鬼の華

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またしても…

奇跡

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それでは、姉や父は?
もしかしたら……
そう、母と同じような奇跡があるんじゃないかと期待する。

だって、母の遺体を実際に見たし、葬儀もした。
したんだ…
でも、母は妖である凛花さんに助けられていた。
そう、生きていたんだ。
私の事は忘れてしまっているようだけど…
でも、生きていた……


「章人…玲也…」
「少し場所を変えよう」
「そうだな。その方がいい。もう、戻ってきたようだから…」

スッと凛花さんが目の前に立っていた。

「すまないな…優里亜は少し休ませてきた。もっと早く知らせた方が良かったのだろうが…やっと落ち着いてきた所なんだ。詳しくは、場所を変えよう」

そう言うと、リビングに戻っていた。
あんなに歩いたのが嘘のようだ…

「すまぬな…少し気持ちを落ち着かせたくてわざと歩いてあの場に行ったのですよ…まぁ、そこに腰掛けてください」

少し口調が変わっている…

テーブルの上にお茶の準備がされ、一息つき、話し出した。
勿論、私の両サイドには、私を護るように二人が陣取っていた…

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