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記憶喪失
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『キキーッバンッ!!』
その音は僕の記憶とともに頭から消え去った。
気がつくとそこはベットの上だった。
意識が朦朧とする中、僕は目覚めた。
「わわわ!お兄ちゃん起きたの!?大丈夫??」
「えっと、沙那?どうしたの?てかここどこ?」
「覚えてないの?ここ病院だよ?お兄ちゃん交通事故にあったんだよ?今、お母さんとお父さんが病院の人とお話してるから、沙那がお兄ちゃんのこと見てたんだよっ。」
「そうだったのか。ありがとう。」
交通事故...全然覚えてないや。そう言えば、最近の記憶も曖昧だ...。
「お兄ちゃん!お母さんとお父さん呼んでくるね。」
「あ、ああ。」
.........
あれ、僕の名前って、なんだっけ...
お母さんは、沙也加
お父さんは、悠介
妹は、沙那
あれ、僕は......だれ......?
「悠馬!!あんた無事なの?痛いところない?」
悠馬......それが僕の名前か。
「大丈夫だよ、少し頭がぼーっとするぐらい。」
「そう?あまり大きな怪我じゃなかったから良かったけど、あんまり心配かけないでちょうだい。」
「心配かけてごめん。」
「悠馬さん、少し診察の時間を取らせてください。ご家族の方は一旦席を外してくれると嬉しいです。」
「分かりました。」
何聞かれるんだろう......あ、そう言えば、記憶が曖昧なことちゃんと言わなきゃ。
「それでは少しお話を聞かせてください。どこで交通事故を起こしたか覚えてますか?」
「......それが、覚えてないんです。」
「ほう。場所もおぼえてないと?」
「はい。」
「もしかして......。前の記憶はありますか?」
「前の記憶?と言うとどうゆうことでしょう。」
「んー、自分の名前を思い出せなかったりしませんでしたか?」
「あ、さっき......」
「やはり。記憶喪失ですね。」
記憶......喪失......。
だからさっき、自分の名前を思い出せなかったのか......。
「大丈夫ですよ、ちゃんと治療すれば治りますからね。」
「分かりました。」
そう言えば僕の人間関係はどうなんだろう。友達は少なくともいた気がする......。
まぁいいや。今はゆっくり休もう。
「少し寝ますね。」
「はい、ゆっくり休んでください。ご家族の方はどうされますか?」
「帰ってって言っといてもらえますか?」
「分かりました。おやすみなさい。」
医者が出てった後、しばらくして僕は眠りについた。
こうして僕の病院ライフは始まるのでした。
その音は僕の記憶とともに頭から消え去った。
気がつくとそこはベットの上だった。
意識が朦朧とする中、僕は目覚めた。
「わわわ!お兄ちゃん起きたの!?大丈夫??」
「えっと、沙那?どうしたの?てかここどこ?」
「覚えてないの?ここ病院だよ?お兄ちゃん交通事故にあったんだよ?今、お母さんとお父さんが病院の人とお話してるから、沙那がお兄ちゃんのこと見てたんだよっ。」
「そうだったのか。ありがとう。」
交通事故...全然覚えてないや。そう言えば、最近の記憶も曖昧だ...。
「お兄ちゃん!お母さんとお父さん呼んでくるね。」
「あ、ああ。」
.........
あれ、僕の名前って、なんだっけ...
お母さんは、沙也加
お父さんは、悠介
妹は、沙那
あれ、僕は......だれ......?
「悠馬!!あんた無事なの?痛いところない?」
悠馬......それが僕の名前か。
「大丈夫だよ、少し頭がぼーっとするぐらい。」
「そう?あまり大きな怪我じゃなかったから良かったけど、あんまり心配かけないでちょうだい。」
「心配かけてごめん。」
「悠馬さん、少し診察の時間を取らせてください。ご家族の方は一旦席を外してくれると嬉しいです。」
「分かりました。」
何聞かれるんだろう......あ、そう言えば、記憶が曖昧なことちゃんと言わなきゃ。
「それでは少しお話を聞かせてください。どこで交通事故を起こしたか覚えてますか?」
「......それが、覚えてないんです。」
「ほう。場所もおぼえてないと?」
「はい。」
「もしかして......。前の記憶はありますか?」
「前の記憶?と言うとどうゆうことでしょう。」
「んー、自分の名前を思い出せなかったりしませんでしたか?」
「あ、さっき......」
「やはり。記憶喪失ですね。」
記憶......喪失......。
だからさっき、自分の名前を思い出せなかったのか......。
「大丈夫ですよ、ちゃんと治療すれば治りますからね。」
「分かりました。」
そう言えば僕の人間関係はどうなんだろう。友達は少なくともいた気がする......。
まぁいいや。今はゆっくり休もう。
「少し寝ますね。」
「はい、ゆっくり休んでください。ご家族の方はどうされますか?」
「帰ってって言っといてもらえますか?」
「分かりました。おやすみなさい。」
医者が出てった後、しばらくして僕は眠りについた。
こうして僕の病院ライフは始まるのでした。
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ありがとうございます。
楽しんで貰えるように頑張ります!