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中二な大魔法使い ☆
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「アレン、苦しい?」
その晩、アレンは頭を撫でても一向に寝る気配が無く、そっと布団を捲ると、横たわるアレンのアレは凄いことになっていた。
ズボンの上からでも、そそり勃っているのが分かる。もう、いつ爆発してもおかしくない。そんな感じだ。
「どうしよう」
別に処女じゃないと思うし、お風呂で散々ゴシゴシしてきたから、抜こうと思えば抜けない事もない。
「アレンは、このまま出るのを待つのと、私に扱かれるの、どっちがいい?」
じっと顔を見つめても、アレンの表情は変わらない。
取り敢えず、汚れるといけないから、脱がすだけ脱がせてみるとか。
「えーと、脱がせちゃうね」
ズボンを脱がすと、下着にはシミが出来ていた。
「うわあ……ごめん、気がつかなくて」
ひょっとして今日だけでなく、前からこんなんになっていたんだろうか。
私は虚空を見つめたままのアレンをしばらく見つめ、決意した。
「今、楽にしてあげる」
引っ掛かるものをどかしながら、下着をずり下げると、その無表情からは想像が出来ないような猛りが飛び出してきた。
「あ……」
思わず、口を開けて顔を近づけそうになり、慌てて口を塞ぐ。
危ない。完全に咥えようとしていた。
恋をすると全てを捧げたくなる系女子の私は、きっとそう言う事も普通にしていたんだろう。
見たら反射的に咥えそうになるぐらい、普通に。
「触る、ね……」
もう目が離せなくて、じっと見つめたまま手を伸ばす。
指先で軽く触れると、先走りでしっとりと濡れていた。
「アレン……」
名前を呼びながら指を滑らす。
「わわっ!」
ドクドクと放たれる白濁を、慌てて手で受け止める。
「わ、凄い量……え、どうしよう、これ」
仰向けに放たれたものを受け止めきれる訳もなく、結局アレンを汚してしまった。
こんな事ならいっそ下着の中に出しちゃった方が被害は少なかったかもしれない。
「ごめんね」
何だか謝ってばかりだ。
私はため息をつくと、アレンが出したものを片付けた。
今日もアレンは元気だ。
正確には、アレンのアレが元気だ。
お風呂に入りながら、私はどうしたものかと考える。
今はまだタオルを掛けたままなのに、そこはもう、一目見て分かるぐらい盛り上がっていた。
「あー、元気なのはいい事だよ」
居たたまれなくてアレンの身体を擦りながら声を掛ける。
「ここで出しておいた方がいいのかなー」
昨日は汚してしまったあれこれを片付けるのが、結構大変だった。
ここならどれだけ飛ばそうが、ちゃっと流せば片付け完了だ。
それにしても、昨日あれだけ出たのに、なんで今日もこんなに元気なのか。
「まさか、私の裸に反応してる、とか?」
一緒にお風呂に入る事にもすっかり慣れてしまい、私はもう最初から全裸だった。タオルすら巻いていない。
なるべく視界に入らないように、気をつけてはいるけど。
「まさかね」
試しに、アレンの視界の端で胸を持ち上げて、ぽよんぽよんと振ってみる。
別に反応はない。表情もアレンのアレも。
と言うか、アレンのアレは最初から反応しているから、変化が分からない。
ちょっと、いやかなり間の抜けたことをしてしまった。
「取り敢えず洗おう。アレン、立って」
気を取り直して、アレンのタオルを剥ぎ取ってお尻をゴシゴシする。
お尻が終われば手を前に伸ばして、アレンのアレもゴシゴシしようとして、私はスポンジを床においた。
「アレン、洗うね。出したかったら、出して」
私は手を泡立てると、直接手でアレンのアレを洗いだした。殿下に言われたように、優しく。
「硬い……」
いつしか、洗う事より抜く事が目的になっていた。
指先で先端を扱くように揉んでいると、何と言うか私までこう、イケナイ気持ちになってしまいそうだった。
「アレン……」
淫靡な空気に当てられて、私はアレンの背中にお湯を掛けて泡を流すと、目の前の筋肉に舌を這わせた。
扱きながら私の舌は背中から横腹を這い、横腹で止まると軽く噛りついた。
「おっきい……」
扱く所を見つめながら、横腹を舐めたり噛んだりしていると、アレンの身体がビクリと震えた。
「あっ……」
手で押さえるようにして受け止めると、今日もいっぱい出ていた。
「スッキリした?」
片付けを終えてアレンに声を掛けても、やはりアレンは無表情で立ち尽くしたままだった。
「これは、アレンにとっていい事なのかな?悪い事なのかな?」
シャワーで身体を流しながら、返事が無いと分かっていても聞かずにはいられなかった。
「アレンが元に戻ったら怒られるかもなー。筋肉に噛りついちゃったし……え、ちょっと待って。アレンって元に戻った時、記憶ってどう……」
アレンがお人形さんみたいですっかり気を抜いてしまっていたけど、もし、ちゃんと見えてて聞こえていて、記憶も残るとしたら。
「アレンの呪いが解けたら、逃げよう」
イザムバードがいつ戻ってきて、呪いを解いてもいいように、逃走後の待遇も殿下と交渉しておかないとと思った。
今日も明るい窓の下、アレンは無表情で椅子に座っている。
「こんにちは、君が噂の湧き出た人?」
そろそろアレンの髪の毛を切った方がいいかなと、手櫛でアレンの髪を梳いていると、見知らぬ少年が部屋に入ってきた。
銀髪のおかっぱに、赤い瞳。ひらひらしたシャツに臙脂色の細いリボンを締めていて、リボンと同じ色のズボンがとても良く似合っていた。
「こんにちは。湧き出たって、殿下から聞いたの?」
「そうだね。フレデリックからも聞いたけど、聞く前から知っていたよ。何でもお見通しなんだ。僕にはね」
うわあ。この何とも言えない自己陶酔した感じ。なんだっけ、物凄く的確に表す言葉があった気がするのに出てこない。
私が一生懸命思い出そうとしていると、その少年は私に近づきジロジロと値踏みするように見てきた。
「ふうん。なるほどね」
何がなるほどなのかさっぱり分からないけど、私に会いに来るような人物の心当たりは一人しかいない。
「イザムバード、さん?」
「当たり。察しも悪くないみたいだね。アレンの様子はどう?相変わらず壊れたまま?」
「アレンは壊れている訳じゃないでしょ」
事情を知っているはずの大魔法使いの言葉に、私は少々ムッとした。
「壊れてなきゃ、君は今頃……」
「呪いの解き方は分かったの?」
呪いを強調して、イザムバードの言葉を遮る。
「この姿は好みじゃなかったかな」
イザムバードは私の質問には答えず、口の奥の方で何かを唱えると、キラキラとした光に包まれ、その姿を変えた。
「アイは、こう言うのがタイプなんだっけ?」
腰を抱かれて、顎を指で掴まれ上を向かせられる。
私と同じぐらいの背丈だった少年が、ゴツくて短髪の似合う、ワイルドな青年に変わっていた。服装まで変わっていて、完全に別人だ。
「なあ、このままキスしてもいいか?」
耳元で囁く声は低く掠れるような声で、腰に響いた。
「駄目に、決まってるでしょ」
顔が赤くなってしまうのは、イザムバードが変身した姿が、私の好みど真ん中だから仕方ない。
とは言えキスだなんて、アレンもいるのにとんでも無い話だ。私は身体を押し退けて拒否をした。
「キスぐらいいいだろ?アレンには、それ以上の事もしてるんだから」
「それ以上って、何の事?」
ギクリとして顔を見返すと、イザムバードはまた少年の姿に戻り、くつくつと笑った。
「何でもお見通しって言ったよね?」
「え……それは、どこまで……」
もう顔が青くなっているのか赤くなっているのか、自分では分からなかった。
「アレンの様子が気になって、掛けておいたんだよね。魔法を」
そう言うと、イザムバードは私に抱きついてきた。
「それにしても、キスで魔法が解けるなんて、君のいた世界はステキな考え方をするんだね。でもさ」
「恋の魔法は、キスでは解けない」
途中でワイルドイザムバードに変わって、顎をクイッとするのはやめて欲しい。
「だから、何の魔法を掛けたの?」
顔が赤くなりながらも腕の中から逃げると、イザムバードはニヤリと笑って顔を耳元に寄せた。
「アレンの目と耳を、俺と繋いでおいた」
「それは、どう言う……」
「旅のオカズには困らなかったよ。ご馳走さま」
それだけ言うと、イザムバードは私から離れ、ニヤニヤと笑いながら私を眺めた。
「うわ、うわあ、ああー、もう、駄目だ!」
アレンの呪いが解けなくても、私の全てを目撃した人物がここにいた。もう、逃げるしかない。
「逃さない」
逃げようとする私をイザムバードは抱きすくめ、無精髭を擦り付けるように頬ずりした。
「くっ……」
針の穴を通すように、ピンポイントで私のストライクゾーンを攻めてくる。
このままだと、ペロリと食べられたい願望が抑えられなくなりそうだ。
「あの、その姿は本当にもう、ちょっと止めてください」
じゃないと私の心臓が死ぬ。
「まあ、いいけどね」
イザムバードは少年の姿に戻ると、アレンに近づき耳元で何やら囁いた。
「何を言ったの?」
「ふふ、呪いを解くおまじないだよ」
「そうだ、呪いを解く方法は見つかったの?」
「アレンが呪いを解くのが先か、アイが僕に囚われるのが先か、どっちだろうね」
相変わらず私の質問にはちゃんと答えず、イザムバードは楽しそうに笑った。
その晩、アレンは頭を撫でても一向に寝る気配が無く、そっと布団を捲ると、横たわるアレンのアレは凄いことになっていた。
ズボンの上からでも、そそり勃っているのが分かる。もう、いつ爆発してもおかしくない。そんな感じだ。
「どうしよう」
別に処女じゃないと思うし、お風呂で散々ゴシゴシしてきたから、抜こうと思えば抜けない事もない。
「アレンは、このまま出るのを待つのと、私に扱かれるの、どっちがいい?」
じっと顔を見つめても、アレンの表情は変わらない。
取り敢えず、汚れるといけないから、脱がすだけ脱がせてみるとか。
「えーと、脱がせちゃうね」
ズボンを脱がすと、下着にはシミが出来ていた。
「うわあ……ごめん、気がつかなくて」
ひょっとして今日だけでなく、前からこんなんになっていたんだろうか。
私は虚空を見つめたままのアレンをしばらく見つめ、決意した。
「今、楽にしてあげる」
引っ掛かるものをどかしながら、下着をずり下げると、その無表情からは想像が出来ないような猛りが飛び出してきた。
「あ……」
思わず、口を開けて顔を近づけそうになり、慌てて口を塞ぐ。
危ない。完全に咥えようとしていた。
恋をすると全てを捧げたくなる系女子の私は、きっとそう言う事も普通にしていたんだろう。
見たら反射的に咥えそうになるぐらい、普通に。
「触る、ね……」
もう目が離せなくて、じっと見つめたまま手を伸ばす。
指先で軽く触れると、先走りでしっとりと濡れていた。
「アレン……」
名前を呼びながら指を滑らす。
「わわっ!」
ドクドクと放たれる白濁を、慌てて手で受け止める。
「わ、凄い量……え、どうしよう、これ」
仰向けに放たれたものを受け止めきれる訳もなく、結局アレンを汚してしまった。
こんな事ならいっそ下着の中に出しちゃった方が被害は少なかったかもしれない。
「ごめんね」
何だか謝ってばかりだ。
私はため息をつくと、アレンが出したものを片付けた。
今日もアレンは元気だ。
正確には、アレンのアレが元気だ。
お風呂に入りながら、私はどうしたものかと考える。
今はまだタオルを掛けたままなのに、そこはもう、一目見て分かるぐらい盛り上がっていた。
「あー、元気なのはいい事だよ」
居たたまれなくてアレンの身体を擦りながら声を掛ける。
「ここで出しておいた方がいいのかなー」
昨日は汚してしまったあれこれを片付けるのが、結構大変だった。
ここならどれだけ飛ばそうが、ちゃっと流せば片付け完了だ。
それにしても、昨日あれだけ出たのに、なんで今日もこんなに元気なのか。
「まさか、私の裸に反応してる、とか?」
一緒にお風呂に入る事にもすっかり慣れてしまい、私はもう最初から全裸だった。タオルすら巻いていない。
なるべく視界に入らないように、気をつけてはいるけど。
「まさかね」
試しに、アレンの視界の端で胸を持ち上げて、ぽよんぽよんと振ってみる。
別に反応はない。表情もアレンのアレも。
と言うか、アレンのアレは最初から反応しているから、変化が分からない。
ちょっと、いやかなり間の抜けたことをしてしまった。
「取り敢えず洗おう。アレン、立って」
気を取り直して、アレンのタオルを剥ぎ取ってお尻をゴシゴシする。
お尻が終われば手を前に伸ばして、アレンのアレもゴシゴシしようとして、私はスポンジを床においた。
「アレン、洗うね。出したかったら、出して」
私は手を泡立てると、直接手でアレンのアレを洗いだした。殿下に言われたように、優しく。
「硬い……」
いつしか、洗う事より抜く事が目的になっていた。
指先で先端を扱くように揉んでいると、何と言うか私までこう、イケナイ気持ちになってしまいそうだった。
「アレン……」
淫靡な空気に当てられて、私はアレンの背中にお湯を掛けて泡を流すと、目の前の筋肉に舌を這わせた。
扱きながら私の舌は背中から横腹を這い、横腹で止まると軽く噛りついた。
「おっきい……」
扱く所を見つめながら、横腹を舐めたり噛んだりしていると、アレンの身体がビクリと震えた。
「あっ……」
手で押さえるようにして受け止めると、今日もいっぱい出ていた。
「スッキリした?」
片付けを終えてアレンに声を掛けても、やはりアレンは無表情で立ち尽くしたままだった。
「これは、アレンにとっていい事なのかな?悪い事なのかな?」
シャワーで身体を流しながら、返事が無いと分かっていても聞かずにはいられなかった。
「アレンが元に戻ったら怒られるかもなー。筋肉に噛りついちゃったし……え、ちょっと待って。アレンって元に戻った時、記憶ってどう……」
アレンがお人形さんみたいですっかり気を抜いてしまっていたけど、もし、ちゃんと見えてて聞こえていて、記憶も残るとしたら。
「アレンの呪いが解けたら、逃げよう」
イザムバードがいつ戻ってきて、呪いを解いてもいいように、逃走後の待遇も殿下と交渉しておかないとと思った。
今日も明るい窓の下、アレンは無表情で椅子に座っている。
「こんにちは、君が噂の湧き出た人?」
そろそろアレンの髪の毛を切った方がいいかなと、手櫛でアレンの髪を梳いていると、見知らぬ少年が部屋に入ってきた。
銀髪のおかっぱに、赤い瞳。ひらひらしたシャツに臙脂色の細いリボンを締めていて、リボンと同じ色のズボンがとても良く似合っていた。
「こんにちは。湧き出たって、殿下から聞いたの?」
「そうだね。フレデリックからも聞いたけど、聞く前から知っていたよ。何でもお見通しなんだ。僕にはね」
うわあ。この何とも言えない自己陶酔した感じ。なんだっけ、物凄く的確に表す言葉があった気がするのに出てこない。
私が一生懸命思い出そうとしていると、その少年は私に近づきジロジロと値踏みするように見てきた。
「ふうん。なるほどね」
何がなるほどなのかさっぱり分からないけど、私に会いに来るような人物の心当たりは一人しかいない。
「イザムバード、さん?」
「当たり。察しも悪くないみたいだね。アレンの様子はどう?相変わらず壊れたまま?」
「アレンは壊れている訳じゃないでしょ」
事情を知っているはずの大魔法使いの言葉に、私は少々ムッとした。
「壊れてなきゃ、君は今頃……」
「呪いの解き方は分かったの?」
呪いを強調して、イザムバードの言葉を遮る。
「この姿は好みじゃなかったかな」
イザムバードは私の質問には答えず、口の奥の方で何かを唱えると、キラキラとした光に包まれ、その姿を変えた。
「アイは、こう言うのがタイプなんだっけ?」
腰を抱かれて、顎を指で掴まれ上を向かせられる。
私と同じぐらいの背丈だった少年が、ゴツくて短髪の似合う、ワイルドな青年に変わっていた。服装まで変わっていて、完全に別人だ。
「なあ、このままキスしてもいいか?」
耳元で囁く声は低く掠れるような声で、腰に響いた。
「駄目に、決まってるでしょ」
顔が赤くなってしまうのは、イザムバードが変身した姿が、私の好みど真ん中だから仕方ない。
とは言えキスだなんて、アレンもいるのにとんでも無い話だ。私は身体を押し退けて拒否をした。
「キスぐらいいいだろ?アレンには、それ以上の事もしてるんだから」
「それ以上って、何の事?」
ギクリとして顔を見返すと、イザムバードはまた少年の姿に戻り、くつくつと笑った。
「何でもお見通しって言ったよね?」
「え……それは、どこまで……」
もう顔が青くなっているのか赤くなっているのか、自分では分からなかった。
「アレンの様子が気になって、掛けておいたんだよね。魔法を」
そう言うと、イザムバードは私に抱きついてきた。
「それにしても、キスで魔法が解けるなんて、君のいた世界はステキな考え方をするんだね。でもさ」
「恋の魔法は、キスでは解けない」
途中でワイルドイザムバードに変わって、顎をクイッとするのはやめて欲しい。
「だから、何の魔法を掛けたの?」
顔が赤くなりながらも腕の中から逃げると、イザムバードはニヤリと笑って顔を耳元に寄せた。
「アレンの目と耳を、俺と繋いでおいた」
「それは、どう言う……」
「旅のオカズには困らなかったよ。ご馳走さま」
それだけ言うと、イザムバードは私から離れ、ニヤニヤと笑いながら私を眺めた。
「うわ、うわあ、ああー、もう、駄目だ!」
アレンの呪いが解けなくても、私の全てを目撃した人物がここにいた。もう、逃げるしかない。
「逃さない」
逃げようとする私をイザムバードは抱きすくめ、無精髭を擦り付けるように頬ずりした。
「くっ……」
針の穴を通すように、ピンポイントで私のストライクゾーンを攻めてくる。
このままだと、ペロリと食べられたい願望が抑えられなくなりそうだ。
「あの、その姿は本当にもう、ちょっと止めてください」
じゃないと私の心臓が死ぬ。
「まあ、いいけどね」
イザムバードは少年の姿に戻ると、アレンに近づき耳元で何やら囁いた。
「何を言ったの?」
「ふふ、呪いを解くおまじないだよ」
「そうだ、呪いを解く方法は見つかったの?」
「アレンが呪いを解くのが先か、アイが僕に囚われるのが先か、どっちだろうね」
相変わらず私の質問にはちゃんと答えず、イザムバードは楽しそうに笑った。
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