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2016年
新海誠監督『君の名は。』の衝撃、『冬のソナタ』にも通じる王道ラブストーリーと伝奇SFの融合
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映画『君の名は。』公式サイト
http://www.kiminona.com/index.html
『君の名は。』新海誠監督インタビュー~運命の人はいる、ということを伝えたかった~(1/2)
http://www.cinematoday.jp/page/A0005142
君の名は。 (2016) YOUR NAME. 監督新海誠 ヤフー映画レビュー
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E5%90%9B%E3%81%AE%E5%90%8D%E3%81%AF%E3%80%82/355058/
アニメ映画『君の名は。』を友人と観てきたんですが良かったです。
日本のアニメ映画史に残る作品でした。
ナタバレすると作品の面白さ、意外性が半減するので、あまり具体的なストーリー展開には触れないレビューを書こうと思います。
この映画は今までの新海監督だったら中盤でストーリー展開を締めて、不思議な話だったなあとか、切ない系の話にしたと思うんです。
デビュー作の『ほしのこえ』がそんな作品でしたが、そこから怒涛の展開や余韻を入れつつ、前半の伏線の回収が見事に成されていきいます。
http://shinkaimakoto.jp/distantstar
ストーリー展開もテンポ良く、最後まであきさせない作品になってます。
ヤフーの映画レビューも、4.53 点 / 評価:9,956件で最高評価になってますね。
背景美術が美しく、ジブリの作画監督、押井守の作品も手掛けるプロダクションIG、エヴァのスタジオカラーなど日本のアニメスタッフが集結して作り上げた作品にもなってますね。
宮崎駿監督が映画を作ってない、庵野監督が『シンゴジラ』を作っていた関係上、日本の最前線のアニメスタッフがこの映画に集結できたという環境の良さもあったと思います。
あとで映画の制作本とかも作られるだろうから、そのあたりで分析されると思われます。
ちゃんと調べた訳ではないですが、そんな印象を持ちました。
最近、テレビ放映されている『快刀ホンギルドン』という韓流時代劇にはまっていたんですが、
http://www.bs-asahi.co.jp/hongirudon/index2.html
続きがみたくて動画サイトのdtv(月額540円)に加入してしまいました。
http://pc.video.dmkt-sp.jp/
この作品の前半は、主人公のホンギルドンとヒロインのラブストーリー的展開があって、それが『冬のソナタ』と全く同じような展開になっていきます。
自分が『一度ラブラブになった恋人がしばらく離れ離れになり、また再会する』というパターンのラブストーリーが好きだということが判明したんですが、『君の名は。』も、この王道を踏襲しているような気がします。
韓流時代劇、ドラマは女性脚本家の活躍の場になっていて、視聴者層も女性が多く、男性の脚本家は映画に進出する傾向があるというのが、こういうラブストーリーが生まれる要因になってるようです。
『君の名は。』はこのラブストーリーを軸としつつ、伝奇SF的な要素、アニメ映画『時をかける少女』的な要素も入っていて、いわゆる『世界系』と呼ばれる作品を継承してる面もあります。
『シンゴジラ』を観た島本和彦氏の気持ちになりましたね。
やられた!という感じです。
次回作の小説にこういうラブストーリーを入れようかと思ったので、やっぱり、こういうテンプレは王道なんだなと思いました。
カップルでも家族でもオタクでも観て損のない作品です。
ニートだった監督が更正してしまったような映画でもありますね。
ただ、この作品に一秒ぐらいしか出てないニュース映像の彗星の軌道が違うという指摘をした方には感心しました。凄いツッコミ力ですね。
『君の名は。』の彗星の軌道予測がおかしいという点について(ネタバレ有り)
http://togetter.com/li/1020013
[2敗でも]島本和彦氏、敗北宣言[1敗だ] #シンゴジラ [発声上映配信]
http://togetter.com/li/1006140
岡田斗司夫ゼミ9月4日号「感動とはなにか?創作物を見る上で知って得する60分」
https://youtu.be/KFlgaXmhs84
(あとがき)
下町ロケット(2018)
https://tver.jp/corner/f0027145
日曜劇場『下町ロケット』 - TBSテレビ
http://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/
「下町ロケット」シリーズ 池井戸潤|小学館
https://www.shogakukan.co.jp/pr/rocket/
下町ロケット ゴースト 単行本 – 2018/7/20 池井戸 潤 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4093865159/
第一話を観ましたが、ちょっと一話から泣いてしまいました。
やっぱり原作を買うかな。
http://www.kiminona.com/index.html
『君の名は。』新海誠監督インタビュー~運命の人はいる、ということを伝えたかった~(1/2)
http://www.cinematoday.jp/page/A0005142
君の名は。 (2016) YOUR NAME. 監督新海誠 ヤフー映画レビュー
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E5%90%9B%E3%81%AE%E5%90%8D%E3%81%AF%E3%80%82/355058/
アニメ映画『君の名は。』を友人と観てきたんですが良かったです。
日本のアニメ映画史に残る作品でした。
ナタバレすると作品の面白さ、意外性が半減するので、あまり具体的なストーリー展開には触れないレビューを書こうと思います。
この映画は今までの新海監督だったら中盤でストーリー展開を締めて、不思議な話だったなあとか、切ない系の話にしたと思うんです。
デビュー作の『ほしのこえ』がそんな作品でしたが、そこから怒涛の展開や余韻を入れつつ、前半の伏線の回収が見事に成されていきいます。
http://shinkaimakoto.jp/distantstar
ストーリー展開もテンポ良く、最後まであきさせない作品になってます。
ヤフーの映画レビューも、4.53 点 / 評価:9,956件で最高評価になってますね。
背景美術が美しく、ジブリの作画監督、押井守の作品も手掛けるプロダクションIG、エヴァのスタジオカラーなど日本のアニメスタッフが集結して作り上げた作品にもなってますね。
宮崎駿監督が映画を作ってない、庵野監督が『シンゴジラ』を作っていた関係上、日本の最前線のアニメスタッフがこの映画に集結できたという環境の良さもあったと思います。
あとで映画の制作本とかも作られるだろうから、そのあたりで分析されると思われます。
ちゃんと調べた訳ではないですが、そんな印象を持ちました。
最近、テレビ放映されている『快刀ホンギルドン』という韓流時代劇にはまっていたんですが、
http://www.bs-asahi.co.jp/hongirudon/index2.html
続きがみたくて動画サイトのdtv(月額540円)に加入してしまいました。
http://pc.video.dmkt-sp.jp/
この作品の前半は、主人公のホンギルドンとヒロインのラブストーリー的展開があって、それが『冬のソナタ』と全く同じような展開になっていきます。
自分が『一度ラブラブになった恋人がしばらく離れ離れになり、また再会する』というパターンのラブストーリーが好きだということが判明したんですが、『君の名は。』も、この王道を踏襲しているような気がします。
韓流時代劇、ドラマは女性脚本家の活躍の場になっていて、視聴者層も女性が多く、男性の脚本家は映画に進出する傾向があるというのが、こういうラブストーリーが生まれる要因になってるようです。
『君の名は。』はこのラブストーリーを軸としつつ、伝奇SF的な要素、アニメ映画『時をかける少女』的な要素も入っていて、いわゆる『世界系』と呼ばれる作品を継承してる面もあります。
『シンゴジラ』を観た島本和彦氏の気持ちになりましたね。
やられた!という感じです。
次回作の小説にこういうラブストーリーを入れようかと思ったので、やっぱり、こういうテンプレは王道なんだなと思いました。
カップルでも家族でもオタクでも観て損のない作品です。
ニートだった監督が更正してしまったような映画でもありますね。
ただ、この作品に一秒ぐらいしか出てないニュース映像の彗星の軌道が違うという指摘をした方には感心しました。凄いツッコミ力ですね。
『君の名は。』の彗星の軌道予測がおかしいという点について(ネタバレ有り)
http://togetter.com/li/1020013
[2敗でも]島本和彦氏、敗北宣言[1敗だ] #シンゴジラ [発声上映配信]
http://togetter.com/li/1006140
岡田斗司夫ゼミ9月4日号「感動とはなにか?創作物を見る上で知って得する60分」
https://youtu.be/KFlgaXmhs84
(あとがき)
下町ロケット(2018)
https://tver.jp/corner/f0027145
日曜劇場『下町ロケット』 - TBSテレビ
http://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/
「下町ロケット」シリーズ 池井戸潤|小学館
https://www.shogakukan.co.jp/pr/rocket/
下町ロケット ゴースト 単行本 – 2018/7/20 池井戸 潤 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4093865159/
第一話を観ましたが、ちょっと一話から泣いてしまいました。
やっぱり原作を買うかな。
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