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赤い鎖

埋め人の娘と最高で最悪の相棒

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ここは、日本にある枯れた村
眼光がぎらつくしわくちゃの老人が、中年の男から、金をもらっている
「ひひひ、、、いいのかね、あんたの娘さんは殺すよ」
お辞儀をする男性
「お願いします、あの出来損ないをどうか、、、あの、、、使えない役立たずをどうか殺してください」
満足そうにニンマリする老人
「いいだろう、あんたの娘、神崎霞ーこと、神崎美鈴は殺す」
「ありがとうございます」
もう一回お辞儀して去る男
「ひひひ、、、あんたたちも、ころしにきたんでしょ」
木の陰から出てきたのは、中年女性とあどけない女の子
「あの出来損ないの姉をね、神崎霞を殺してくれない?私からもお願いするわ」
[ええ、私もお願いするわ、」
まぁ、あの爺に咲きこされるなんて癪だけどと、実の夫に悪態をつく女
「ひひひ、、、それじゃ契約成立だ」
親子が去ると、老人は呼ぶ
「陰摩羅鬼」
「はっ、及びでしょうか、無印様」
正座をする、妖怪
「-探れ、そして殺せ」
「ははっ」
ところかわって、いつまでたち
「おーらい、おーら、、うわっ」
バレーの時間でこけるいつまで
それも、脳震盪するだろみたいな、絶対危ないんじゃない?というもの
転がるそして、体育館の壁にぶつかり、
手が震える
「こらーそこーボール落とすなー」
ボールどころではない
「大丈夫?」
美鈴が手を差し出す
「う、、うんらいひょうぶ」
ゆっくり立つ
「あ、ごめーん」
隣のコートから、声がして
ボールが、振り返った顔に激突
硬球なので、当たると痛い
魂が半分抜けるいつまで
その時
「大丈夫ですか?」
見慣れない少女が来る
「あれ、あなたは」
美鈴は、クラスにこんな子いたっけ?という表情
「あ、どうも隣のクラスに転校してきました、おん、らきと言います、よろしくです」
眼鏡をかけた人が手を振る
(くくく、さぁ、調べて殺すですよ)
「私は、美鈴こっちはいつまで」
よろしくと二人は頭を下げる
4時間目が終わり、いつまでたちは手早く着替え食堂へ
「きょうこそ、おかわりをー」
はしって、すべるいつまで
「わわわ」
こける、そう思った時、手をつかまれる
「気を付けるですよ」
「ああ、ごめんありがとね、あ、そうだ一緒にお昼たべない?」
さそういつまで
名案とばかりに手を打つ、美鈴
「いいわね、いつまで」
でしょーと頭をかくいつまで
そして、陰摩羅鬼はいいですねーといったことを後悔した
端的に言うと
(でかっ、しかもおお、どんだけ食べるのですか?)
山としか表現できない、野菜のサラダ
しかもすごい速さで消えていく
ぽかんとして動けない、陰摩羅鬼
普通に会話する美鈴
昼休み
(今度こそ、今度こそ、奴らにいいとこ見せて、信用させて見せるです、次は音楽ですね)
しかし
耳を押さえる、陰摩羅鬼
隣の美鈴があまりにも音痴だったからである
頭ガガンガンする
ほかの音が消される、かと思えば
いつまでの歌が、陰摩羅鬼から見てもうまくて
心の中でハンカチをかむ
きぃー
寮でお風呂に入るため、通路を通ってると
なぜか、マスクをかぶったいつまでが、小名木菟マスクをかぶった美鈴と卓球をしていた
(まず、4ぐらいつつこませろ)
心の中で叫ぶ
しかもへんてこりんな技名をつけながらやってる
「あ、陰摩羅鬼」
「あ、じゃねえよ、この変態マスク」
もじもじするいつまで
「照れるなぁー」
「ほめてねえですよ」
ひとしきり、突っ込んだ後ハッと気づく
「なんで、陰摩羅鬼って」
其れの答えたのは美鈴だった
なんでも、いつまでは、お師匠に妖怪を習ったなしい
「ばればれだった?」
顔が青ざめる
「うんばればれ」
(うわああああああ)
顔を手で覆う
「どうしたの?」
そういういつまでの声にこたえられない
「お、おぼえてろー」
自分でも、下っ端の悪役のセリフだと理解しながら、いい、自部の部屋へ戻る
「はい?」
「どうしたんだろ」
「さぁ」
何もわかっていない、いつまで
その夜
陰摩羅鬼は、寮の横の森で
「おのれ、もうしらべるのはやめです、いでよ我の声にこたえよ、闇の化身よ」
そう唱え
出てきたのは、どろどろしたなにか、断じて妖怪ではない
悪意の塊、それに命じる「おそえ」と
その塊は一直線に、いつまでの部屋に行く
だが
つく前に、反撃にあう具体的には巨大なたかに
「たか」そう言って気づく
そうだ、そういえばいつまでは
(鳥変化とと、追跡の妖怪、おのれ、おのれ、いつまで)
手を握り締める
塊は、高速のツッツキによりバラバラになり、蒸発していく
人の目には見えないスピードのタックル、それも全方位
(おのれ、おのれ、おのれえええええ、覚えてろ、、、」
「覚えてろ、いつまで」
ちょうど同じころ、塊が完全に消える

そして、いつまでは部屋に戻り、人に戻り窓を閉める
「なんだったんだろ、あれ」
まがまがしい気配を感じて起きて、貯カンデオ早期だと分かったから反撃したけど
「わかんない、ま、いっか」
べッドに急ぐ、すぐに眠りにつく


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