異世界に落ちて、溺愛されました。

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この世界に馴染みます。

背後より

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シオンが可愛すぎていけない。
愛おしすぎていけない……

少しの時間でも、側にいたい………そう思ってしまう。
だからと言って、政務を疎かにしているわけではない。
いつもよりスムーズに行っている。
ここぞとばかりに、仕事をこちらに流しているような気もするけどね。

この国を治めている父は密かにというか、堂々と私の仕事を増やしてきている。
母上と国内旅行なるものを計画しているようすだ。

むろん、弟達にも仕事を割り振っている。
この国は安泰だろう……
弟達も優秀だからね政務が届こうる事はない。

でも、やっぱりシオンとの時間はもっと欲しいと思ってしまう。
出会ってまだそんなに時を過ごした訳ではない。

彼女の好きな物はなんだろう。
好きな花や好きな動物達は?
好きな食べ物……お菓子や果物は好きだろうか。
アクセサリーは?好きな色は……

彼女の事をもっともっと知りたい。

もちろん、自分の事も知ってもらいたい。
だから、時間が欲しい。

その邪魔をするものは………排除だ。

シオンが執務室から出て行くのを寂しく感じながら、執務に向かう。
シオンにはセシルが付いているから大丈夫だと思うが……
彼女はメイドとしても優秀だが、武術においても他の騎士達に引けは取らない。

そんなセシルにシオンを任せた。

束縛したい気持ちもある。

城の奥深くに閉じ込めて………でも、それでは彼女が潰れてしまう。
私から離れないら、ある程度の自由も必要だろう

ただし、側に男性がいるのは頂けない。
嫉妬で壊してしまいそうだ………

ふっと笑みが出る。
ライトが引きつっている。

仕事をこなしながら、シオンの気配を追う……
機嫌が良さそうだ…………だが………
その場所は……

ガタッと勢いよく立ち上がる。
何事???
そんな表情のライトと、ゴードン。
そして、魔力を行使して、シオンの側に飛ぶ………

シオン、それは許容できないよ………

彼女は騎士達の集う鍛錬場にいた。
なぜその場所に出向いたのかはわからいが………
後でしっかり理由は聴く……
でも、どんな理由でも、異性である男だらけのその場所は
やっぱり………

彼女の後ろに立つ。
他の騎士達を威圧しながら……

「何か気になるものがありましたか??」

固まるシオン。
そのまま後ろから抱きしめる。
一刻もこの場を離れたい。

まだ、自分のものになってもいない………
愛らしいシオンの姿を他の男達に見せたくない。
自分の執着心に少し呆れるも仕方ない。

そのまま抱きしめて、自分の部屋へ魔力を使って移動した。
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