りにして、クリームもたっぷり。
少女の目が、みるみるうちに輝いた。
「わあ……綺麗……こんなの、初めて……」
フォークを握る手が震えている。一口食べて、少女はぱっと顔を上げた。
「美味しい……! お母さんの味みたい……」
その瞬間、少女の瞳に涙が浮かんだ。
私はそっと隣に座った。
「ゆっくり食べてね。おかわりもできるから」
少女は必死に涙を堪えながら、ケーキを食べ続けた。ミルクティーを飲み干すと、少しだけ表情が柔らかくなった。
「……ありがとう、お姉さん」
「どういたしまして。あなたのお名前は?」
「ミア……です。獣人のミア」
「ミアちゃん、可愛い名前ね。私はエレナ。このカフェの店主よ」
ミアは少しだけ笑った。でも、すぐに暗い影が顔を覆った。
「私……奴隷商人に追われてて……森に逃げてきたんです。でも、もうお金もなくて……」
奴隷商人――この世界にも、そんな残酷なことが普通にあるのか。
私は静かにミアの手を取った。
「もう大丈夫よ。ここにいなさい。私のカフェで働いてくれない?」
「えっ……?」
ミアが驚いて私を見上げる。
「メイドさんになってほしいの。獣人さんって耳も尻尾も可愛いし、お客さんも喜ぶわ。お給料もちゃんと出すし、ご飯もいっぱい食べられるよ」
「本当、ですか……?」
ミアの尻尾が、ぴくぴくと嬉しそうに揺れた。
「本当よ。今日から家族みたいに一緒に暮らしましょう」
ミアは俯いて、ぽろぽろと涙をこぼした。
「ありがとう……お姉さん……エレナお姉様……!」
その日から、ミアは私のカフェの最初の従業員になった。
ボロボロの服を魔法で可愛いメイド服に変えてあげると、ミアは鏡を見て真っ赤になった。
「こんな可愛い服、初めて……」
耳がぴょこぴょこ動いて、本当に可愛い。
お客さんたちもミアを見て大喜び。
「獣人のメイドさんか! 可愛すぎるだろ!」
「嬢ちゃん、いい人材見つけたな!」
ミアは最初は恥ずかしがっていたけど、すぐに笑顔でお客さんに対応できるようになった。獣人の嗅覚を生かして、材料の新鮮さを見極めたり、素早い動きでテーブルを片付けたり。
夕方、リオンが街から戻ってきた。
素材を売ったお金で、布地や調味料の材料を買ってきてくれた。
「おい、エレナ。ずいぶん賑やかじゃないか」
リオンがミアを見て、目を丸くした。
「新しい仲間?」
「ええ、ミアちゃん。今日から家族よ」
ミアがリオンの前でお辞儀した。
「ミアです! よろしくお願いします!」
リオンは少し照れくさそうに頷いた。
「……ああ。俺はリオンだ。よろしく」
その夜、三人で焚き火を囲んだ。
ミアはたくさん食べて、すぐに眠そうになった。
「エレナお姉様……私、幸せです……」
小さな寝息を立てて眠るミアを見ながら、私はリオンに囁いた。
「ありがとう、リオンさん。私、一人じゃここまでできなかった」
「俺は何も……ただ見守ってただけだ」
「それが一番の支えだったわ」
星空の下、カフェの灯りが優しく揺れていた。
お客さんの笑顔、ミアの寝顔、リオンの静かな横顔。
元の世界では味わえなかった、温かいものたちが、私の心を満たし始めていた。
でも、同時に決意も新たになった。
この幸せを、もっと大きくする。
そして、いつかあの人たちに――。
そのとき、遠くの森で小さな光が一瞬閃いた。
誰かが、私たちのカフェを見ている?
リオンが杖を握り、警戒の目を向けた。
「……気配がある。明日、調べてみよう」
不穏な予感が、夜の闇に溶けていった。
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