レトロゲーと思ったらクソゲーどころかエロゲーでした

白玉しらす

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大神くん編

辛うじてまだミニゲー……いやもうエロゲーだよね

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「馬乗りって何っ?どうすればいいのっ?」
 これは逆ギレではない。私にはキレる権利がある。
「あー、その、僕を跨ぐように、向かい合って座るってこと、かな……」
「ようは対面座位だ。ほら、分かったらちゃっと終わらせる」
 宇佐美くんは後で殴る。

 やけくそになった私は、言われた通り大神くんに跨った。
「これは……さっきより高低差がないから難しいかも」
 大神くんは背が高いので、膝の上に跨っても顔の位置にそれ程差が生まれない。
 これでは重力に任せて注ぎ込む作戦が使えそうにない。
「なるべく僕が吸い込むようにするから」
「うぅ……オネガイシマス」
 恥ずかしいけど、ここは大神くんに任せた方が良さそうだ。
 
「じゃあ、いくね」
 レモンスカッシュを口に含み、顔を近づける。
 ここで飲んでしまってはいけない。
 唇を重ね、少しだけ口を開く。
 大神くんが両手で私の頬を包み込み、コクコクとレモンスカッシュを飲んでいく。
 どうしても、あの時のアレコレが思い出されて体温が上がる。

「ふわぁっ」
 口の端からこぼれ出たものを舌で舐められて、変な声が出てしまった。
「ごめん。こぼしちゃダメかと思って」
 そう言う大神くんの瞳も何だか熱っぽくて、私の体温が更に上がる。
 気がつけば私は大神くんにしがみついていた。
 
 ピンポーンとクリア音がなって、大神くんから立ち上がる。
 身体も顔も熱い。
 まだゲームは終わらないみたいなのでカウンターに戻ったけど、もうこれ以上は無理だ。
「よしっ、次は俺の番だな」
 張り切る宇佐美くんを殴ってお終いにしてしまいたい。

 ピコンと言う音と共に、ドット絵マスターがゲスい顔で笑った、ような気がした。
 テキストを見ると『ゲヘヘ。お客さんも好きだねぇ』となっていた。
「エッロ……」
 宇佐美くんの呟きに、我が身を見て固まってしまった。
 え?意味が分かんない。

「『チョコレートフォンデュ(私を食べて)』って、なんでまた大神なんだよ!次は俺だろ!」
 宇佐美くんの叫びにハッとなり、胸を隠す。
 着ていたメイド服はワンピースだった気がするけど、今はなぜか上半身裸でスカートのみになっている。
 そして露わになった胸には、ベッタリとホワイトチョコレートが塗られていた。

『ああー!ちゃんとお客様に舐めてもらわなきゃだめだよ!』
 ドット絵マスターに怒られた。
『おかわりまで、しっかり食べてもらうんだよ。グフフ』
 見ればカウンターには小皿に入った、トロリと溶けたホワイトチョコレートが置いてあった。
「もう、ヤダ……」
 私は泣いた。
 
 
 そして今、私は大神くんに舐められている。
 まずは腕についてしまったチョコレートから。
 ドット絵マスターに『商品はテーブルに置くんだよ。ムフフ』と言われたため、私はテーブルに座っている。
 腕を舐められていると言うことは、胸を隠すことが出来ないと言うことで、私は恥ずかしさに震えている。
「腕のは取れたから、胸の、取るね」
「……オネガイシマス」
 もう、好きにして。
 ちなみに宇佐美くんは俺の番、俺の番と騒いだ結果、ドット絵マスターから『他のお客様の迷惑になりますので』と言われ、テープのようなもので口を塞がれている。

「んっ……」
 乳房を掬うように、頂に向かい舐め上げられ、思わず声がでる。
「ごめん、すぐ終わらせるから」
 言葉通り早い動きで乳房を舐め上げられる。
 時折大神くんの舌が乳首をかすめて、ビクリと身体が震える。
 片方の乳房を舐め終わると、大神くんは少し私の様子をうかがった後、乳首を口に含んだ。
「ああっ……んっ……」
 大神くんの口の中で、舌が動き回る。
 大きな刺激に身体が跳ねてしまう。
「ふぅ、ん……あっ、ぁんっ」
 なるべく声は我慢しようとするけど、どうしても小さな声は漏れてしまう。

「声、我慢しなくていいから」
 大神くんはそう言うと、反対の乳房を舐め上げ、そのまま乳首に吸い付いた。
「あぁっ」
 乳房のチョコレートを舐めとる度に、噛み付くように乳首を責め立てる。
 いやいやいや。大神くんはチョコレートを取ってるだけ。変なことを考えちゃダメだ。
「ぅんっ……ぁんっ……ぁあんっ」
 ダメなのに変な声は出てしまう。

「……江崎さん、終わったよ」
 身体をビクビクと震わせていると、大神くんが声をかけてきた。
 荒い息を整えながら両腕で胸を隠す。
「次はこれだけど、どうしよう」
 小皿に入ったチョコレートを片手に持って、大神くんが悩んでいる。
「あの、それもなんだけど、多分ここにもついてる」
 私は片手でスカートを押さえながら、足を立てて太ももの内側を見せる。
「……もっと見せて」
 大神くんがグイッと足を横に倒して広げてきた。
 うう、恥ずかしい。

「これ、チョコレート、だよね?」
 こんな所にねっとりとした白いモノがついていたら、何だか別のモノみたいだもんね。
 大神くんが顔を近づけて匂いを嗅いでいる。
 私は恥ずかしさのあまり、身じろぎしてしまう。
「ひっ」
 大神くんに太ももを舐められ、ビクリと反応してしまった。
「やっぱりチョコレートだ。江崎さん、もうちょっとスカート捲って」
 チョコレートは際どいところまで塗られていたのか、大神くんがとんでもないことを言ってくる。
「だ、だめ……」
 私はフルフルと首を横に振る。
 なぜならこれ以上捲って、見られたら大変だからだ。ぐっしょり濡れてしまったパンツを。
「でも、スカートについちゃうし、それにマスターが……」

 大神くんに言われてドット絵マスターを見ると、頭から湯気を出して『何隠してるの!うちはそんなぬるいサービスでやってないよ!ちゃんとやらなきゃ最初からやり直しだよ!』と怒っていた。
 そんなんだから女の子が来なくなるんだよ!潰れてしまえこんな店!
「うう……あんまり見ないでね」
 私はスカートを押さえていた手を外し、大神くんに身をゆだねた。
 
「なるべく見ないようにするから」
 大神くんは何だか難しい顔をしてから、私の太ももへと顔を近づけてきた。
 下から上へチョコレートを舐め取り、そしてそっとスカートを捲った。
 大神くんの舌が更に上へと向かい、付け根の近くまで迫ってきた。

「はぁっ……んんっ……」
 際どい所を舐められて、吐息が漏れてしまう。更に濡れてしまった気がするけど、大神くんにも気づかれてしまっただろうか。
 私の心配を他所に、大神くんはギリギリの所で舌の動きを止め、反対の足へと向かった。
「あぁ……んっ……」
 大神くんはチョコレートを舐め取ってくれているだけなのに、私一人感じてしまって恥ずかしい。
「大神、くんっ……」
 これ以上変な気持ちにならないように、大神くんに話しかけようとしてみたけど、ただ甘く名前を呼んだだけになってしまった。
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