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本編
兄弟
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「兄弟……?」
「ああ」
「そうだよ。レディ」
レディ。その言葉は、たしか、アースさんと出会った時も聞いたものだ。そこから、うっすらと血縁を感じる。
私は、ふたりの顔を交互に見る。アースさんは金髪碧眼。エディートルトさんはプラチナブロンドに碧眼。髪の毛の色はほんの少しだけ違うが、瞳の色は一緒だ。
そして顔の造形。最初、エディートルトさんの顔を見た時、どこかで見たことあると思ったら、アースさんの顔だ。面影があるから、見覚えがあったんだ。アースさんよりも、エディートルトさんの方が色気があるような気がするが。
「俺の名前は、エディートルト・ディルダンス。ここにいるアースの兄で、一応、魔法研究所の所長」
「魔法研究所……?」
「ああ。魔法に関することを調査・研究する機関だよ」
なるほど。研究員もいるんだ。アースさんが魔術師で、エディートルトさんが魔法研究員。兄弟で、魔法に関する仕事をしてるんだ。
「ところでお嬢さん、アースと一緒にいるってことは、君が噂の聖女様かな……?」
「はい」
「へぇえ」
エディートルトさんの目が怪しく歪められる。そして──
ペロン。
エディートルトさんが、私のスカートをめくった。
「きゃあっ……!」
エディートルトさんは、私のパンツも下ろしてしまう。秘めたるところが、彼の視線にも入ることとなった。
「へぇ……本当だ。アースの紋章だ」
「ひゃぁんっ!」
エディートルトさんの指が、紋章があるところを撫でる。彼の指先が、ほんの少しだけ花弁にもあたり、そこから軽い電撃が走ったかのような快楽が生まれた。
アースさんが、慌てて、エディートルトさんから、私を引き離す。
「何やってるんだよ。兄さん」
アースさんが、私のスカートを押さえつける。まるで、私の股間を鷲掴みにするかのように押さえつけたため、花弁が彼の指で押しつぶされた。
「ふぁっ……」
彼の指が、私の突起の両脇を挟み、いじめているのは気のせいだろうか……? 私の根元が、擦られているような気がするんだ。
そんな私が快楽の海に溺れているのを無視して、ふたりの会話は進んでいく。
「アース。その子、俺も抱きたい。好みだ」
「嫌だ。ミラは俺の子だ。俺のための聖女だ」
「ええ。いいじゃん」
「いやです」
スカート越しに触れるアースさんの指。私の腰も、揺れ動く。まるで、アースさんの指に自分の秘所を擦り付けるかのように。
気持ちいい……
声をあげたいが、微かに残った理性が、それを遮る。
私は、自分の指を加えた。
その様子を見て、私が快楽を我慢しているのに気がついたのか、アースさんの指の動きがさらに激しくなった。
私の花芯が激しい熱を帯びる。それと同時に、ナカへの刺激も欲しくなってしまう。
「ふああぁんっ!!」
我慢できず、声が漏れた。私の中で、快楽が爆ぜたのだ。
私はすぐに脱力し、アースさんの身体にもたれかかる。
「すごい淫乱な子だね。いいなぁ……どんどん惹かれてく」
「だから、あげないって。てか、兄さんは何しに来たんだよ」
「ん? ああ。教会の知り合いによばれてね」
「じゃあ、さっさと行きなよ。相手も待ってるって」
「はいはい」
肩を竦めながら、立ち去っていくエディートルトさん。
……なんか、本当に似てるな。態度とか、言葉遣いとか。叱られているのに、反省感なくその場で飄々としている姿とか、そっくりだ。血を感じる。
アースさんの険しい顔が、気づけば元の爽やかな笑顔に戻っていた。
「じゃあ、行こっか」
そう言いながら、彼は、脱がされていた私のパンツを履かせてくれる。正直、恥ずかしかったが、履かせてくれたことに関してはありがたいので、お礼を言った。
あれ……そういえば……
「レティーシアさんは?」
「レティーシアなら、マーティンが連れていったと思うよ」
本当だ。周りを見回してみるが、レティーシアさんの姿がない。いつの間に?
アースさんが、私をお姫様抱っこした。そして、建物の中へと入っていく。
建物内にはいって、真っ先に見えたのは、受付所のような空間だった。部屋の中央に、受付用のデスクがあり、そのまわりには柔らかそうなソファが置いてある。まるで、年季の入ったホテルのような、シックでオシャレな空間だった。
アースさんは、私を抱えながら、堂々とその空間を抜けていく。
受付所には、多くの人がいた。みんな、アースさんとよく似た軍服、もしくは教会の人間の制服を身につけている。彼らは、マジマジと私たちのことを見ていた。
「アース隊長が女の人を抱えているだと……!?」
「あの人が1人の女性に執着するなんて、珍しい……」
「女性……? あの子、まだ成人してないのでは……?」
「あの方がきっと噂の聖女様ね」
「聖女様、東国の方なのかしら……小柄ね」
次々と湧き上がる声。その声は、次々と私の耳に入っていく。私は、視線から逃げるように、身を縮こませる。アースさんが、私を守るように、腕の力を強めた。
「大丈夫だよ。君は俺の自慢の聖女様だから」
そう言って、唇を啄む。濃厚なキスではなく、唇と唇が触れるだけの軽いキスであった。
「ああ」
「そうだよ。レディ」
レディ。その言葉は、たしか、アースさんと出会った時も聞いたものだ。そこから、うっすらと血縁を感じる。
私は、ふたりの顔を交互に見る。アースさんは金髪碧眼。エディートルトさんはプラチナブロンドに碧眼。髪の毛の色はほんの少しだけ違うが、瞳の色は一緒だ。
そして顔の造形。最初、エディートルトさんの顔を見た時、どこかで見たことあると思ったら、アースさんの顔だ。面影があるから、見覚えがあったんだ。アースさんよりも、エディートルトさんの方が色気があるような気がするが。
「俺の名前は、エディートルト・ディルダンス。ここにいるアースの兄で、一応、魔法研究所の所長」
「魔法研究所……?」
「ああ。魔法に関することを調査・研究する機関だよ」
なるほど。研究員もいるんだ。アースさんが魔術師で、エディートルトさんが魔法研究員。兄弟で、魔法に関する仕事をしてるんだ。
「ところでお嬢さん、アースと一緒にいるってことは、君が噂の聖女様かな……?」
「はい」
「へぇえ」
エディートルトさんの目が怪しく歪められる。そして──
ペロン。
エディートルトさんが、私のスカートをめくった。
「きゃあっ……!」
エディートルトさんは、私のパンツも下ろしてしまう。秘めたるところが、彼の視線にも入ることとなった。
「へぇ……本当だ。アースの紋章だ」
「ひゃぁんっ!」
エディートルトさんの指が、紋章があるところを撫でる。彼の指先が、ほんの少しだけ花弁にもあたり、そこから軽い電撃が走ったかのような快楽が生まれた。
アースさんが、慌てて、エディートルトさんから、私を引き離す。
「何やってるんだよ。兄さん」
アースさんが、私のスカートを押さえつける。まるで、私の股間を鷲掴みにするかのように押さえつけたため、花弁が彼の指で押しつぶされた。
「ふぁっ……」
彼の指が、私の突起の両脇を挟み、いじめているのは気のせいだろうか……? 私の根元が、擦られているような気がするんだ。
そんな私が快楽の海に溺れているのを無視して、ふたりの会話は進んでいく。
「アース。その子、俺も抱きたい。好みだ」
「嫌だ。ミラは俺の子だ。俺のための聖女だ」
「ええ。いいじゃん」
「いやです」
スカート越しに触れるアースさんの指。私の腰も、揺れ動く。まるで、アースさんの指に自分の秘所を擦り付けるかのように。
気持ちいい……
声をあげたいが、微かに残った理性が、それを遮る。
私は、自分の指を加えた。
その様子を見て、私が快楽を我慢しているのに気がついたのか、アースさんの指の動きがさらに激しくなった。
私の花芯が激しい熱を帯びる。それと同時に、ナカへの刺激も欲しくなってしまう。
「ふああぁんっ!!」
我慢できず、声が漏れた。私の中で、快楽が爆ぜたのだ。
私はすぐに脱力し、アースさんの身体にもたれかかる。
「すごい淫乱な子だね。いいなぁ……どんどん惹かれてく」
「だから、あげないって。てか、兄さんは何しに来たんだよ」
「ん? ああ。教会の知り合いによばれてね」
「じゃあ、さっさと行きなよ。相手も待ってるって」
「はいはい」
肩を竦めながら、立ち去っていくエディートルトさん。
……なんか、本当に似てるな。態度とか、言葉遣いとか。叱られているのに、反省感なくその場で飄々としている姿とか、そっくりだ。血を感じる。
アースさんの険しい顔が、気づけば元の爽やかな笑顔に戻っていた。
「じゃあ、行こっか」
そう言いながら、彼は、脱がされていた私のパンツを履かせてくれる。正直、恥ずかしかったが、履かせてくれたことに関してはありがたいので、お礼を言った。
あれ……そういえば……
「レティーシアさんは?」
「レティーシアなら、マーティンが連れていったと思うよ」
本当だ。周りを見回してみるが、レティーシアさんの姿がない。いつの間に?
アースさんが、私をお姫様抱っこした。そして、建物の中へと入っていく。
建物内にはいって、真っ先に見えたのは、受付所のような空間だった。部屋の中央に、受付用のデスクがあり、そのまわりには柔らかそうなソファが置いてある。まるで、年季の入ったホテルのような、シックでオシャレな空間だった。
アースさんは、私を抱えながら、堂々とその空間を抜けていく。
受付所には、多くの人がいた。みんな、アースさんとよく似た軍服、もしくは教会の人間の制服を身につけている。彼らは、マジマジと私たちのことを見ていた。
「アース隊長が女の人を抱えているだと……!?」
「あの人が1人の女性に執着するなんて、珍しい……」
「女性……? あの子、まだ成人してないのでは……?」
「あの方がきっと噂の聖女様ね」
「聖女様、東国の方なのかしら……小柄ね」
次々と湧き上がる声。その声は、次々と私の耳に入っていく。私は、視線から逃げるように、身を縮こませる。アースさんが、私を守るように、腕の力を強めた。
「大丈夫だよ。君は俺の自慢の聖女様だから」
そう言って、唇を啄む。濃厚なキスではなく、唇と唇が触れるだけの軽いキスであった。
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