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5.隊長は過保護なお父さん
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女子寮は娼館のような所と隊長は言っていたけど、意外な程子供がいた。
年は様々だけど、学校一クラス分ぐらいの子供達が一緒くたに育てられていた。
女一人では子供が育てられず、子連れで砦に来る人も多いのと、避妊薬を飲んでいても稀に妊娠してしまう人もいるからだそうだ。
私も飲んでいる避妊薬はハーブのような物だけど、飲んでいればまず妊娠する事は無いと聞いていた。どうやら砦だけ、避妊成功率が低いらしい。
稀に産まれる子供はたいてい男の子で、体格に恵まれ強いと言う事もあり、砦の子供と言われて大切に育てられていた。
グロースの森の影響なんじゃないかと言われているそうだけど、私にとっては避妊薬を飲んでいても妊娠してしまうと言う事は、大きな問題だった。
「身体が、熱い……」
昼間のムラムラは隊長と走ることで解消していた。それでも夜になり、寝付けなくてついお酒なんて飲んでしまったら、火照った身体を持て余してしまう。
隊長にはそのつもりは無いと言ったけど、その内男の人に慰めて貰いたくなる日が来るんじゃないかと思っていた。
一度味わってしまった快楽は、例えそれが痛みを伴う記憶であっても、簡単には忘れられない。
でも、妊娠するかもしれないとなると話は別だ。安易に快楽に流されてはいけない。
「気持ちいいー」
砦の屋上をぐるりと囲う壁は、高いところと低いところが交互に並び、のこぎりの歯の様になっている。
低いところはちょうど私の胸ぐらいの高さで、酒瓶を片手に頬をピタリとくっつければ、ひんやりとした石の感触が心地良かった。
眼下を見下ろせば、暗い中女子寮にだけ灯りが灯され、明るく輝いていた。
今頃あそこでは、組んずほぐれつ男女の夜の営みが繰り広げられているんだろう。
「いいなー」
心はそれを拒んでいても、身体がそれを求めてしまう。いや、心の方だってもう、身体に引っ張られて求めてしまっているのかもしれない。
これから私は、この身体の火照りとどう付き合っていけばいいんだろう。
「アレを、使うしか無いのか……」
「こんな所で何をしているんですか?」
「わあっ!」
完全に気を抜いていた所に声をかけられて、死ぬ程びっくりした。
飛び上がるように振り返ると、隊長が腕組みをして私を見下ろしていた。
門限を破った娘を待ち構えるお父さんと言った風情だ。
「そんな薄着でこんな所にいたら、危ないですよ」
「ここは滅多に人が来ないと聞いたので、大丈夫かなと」
「人気が無いから危ないんです。襲われても助けが来ない」
今までの私だったら、願っても無い事ですと思ったところだけど、妊娠の危険があると分かった今は、襲われるのは避けたい。
「すみません。ちょっと夜風に当たりたくて」
私は持っていた酒瓶を隠すようにして、笑って誤魔化した。
「それだけですか?」
隊長も良くご存知の、あの張型を使って自分を慰めようかと考えていたところです、なんて言える訳が無い。
「もちろんそれだけです。それより、隊長はどうしてこちらに?」
「先生が部屋を出る音が聞こえて、なかなか戻られないので、迷子にでもなっていないかと」
完全に過保護なお父さんである。
「隊長っておいくつですか?」
「私ですか?二十五歳ですが……それが何か?」
まさかの年下だった。
「いえ、ちょっと聞いただけです」
これ以上ここにいると怒られそうなので、そろそろ戻ろうかと思ったけど、隊長はじっと私を見つめて動かなかった。
これはまさかキャッキャウフフなのかと見つめ返すと、隊長は真面目な顔で謝ってきた。
「今日、先生に不埒な真似をしたバカがいたそうで、申し訳ありません」
「不埒?」
私の身体の火照りを鎮めてくれるような、そんな素敵イベントがあっただろうか。
「その、男性器を露出して……」
「して?」
「先生に見せつけたでしょう?」
苦々しげに言う隊長には申し訳ないけど、正直そんな事かと思ってしまった。
「あー、ありましたね、そんな事。見慣れているので大丈夫ですよ。気にしないでください」
私が話している間にも、隊長の眉間のシワはみるみる深くなり、酔っ払っていた私は余計な言い繕いをしてしまった。
「あの、言っておきますが、癒やしの巫女になるまでは、どちらかと言えば奥手で純情な人間だったんですよ?今みたいにいつもエッチな事を考えて無かったですし」
「エッチ?」
「乳首がたっちゃって辛いから、誰かに舐めて貰いたいだなんて、そんな破廉恥な事考える人間じゃなかったんです」
「乳首?」
「身体の火照りを持て余して、もうアレでソレするしかないかなんて、そんな事を考える自分にビックリですよ」
「アレでソレ?」
どんどんしかめっ面になる隊長は、大きな一歩で私に詰め寄ると、私の腕を掴んだ。
「アレでソレするぐらいなら、私のソレでアレして差し上げますよ」
一瞬、そんなセリフを期待してしまったけど、実際は隠した酒瓶が見つかっただけだった。
「やはり、酔っ払っていますね?」
「ほ、ほんの出来心で!」
「別に咎めませんよ」
いやいや、だったらその眉間のシワはなんだ。
「その、辛い時は言ってください。付き合います」
「え?それは乳首を舐め……」
「酒に、付き合うと言っているんです」
ギロリと睨みつけられて、私は首を傾げる。今にも説教しそうな顔をして、何を言っているんだ、この人は。
「先生が話したい事を話すだけでいい。人に話を聞いて貰う事は、慰めになります」
躊躇いがちに呟いた隊長を、私はぽかんと見つめた。
この世界に来てから、優しい人は沢山いたけど、それは全て女性だった。
きっと私は父性に飢えていたんだろう。
『お父さんっ!』
酔っぱらいの私は、日本語でそう言うと隊長に抱きついた。
実際の父はこんなに大きくも若くも無いけど、不器用に、遠回しに、私を気遣ってくれる人だった。
「なっ!どうしたんですか、急に」
「……」
酔っぱらいと言っても半分正気な私は、抱きついた拍子に持っていた酒瓶が隊長にクリーンヒットした事で、正気に戻ってしまった。ゴスって言ったけど、大丈夫だろうか。
恐る恐る隊長の顔を見上げると、困惑した顔をしているだけで、痛そうだったり怒ったりはしていなかった。
鍛えているから、私の攻撃なんて蚊が止まったぐらいにしか感じていないのかもしれない。
「先生?」
急に、私は恥ずかしくなった。そう、ちょうど先生をお母さんと呼んでしまったような恥ずかしさだ。
「あの、私……」
でもまずは、酒瓶で殴ったことを謝るべきだろう。
「申し訳ありませんでした!」
卑怯だけど酔っぱらいだから仕方ないと自分に言い訳して、私は逃走した。
「びっ、くりしたー」
部屋に戻ると私はベッドに倒れ込んだ。
酔っぱらっているとは言え、思わず隊長に抱きついてしまった。
父親に抱きつくなんて事はそうそうないから、抱きついたのは隊長だからだ。
昨日抱きしめられた時の感触を覚えていて、身体が求めてしまったんだろう。
『人に話を聞いて貰うことは、慰めになります』
隊長は安易に身体を慰めようとはしない。ちゃんと私の事を考えてくれている。
それなのに、その内隊長を襲ってしまいそうな自分が情けない。いやでも、妊娠の危険があるんだから襲っちゃ駄目だ。
『ユイの身体は慰めが必要なんだろう?素直に僕を求めなよ』
ふと、対照的な言葉を思い出してしまった。
ラドは私の身体は慰めてくれたけど、それだけだ。思い出せばじくじくと胸が痛む。
「襲わないように、気をつけよう……」
そう呟くと、私は静かに眠りの中に落ちていった。
年は様々だけど、学校一クラス分ぐらいの子供達が一緒くたに育てられていた。
女一人では子供が育てられず、子連れで砦に来る人も多いのと、避妊薬を飲んでいても稀に妊娠してしまう人もいるからだそうだ。
私も飲んでいる避妊薬はハーブのような物だけど、飲んでいればまず妊娠する事は無いと聞いていた。どうやら砦だけ、避妊成功率が低いらしい。
稀に産まれる子供はたいてい男の子で、体格に恵まれ強いと言う事もあり、砦の子供と言われて大切に育てられていた。
グロースの森の影響なんじゃないかと言われているそうだけど、私にとっては避妊薬を飲んでいても妊娠してしまうと言う事は、大きな問題だった。
「身体が、熱い……」
昼間のムラムラは隊長と走ることで解消していた。それでも夜になり、寝付けなくてついお酒なんて飲んでしまったら、火照った身体を持て余してしまう。
隊長にはそのつもりは無いと言ったけど、その内男の人に慰めて貰いたくなる日が来るんじゃないかと思っていた。
一度味わってしまった快楽は、例えそれが痛みを伴う記憶であっても、簡単には忘れられない。
でも、妊娠するかもしれないとなると話は別だ。安易に快楽に流されてはいけない。
「気持ちいいー」
砦の屋上をぐるりと囲う壁は、高いところと低いところが交互に並び、のこぎりの歯の様になっている。
低いところはちょうど私の胸ぐらいの高さで、酒瓶を片手に頬をピタリとくっつければ、ひんやりとした石の感触が心地良かった。
眼下を見下ろせば、暗い中女子寮にだけ灯りが灯され、明るく輝いていた。
今頃あそこでは、組んずほぐれつ男女の夜の営みが繰り広げられているんだろう。
「いいなー」
心はそれを拒んでいても、身体がそれを求めてしまう。いや、心の方だってもう、身体に引っ張られて求めてしまっているのかもしれない。
これから私は、この身体の火照りとどう付き合っていけばいいんだろう。
「アレを、使うしか無いのか……」
「こんな所で何をしているんですか?」
「わあっ!」
完全に気を抜いていた所に声をかけられて、死ぬ程びっくりした。
飛び上がるように振り返ると、隊長が腕組みをして私を見下ろしていた。
門限を破った娘を待ち構えるお父さんと言った風情だ。
「そんな薄着でこんな所にいたら、危ないですよ」
「ここは滅多に人が来ないと聞いたので、大丈夫かなと」
「人気が無いから危ないんです。襲われても助けが来ない」
今までの私だったら、願っても無い事ですと思ったところだけど、妊娠の危険があると分かった今は、襲われるのは避けたい。
「すみません。ちょっと夜風に当たりたくて」
私は持っていた酒瓶を隠すようにして、笑って誤魔化した。
「それだけですか?」
隊長も良くご存知の、あの張型を使って自分を慰めようかと考えていたところです、なんて言える訳が無い。
「もちろんそれだけです。それより、隊長はどうしてこちらに?」
「先生が部屋を出る音が聞こえて、なかなか戻られないので、迷子にでもなっていないかと」
完全に過保護なお父さんである。
「隊長っておいくつですか?」
「私ですか?二十五歳ですが……それが何か?」
まさかの年下だった。
「いえ、ちょっと聞いただけです」
これ以上ここにいると怒られそうなので、そろそろ戻ろうかと思ったけど、隊長はじっと私を見つめて動かなかった。
これはまさかキャッキャウフフなのかと見つめ返すと、隊長は真面目な顔で謝ってきた。
「今日、先生に不埒な真似をしたバカがいたそうで、申し訳ありません」
「不埒?」
私の身体の火照りを鎮めてくれるような、そんな素敵イベントがあっただろうか。
「その、男性器を露出して……」
「して?」
「先生に見せつけたでしょう?」
苦々しげに言う隊長には申し訳ないけど、正直そんな事かと思ってしまった。
「あー、ありましたね、そんな事。見慣れているので大丈夫ですよ。気にしないでください」
私が話している間にも、隊長の眉間のシワはみるみる深くなり、酔っ払っていた私は余計な言い繕いをしてしまった。
「あの、言っておきますが、癒やしの巫女になるまでは、どちらかと言えば奥手で純情な人間だったんですよ?今みたいにいつもエッチな事を考えて無かったですし」
「エッチ?」
「乳首がたっちゃって辛いから、誰かに舐めて貰いたいだなんて、そんな破廉恥な事考える人間じゃなかったんです」
「乳首?」
「身体の火照りを持て余して、もうアレでソレするしかないかなんて、そんな事を考える自分にビックリですよ」
「アレでソレ?」
どんどんしかめっ面になる隊長は、大きな一歩で私に詰め寄ると、私の腕を掴んだ。
「アレでソレするぐらいなら、私のソレでアレして差し上げますよ」
一瞬、そんなセリフを期待してしまったけど、実際は隠した酒瓶が見つかっただけだった。
「やはり、酔っ払っていますね?」
「ほ、ほんの出来心で!」
「別に咎めませんよ」
いやいや、だったらその眉間のシワはなんだ。
「その、辛い時は言ってください。付き合います」
「え?それは乳首を舐め……」
「酒に、付き合うと言っているんです」
ギロリと睨みつけられて、私は首を傾げる。今にも説教しそうな顔をして、何を言っているんだ、この人は。
「先生が話したい事を話すだけでいい。人に話を聞いて貰う事は、慰めになります」
躊躇いがちに呟いた隊長を、私はぽかんと見つめた。
この世界に来てから、優しい人は沢山いたけど、それは全て女性だった。
きっと私は父性に飢えていたんだろう。
『お父さんっ!』
酔っぱらいの私は、日本語でそう言うと隊長に抱きついた。
実際の父はこんなに大きくも若くも無いけど、不器用に、遠回しに、私を気遣ってくれる人だった。
「なっ!どうしたんですか、急に」
「……」
酔っぱらいと言っても半分正気な私は、抱きついた拍子に持っていた酒瓶が隊長にクリーンヒットした事で、正気に戻ってしまった。ゴスって言ったけど、大丈夫だろうか。
恐る恐る隊長の顔を見上げると、困惑した顔をしているだけで、痛そうだったり怒ったりはしていなかった。
鍛えているから、私の攻撃なんて蚊が止まったぐらいにしか感じていないのかもしれない。
「先生?」
急に、私は恥ずかしくなった。そう、ちょうど先生をお母さんと呼んでしまったような恥ずかしさだ。
「あの、私……」
でもまずは、酒瓶で殴ったことを謝るべきだろう。
「申し訳ありませんでした!」
卑怯だけど酔っぱらいだから仕方ないと自分に言い訳して、私は逃走した。
「びっ、くりしたー」
部屋に戻ると私はベッドに倒れ込んだ。
酔っぱらっているとは言え、思わず隊長に抱きついてしまった。
父親に抱きつくなんて事はそうそうないから、抱きついたのは隊長だからだ。
昨日抱きしめられた時の感触を覚えていて、身体が求めてしまったんだろう。
『人に話を聞いて貰うことは、慰めになります』
隊長は安易に身体を慰めようとはしない。ちゃんと私の事を考えてくれている。
それなのに、その内隊長を襲ってしまいそうな自分が情けない。いやでも、妊娠の危険があるんだから襲っちゃ駄目だ。
『ユイの身体は慰めが必要なんだろう?素直に僕を求めなよ』
ふと、対照的な言葉を思い出してしまった。
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