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第26話 各々の思惑
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「…ちゃんっ!初夏ちゃん!!」
「あ……さく、ら?」
「大丈夫?」
心配そうに覗き込んでくる桜
いつの間にか桜の部屋に居たらしい
「あ、大丈夫…桜、今何時?」
「今はもう夕方の6時だよ…ご飯作ったけどどうする?」
「ん。食べる」
わかったーと軽い返事をしながらパタパタと台所に消える桜の後ろ姿を見て我に帰る
「そうか…オレ、隊長に捨てられたのか」
言葉に出してみるけど何かぽっかりとしている
なんだかんだで気にかけてたからなぁ…大丈夫、気にかけるのが1人減っただけだ
…全部なんてオレには守れないから、仕方ない
「お待たせー!!とろっとろのビーフシチューだよー!!」
ハイテンションで桜が持ってくる
「気を使わせてるな。オレは大丈夫だよ。ありがと」
ニッといつも通りに笑うと桜はキョトンとした後「そっかー」と笑った
「温かい内に召し上がれっ♪」
「そだな!いただきまーす!」
オレ達はビーフシチューを食べ始めたのだった
パタンッ
軽い音でドアが閉まった
この部屋には桜のみがいる
「許さない。」
ポツリと静かになった部屋に言葉が落ちる
「絶対許さないから」
桜の表情は無である
「初夏ちゃんを嵌めた奴ら…地獄を見せてあげるからね?」
フフフッと口角のみを上げて笑う桜
「にしても…どういうつもりなのかしらね?ねぇ?生徒会長親衛隊隊長、菖蒲 馨…」
ギリっと何もないところを睨みつける桜
「初夏ちゃんに1番やってはいけないことをした…私も動こうかな」
瞳の奥が笑っていなかった
「さぁて…出かけようかなぁ?」
桜はハルの格好をして出て行った
「あーぁー」
棒つきの飴を食べながら桜ことハルは軽快に歩いて行く
その後ろにはガタイのいい男たちが転がっている
「機嫌の悪いボクに絡むからそうなるんだよー反省してよ」
ハルは後ろを振り返らずに呟いた
「お前、ハルか?」
声をかけられた。ハルは口角を上げてゆっくりと振り返る
「あぁー玲二先生!お久しぶりです!」
「久しぶりってほどでもねぇだろ…んで?お前は何してんだ?…いや、相棒はどうした?」
「ショウ?ショウは今出かけてますよー?」
ハルはへらりと笑う、ワラウ
「…お前も上手く笑えてねぇぞ?」
「えー?心外ですね、いつもこんな顔ですよ」
はぁ、と大きく玲二がため息をついた
「こい」
ハルの腕を引っ張り東雲は歩き出した
振り解こうとすれば外れるくらいだがハルは何だかそんな気が起こらずされるがままついていった
「おい、連れて来たぞ」
「センセーおそーい!」
「…ハル?」
「あ?うざい方はどうした?」
生徒会の面子と奏と連夜が声をかけた
ハルはいつも通りの笑みを浮かべる
「ショウは用事だよーボクはうろうろしてたところを捕まっちゃった♪」
フワフワと笑う
「…手伝い、お願い」
「そうだねー!お願いしたい!」
「…おい、奏。紅茶頼む」
「うん、わかった」
無言でハルを座らせ孝臣は書類とペンを渡す
「えー?ボクもするのー?仕方ないな」
ブツブツと文句言いながらハルはペンを動かす
スピードは相変わらず早く山になってる書類はすぐ消費されていく
「あ、この山、数字合わないやつだからー。消える鉛筆で書き直してるよー。よく見てね」
スッと会計である朝登に渡して作業を続ける
「紅茶入ったよ」
奏がおぼんで持ってくる
すぐに全員机を片付けて休憩ができる状態にする
「クッキーは先生からだよ」
「わー!センセーありがとー!」
「ありがとうございます」
「…(ぺこり」
「っス」
「ありがとーございまーす!」
全員がクッキーに手を伸ばし休憩をした
「ボク、カップ片付けておくよ」
食べ終わったカップを回収してハルが立ち上がる
「あ!僕も手伝うよ!」
柳奏が後を追い一緒に洗い始める
「ねぇ、ハル。ショウと何かあったの?」
「え?何で?何もないよ??」
ニコニコと笑うハルに対して眉間に皺を寄せる奏
「ハル、ピリピリしてるよ?」
「…そうかな?」
「ねぇ、僕はハルとショウに助けてもらったから今度は僕が助けたいんだ」
「…カナちゃん。ボクらの間にはケンカも何もないんだよ」
ハルは続ける
「でもね、ショウが傷ついたことにボクは何もできなかったんだ。もっと、守る方法があったかもしれないのに…」
「ハル…?」
奏はハルを見たがハルは何処かを見ているようで焦点が合っていなかった
「…ボクはね?ショウのためなら何でもできるよ。そうだね…もし、キミがショウを傷つけるのならボクはキミすらも棄てる。」
奏はハルの瞳の奥が笑っていないことに気づきゾッとした
「だからね?ボクはショウを傷つけるものは全て壊すよ?そんなものイラナイから」
穏やかな声、穏やかな笑みを浮かべたハルは続ける
「ねぇ、カナちゃん…キミはボクに棄てさせないでね?」
奏は気づいた
コレは異常だと
だが、止める力も言葉も持っていない
今はここには居ないこの人の相棒にしか止められないと
「じゃあ書類片付けてくるね」
ニコリと微笑みハルが立ち去るのを奏は1つ頷くのが精一杯だった
「大丈夫か奏」
「蓮夜くん…大丈夫だよ。ただ、藪をつついたら龍が出たって感じかな…」
「…そうか。奏で無理なら、難しいな」
蓮夜は奏の頭を撫でた
「そうだね。あんなにピリピリしてるハル、初めて見る…そういえば出会ってまだそんなに経ってないってことに気付かされたよね」
奏が悲しそうに笑った
「あいつらに何があったかわからねぇけど…あのままじゃやべぇな」
「そうだね。ハルはショウの為なら何でもするよ…気をつけないと」
「…あぁ、ヤバイにおいがした、狂う直前のような」
「…危ないね」
2人はそう言って頷いたのだった
「ねー、カイチョーと副カイチョーはまだバカなことしてるのかな?」
「…そう、だと思う」
「あぁ。あいつらは異常なくらい彩色に執着してるな…」
「…ねぇ、大丈夫かな?」
「このままだと、リコール」
「そうですね。リコールだけで済めばいいですが…」
「端緑の言う通りだ。あいつら、このままじゃやばいぞ?」
「権力でどうにかなると思ってるのかなぁ?」
電卓をたたきながら朝登がため息をつく
「あの人が何をしでかすかわからないのが怖いですね」
「ハル、のこと?」
「そうだな。あいつ、イライラしてたな」
「ショウになにかあったんでしょうね」
孝臣と玲二は真剣な顔で話し合っている
「なんで?ショウと喧嘩したとかじゃないの?」
「黄霧先輩、あの2人が喧嘩するはずがないんですよ。ショウが何かされたとしか考えられないです」
手を動かし始める孝臣
「何事もないと良いけどな…」
「ん?どうしたの?」
ヒョコと現れるハルに驚く生徒会のメンバー
「大丈夫だよーボク、キミたちには危害を加えないよ?ショウの敵にならない限り」
ニコニコと笑うハル
「皆、気を使ってくれてるから伝えとくね?ショウはね、口も態度も悪いけどボクと違って優しいんだよ?だから親しい人が敵になっても本人が傷つくだけで仕返しなんてできないんだよ?見放すことはあるけど」
「だからね、もしショウを傷つけたら…ボクが相手することにしてるんだぁ…ショウを傷つけないために」
ハルがニコリと口角を上げた
「ねぇ、キミたちは大丈夫だよね?ショウを裏切るなんて、しないよね?」
「あ…あぁ、もちろんだ」
「そっかそっかー!なら安心ー!じゃ、ボクお仕事終わったからいくねー!」
あとよろしくー!とハルは生徒会室から立ち去った
「…すぐに距離を置くんだねぇ」
「あぶ、ない…」
「いや、違う」
玲二が青ざめた顔で呟いた
「あいつは…ハルはショウ以外を認めてない。
あいつの中の区分は、ショウとショウを傷つけるか傷つけないかの区分しかない…」
「え?それってどういう?」
「俺たちはあいつの友人枠にすら入って無いってことだ」
玲二の声が室内に響いたのだった
「あ……さく、ら?」
「大丈夫?」
心配そうに覗き込んでくる桜
いつの間にか桜の部屋に居たらしい
「あ、大丈夫…桜、今何時?」
「今はもう夕方の6時だよ…ご飯作ったけどどうする?」
「ん。食べる」
わかったーと軽い返事をしながらパタパタと台所に消える桜の後ろ姿を見て我に帰る
「そうか…オレ、隊長に捨てられたのか」
言葉に出してみるけど何かぽっかりとしている
なんだかんだで気にかけてたからなぁ…大丈夫、気にかけるのが1人減っただけだ
…全部なんてオレには守れないから、仕方ない
「お待たせー!!とろっとろのビーフシチューだよー!!」
ハイテンションで桜が持ってくる
「気を使わせてるな。オレは大丈夫だよ。ありがと」
ニッといつも通りに笑うと桜はキョトンとした後「そっかー」と笑った
「温かい内に召し上がれっ♪」
「そだな!いただきまーす!」
オレ達はビーフシチューを食べ始めたのだった
パタンッ
軽い音でドアが閉まった
この部屋には桜のみがいる
「許さない。」
ポツリと静かになった部屋に言葉が落ちる
「絶対許さないから」
桜の表情は無である
「初夏ちゃんを嵌めた奴ら…地獄を見せてあげるからね?」
フフフッと口角のみを上げて笑う桜
「にしても…どういうつもりなのかしらね?ねぇ?生徒会長親衛隊隊長、菖蒲 馨…」
ギリっと何もないところを睨みつける桜
「初夏ちゃんに1番やってはいけないことをした…私も動こうかな」
瞳の奥が笑っていなかった
「さぁて…出かけようかなぁ?」
桜はハルの格好をして出て行った
「あーぁー」
棒つきの飴を食べながら桜ことハルは軽快に歩いて行く
その後ろにはガタイのいい男たちが転がっている
「機嫌の悪いボクに絡むからそうなるんだよー反省してよ」
ハルは後ろを振り返らずに呟いた
「お前、ハルか?」
声をかけられた。ハルは口角を上げてゆっくりと振り返る
「あぁー玲二先生!お久しぶりです!」
「久しぶりってほどでもねぇだろ…んで?お前は何してんだ?…いや、相棒はどうした?」
「ショウ?ショウは今出かけてますよー?」
ハルはへらりと笑う、ワラウ
「…お前も上手く笑えてねぇぞ?」
「えー?心外ですね、いつもこんな顔ですよ」
はぁ、と大きく玲二がため息をついた
「こい」
ハルの腕を引っ張り東雲は歩き出した
振り解こうとすれば外れるくらいだがハルは何だかそんな気が起こらずされるがままついていった
「おい、連れて来たぞ」
「センセーおそーい!」
「…ハル?」
「あ?うざい方はどうした?」
生徒会の面子と奏と連夜が声をかけた
ハルはいつも通りの笑みを浮かべる
「ショウは用事だよーボクはうろうろしてたところを捕まっちゃった♪」
フワフワと笑う
「…手伝い、お願い」
「そうだねー!お願いしたい!」
「…おい、奏。紅茶頼む」
「うん、わかった」
無言でハルを座らせ孝臣は書類とペンを渡す
「えー?ボクもするのー?仕方ないな」
ブツブツと文句言いながらハルはペンを動かす
スピードは相変わらず早く山になってる書類はすぐ消費されていく
「あ、この山、数字合わないやつだからー。消える鉛筆で書き直してるよー。よく見てね」
スッと会計である朝登に渡して作業を続ける
「紅茶入ったよ」
奏がおぼんで持ってくる
すぐに全員机を片付けて休憩ができる状態にする
「クッキーは先生からだよ」
「わー!センセーありがとー!」
「ありがとうございます」
「…(ぺこり」
「っス」
「ありがとーございまーす!」
全員がクッキーに手を伸ばし休憩をした
「ボク、カップ片付けておくよ」
食べ終わったカップを回収してハルが立ち上がる
「あ!僕も手伝うよ!」
柳奏が後を追い一緒に洗い始める
「ねぇ、ハル。ショウと何かあったの?」
「え?何で?何もないよ??」
ニコニコと笑うハルに対して眉間に皺を寄せる奏
「ハル、ピリピリしてるよ?」
「…そうかな?」
「ねぇ、僕はハルとショウに助けてもらったから今度は僕が助けたいんだ」
「…カナちゃん。ボクらの間にはケンカも何もないんだよ」
ハルは続ける
「でもね、ショウが傷ついたことにボクは何もできなかったんだ。もっと、守る方法があったかもしれないのに…」
「ハル…?」
奏はハルを見たがハルは何処かを見ているようで焦点が合っていなかった
「…ボクはね?ショウのためなら何でもできるよ。そうだね…もし、キミがショウを傷つけるのならボクはキミすらも棄てる。」
奏はハルの瞳の奥が笑っていないことに気づきゾッとした
「だからね?ボクはショウを傷つけるものは全て壊すよ?そんなものイラナイから」
穏やかな声、穏やかな笑みを浮かべたハルは続ける
「ねぇ、カナちゃん…キミはボクに棄てさせないでね?」
奏は気づいた
コレは異常だと
だが、止める力も言葉も持っていない
今はここには居ないこの人の相棒にしか止められないと
「じゃあ書類片付けてくるね」
ニコリと微笑みハルが立ち去るのを奏は1つ頷くのが精一杯だった
「大丈夫か奏」
「蓮夜くん…大丈夫だよ。ただ、藪をつついたら龍が出たって感じかな…」
「…そうか。奏で無理なら、難しいな」
蓮夜は奏の頭を撫でた
「そうだね。あんなにピリピリしてるハル、初めて見る…そういえば出会ってまだそんなに経ってないってことに気付かされたよね」
奏が悲しそうに笑った
「あいつらに何があったかわからねぇけど…あのままじゃやべぇな」
「そうだね。ハルはショウの為なら何でもするよ…気をつけないと」
「…あぁ、ヤバイにおいがした、狂う直前のような」
「…危ないね」
2人はそう言って頷いたのだった
「ねー、カイチョーと副カイチョーはまだバカなことしてるのかな?」
「…そう、だと思う」
「あぁ。あいつらは異常なくらい彩色に執着してるな…」
「…ねぇ、大丈夫かな?」
「このままだと、リコール」
「そうですね。リコールだけで済めばいいですが…」
「端緑の言う通りだ。あいつら、このままじゃやばいぞ?」
「権力でどうにかなると思ってるのかなぁ?」
電卓をたたきながら朝登がため息をつく
「あの人が何をしでかすかわからないのが怖いですね」
「ハル、のこと?」
「そうだな。あいつ、イライラしてたな」
「ショウになにかあったんでしょうね」
孝臣と玲二は真剣な顔で話し合っている
「なんで?ショウと喧嘩したとかじゃないの?」
「黄霧先輩、あの2人が喧嘩するはずがないんですよ。ショウが何かされたとしか考えられないです」
手を動かし始める孝臣
「何事もないと良いけどな…」
「ん?どうしたの?」
ヒョコと現れるハルに驚く生徒会のメンバー
「大丈夫だよーボク、キミたちには危害を加えないよ?ショウの敵にならない限り」
ニコニコと笑うハル
「皆、気を使ってくれてるから伝えとくね?ショウはね、口も態度も悪いけどボクと違って優しいんだよ?だから親しい人が敵になっても本人が傷つくだけで仕返しなんてできないんだよ?見放すことはあるけど」
「だからね、もしショウを傷つけたら…ボクが相手することにしてるんだぁ…ショウを傷つけないために」
ハルがニコリと口角を上げた
「ねぇ、キミたちは大丈夫だよね?ショウを裏切るなんて、しないよね?」
「あ…あぁ、もちろんだ」
「そっかそっかー!なら安心ー!じゃ、ボクお仕事終わったからいくねー!」
あとよろしくー!とハルは生徒会室から立ち去った
「…すぐに距離を置くんだねぇ」
「あぶ、ない…」
「いや、違う」
玲二が青ざめた顔で呟いた
「あいつは…ハルはショウ以外を認めてない。
あいつの中の区分は、ショウとショウを傷つけるか傷つけないかの区分しかない…」
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「俺たちはあいつの友人枠にすら入って無いってことだ」
玲二の声が室内に響いたのだった
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