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尋問
しおりを挟む・・・・・・・・・・新キャラ登場である!・・・・・・・・・・
白衣を着た男性の胸には名札があった。
「診療内科医 太田」
診療内科とは心の病を診る分野だという事は何故か理解していた。
記憶障害なので、診療内科分野になるのだろうけど・・・。
「東条さんですね。 太田と言います。」
「今日は、点滴をしながら心の中にある東条さんの声を聴く検査をしますね」
「東条さんはリラックスして、気持ちをゆったりしていて下さい。」
「検査手順は、まず点滴をしていきます。その後にリラックスする軽い麻酔のようなお薬をゆっくり入れていきます。」
「少しするとふわっとする感じになってきますけど、お薬のせいなので気にしないで下さい」
「その後に、私がいろいろな質問をするのであまり深く考え込まないようにお答え下さい。もし途中で気分が悪くなったら言って下さい」
その説明を聞いていると、スパイ映画で観る自白剤を打たれて質問されるのと同じように感じた。
特別そのような映画を観た記憶は無いが・・・・・。
「それでは点滴をします」
点滴は看護師が担当するようだ。
しかし、相変わらず腕に針が刺さった感じが無いほどうまい!
「はい、ゆっくりお薬入れますので何か変わったことがあったら言って下さい」
こうなると、まな板の鯉にでもなった気分でしかない!!
=======少しぼーっとしてきた==========
「東条さーん、大丈夫ですか?」
私・「大丈夫です」
なにをもって大丈夫なのか?
「少しぼーっとしてきましたか?」
私・「はい」
「問題無いですからリラックスして下さい」
この時点で、夢の中にいるような感覚になっていた。
気持ちが良いような、気分が悪いような、麻酔の効力なのだろう!!
「東条さん、今からいくつか質問していきますね」
「思ったように答えて下さい」
既に夢の中で誰かに何かを言われているような状態だ。
「東条さんはおいくつですか?」
私・「40・・・・・3?」
「東条さんは43歳ですね。ではここは何処だか分かりますか?」
私・「病院です」
「ご家族はいますか?」
私・「はい」
「お子さんは何人ですか?」
私・「1人だと思います」
自分の子供という認識が無い女の子の存在しか知らない。
「お子さんは男の子ですか?」
私・「女の子です」
「東条さんの仕事は何ですか?」
私・「・・・・・・・・・・。」
「東条さんは医療関係の仕事をされていますが覚えていますか?」
私・「え?」
・・・・・・・・・一瞬だが、体の中に電気が走ったような・・・・・・
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