兄様達の愛が止まりません!

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青銅の鏡

帝国から  ※

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ギル兄様が先に父様の方に伝えてくれていたから、父様の執務室に到着した時レイが直ぐにドアを開けてくれたんです。
そのままみんなで中に入り…

いつもお忙しい父様の執務机の上には、山のように多くの書類があったけれど…
一旦ペンを置かれて私達の方を見て優しく微笑んでから…。

「どうした?何かあったかい?」

父様は少し疲れ気味ではあるが、ニコッといつもの笑顔で私達を迎え入れてくれたんだ。
エル兄様の前世の記憶や私のスキルで見たものとは全く違う優しい笑顔で対応してくれる。
うん、嬉しい…。

父様に促されるままいつもの席に座って、レイが香りの良いお茶を入れてくれたから、とりあえず一口飲んだんだ。

エル兄様の顔色を見て、落ち着けるようにと考えて茶葉を選んでくれたみたい。
エル兄様はいつも丁寧にノートを取られるに、今回書かれていたのはかなり兄様らしくない乱雑な感じだったんだ。レイナ様から頂いたノートに書き加えた物と、別の紙に書き殴るように書かれた物…。

「父上、まずはこちらを見てください。」

レイナ様からもらったノートと別の紙には、エル兄様の頭の中に浮かんだままに書き出した形になっいるようだった。いつもと違うからから少し見にくいけれど…。

ノートの方にも気が付いた事を追加されていて、レイナ様の綺麗な字の近くにエル兄様の文字。
慌てて書かれたのが良くわかる。

「これは?」
「レイナ様がくれたものと、僕が頭の中に浮かんだものを書き出したんです。僕が書き出したのは思い出したものをそのまま書き出していったから、時系列がバラバラなんですが…。もしかしたらもう起こっているかもしれないし、まだかもしれないけれど…。」

そこには帝国の地図を描いて起こりうる事を書き出したもう一枚も広げられていた。
エル兄様が描かれる地図は巧妙でわかりやすく、外に出せれないものなんです。
地図は元々貴重な物で、高価な物なんですよ。
軍事機密にもなり得るから流出はまずされにくい。
下手に持ち出すと罰を受けることだってあるんです。
ですから、エル兄様の描かれた地図は父様がフィンレイ侯爵家として保存されているのよね…。

そして今目の前にあるその地図は、ある場所では…帝国にあるダンジョンではスタンピードが起こるし、暗殺未遂とも書いかれていた。
凶暴な魔物や魔獣に特殊な香りで興奮状態にさせる危険な物を使用される?

帝国とある国との国境付近では疫病が発生とも書かれていたんだ。

そこでエル兄様の前世の知識で見たことがあるものを思い出した。
私とエル兄様は双子であるせいかリンクしてお互いの情報を共有する事もある。
その中の一つだ…。
確か聖女一行が帝国の方に訪れた時大騒ぎしてたんだ。
神殿に多くの者が…そう感染した患者が押し寄せてきて…。エル兄様が言う『マスク』と言う口の周りを覆う物なんかないからどんどん感染していって、患者同士で世話しあって悪化して…そんな感じだったような…。

全ての原因が澱みのせいではないけれど…。

あの国は多分だけど、今現在揉めているんだろう。
実力主義で、軍事国家でもあるからか?
それとも別に?
情報が足りなすぎるよね…。
レイナ様がくれたものにも『感染拡大』『スタンピード』『暴動』の文字が際立って見えていた。
エル兄様もそれらを思い出して父様に報告をって思われたんだろう。
私や兄様達も同席させてもらって良かったと思ったんだ。

父様が言うには、不作の時には近隣諸国に戦を仕掛けて奪う事も平気で行う…そんな国でもあるようだ。
力が全てだから、強い者が弱い者から搾取して当たり前と考えている…。
必要なら力で奪えば良い…私もその考え方は好きではない。
『弱肉強食』という言葉は知っているけれど、それでも…。
全部を否定するわけではない。
欲しいものを手に入れる…食料…狩で獲物を狩るのも、欲しいから力ずくだもの…。

そんな帝国だけどエル兄様の前世の姉君が言うには、確か理性的な人物もいたはず。
その人と接触できればもしかして…。

でも、その人はどうなっていた?

「エル、ここに書いているのは?」
「確かこの辺りは大森林で、洞窟は確認されていますが、ダンジョンなどは何もなかったはずですが?」

父様が先に質問して、レイも質問してきた。
レイは諜報活動も行なっている影を纏めて率いる者だから…情報通なのよね…。
そのレイが知らない事を書いてあるの?

「えっと、この辺りに洞窟があるんです。そこは地底湖に繋がっていて、地底湖から帝国は水の恵みを得ているんですが、その側にもう一つ洞窟があるんです。その洞窟が問題で…。」

「確かに…私の記憶でも地底湖に繋がる洞窟はあります。ですがもう一つですか?」
「はい。実はかなり小さな入り口だったみたいです。僕の前世の記憶ですが…。そこが雨風の影響で入り口付近が崩れて広がったはず…。魔素が淀み澱んで奥に大きな魔核ができるんです。というか、もう出来てると思うんです。ダンジョンは魔核を中心に成長していくんですよね?流れ込む魔素の影響や偶然そこに入り込んで死滅したものも取り込んだりして…。」

「確かにダンジョンは、古き遺跡跡や地下洞窟などに魔素が溜まり魔核が出来上がり、その魔核の影響で次々と魔物を生みだす場所だったはず。遺跡ダンジョンとか地下ダンジョンなどと呼ばれて…。規格外で地域ダンジョンとして森林ダンジョンもあるが…。他の場所とは桁違いの強さを持つ魔物が生まれる時もあったはずだ。最深部の魔核を破壊されない限り際限なく魔物が湧いて…。だが…エルが言うそのダンジョンは新たにできた?」

「はい。地底湖には、実は古き時代の神殿があるんです。もう忘れられた場所のようですが…その影響かもしれません…。」
「もしかして、その神殿に我が家の『桜』や『枝垂れ桜』のような神聖なものがあったのかも知れない。それがその魔核を抑えていた…。が、何らかで力が弱まったとも考えられる…。考えられる事はまだまだあるが…」
「そのダンジョンは帝国側の確認は…。」
「僕が知っているのは『帝国のロデリック大森林に、新たなダンジョンが誕生。誕生したばかりで内部が不安定によりスタンピード発生。多くの被害の影響で、周辺の農作物被害が起き食糧を求めて暴動。他国を新たに侵略』です。その影響が各国に飛び火して…紛争が起こる…可能性が上がるんです。それを鎮圧するために聖女一行が動くんですが…聖女はいませんよね。その鎮圧に向かう時、聖女はゲームの第一部の後半で精霊王と関係を結びその力を使いながら何ですけどね…。疫病の方はスタンピードの被害の後に起こったはずです。僕の記憶ではですが…。実際はわかりません。」

そう、私も見たエル兄様の記憶…。第一部の後半で、帝国の方にある大森林の方に聖女一行が向かい、精霊王の願いもあって、一緒に鎮圧するという案があったらしいんだ。だけど第一部は国内近くで聖女達が功績を残して、その影響で周りも治っていきハッピーエンドにしようというスポンサーの意向で帝国の案は保留になったと言っていたんだ。聖女が浄化の旅を続けていき、とある森で精霊王と遭遇してその続きで…って姉君が言っていた。「第二部に大きく盛り込んでいこうと思うのよね」って…。

第一部と第二部と言うのはよくわからないけれど、多分最初に予定された後の続きだろう。『スポンサー』とは何かわからなかったけれど…。

でも、攻略対象者とされた兄様達が私達の側にいてくれて、私やエル兄様の伴侶…。
うぅ~~~自分で言って恥ずかしい。
ここで生きててよかった。もしゲームと言われるものの通りであったら…。私やエル兄様は悲惨な運命を辿ってしまうのよね…。時には命が刈られる事も…。
一瞬身震いしてしまう。
ギルが私を抱き上げて膝の上に乗せてしまった。
ぎゅっと抱きしめられて、優しい魔力を流してくれて…
うん、落ち着いて来た。もう大丈夫とギルの腕をポンポンと叩いて降ろしてもらえるよう頼むけれど…無駄でした。

そうだ、エル兄様の知識での存在であるその精霊王は、既に今の私たち家族は出会っていたんだ。
温室にも来られるし…。

精霊王も確か色々と存在し、世代交代して前精霊王の能力を引き渡すと消滅だったか?自然エネルギーかなんかに変わるんだったか?その辺りが設定不十分であやふやなんだと私がエル兄様とリンクしていた時に現れた前世のエル兄様が言っていたんだ。確か自分の能力を渡したくないと考えて澱みの影響とかもあり闇堕ちした精霊王がいてもいいんじゃない?なんて案も…その辺りは、あくまで前世の姉君の妄想や空想で考えてから実際に案としてだしていく過程の話の一つなんだろうとも言っていて…。そこから多くの案が出てきて、良いものを集めて構成しながら、やがては人気ゲームとなるんだから、バカにはできないんだよな~ってゲームの画面を見ながら言っていたんだ。
何度も見ているから、テレビやゲームなどに言葉は理解しているんだけれど…時々わからない言葉が出てくるのよね…。
仕方ないけれど…。

「レイ、密かに調べ上げれるか?確か帝国の使者が皇王に面会を求めていた。もしかしたらその辺りも言ってくるかも知れないからね。婚約の打診は既に婚姻しているからと皇王の方に直接断っておいたから大丈夫だと思うが…。カルロスが教皇として認めてもいるからね…」

「どういう事でしょうか?」
「帝国側から婚姻の打診をしてきたらしい。ギルとレイン。アシュとエルの間に婚約していたとしても、年齢が離れているし、仕方なしに受け入れた養子養女であるから、帝国から打診すれば国との繋がりを強化すべく婚約を破棄して、帝国側の申し入れを受けるだろうとね…。ギルはフィンレイ侯爵家の嫡男であるから帝国側に行く事は出来ない。よって王女をと…。アシュは次男であるから帝国側にとね…。フィンレイ侯爵家が特殊で有用であると判断したのだろう。この国のために我が子を売るような事はしないしさせない。どうしても縁を結ぶのであれば皇族側が受け入れたら良いだろうと伝えてきたよ。あの国は今少し不安定でもあるから要注意であるが…。皇王が帝国側にきちんと説明できればいいが…最悪エルとレインが狙われる可能性があるから、二人はしっかりと護衛の者に守られていなさい。良いね。」

そう父様が僕達を見ながら言われたんだ。
ギルやアシュ兄様を帝国側に…。

そのために『婚姻しているから』と拒否されたら、離縁を要求する事はまず出来ない。普通に考えたなら…。
なら、本当に欲しいと思っていたら次は?
欲しい者の相手側を闇に葬れば良い。そうすれば再婚として…
僕とレインに暗殺者が来るって言う事…。

思わずゾッとして身震いしながらギルにしがみついてしまった。
エル兄様もアシュ兄様に…
うん、そこでしっかり抱き上げられたね。
ぎゅっと抱きしめられている。
私もまたギルにぎゅっと抱きしめられたんだ。
不安が消えていく…。

「フィンレイ侯爵家の騎士達や屋敷の者達も優秀だから、離れて一人にならないように。学園側には父様から話して相談しておく。学園で誘拐や暗殺などの行為が行われたら、生徒の身の安全を約束しないといけない学園側の不祥事ともなるから協力は惜しまないはずだからね。アイテムボックスにも武器を入れておいた方がいいな…。レイ、二人が扱える手頃な物を…」
「直ぐに手配致します。」

そう言い、その後学園での生活を訊かれてお開きになったんだ。

私はギルが心配しすぎて支えられながら廊下を歩いていた。
エル兄様はアシュ兄様と手を繋いで…。
結構衝撃的な内容が多くあったものね…。
今まで頑張ってきたのに、また死亡フラグが立ちそうなんだから…。
ふぅ~~~~っとため息が出てしまう。
兄様達は素晴らしい存在なのは理解してるし、それを多くの者が認めてくれるのも嬉しいけれど…

「エル、大丈夫。俺が全力で守るから。」

そうアシュ兄様がエル兄様に囁いているのが聞こえた。
アシュ兄様はエル兄様の事が一番大切だから、きっと守り通すだろう。
でも私は…。
ギルが私の事を大切にして愛してくれているのは理解しているけれど…。
ギルは侯爵家嫡男であり、後継者なんだ。
私とフィンレイ侯爵家の領地や住民達となれば私よりもそっちが大切だと。
そちらを人質などにされれば…私など切り捨てるべきだ。
だから…。

「レイン。何を考えている?」

もう少しで自分の部屋だ。エル兄様達とはいつの間にか別れていた。
私は考え事をしていたから気がつかなかったんだろう。

「何も…大丈夫です。少しいろんな事を聞いて驚いただけです。ギルはお疲れでしょう?ゆっくりと休んでください。私ももう休みますから…えっ!?」

急に怒った顔のギルが私を抱き上げて自分の部屋に連れ込まれたんだ。
私の侍従や侍女は…えっと助けてくれないの?
ギルの侍従達もスーッと部屋を出て行ったんだ。
そのまま寝室に連れて行かれて、ベッドの上にボスンと落とされたんだ。
ふかふかの上に落とされた…。

そのまま私をギルの身体と腕とで囲い込まれて…。

いきなり唇を貪られた。
いつもの優しい感じではなく、ギルとは思えないほど荒々しく…。

「ん、ん~~~~ん、ふぁ~あんあぁ~。」

着ていた服が荒々しくも丁寧に剥ぎ取られて…。
息が絶え絶えになりぼーっとしだした時、首筋から胸元にかけて舌を這わされ、唇で吸い上げられながら少し成長し出した胸をギルの大きな手が覆う。
まだ硬い双丘を優しく揉みしだいていく…。

ギルが怒っている。
私はギルの地雷を踏んだのか?
どこにあった?
それよりも…

今まで感じたことのない身体の熱と感覚に翻弄し、足元が…

ギルの手が私のあり得ない場所に伸ばされる。

「ふっ、濡れている…。」

そう呟やかれ、粗相した?って焦って身を捩って逃げようとしたが、いつも鍛え上げられているギルから逃れれる事もできなくて…。
伸ばされた手は優しく確認していくように撫でられて、思わずゾクゾクしたんだ。

「ん…。」

「レイン。私の最愛。さっき私に手から逃れる事を考えていたね。そんな事この私が許すはずがない。何度も教えて来たはずなのにね。もう少し深く教えないと理解できないようだ。」
「あっ、ん~~~~」

ギルのゆびが私のある場所を掠めて…

「ふふふっ、気持ちいいよね。もっと私を感じて…。」

そう言いながら、ある箇所を…
その場所に触れられた刺激は…

「うん、いい顔をしている。その顔は私以外に見せてはいけないよ。レイン。私は確かにフィンレイ侯爵家の嫡男であり後継者だ。侯爵家を盛り立てて、領民を守る者だがそれ以前に大切な事がある。レイン君だ。初めてもそうだが、この屋敷に養女として引き取られる際にあの笑顔から私は…俺はレインを俺のものだと認識した。どんな手を使っても自分の方に向かせて全力で囲い好意を持たれて捕らえると決めている。既に夫婦として手に入れたのに、このような事で逃すと思うのか?レイン、私の最愛…両翼の片割れ。私は我儘で貪欲だからどちらも守り護るよ。手をだす者には容赦しない。多分父上やアシュも協力するだろう。まだ世間一般の婚姻年齢とはなっていないから、白い結婚ではあるけれど、逃げようとするなら…。もう少し私のものだと実感してもらおう。」

そう言うと、私の着ている衣服は器用に脱がされ、生まれたままの姿にされてしまったんだ。
翻弄されすぎていたから思考が…。
ただ、ギルが今にも泣きそうだと思って…
私はそっと手を伸ばしてギルの頬に流れているものを拭った。
そしてそっと唇を重ねたんだ。
一瞬ギルの手が止まる。

「ギル…愛しています、離れたくない、離さないで、ずっと側にいたい。いさせて欲しい…でもギルが困るなら…。」

最後の言葉は唇をまた貪られる事で言いたい言葉を食べられた感じがした。

「レイン。俺は…私はレインを愛している。何度も言うよ愛しているよ。例え命尽きようと離すことはできないし、離さない。冥府であろうがその先の未来であろうが私はレインの側に居続けるよ。だから、レイン諦めて…こんな私に捉えられて捕らえられて可哀想に…。ごめんね。」

そう言いながら、ぎゅーっと抱きしめられた。
ギルのある場所が熱く硬く感じてしまう。
強く私を求めていても、年齢のことを考えて身体を労って我慢してくれてるんだ。
そこまで求められて嬉しい…。

もう一度私の方からギルにキスを贈る。
私からのは拙いけれど、そっと舌をギルの口の中に…
ギルがしてくれた事を真似ようとしたけれど、直ぐに主導権を握られて私の口が蹂躙されて行ったんだ。

その後も身体中に唇が寄せられて、翻弄されたが…最後までする事とは無かったんだ。
私は途中から意識を飛ばして眠りについてしまったから…。
翌日ギルの腕の中で目が覚めて驚いたのは言うまでもなかったんだ…。
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