雨のち晴れ。時々曇り。異世界でスマホ片手に頑張ってみます。

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この世界に馴染むよう…

勉強はしないとね…

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この世界で生活し始め、いろんな事を3人に聞きながら、スマホで調べながらと頑張って生活していたんだけど、やっぱりもう少し詳しい勉強が必要かなって思えてきた。
そう思い立ったら吉日で、早速本を手に入れようと考えるんだけど、本屋ってどこだ?
食材や、衣類とか、武器関係なんかは目についたけど、本屋は目につかなかったような…
もしかして、裏路地とかにでもあるんだろうか?

「どうされましたか?」

紅茶をテーブルに置きながら聞かれた。
チラッとそちらを見て、自分の考えていた事を伝える。

『やっぱり勉強は必要な気がする』『本屋はどこに?』
そんな感じだ。

「国立図書館がお城の敷地内にありますよ。一般でも借りられる物があったはずです」
「本屋は少し離れたところにありますよ。古本から新書までいろいろです」

そうなんだ。借りるのも良いかもしれないけど、自分の本も欲しいしなぁ…

「確か、明日、本の市があったはずです。色んな地域から集まるので、人も多いですが、楽しめたりもしますよ
「あっ、それ行きたい。ぜひぜひ!」
「ふふふっ、わかりました。そうしたら、明日のお昼前に出かけて、向こうで食事をしながら見て歩く事にしましょう。一種のお祭り状態ですから、本を売るところの少し離れた場所に、露店もありますから。そう、串焼きとか、色々と楽しめますよ」

お祭りか…ワクワクする。
ニコニコ笑顔で、3人に色々聞いて。明日を楽しみにした。
まるで、子供の遠足みたいだ。
ワクワクがとまらない~~~~~!
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