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悪役令嬢回避
初めてのお茶会
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頼んでくれていたのは、四人ともケーキセットだった。
私のは、いちごのショートケーキ。エル兄様はモンブランだと言っていた。お店の人がテーブルの上に置くたびに説明してくれていたから…。配膳してくれたケーキと紅茶のセットは、美味しそうだし、良い香りがしたんだ。
兄様達はギル兄様はチーズケーキ。アシュ兄様はチョコレートケーキだった。
紅茶でなくて、兄様達のは…。
黒い液体がカップに入って、「お好みで砂糖とミルクをお使い下さい。」って説明されていた。
「兄様これは?」
「つい最近流行しだした、コーヒーという飲み物だ。少しほろ苦いから、人によっては砂糖やミルクで調整するんだよ。私はこのまま。アシュは?」
「僕はミルクだけ入れて飲むよ。まだブラックは苦手だ。ビターチョコのケーキとで美味しく頂こう。レインもエルも少しだけ味見してみる?」
アシュ兄様はすぐに小皿を頼んでくれたんだ。
そこにケーキを少し分けてくれた。
私とエル兄様に一口ぐらいづつ。ギル兄様も分けてくれて、私のもエル兄様に少し分けたんだ。エル兄様も分けてくれた。兄様達にも食べて欲しいとお願いし、兄様達のお皿にも分けて、結局四つのケーキをみんなで味見するかたちになったんだ。他の人とこんな事をしたらお行儀が悪いと言われそうなんだけどね。
皆んなのケーキはそれぞれ美味しかったんだ。ちょっとだけコーヒーを飲ませていただいたけれど、お子ちゃま口だから、飲めそうになかった。
エル兄様が今度は僕達もコーヒーにして、砂糖とミルクを入れたら飲めるよと言ってくれたから、そうしようと思った。エル兄様は前世は大人だったみたいだけど、今は私と同じ双子。お口もお子様だったのよね。ギル兄様のミルクだけ追加されたコーヒーでもダメだったみたい。「おかしい、ブラックで飲んでたのに…」って呟いていた。
エル兄様は時々そんな事を言う。
本人は口に出していないつもりなんだけどね…。
ギル兄様やアシュ兄様が、そんなエル兄様のためにいつも周りを気にしていた。
私に対してもだけど、気をつけないと、侯爵家から引き離される恐れがあるとか言っていた。
良いように使われて、使い潰されるとかなんだとか…。
だから、いつも兄様達がそばについてくれてるんだと納得する。
迷惑をかけてしまって申し訳ないとも思う…。
でも、そんな気持ちは美味しいケーキの魅力で飛んでしまい、私とエル兄様はホクホクと味わって、ギル兄様達はそれを微笑んで見ていた。
すると、ギル兄様の動きが一瞬少し止まる。
どうしたんだろうか?
襟元のアクセサリーに触れていた。
「あぁ、さっきの男は捕らえたようだ。使われそうになった子供は無事保護したようだ。これでこっちはひとまず安心だね。」
「兄様?」
「父様が友人達に伝えたらしい。軍が動いたって。ならもう大丈夫だな。」
兄様がいい笑顔をされていた。
軍が動くって…。皇王様の指示?それとも宰相様?軍のトップはなんて言うんだっけ?騎士団だから、騎士団長?総騎士団長?うん、わからない。多分その辺りにお願いしたんだと思う。皇王様はないと思うけど…。
「さて、食べて落ち着いたら噴水の所に行こう。珍しいものがあるらしいよ。」
兄様達が私達の手を引いて店を出る。侍従達は既に支払いを済ませていたようだ。
いつのまに…。
私達はまた手を繋いだまま歩く。
さっき見えた景色だ。
実際に見る方が綺麗で活気あると思う。
映像と声だけでは実際とは違って見えるんだね…。
噴水は勢いよく水飛沫を上げて、子供達が喜んでいる。
噴水を中心にたくさんの露店が立ち並んでいた。
そのまま手を引かれて、子供が走って来て、一瞬ビクッとなるけれど、その子供はそのまま母親だと思われる女性に飛びついていた。
違った…。
兄様が父様にお伝えしてくれたり、護衛の騎士が動いてくれたりして、あの未来視は実際には起こらないと思っても、やっぱり不安だったんだ。
もしあんな感じで兄様達と引き離されたらって。
あの未来視はエル兄様が側に居てくれたけど、もし一人だけになってしまったらって…。
「レイン、大丈だから。安心して…」
「………」
「あっ、あそこに可愛い物が置いてある。見に行こうと…。」
そう言って手を引かれた。
エル兄様は、アシュ兄様と一緒に露店巡りを開始していた。
「こういう所に面白い魔道具とか売っていたりするんだ。二人とも魔法や魔道具とか好きだからね。レイン、ほらこの箱なんてどう?」
それは木でできた小箱に貝殻を加工して使われていたんだ。模様はなぜか可愛いウサギとお花。
でも、こんな事も出来るんだ…。
「店主、これを貰えるか?」
「はい毎度!」
手渡されて、嬉しいって思ってしまった。
「他にも見に行こう。」
「はい。」
マジックバッグに入れて、次を見に行く。
綺麗な色の革の鞄。
これ、兄様に良いかも。
これに空間属性の魔法を付与して使ってもらったら…。
父様に付与出来る人を紹介してもらう?自分でやってみる?
精霊に教えて貰う?
空間魔法が使えるようになり、今、教えてもらっているんだ。
時々来られる父様のお友達のおじ様に…。
失敗しても大丈夫と言ってくれていたんだ。
この前、いつもお世話になっている侍女達にってマジックバッグ小さい感じでポーチを作ろうって頑張って、いくつか失敗したんだ。で、失敗した刻印を叔父様は器用に解いてくれた。で、やり直しって。
この前やっと皆んなの分が完成して父様の許可をもらって渡したんだ。
私の練習台みたいになったけど、喜んでくれたんだ。
だから、今度は大きいのをって。ポーチで中身を確認できるようにしたら良いんじゃないってエル兄様が案を出して、一緒に工夫した。エル兄様も侍従達にって一緒に作っていたんだ。
この事を知っているのは父様とレイ。私達の侍女と侍従のみ。エレインにも勿論渡したよ。
だから、楽しい計画が心の中に浮かんでくる。
だんだんウキウキ気分になる。
これも、さっき見た事が実際には起こる事がなかったから。
兄様達のおかげで多分未然に防げたんじゃないかって…
あと、兄様達が大丈夫だと言ってくれたから…。
兄様が横で別の物を選んでいたから…。
「お嬢様、これを購入されますか?」って、侍従の一人が聞いてくれたから、お願いした。
それも、数点まとめて同じ鞄と色違い。後、私が見ていた物…。
「えっと?」
「練習されるんですよね。旦那様や奥様、お兄様方も欲しがるでしょうから数点まとめて購入しておきましょう。大丈夫ですよ。」
そう言ってさっさと支払いを終えて、マジックバッグにしまっていた。そして、また姿を消したんだ。
気配を消しただけかも知れないけれど、私達が楽しめるように。
そうして、エル兄様達とまた合流して、馬車に乗って帰ったんだ。
帰りは疲れてしまったのか、寝てしまって、気がついたら自分のお部屋のベットの中だったんだ。
兄様達に迷惑をかけてしまったけれど…、楽しかった。
それよりも、あの時見た映像で見えた場所。そして、あの子供達は本当にその場にいたんだろうか…、もしいたのなら助かったんだろうか…。
兄様は父様が動いたからもう大丈夫だと言われた。
父様を信じていないわけじゃないけれど…。
夢の中で、父様と騎士団の人達が子供を助けている夢をみたから、多分これもスキルだと信じたい。
黒の軍服のような格好で、カッコよかったと思ったんだ…。
私のは、いちごのショートケーキ。エル兄様はモンブランだと言っていた。お店の人がテーブルの上に置くたびに説明してくれていたから…。配膳してくれたケーキと紅茶のセットは、美味しそうだし、良い香りがしたんだ。
兄様達はギル兄様はチーズケーキ。アシュ兄様はチョコレートケーキだった。
紅茶でなくて、兄様達のは…。
黒い液体がカップに入って、「お好みで砂糖とミルクをお使い下さい。」って説明されていた。
「兄様これは?」
「つい最近流行しだした、コーヒーという飲み物だ。少しほろ苦いから、人によっては砂糖やミルクで調整するんだよ。私はこのまま。アシュは?」
「僕はミルクだけ入れて飲むよ。まだブラックは苦手だ。ビターチョコのケーキとで美味しく頂こう。レインもエルも少しだけ味見してみる?」
アシュ兄様はすぐに小皿を頼んでくれたんだ。
そこにケーキを少し分けてくれた。
私とエル兄様に一口ぐらいづつ。ギル兄様も分けてくれて、私のもエル兄様に少し分けたんだ。エル兄様も分けてくれた。兄様達にも食べて欲しいとお願いし、兄様達のお皿にも分けて、結局四つのケーキをみんなで味見するかたちになったんだ。他の人とこんな事をしたらお行儀が悪いと言われそうなんだけどね。
皆んなのケーキはそれぞれ美味しかったんだ。ちょっとだけコーヒーを飲ませていただいたけれど、お子ちゃま口だから、飲めそうになかった。
エル兄様が今度は僕達もコーヒーにして、砂糖とミルクを入れたら飲めるよと言ってくれたから、そうしようと思った。エル兄様は前世は大人だったみたいだけど、今は私と同じ双子。お口もお子様だったのよね。ギル兄様のミルクだけ追加されたコーヒーでもダメだったみたい。「おかしい、ブラックで飲んでたのに…」って呟いていた。
エル兄様は時々そんな事を言う。
本人は口に出していないつもりなんだけどね…。
ギル兄様やアシュ兄様が、そんなエル兄様のためにいつも周りを気にしていた。
私に対してもだけど、気をつけないと、侯爵家から引き離される恐れがあるとか言っていた。
良いように使われて、使い潰されるとかなんだとか…。
だから、いつも兄様達がそばについてくれてるんだと納得する。
迷惑をかけてしまって申し訳ないとも思う…。
でも、そんな気持ちは美味しいケーキの魅力で飛んでしまい、私とエル兄様はホクホクと味わって、ギル兄様達はそれを微笑んで見ていた。
すると、ギル兄様の動きが一瞬少し止まる。
どうしたんだろうか?
襟元のアクセサリーに触れていた。
「あぁ、さっきの男は捕らえたようだ。使われそうになった子供は無事保護したようだ。これでこっちはひとまず安心だね。」
「兄様?」
「父様が友人達に伝えたらしい。軍が動いたって。ならもう大丈夫だな。」
兄様がいい笑顔をされていた。
軍が動くって…。皇王様の指示?それとも宰相様?軍のトップはなんて言うんだっけ?騎士団だから、騎士団長?総騎士団長?うん、わからない。多分その辺りにお願いしたんだと思う。皇王様はないと思うけど…。
「さて、食べて落ち着いたら噴水の所に行こう。珍しいものがあるらしいよ。」
兄様達が私達の手を引いて店を出る。侍従達は既に支払いを済ませていたようだ。
いつのまに…。
私達はまた手を繋いだまま歩く。
さっき見えた景色だ。
実際に見る方が綺麗で活気あると思う。
映像と声だけでは実際とは違って見えるんだね…。
噴水は勢いよく水飛沫を上げて、子供達が喜んでいる。
噴水を中心にたくさんの露店が立ち並んでいた。
そのまま手を引かれて、子供が走って来て、一瞬ビクッとなるけれど、その子供はそのまま母親だと思われる女性に飛びついていた。
違った…。
兄様が父様にお伝えしてくれたり、護衛の騎士が動いてくれたりして、あの未来視は実際には起こらないと思っても、やっぱり不安だったんだ。
もしあんな感じで兄様達と引き離されたらって。
あの未来視はエル兄様が側に居てくれたけど、もし一人だけになってしまったらって…。
「レイン、大丈だから。安心して…」
「………」
「あっ、あそこに可愛い物が置いてある。見に行こうと…。」
そう言って手を引かれた。
エル兄様は、アシュ兄様と一緒に露店巡りを開始していた。
「こういう所に面白い魔道具とか売っていたりするんだ。二人とも魔法や魔道具とか好きだからね。レイン、ほらこの箱なんてどう?」
それは木でできた小箱に貝殻を加工して使われていたんだ。模様はなぜか可愛いウサギとお花。
でも、こんな事も出来るんだ…。
「店主、これを貰えるか?」
「はい毎度!」
手渡されて、嬉しいって思ってしまった。
「他にも見に行こう。」
「はい。」
マジックバッグに入れて、次を見に行く。
綺麗な色の革の鞄。
これ、兄様に良いかも。
これに空間属性の魔法を付与して使ってもらったら…。
父様に付与出来る人を紹介してもらう?自分でやってみる?
精霊に教えて貰う?
空間魔法が使えるようになり、今、教えてもらっているんだ。
時々来られる父様のお友達のおじ様に…。
失敗しても大丈夫と言ってくれていたんだ。
この前、いつもお世話になっている侍女達にってマジックバッグ小さい感じでポーチを作ろうって頑張って、いくつか失敗したんだ。で、失敗した刻印を叔父様は器用に解いてくれた。で、やり直しって。
この前やっと皆んなの分が完成して父様の許可をもらって渡したんだ。
私の練習台みたいになったけど、喜んでくれたんだ。
だから、今度は大きいのをって。ポーチで中身を確認できるようにしたら良いんじゃないってエル兄様が案を出して、一緒に工夫した。エル兄様も侍従達にって一緒に作っていたんだ。
この事を知っているのは父様とレイ。私達の侍女と侍従のみ。エレインにも勿論渡したよ。
だから、楽しい計画が心の中に浮かんでくる。
だんだんウキウキ気分になる。
これも、さっき見た事が実際には起こる事がなかったから。
兄様達のおかげで多分未然に防げたんじゃないかって…
あと、兄様達が大丈夫だと言ってくれたから…。
兄様が横で別の物を選んでいたから…。
「お嬢様、これを購入されますか?」って、侍従の一人が聞いてくれたから、お願いした。
それも、数点まとめて同じ鞄と色違い。後、私が見ていた物…。
「えっと?」
「練習されるんですよね。旦那様や奥様、お兄様方も欲しがるでしょうから数点まとめて購入しておきましょう。大丈夫ですよ。」
そう言ってさっさと支払いを終えて、マジックバッグにしまっていた。そして、また姿を消したんだ。
気配を消しただけかも知れないけれど、私達が楽しめるように。
そうして、エル兄様達とまた合流して、馬車に乗って帰ったんだ。
帰りは疲れてしまったのか、寝てしまって、気がついたら自分のお部屋のベットの中だったんだ。
兄様達に迷惑をかけてしまったけれど…、楽しかった。
それよりも、あの時見た映像で見えた場所。そして、あの子供達は本当にその場にいたんだろうか…、もしいたのなら助かったんだろうか…。
兄様は父様が動いたからもう大丈夫だと言われた。
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