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学園生活
そんな事が(雅貴)
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「そう、ここから痕跡をたどるとしても、相手が相手だからね。その空間に行く事は難しいかもしれない。だが、向こうから迎え入れてもらえれば、君の番いを迎えに行く…取り戻す事もできる。」
「それをどうやって…そうだ、お前がいた」
「あ~っ、確かに皇族の一員だから、神力は多少はあるよ。でも、神の領域までは難しいかも…じゃなくてだ。神からの掲示だ。忘れてたよ大事なこと。そうそう。君の番いの彼は特殊なオメガらしくてね。魂がそう、魂が少し特殊だと言っていた」
「???」
何を言っているんだ?自分の愛しい者もトラブルに巻き込まれたから、ついにおかしくなったか?
私自身、もう十分におかしくなっている。
どうして自分の番いが他の者とも番いになるんだ?
ありえないだろう??
まぁ、可愛らしいから、他の者達も引き寄せられてしまうのかもしれないが…
いっそ、閉じ込めてしまおうか……
それとも、一つに…
「何やら過激なことを考えてませんか?これだから妖は…」
「神がいうには、この世界と別の世界から魂が渡ってきたのが君の大切な彼らしいよ。よって、神聖寄りの番いと妖の君の2人が彼にとっては大切なパートナーなんだとか」
「それで?」
「多分そうなると、精霊が彼のもう1人の番いなんじゃないかな…それなら、彼は神の領域とこの世界の領域の間にいるはずだ。そこなら、君1人ではキツイかもしれないけど、一緒に行けば…」
「なら、すぐに!!」
そう言って、威圧しながら詰め寄った。
「それをどうやって…そうだ、お前がいた」
「あ~っ、確かに皇族の一員だから、神力は多少はあるよ。でも、神の領域までは難しいかも…じゃなくてだ。神からの掲示だ。忘れてたよ大事なこと。そうそう。君の番いの彼は特殊なオメガらしくてね。魂がそう、魂が少し特殊だと言っていた」
「???」
何を言っているんだ?自分の愛しい者もトラブルに巻き込まれたから、ついにおかしくなったか?
私自身、もう十分におかしくなっている。
どうして自分の番いが他の者とも番いになるんだ?
ありえないだろう??
まぁ、可愛らしいから、他の者達も引き寄せられてしまうのかもしれないが…
いっそ、閉じ込めてしまおうか……
それとも、一つに…
「何やら過激なことを考えてませんか?これだから妖は…」
「神がいうには、この世界と別の世界から魂が渡ってきたのが君の大切な彼らしいよ。よって、神聖寄りの番いと妖の君の2人が彼にとっては大切なパートナーなんだとか」
「それで?」
「多分そうなると、精霊が彼のもう1人の番いなんじゃないかな…それなら、彼は神の領域とこの世界の領域の間にいるはずだ。そこなら、君1人ではキツイかもしれないけど、一緒に行けば…」
「なら、すぐに!!」
そう言って、威圧しながら詰め寄った。
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