BL学園のナナメ上!

くりーむそーだ

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第11話 相談会

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「…桜。ありがと」
「いいよー初夏ちゃん、危なかったでしょ?」

人が居ない所を通りながら話す
もちろん小声だ

チラッと桜がこっちを見ながら告げた

「そろそろ。辞めるの?」

何を?と聞かなくてもわかる
今まで学校では絶対に話さなかった桜に話しかけた自分が一番わかっている

「…少しは期待してたんだけどな」

苦笑を漏らすオレに桜は悲しそうな顔をした
いいんだ。こうなることは読んだ事がある

隊長に違いがあっても、転入生に違いがあっても、学園に違いがあっても、世界背景に違いがあっても…大筋の流れは変わらないのだろう

「なぁ、桜。何をしても変わらないなら…」
「…そうだね。そうしよっか」

さっきとは違う挑戦的な笑みを浮かべる桜
あぁ…やっぱ桜は素敵だ!

「とりあえず、風紀室行こうか…そのままで帰ったらまずいでしょ?」
「そうだな…取調室と仮眠室借りていいか?」
「うん。了解、任せて。許可はさっくんに取るから任せて☆」
「頼もしいなぁー」

そして気を引き締める
人が増えてきたからだ

「本当ぉ濡れ衣なんですけどぉ~?」
「アンタの言うことを私が信じるとでも思って?」

オレと桜が仲良く一緒に歩いてたら不審がられるのでキャラになりきりながら歩く

「ただいま戻りました」
「あぁ。お帰…はぁ?」

桜の言う、さっ君こと副委員長にキョトンとされた
お?オカン受け?

「萌葱副委員長。仮眠室を借りても?」
「あ、あぁ…いまは空いてるけど」
「空いてるから貸してあげるわ?」
「べっつにぃ~?ボクはぁ帰ってもいいんだよぉ?」
「容疑者の1人に帰られると問題よ?そんなのもわからないの?」
「うるさいなぁ~ボクは何もしてないしぃ??才女と呼ばれてるふーきいいんさんは目が節穴なのかなぁ~?」

などと言いながら仮眠室に入る
さり気なく仮眠室の鍵を持ってるところから流石桜である

「そこに寝かせて」
「うぃーっす」

桜の言うとおりに寝かせる
寝かせた隊長の顔は白い
あれ?オレのブレザー掴んでる

「あららー?愛されてるねぇ」
「本当かわいいわー隊長…何故男子なのかわからん」
「確かに!」

2人でひそひそと話しながら隊長の手を開かせようとするが、悲しそうに眉を寄せてる隊長を見ると取る気を無くした

「しゃーない。よっと…うし、行くぞー?」
「そうだね。」

クスクスと笑う桜
オレはブレザーだけ脱いで隊長に掛け布団の上からかけた

2人で仮眠室から出る
桜が鍵をかけてオレに鍵を渡してくる

「これでアナタしか開けれないわよ?
内側から開けたらわからないけど」
「そうだねぇ~」

オレはチラッと風紀委員室を見渡す
ニッコリ、と笑った

「タイチョーに手を出したら…わかってるよねぇ?ボク、怒っちゃうからね☆」
「…風紀委員をなめないでくれる?そんなクズはいるはずないでしょう?
こっちよ。早く来なさい」
「もぉ~じんけんしんがいだぁ」

オレと桜は取調室に向かう

ガチャリ

「…ここは防音だから安心して」
「りょーかい。さてさて。桜さん?オレ、ちょっと怒ってるんだけどねー?」
「あいつらね?」
「生徒会長も、委員長もいたのに何故かばい立てしてるのかな?過剰防衛ってわかってないのかな?そもそも隊長はなにもしてねぇのに」
「…確かにね。今後どうする?」
「…あっち・・・の姿で彼に会いたい」
「…彼ね。なら、いつもと同じ衣装セット用意いるね」

2人で頷く

「なるべく…ばれないように足場作りをしないとね」
「そうなんだけどさ。正直、彼ら…になるかも」
「??どういうこと??」

桜が首を傾げる
オレはへらっと笑う

「取り巻きがな…ちょっと減ってるんだよ」
「…なるほど。あっちに行ってるってことね」
「そーいうことー」

オレと桜は計画を立て始めた
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