【R18】アレで魔力供給をする世界に聖女として転移して、イケメン魔法使いに甘やかされる話

もなか@まいこ

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本編

兄弟

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 「兄弟……?」


 「ああ」


 「そうだよ。レディ」


 レディ。その言葉は、たしか、アースさんと出会った時も聞いたものだ。そこから、うっすらと血縁を感じる。


 私は、ふたりの顔を交互に見る。アースさんは金髪碧眼。エディートルトさんはプラチナブロンドに碧眼。髪の毛の色はほんの少しだけ違うが、瞳の色は一緒だ。


 そして顔の造形。最初、エディートルトさんの顔を見た時、どこかで見たことあると思ったら、アースさんの顔だ。面影があるから、見覚えがあったんだ。アースさんよりも、エディートルトさんの方が色気があるような気がするが。


 「俺の名前は、エディートルト・ディルダンス。ここにいるアースの兄で、一応、魔法研究所の所長」


 「魔法研究所……?」


 「ああ。魔法に関することを調査・研究する機関だよ」


 なるほど。研究員もいるんだ。アースさんが魔術師で、エディートルトさんが魔法研究員。兄弟で、魔法に関する仕事をしてるんだ。


 「ところでお嬢さん、アースと一緒にいるってことは、君が噂の聖女様かな……?」


 「はい」


 「へぇえ」


 エディートルトさんの目が怪しく歪められる。そして──


 ペロン。


 エディートルトさんが、私のスカートをめくった。


 「きゃあっ……!」


 エディートルトさんは、私のパンツも下ろしてしまう。秘めたるところが、彼の視線にも入ることとなった。


 「へぇ……本当だ。アースの紋章だ」


 「ひゃぁんっ!」


 エディートルトさんの指が、紋章があるところを撫でる。彼の指先が、ほんの少しだけ花弁にもあたり、そこから軽い電撃が走ったかのような快楽が生まれた。


 アースさんが、慌てて、エディートルトさんから、私を引き離す。


 「何やってるんだよ。兄さん」


 アースさんが、私のスカートを押さえつける。まるで、私の股間を鷲掴みにするかのように押さえつけたため、花弁が彼の指で押しつぶされた。



 「ふぁっ……」


 彼の指が、私の突起の両脇を挟み、いじめているのは気のせいだろうか……? 私の根元が、擦られているような気がするんだ。


 そんな私が快楽の海に溺れているのを無視して、ふたりの会話は進んでいく。


 「アース。その子、俺も抱きたい。好みだ」


 「嫌だ。ミラは俺の子だ。俺のための聖女だ」


 「ええ。いいじゃん」


 「いやです」


 スカート越しに触れるアースさんの指。私の腰も、揺れ動く。まるで、アースさんの指に自分の秘所を擦り付けるかのように。


 気持ちいい……
 


 声をあげたいが、微かに残った理性が、それを遮る。


 私は、自分の指を加えた。


 その様子を見て、私が快楽を我慢しているのに気がついたのか、アースさんの指の動きがさらに激しくなった。


 私の花芯が激しい熱を帯びる。それと同時に、ナカへの刺激も欲しくなってしまう。


 「ふああぁんっ!!」


 我慢できず、声が漏れた。私の中で、快楽が爆ぜたのだ。


 私はすぐに脱力し、アースさんの身体にもたれかかる。


 「すごい淫乱な子だね。いいなぁ……どんどん惹かれてく」


 「だから、あげないって。てか、兄さんは何しに来たんだよ」


 「ん? ああ。教会の知り合いによばれてね」


 「じゃあ、さっさと行きなよ。相手も待ってるって」


 「はいはい」


 肩を竦めながら、立ち去っていくエディートルトさん。


 ……なんか、本当に似てるな。態度とか、言葉遣いとか。叱られているのに、反省感なくその場で飄々としている姿とか、そっくりだ。血を感じる。


 アースさんの険しい顔が、気づけば元の爽やかな笑顔に戻っていた。


 「じゃあ、行こっか」


 そう言いながら、彼は、脱がされていた私のパンツを履かせてくれる。正直、恥ずかしかったが、履かせてくれたことに関してはありがたいので、お礼を言った。



 あれ……そういえば……


 「レティーシアさんは?」


 「レティーシアなら、マーティンが連れていったと思うよ」


 本当だ。周りを見回してみるが、レティーシアさんの姿がない。いつの間に?


 アースさんが、私をお姫様抱っこした。そして、建物の中へと入っていく。


 建物内にはいって、真っ先に見えたのは、受付所のような空間だった。部屋の中央に、受付用のデスクがあり、そのまわりには柔らかそうなソファが置いてある。まるで、年季の入ったホテルのような、シックでオシャレな空間だった。


 アースさんは、私を抱えながら、堂々とその空間を抜けていく。


 受付所には、多くの人がいた。みんな、アースさんとよく似た軍服、もしくは教会の人間の制服を身につけている。彼らは、マジマジと私たちのことを見ていた。


 「アース隊長が女の人を抱えているだと……!?」


 「あの人が1人の女性に執着するなんて、珍しい……」


 「女性……? あの子、まだ成人してないのでは……?」


 「あの方がきっと噂の聖女様ね」


 「聖女様、東国の方なのかしら……小柄ね」


 次々と湧き上がる声。その声は、次々と私の耳に入っていく。私は、視線から逃げるように、身を縮こませる。アースさんが、私を守るように、腕の力を強めた。


 「大丈夫だよ。君は俺の自慢の聖女様だから」


 そう言って、唇を啄む。濃厚なキスではなく、唇と唇が触れるだけの軽いキスであった。
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