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夏の月20日(火の曜日)~21日(水の曜日) 曰くつきの牧場?
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牧場にやってきた俺は、昨日一生懸命整備した畑を見て、その場に膝を付いてしまった。
せっかくローズとミカエルが手伝って整備した畑が……
一生懸命、雑草を抜いた場所が……
作物を植えられるようにした場所が……
一夜にして、雑草が生い茂っているんですけどーーーーーーーーー!!!!
「え? これはどういうことなの!?」
後ろからローズの声が聞こえた。
「……曰くつきの牧場……」
あ、ミカエルの声、初めて聴いた。
って、そうじゃなくて、曰くつきってことになるのか!?
そういえば、前に査定に来た役人も、そこに埋まっているはずのない作物が実を付けていたり、鶏小屋から鳴き声が聞こえるとか、村長が言ってた。
本当に曰くつきなの!!??
「おい、ハヤト」
地面に膝を付いていた俺を、ミカエルが見下ろしてきた。
「ちょっとミカエル。ハヤト様を呼び捨てにするなんて…」
「はぁ? エリオがそう呼んでいるんだから別にいいだろ?」
「でも……」
「ハヤト、今日、もう一度、ここを整備する」
「また!?」
俺が弱音を吐くと、ミカエルは鋭い目つきで睨み付けてきた。
うぅぅぅ……怖くて逆らえない……。
とりあえず、昨日、整備した場所をもう一度、作物を植えらせるように耕した。
やはり昨日と一緒で、かなり深いところまで雑草の根が張っていた。
「たった一晩で、これだけ根が張るなんてありえないわ」
抜いた雑草を手に取ったローズ。経験上、これだけ強い根っこを持った雑草が一晩で育つのは見たこともないらしい。
「ユーキ様は畑に栄養剤を使っていたけど、それが影響しているのかしら?」
「栄養剤?」
「ええ。作物の品質を上げるために、肥料と栄養剤を使って、土地自体の品質を上げていたんです。そこで育てられた作物は品質が高く実り、その作物を種にして再度植えることで、さらに品質の高い作物を収穫できるようになったんです」
「へ…へぇ~~」
ただ作物を育てるだけじゃないのか。
なんか、何年もかかりそうな作業だな…。
お昼は、ベアトリスとアンナが弁当を作って持ってきてくれた。
「てっきり、苗を植えていると思ったのですが……」
生い茂る雑草と格闘していた俺たちの姿を見て、ベアトリスはキョトンとした顔を見せた。
アンナも全く進んでいない作業に、少し呆れているように見える。
一応、昨日の作業工程と今朝起きた出来事を軽く話して、2人には状況を説明した。
「そんなことがあったのですか?」
ベアトリスの言葉に、俺もローズも大きく頷いた。
「一晩で生い茂る雑草……お父さんたちが話していた通りだね! 役人さんたちも、気味が悪いって泣きながら帰っていったんだよ」
アンナの声は弾んでいる。なんか楽しそうだ。顔がワクワクしている。
「でも、役人さんたちが見たのは、雑草が生い茂っていた場所に、翌日には綺麗に色を付けたトマトが実っていたって話だけどね。トマトって一晩で出来るんだ~ってびっくりしたのを覚えてるわ!」
う~ん……アンナはちょっと話の方向が違うような気がするんだけど……。
「祖父ちゃんが経営していた牧場が、金貨3枚で売られていた理由がなんとなくわかった気がする」
「金貨3枚!? そんなに安かったんですか?」
さっきの話よりも、こっちの方が驚くんだね、ベアトリスは。
「俺の親が金貨3枚で買い取ったって。オルベリザス伯爵もそれだけ安いから買おうとしていたんじゃないかな?」
「そんな…。だって、この土地は虹色カード保持者の牧場ですよ。それに国王様が自腹を切ってでも自分の土地にしたいって仰っていたのに」
ん? 国王? 国王も欲しがっていたの? この牧場を?
そういえば王室も手が出せない金額だったけど、査定に来た役人が奇妙な体験をしたとかで、値段が下がったって村長も言っていたような…?
「国王って言っても、先代国王だろ」
ミカエルが珍しく話に参加してきた。
「先代? 今の国王じゃなくて?」
「今の国王はこの牧場に興味なんかない。ユーキ様が亡くなったのは今から10年ほど前。今の国王が王位に就いたのは8年前。その時、先代国王は亡くなられている」
「ミカエル……王室について詳しいんだね」
詳しい事よりも、一杯話してくれている事が嬉しいけど。
「当たり前よ。ミカエルは5年前まで王都に暮らしてて、王宮騎士団に在籍していたのよ」
「お…王宮騎士団!?」
って、あの王都に住む人皆が憧れるイケメン揃いの、王宮や王族を警備する騎士団だと!?
「王女様にしつこく言い寄られて、逃げるように村に帰ってきたのよね」
「うるさい!」
「ハヤトくんも王都にいたから、王宮騎士団のことは知っているよね」
「あ…う…うん」
名前だけは…なんて言えない。俺、周りの噂話でしか聞いた事がないんだよね。同じレストランで働いていた女の子たちが、いつもキャーキャー言っていたのを聞いていただけ。
「どうして先代国王様は、この牧場を手に入れようとしていたの? 虹色カード保持者の土地だから?」
「一番の理由は、仲間の土地だから。いずれ現れる後継者に渡す為に、王室で管理したかったんだって」
「「「「仲間???」」」」
ミカエルの言葉に、その場にいた全員が同じ言葉に反応し、同じように首を傾げた。
仲間って、先代国王と祖父ちゃんが?
「知らないのか? 先代国王はユーキ様がリーダーを務めた冒険者パーティー『希望』のメンバーだぞ」
はぁぁぁああぁぁああぁぁぁ!!??
祖父ちゃんがリーダーを務めたパーティーのメンバーが先代国王だと!!??
あ、ベアトリスもローズもアンナも開いた口が塞がってない。
そりゃ驚くよな、こんな話。
ミカエルの話では、ミカエルは王室の王子と仲が良く、先代国王の話をよく聞いていたそうだ。その話の中に、先代国王があるパーティーに所属していて、そのリーダーは虹色カード保持者で、冒険者を引退した後、若い頃から経営していた牧場で静かに暮らしている。その牧場はとても素晴らしく、王室もどんな金持ちも手が出せない価値があるらしい…という話も聞いた。
その話は現国王も信じ切っており、祖父ちゃんが亡くなった後、いったんは親戚が受け継いだが、その親戚もどこかに行ってしまい、所有者がいなくなったことで王室が買い取ろうとしたが、査定に来た役人が曰くつきだと話を広げ、結局国王は金貨3枚で買い取る人を探していたそうだ。
で、ここからが衝撃だった。
なんと国王は、この牧場を祖父ちゃんの血縁者が相続することが決まったら、その血縁者に国から毎月金貨30枚の援助を半永久的に出すようにと書かれた先代国王の遺言書を見つけ、それを公開した。
そしたら俺の親が名乗り出て、まだ若い俺が相続すれば長期間で援助金が貰えると企み、俺の知らないところで勝手に相続の手続きをしたそうだ。
なんでミカエルが詳しく話してくれたかというと、王室からこの村で牧場が無事に経営できている事を報告するように派遣されたからだ。
ついでに同時期に王女様に言い寄られていたこともあり、逃げる形で村に帰ってきたんだと。
ミカエルが王室から大切な役目を担っている事はローズも知らなかったようだ。
じゃあ、ミカエルが言葉少ないのは、王室から担った役目を、他に喋らないため? ボロが出て喋ってしまうとか?
「それは違うの」
ローズが視線を落としながら話した。
「違う?」
「ミカエルが人と話すことに抵抗があるのは、小さい頃に体験したあの出来事が関係しているの」
「あの出来事?」
「……ごめんなさい、今はお話しできないわ」
ローズは昨日と同じように不自然に視線を外した。
「俺の方こそごめん。話したくない事なんだよね。深入りはしないから」
ミカエルもローズも、視線を足元に落としていた。
俺が想像できないほど、凄い事を体験してきたんだろうな、2人は。
ところで、祖父ちゃんの牧場を継いだ血縁者に、毎月金貨30枚を支給するとかなんとか言っていたけど、俺、初めて聞きましたが?
もしかして親戚はその援助金欲しさにこの牧場を管理していたのか!?
そういえば、親父たちは「牧場として機能していれば」とか、「お前の手で甦らせてくれ」とか言っていたけど、ミカエルの話が本当なら牧場として機能していなければ援助はないはずだ。ってことは、親父たちは援助金欲しさに俺を勝手に相続人にしたってこと!?
どこまで金にがめつい人間なんだ!!
今度、村長に相談してみよ…。
夕方まで畑を整備し続け、昨日と同じ広さを確保した。
「明日、また同じような事が起きたら、見てもらった方がいい」
「見てもらう…って、誰に?」
「鑑定士。土地を鑑定してもらうんだ」
「か…かんていし……?」
俺の頭に1人の男の顔がポンと浮かんだ。
オルベリザス伯爵だ。
あの人は俺を鑑定したことがある。きっと鑑定できる力を持っているんだろう。
でも、初めて出会ったときから、一度も会っていないし、突然頼んでも引き受けてくれるかな?
一応ギルドに相談してみようかな。
<つづく>
せっかくローズとミカエルが手伝って整備した畑が……
一生懸命、雑草を抜いた場所が……
作物を植えられるようにした場所が……
一夜にして、雑草が生い茂っているんですけどーーーーーーーーー!!!!
「え? これはどういうことなの!?」
後ろからローズの声が聞こえた。
「……曰くつきの牧場……」
あ、ミカエルの声、初めて聴いた。
って、そうじゃなくて、曰くつきってことになるのか!?
そういえば、前に査定に来た役人も、そこに埋まっているはずのない作物が実を付けていたり、鶏小屋から鳴き声が聞こえるとか、村長が言ってた。
本当に曰くつきなの!!??
「おい、ハヤト」
地面に膝を付いていた俺を、ミカエルが見下ろしてきた。
「ちょっとミカエル。ハヤト様を呼び捨てにするなんて…」
「はぁ? エリオがそう呼んでいるんだから別にいいだろ?」
「でも……」
「ハヤト、今日、もう一度、ここを整備する」
「また!?」
俺が弱音を吐くと、ミカエルは鋭い目つきで睨み付けてきた。
うぅぅぅ……怖くて逆らえない……。
とりあえず、昨日、整備した場所をもう一度、作物を植えらせるように耕した。
やはり昨日と一緒で、かなり深いところまで雑草の根が張っていた。
「たった一晩で、これだけ根が張るなんてありえないわ」
抜いた雑草を手に取ったローズ。経験上、これだけ強い根っこを持った雑草が一晩で育つのは見たこともないらしい。
「ユーキ様は畑に栄養剤を使っていたけど、それが影響しているのかしら?」
「栄養剤?」
「ええ。作物の品質を上げるために、肥料と栄養剤を使って、土地自体の品質を上げていたんです。そこで育てられた作物は品質が高く実り、その作物を種にして再度植えることで、さらに品質の高い作物を収穫できるようになったんです」
「へ…へぇ~~」
ただ作物を育てるだけじゃないのか。
なんか、何年もかかりそうな作業だな…。
お昼は、ベアトリスとアンナが弁当を作って持ってきてくれた。
「てっきり、苗を植えていると思ったのですが……」
生い茂る雑草と格闘していた俺たちの姿を見て、ベアトリスはキョトンとした顔を見せた。
アンナも全く進んでいない作業に、少し呆れているように見える。
一応、昨日の作業工程と今朝起きた出来事を軽く話して、2人には状況を説明した。
「そんなことがあったのですか?」
ベアトリスの言葉に、俺もローズも大きく頷いた。
「一晩で生い茂る雑草……お父さんたちが話していた通りだね! 役人さんたちも、気味が悪いって泣きながら帰っていったんだよ」
アンナの声は弾んでいる。なんか楽しそうだ。顔がワクワクしている。
「でも、役人さんたちが見たのは、雑草が生い茂っていた場所に、翌日には綺麗に色を付けたトマトが実っていたって話だけどね。トマトって一晩で出来るんだ~ってびっくりしたのを覚えてるわ!」
う~ん……アンナはちょっと話の方向が違うような気がするんだけど……。
「祖父ちゃんが経営していた牧場が、金貨3枚で売られていた理由がなんとなくわかった気がする」
「金貨3枚!? そんなに安かったんですか?」
さっきの話よりも、こっちの方が驚くんだね、ベアトリスは。
「俺の親が金貨3枚で買い取ったって。オルベリザス伯爵もそれだけ安いから買おうとしていたんじゃないかな?」
「そんな…。だって、この土地は虹色カード保持者の牧場ですよ。それに国王様が自腹を切ってでも自分の土地にしたいって仰っていたのに」
ん? 国王? 国王も欲しがっていたの? この牧場を?
そういえば王室も手が出せない金額だったけど、査定に来た役人が奇妙な体験をしたとかで、値段が下がったって村長も言っていたような…?
「国王って言っても、先代国王だろ」
ミカエルが珍しく話に参加してきた。
「先代? 今の国王じゃなくて?」
「今の国王はこの牧場に興味なんかない。ユーキ様が亡くなったのは今から10年ほど前。今の国王が王位に就いたのは8年前。その時、先代国王は亡くなられている」
「ミカエル……王室について詳しいんだね」
詳しい事よりも、一杯話してくれている事が嬉しいけど。
「当たり前よ。ミカエルは5年前まで王都に暮らしてて、王宮騎士団に在籍していたのよ」
「お…王宮騎士団!?」
って、あの王都に住む人皆が憧れるイケメン揃いの、王宮や王族を警備する騎士団だと!?
「王女様にしつこく言い寄られて、逃げるように村に帰ってきたのよね」
「うるさい!」
「ハヤトくんも王都にいたから、王宮騎士団のことは知っているよね」
「あ…う…うん」
名前だけは…なんて言えない。俺、周りの噂話でしか聞いた事がないんだよね。同じレストランで働いていた女の子たちが、いつもキャーキャー言っていたのを聞いていただけ。
「どうして先代国王様は、この牧場を手に入れようとしていたの? 虹色カード保持者の土地だから?」
「一番の理由は、仲間の土地だから。いずれ現れる後継者に渡す為に、王室で管理したかったんだって」
「「「「仲間???」」」」
ミカエルの言葉に、その場にいた全員が同じ言葉に反応し、同じように首を傾げた。
仲間って、先代国王と祖父ちゃんが?
「知らないのか? 先代国王はユーキ様がリーダーを務めた冒険者パーティー『希望』のメンバーだぞ」
はぁぁぁああぁぁああぁぁぁ!!??
祖父ちゃんがリーダーを務めたパーティーのメンバーが先代国王だと!!??
あ、ベアトリスもローズもアンナも開いた口が塞がってない。
そりゃ驚くよな、こんな話。
ミカエルの話では、ミカエルは王室の王子と仲が良く、先代国王の話をよく聞いていたそうだ。その話の中に、先代国王があるパーティーに所属していて、そのリーダーは虹色カード保持者で、冒険者を引退した後、若い頃から経営していた牧場で静かに暮らしている。その牧場はとても素晴らしく、王室もどんな金持ちも手が出せない価値があるらしい…という話も聞いた。
その話は現国王も信じ切っており、祖父ちゃんが亡くなった後、いったんは親戚が受け継いだが、その親戚もどこかに行ってしまい、所有者がいなくなったことで王室が買い取ろうとしたが、査定に来た役人が曰くつきだと話を広げ、結局国王は金貨3枚で買い取る人を探していたそうだ。
で、ここからが衝撃だった。
なんと国王は、この牧場を祖父ちゃんの血縁者が相続することが決まったら、その血縁者に国から毎月金貨30枚の援助を半永久的に出すようにと書かれた先代国王の遺言書を見つけ、それを公開した。
そしたら俺の親が名乗り出て、まだ若い俺が相続すれば長期間で援助金が貰えると企み、俺の知らないところで勝手に相続の手続きをしたそうだ。
なんでミカエルが詳しく話してくれたかというと、王室からこの村で牧場が無事に経営できている事を報告するように派遣されたからだ。
ついでに同時期に王女様に言い寄られていたこともあり、逃げる形で村に帰ってきたんだと。
ミカエルが王室から大切な役目を担っている事はローズも知らなかったようだ。
じゃあ、ミカエルが言葉少ないのは、王室から担った役目を、他に喋らないため? ボロが出て喋ってしまうとか?
「それは違うの」
ローズが視線を落としながら話した。
「違う?」
「ミカエルが人と話すことに抵抗があるのは、小さい頃に体験したあの出来事が関係しているの」
「あの出来事?」
「……ごめんなさい、今はお話しできないわ」
ローズは昨日と同じように不自然に視線を外した。
「俺の方こそごめん。話したくない事なんだよね。深入りはしないから」
ミカエルもローズも、視線を足元に落としていた。
俺が想像できないほど、凄い事を体験してきたんだろうな、2人は。
ところで、祖父ちゃんの牧場を継いだ血縁者に、毎月金貨30枚を支給するとかなんとか言っていたけど、俺、初めて聞きましたが?
もしかして親戚はその援助金欲しさにこの牧場を管理していたのか!?
そういえば、親父たちは「牧場として機能していれば」とか、「お前の手で甦らせてくれ」とか言っていたけど、ミカエルの話が本当なら牧場として機能していなければ援助はないはずだ。ってことは、親父たちは援助金欲しさに俺を勝手に相続人にしたってこと!?
どこまで金にがめつい人間なんだ!!
今度、村長に相談してみよ…。
夕方まで畑を整備し続け、昨日と同じ広さを確保した。
「明日、また同じような事が起きたら、見てもらった方がいい」
「見てもらう…って、誰に?」
「鑑定士。土地を鑑定してもらうんだ」
「か…かんていし……?」
俺の頭に1人の男の顔がポンと浮かんだ。
オルベリザス伯爵だ。
あの人は俺を鑑定したことがある。きっと鑑定できる力を持っているんだろう。
でも、初めて出会ったときから、一度も会っていないし、突然頼んでも引き受けてくれるかな?
一応ギルドに相談してみようかな。
<つづく>
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