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異世界から来た華
帰ってきた。
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急に城内が騒がしくなった。
執務をこなしていた私。
ドアのノック後、入ってくる。
「何があった??」
皇帝である私は、部下達に動揺は見せられない。
落ち着いた態度で、静かに声かける。
「ご報告申し上げます。ナディル様が先程戻られました。」
「無事なのか?怪我は?他の者達は?」
「それが……怪我とかはされていない様子なのですが、女性を伴われたみたいで………」
「女性??」
「はい、ライト様が、気にしないでくださいねと言われましたが……」
「それで??」
「メイド長をお呼びして、その女性の世話を命じられて…ライト様はその女性の部屋とかの段取りをするとのこと で、とりあえずナディルさまのお部屋にと……勿論メイド達数名付き従っておりましたが………」
ふむ………自分の顎を撫でながら思案する。
もしかすると、ナディルの番か??
「して、ナディルは??」
「はい、身支度整い次第、ご報告に上がるとの事です。」
そうか………
ナディルに執務室に来るようにと伝え、侍従を下がらせる。
他の者に聴かせて良い話とそうでない話があるだろうからな…
「陛下??」
少し思案して、側に控えていた者に声かける。
宰相であるアルホンスを呼ぶよう命じる。
帰ってきたと言うことは、無事国境が守られたという事か……
どの様な状況下かはわからないが、番にも出会えたのだろう。
そして、連れ帰ってきた……
なら、魔力暴走の危険は去ったのだろう……
ホットしながらも、今後の事に対して思案する。
あの様な前線で、報告ではかなり緊迫していたときく。
その状況下での番との出会いだと、やはり異世界からと考えるべきだろう。
だとすると、弟はどの様な執着を見せるのだろうか……
どの様に接するのだろう。
過去の異世界からの番に対し、先人達はあらゆる行動を起こしていたらしい。
いかにして手に入れるか……逃がさないか…
唯一無二の存在だからな……
ここは、皇帝としてではなく、兄として協力してやりたい。
皇帝としての権力も使うかも知れないが……それはそれだ。
弟、ナディルの訪問が待ちどうしい。
ナディルの番にも、早く会いたいものだ……
少し清々しい気持ちになりながら、訪れを待つ間、少しでも執務をこなそう。
弟との時間を多く取りたいからね……
執務をこなしていた私。
ドアのノック後、入ってくる。
「何があった??」
皇帝である私は、部下達に動揺は見せられない。
落ち着いた態度で、静かに声かける。
「ご報告申し上げます。ナディル様が先程戻られました。」
「無事なのか?怪我は?他の者達は?」
「それが……怪我とかはされていない様子なのですが、女性を伴われたみたいで………」
「女性??」
「はい、ライト様が、気にしないでくださいねと言われましたが……」
「それで??」
「メイド長をお呼びして、その女性の世話を命じられて…ライト様はその女性の部屋とかの段取りをするとのこと で、とりあえずナディルさまのお部屋にと……勿論メイド達数名付き従っておりましたが………」
ふむ………自分の顎を撫でながら思案する。
もしかすると、ナディルの番か??
「して、ナディルは??」
「はい、身支度整い次第、ご報告に上がるとの事です。」
そうか………
ナディルに執務室に来るようにと伝え、侍従を下がらせる。
他の者に聴かせて良い話とそうでない話があるだろうからな…
「陛下??」
少し思案して、側に控えていた者に声かける。
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どの様な状況下かはわからないが、番にも出会えたのだろう。
そして、連れ帰ってきた……
なら、魔力暴走の危険は去ったのだろう……
ホットしながらも、今後の事に対して思案する。
あの様な前線で、報告ではかなり緊迫していたときく。
その状況下での番との出会いだと、やはり異世界からと考えるべきだろう。
だとすると、弟はどの様な執着を見せるのだろうか……
どの様に接するのだろう。
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弟との時間を多く取りたいからね……
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