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2016年
「進撃の巨人」と「シンゴジラ」、押井守の映画勝敗論2
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「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」40点(100点満点中)監督:樋口真嗣 原作:諫山創 出演:三浦春馬 長谷川博己 水原希子
http://movie.maeda-y.com/movie/02014.htm
「シン・ゴジラ」90点(100点満点中)監督:樋口真嗣 出演:長谷川博己 竹野内豊(総監督:庵野氏)
http://movie.maeda-y.com/movie/02100.htm
2015-08-22 町山智浩は実写版『進撃の巨人』をどのように評価しているのか?
http://d.hatena.ne.jp/type-r/20150822
岡田斗司夫ゼミ8月2日号「映画進撃の巨人に見る特撮邦画の限界を考える」(動画)
https://youtu.be/sNdwKPArZzw
映画「進撃の巨人」と「シンゴジラ」を僕はどちらも観たのですが、監督の樋口真嗣氏と、主要キャストの長谷川博己、石原さとみがまるっきり被っててるのにデジャブを覚えた人は多かったかも。
なのに、こんなに評価が違うのか?と言ったら、色々と事情があって映画評論家の町山智浩氏が脚本を改変せざる負えなかったからです。
---------------------------------------------------
●なぜ原作と全然違うのか?
当初、町山氏は原作漫画の4巻ぐらいまでのストーリーをそのまま参照して、90分程度のシナリオにまとめたそうだ。ところが、それを読んだ原作者の諌山創と講談社の担当編集者の川窪慎太郎が「原作とは全く違う話にして欲しい」と要望してきたという。
実はこの時、アニメ版の放送が始まった直後で、諌山氏は「マンガの映像化としてはアニメ版がベストだから、日本人の俳優が無理してマンガの真似をするよりも、日本映画として自然なものにした方がいい」と考えていたらしい。
●なぜリヴァイやエルヴィンがいないのか?
『進撃の巨人』の実写化は、「軍艦島で撮影したい」という樋口真嗣監督の提案から始まった企画だから、設定を日本に変えることが大前提だった。そのため、ベルトルト、ライナー、ハンネス、リヴァイ、エルヴィンなど、日本人っぽくない名前のキャラは全て省かれたそうだ。
(中略)
しかし、様々な要因が重なった結果、当初の目論みはことごとく瓦解していく。それは原作者サイドの要望だったり、プロデューサーの意向だったり、監督のワガママだったり、打ち合わせ会議で必然的に発生する”それぞれの思惑”が、意見を集約する過程でコンフリクトしてしまったのだ。中でも決定的だったのは”アニメ版”の存在らしい。
最初は原作通りに行こうって感じで、町山さんも「俺が観たいのはコレだ!」みたいな感じでバンと書いたわけですよ。そりゃもう、元編集者ですから、編集者として見事な編集なわけですよ。あっ、すげえいいホン(脚本)が出来たと思って、それとほぼ同時期に始まったのがアニメ版だったんです。見たら全く同じだったんですよ!時系列の直し方とかも同じで、何よりアニメーションの完成度ももの凄く高かったので、我々がこれを追いかけても仕方がないなと。全員がそう思ったんですよ。 (TBSラジオ『たまむすび』の樋口真嗣監督インタビューより)
なんと、町山氏が最初に書いたシナリオは、アニメ版『進撃の巨人』と全く同じだったという。ファンの気持ちとしては「だったらそれをそのまま撮ってくれよ!」になるのだろうが、先に書いたように”色々な事情”で変更せざるを得なかったと(それでも町山氏は「そんな改変を加えたら映画としてダメになる!」と最後まで難色を示したらしい)。
2015-08-22 町山智浩は実写版『進撃の巨人』をどのように評価しているのか?
http://d.hatena.ne.jp/type-r/20150822
---------------------------------------------------
脚本を担当した映画評論家の町山智浩氏が悪いという訳でもなくて、原作者、編集者、監督自ら墓穴を掘ってます。
軍艦島で撮影を前提に、名作漫画NARUTO疾風伝のように外伝的ストーリーを原作者が作ったら、ひよっとした上手くいったかもしれません。
この映画をまとめる人がひとりもいなくて、勝手な条件ばかりを出してくる人が多数いたというのが敗因のようです。
「シンゴジラ」成功の理由と押井守の映画勝敗論、映画「ゲド戦記」と「時を駆ける少女」の話
http://ncode.syosetu.com/n4163bx/255/
以前、「シンゴジラ」成功の理由はスポンサー、プロデューサーなどの意向とか、監督が作りたいと思う作品以外の要素を排除できたことですと書きましたが、その通りの結論になりました。
東宝「『シンゴジラ』に恋人設定とか入れましょう!」 庵野「却下」
http://kokopyon.net/blog-entry-3044.html
これは押井守氏が映画勝敗論の中でも言ってることで、映画が失敗する理由の最も多いもので、通常は監督の撮りたい映画の構想があって、そこにスポンサーの意向とが入ってきて、ジャニーズやAKBの女優、俳優を入れて欲しいとか、プロデューサーが恋愛要素を盛り込もうよと言ってきたりするらしいです。
それで作品のキャラに相応しい俳優が変わってしまったり、ストーリーが改変されて不自然な話の流れになったりします。
岡田斗司夫ゼミ7月31日号「シンゴジラを見なければいけない5つの理由~ここが特撮映画の正念場!!」(動画)
https://youtu.be/qlaikkI7hCY
これに対して庵野監督の場合は、セリフを聞き取れないぐらい早くして俳優にしゃべらせて、役者に演技をさせなかったようです。
演出として役者を背景としてしまい、ダメ演技を排除してるようです。
岡田斗司夫氏の解説によれば、その中で浮き上がってしまった石原さとみのみが妙な英語まじりの演技で割を喰ってしまったようですが、僕はあれでいいかなと思いました。
まとめサイトの「実写映画『パトレイバー 首都決戦』が興行収入大爆死?!」というわかりきった煽りに呆れる
http://azanaerunawano5to4.hatenablog.com/entry/2015/05/06/130627
とはいえ、押井守氏なども作家性が強く出すぎて失敗したアニメ映画「天使のたまご」(僕は好きです)という作品がありますし、アニメ映画「イノセンス」、実写映画「アサルト・ガール」、「ガルム・ウォーズ」(もいい)なども興行成績は6~12億で制作費が20億ぐらいで、それをDVDとか多角的に回収していくビジネスモデルな訳です。
たぶん、赤字作品もあるのかもしれないが、それでも映画を創っていけるというのは何なんだろうなというお話でもあります。
ただ、「進撃の巨人」の失敗と「天使のたまご」の失敗は質的に違うというか、興行的にウケなくても印象に残る作品、作家性が高い作品は後で評価される可能性があったりするんだよね。
ファースト「ガンダム」(視聴率低迷でシャアが陰気すぎて左遷され殺される予定だったが、意外なファン人気で出番が復活した。再放送で人気になり映画化、シリーズ化)、「宇宙戦艦ヤマト」(視聴率低迷で話数短縮で打ち切り。再放送で人気になり映画化、シリーズ化)、「エヴァ」(視聴率低迷したが、終了後に話題となり、再放送で人気になり映画化、シリーズ化)も視聴率は悪かったし、「ルパン三世 カリオストロの城」(興行収入6.1億円、ジブリ設立への始めのヒット作)、「時を駆ける少女」(アニメ版、興行収入2億円でしたが、その後の作品「おおかみこども~」「サマーウォーズ」などがヒットしていって再評価される)などもあります。
これと比較すると、押井映画がヒットしてるように見える。
宮崎駿監督「風立ちぬ」が興行収入120億でも赤字のワケとは?
http://matome.naver.jp/odai/2138629573435122901
ただ、やっぱり、興行収入だけでペイする作品は少なくて、その後のDVD、放送権料、海外展開など、いい作品ならそちらの収入で黒字化されるので、ジブリもそのあたりで健全経営になってるようですね。
------------------------------------------------------
制作委員会は「攻め」のために機能する
もともとリスクヘッジという観点から委員会方式はスタートしたのかもしれないけど、それがヒットを生み出すことの足かせにはなっていない。逆に、例えば東映は東映、東宝は東宝という具合に、1社で全部やろうとすると、どうしても失敗が怖くてビジネスは守りに入っちゃう。だから制作費も上がらない。カネがかけられなければ、やはりいいものはできない。そしてそういうものはヒットしないから利益も出ない――となっちゃうわけ。
今の製作委員会は逆で、大きなビジネスにするために各社が協力する。大きくしたいから制作費も増やす。映画の場合であっても収益源を多様化して、興行収入のみに頼ったようなマーケティングにはせずに、DVDやPPV(ペイ・パー・ビュー)や、海外でのビジネスなど総合的に組み立てていくようになってきた。まあ、海外に関してはまだ課題も多いけどね
アニメ制作会社はどう“儲ける”べきか~プロダクションI.G 石川光久社長インタビュー(前編)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20070213/118877/?rt=nocnt
------------------------------------------------------
(あとがき)
下町ロケット(2015)
https://tver.jp/feature/f0026562
日曜劇場『下町ロケット』 - TBSテレビ
http://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/
やっぱり、今夜の『下町ロケット』が楽しみで、旧作観てます。
『下町ロケット ゴースト』『下町ロケット ヤタガラス』という本も発売済みですが、ドラマ観てから買おうかなと思ってます。
http://movie.maeda-y.com/movie/02014.htm
「シン・ゴジラ」90点(100点満点中)監督:樋口真嗣 出演:長谷川博己 竹野内豊(総監督:庵野氏)
http://movie.maeda-y.com/movie/02100.htm
2015-08-22 町山智浩は実写版『進撃の巨人』をどのように評価しているのか?
http://d.hatena.ne.jp/type-r/20150822
岡田斗司夫ゼミ8月2日号「映画進撃の巨人に見る特撮邦画の限界を考える」(動画)
https://youtu.be/sNdwKPArZzw
映画「進撃の巨人」と「シンゴジラ」を僕はどちらも観たのですが、監督の樋口真嗣氏と、主要キャストの長谷川博己、石原さとみがまるっきり被っててるのにデジャブを覚えた人は多かったかも。
なのに、こんなに評価が違うのか?と言ったら、色々と事情があって映画評論家の町山智浩氏が脚本を改変せざる負えなかったからです。
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●なぜ原作と全然違うのか?
当初、町山氏は原作漫画の4巻ぐらいまでのストーリーをそのまま参照して、90分程度のシナリオにまとめたそうだ。ところが、それを読んだ原作者の諌山創と講談社の担当編集者の川窪慎太郎が「原作とは全く違う話にして欲しい」と要望してきたという。
実はこの時、アニメ版の放送が始まった直後で、諌山氏は「マンガの映像化としてはアニメ版がベストだから、日本人の俳優が無理してマンガの真似をするよりも、日本映画として自然なものにした方がいい」と考えていたらしい。
●なぜリヴァイやエルヴィンがいないのか?
『進撃の巨人』の実写化は、「軍艦島で撮影したい」という樋口真嗣監督の提案から始まった企画だから、設定を日本に変えることが大前提だった。そのため、ベルトルト、ライナー、ハンネス、リヴァイ、エルヴィンなど、日本人っぽくない名前のキャラは全て省かれたそうだ。
(中略)
しかし、様々な要因が重なった結果、当初の目論みはことごとく瓦解していく。それは原作者サイドの要望だったり、プロデューサーの意向だったり、監督のワガママだったり、打ち合わせ会議で必然的に発生する”それぞれの思惑”が、意見を集約する過程でコンフリクトしてしまったのだ。中でも決定的だったのは”アニメ版”の存在らしい。
最初は原作通りに行こうって感じで、町山さんも「俺が観たいのはコレだ!」みたいな感じでバンと書いたわけですよ。そりゃもう、元編集者ですから、編集者として見事な編集なわけですよ。あっ、すげえいいホン(脚本)が出来たと思って、それとほぼ同時期に始まったのがアニメ版だったんです。見たら全く同じだったんですよ!時系列の直し方とかも同じで、何よりアニメーションの完成度ももの凄く高かったので、我々がこれを追いかけても仕方がないなと。全員がそう思ったんですよ。 (TBSラジオ『たまむすび』の樋口真嗣監督インタビューより)
なんと、町山氏が最初に書いたシナリオは、アニメ版『進撃の巨人』と全く同じだったという。ファンの気持ちとしては「だったらそれをそのまま撮ってくれよ!」になるのだろうが、先に書いたように”色々な事情”で変更せざるを得なかったと(それでも町山氏は「そんな改変を加えたら映画としてダメになる!」と最後まで難色を示したらしい)。
2015-08-22 町山智浩は実写版『進撃の巨人』をどのように評価しているのか?
http://d.hatena.ne.jp/type-r/20150822
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脚本を担当した映画評論家の町山智浩氏が悪いという訳でもなくて、原作者、編集者、監督自ら墓穴を掘ってます。
軍艦島で撮影を前提に、名作漫画NARUTO疾風伝のように外伝的ストーリーを原作者が作ったら、ひよっとした上手くいったかもしれません。
この映画をまとめる人がひとりもいなくて、勝手な条件ばかりを出してくる人が多数いたというのが敗因のようです。
「シンゴジラ」成功の理由と押井守の映画勝敗論、映画「ゲド戦記」と「時を駆ける少女」の話
http://ncode.syosetu.com/n4163bx/255/
以前、「シンゴジラ」成功の理由はスポンサー、プロデューサーなどの意向とか、監督が作りたいと思う作品以外の要素を排除できたことですと書きましたが、その通りの結論になりました。
東宝「『シンゴジラ』に恋人設定とか入れましょう!」 庵野「却下」
http://kokopyon.net/blog-entry-3044.html
これは押井守氏が映画勝敗論の中でも言ってることで、映画が失敗する理由の最も多いもので、通常は監督の撮りたい映画の構想があって、そこにスポンサーの意向とが入ってきて、ジャニーズやAKBの女優、俳優を入れて欲しいとか、プロデューサーが恋愛要素を盛り込もうよと言ってきたりするらしいです。
それで作品のキャラに相応しい俳優が変わってしまったり、ストーリーが改変されて不自然な話の流れになったりします。
岡田斗司夫ゼミ7月31日号「シンゴジラを見なければいけない5つの理由~ここが特撮映画の正念場!!」(動画)
https://youtu.be/qlaikkI7hCY
これに対して庵野監督の場合は、セリフを聞き取れないぐらい早くして俳優にしゃべらせて、役者に演技をさせなかったようです。
演出として役者を背景としてしまい、ダメ演技を排除してるようです。
岡田斗司夫氏の解説によれば、その中で浮き上がってしまった石原さとみのみが妙な英語まじりの演技で割を喰ってしまったようですが、僕はあれでいいかなと思いました。
まとめサイトの「実写映画『パトレイバー 首都決戦』が興行収入大爆死?!」というわかりきった煽りに呆れる
http://azanaerunawano5to4.hatenablog.com/entry/2015/05/06/130627
とはいえ、押井守氏なども作家性が強く出すぎて失敗したアニメ映画「天使のたまご」(僕は好きです)という作品がありますし、アニメ映画「イノセンス」、実写映画「アサルト・ガール」、「ガルム・ウォーズ」(もいい)なども興行成績は6~12億で制作費が20億ぐらいで、それをDVDとか多角的に回収していくビジネスモデルな訳です。
たぶん、赤字作品もあるのかもしれないが、それでも映画を創っていけるというのは何なんだろうなというお話でもあります。
ただ、「進撃の巨人」の失敗と「天使のたまご」の失敗は質的に違うというか、興行的にウケなくても印象に残る作品、作家性が高い作品は後で評価される可能性があったりするんだよね。
ファースト「ガンダム」(視聴率低迷でシャアが陰気すぎて左遷され殺される予定だったが、意外なファン人気で出番が復活した。再放送で人気になり映画化、シリーズ化)、「宇宙戦艦ヤマト」(視聴率低迷で話数短縮で打ち切り。再放送で人気になり映画化、シリーズ化)、「エヴァ」(視聴率低迷したが、終了後に話題となり、再放送で人気になり映画化、シリーズ化)も視聴率は悪かったし、「ルパン三世 カリオストロの城」(興行収入6.1億円、ジブリ設立への始めのヒット作)、「時を駆ける少女」(アニメ版、興行収入2億円でしたが、その後の作品「おおかみこども~」「サマーウォーズ」などがヒットしていって再評価される)などもあります。
これと比較すると、押井映画がヒットしてるように見える。
宮崎駿監督「風立ちぬ」が興行収入120億でも赤字のワケとは?
http://matome.naver.jp/odai/2138629573435122901
ただ、やっぱり、興行収入だけでペイする作品は少なくて、その後のDVD、放送権料、海外展開など、いい作品ならそちらの収入で黒字化されるので、ジブリもそのあたりで健全経営になってるようですね。
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制作委員会は「攻め」のために機能する
もともとリスクヘッジという観点から委員会方式はスタートしたのかもしれないけど、それがヒットを生み出すことの足かせにはなっていない。逆に、例えば東映は東映、東宝は東宝という具合に、1社で全部やろうとすると、どうしても失敗が怖くてビジネスは守りに入っちゃう。だから制作費も上がらない。カネがかけられなければ、やはりいいものはできない。そしてそういうものはヒットしないから利益も出ない――となっちゃうわけ。
今の製作委員会は逆で、大きなビジネスにするために各社が協力する。大きくしたいから制作費も増やす。映画の場合であっても収益源を多様化して、興行収入のみに頼ったようなマーケティングにはせずに、DVDやPPV(ペイ・パー・ビュー)や、海外でのビジネスなど総合的に組み立てていくようになってきた。まあ、海外に関してはまだ課題も多いけどね
アニメ制作会社はどう“儲ける”べきか~プロダクションI.G 石川光久社長インタビュー(前編)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20070213/118877/?rt=nocnt
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(あとがき)
下町ロケット(2015)
https://tver.jp/feature/f0026562
日曜劇場『下町ロケット』 - TBSテレビ
http://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/
やっぱり、今夜の『下町ロケット』が楽しみで、旧作観てます。
『下町ロケット ゴースト』『下町ロケット ヤタガラス』という本も発売済みですが、ドラマ観てから買おうかなと思ってます。
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