オメガ転生。

学園生活

そんな事が

宿に着いたら、早速各々の部屋に荷物を置いて、どうしようかなぁ…
夕食にはまだ時間がある。
ならば、さっそく行こうかなぁ…
超楽しみにしていた温泉。

背中の模様を隠してもらうためにあんな恥ずかしい思いもしたんだから、十分堪能しても良いはずだ…

そう、アレは雅貴さんとの約束を守ってもらうために、言われた通りに雅貴さんの屋敷に訪れたんだ。
旅行の日程とか、以前に少し伝えていたんだけど、もっと詳しく伝える目的もあって。
雅貴さんのおすすめとかも教えてくれる約束にもなっていたしね。

この宿も、雅貴さんに教えてもらった。
しかも、予約するのに紹介までしてくれてすごく助かったんだ。

でもさー、本当にあそこまでしないと見えにくく出来ないのだろうか？なんて思ったりもした。
本当にどうなんだ？

こてんと傾げてみるも、やっぱりよくわからない。
まぁいいか。やに置かれた浴衣とかを持って浴室に向かうことにした。
みんなもう入ってるかもしれないし、少し休んでから入るかもしれないけど、いいよね、とりあえず誘うだけ誘ってもさ。

前世では携帯電話とか便利な物があるけど、この世界にはそんな物ないし…
ハイスペックなアルファとか、妖とかなら、何か特殊能力とかで……
ゲームやアニメ、小説とかの見過ぎかもしれないなぁ…
でも、この世界がゲームの世界とほぼ一緒だから、あるんだろうけど…自分にはそんな能力ないしなぁ…

という訳で、部屋に置かれた固定電話でみんなの部屋にかけてみる。
『もしもし。今から大浴場に行こうと思うんだけど、どうする？』とほぼ同じセリフでかけていき、結局みんなで行くことになった。
といっても、大浴場前で集合！！って感じでね。

では、行きますか。楽しみ～～