139 / 439
第一部:第十二章 幕開け
(二)過ぎ行く年①
しおりを挟む
(二)
「父上!」
台所で調理をしていたラーソルバールは、玄関の扉を叩く音に気付くと、父を呼んだ。
「今、火を使ってるから手が離せないの。お客様みたいだから、お願いします」
娘の声が聞こえたのか、書斎に居た父クレストは椅子から立ち上がる。
「今行く」
娘に応え、杖を手に取ると玄関へと向かう。
扉を開けると、立っていたのはエレノールだった。
「おや、お久しぶりです。今日はどういったご用件で?」
そう言いながら、エレノールを招き入れる。
「ちーちーうーえー!」
誰が来たのか分からないラーソルバールは、来訪者の名を教えろと催促する。
「ああ、いらっしゃったのは……」
言いかけたところで、エレノールが口元に指を当てて、内緒にしろと合図をしていることに気付いた。
物音を立てないよう、こっそりと台所に近付くエレノール。
背後からラーソルバールに抱きつこうとした瞬間に、気配を察知され、避けられた。
「エレノールさん!」
現れた人物を見て喜ぶラーソルバール。
「いてて…さすが『赤のドレス』」
勢い余って壁に激突したエレノールは、頭を押さえつつ苦笑する。
「今日はどうされたんですか?」
「あ、伯爵様から、年末最終日と、新年初日はここで手伝いをするようにと仰せつかっております」
たんこぶができたのか、頭を擦りつつ答える。
「お屋敷の方はいいんですか?」
「ご家族は明日の新年会に御出席のため、王都別邸に。執事やメイドの半分がこちらで、残りは居残りです」
身ぶりを交えて、説明をするエレノール。
「エレノールさん、何だか我が家のメイドさんみたいになってますね」
「専属になりましょうか?」
さらりと言ってのける。
「う……、じゃあ……雇える余裕ができたらお願いします」
ラーソルバールは体の良い断り方をしたつもりだった。
「では、お声がかかるのをお待ちしています。きっとラーソルバールお嬢様は、それが出来るようになりますから」
にこやかに応じられてしまった。
お世辞だろうか、それとも本音だろうか。少しだけ悩んだ。
「そろそろ鍋を動かさないと焦げてしまいますよ」
「あ、そうだった」
料理の途中だった事を思い出した。
鍋の中身を確認してから、一度火から外す。
「さあ、私も料理お手伝いしますよ!」
エレノールは手を洗うと、袖を捲った。
お手伝いのマーサは年末で忙しいため、前日から休暇となっている。そのため、この日は親娘二人の質素な食卓になるはずだった。
そこへエレノールが食材を持ってやって来たので、自然と品数も増え、華やかな食卓に早変わりしてしまった。
「手際が全然違うんだよ」
料理を前に、エレノールの凄さを父に報告するラーソルバール。
「お屋敷には料理人が居るので、私が料理する機会は滅多にありません。だから料理をするのはあくまでも自分用です。でも、料理のレシピは見よう見まねでだいぶ盗みましたけどね」
ほんの少しだけ謙遜して見せる。
そんな様子が可笑しくて、親子ともども絵外になる。
「ああ、そうだ。父上にお酒を買ってきたんだった」
「酒?」
「うん、帰ってくるときに友達と一緒に買ったんだ」
鞄から一本の酒瓶を取り出す。
「何だか高そうだな」
「まあ、そこそこ? エレノールさんも居るし、開けちゃって」
「それはいいが、そんな金持ってたのか? 伯爵から頂いた分はこの家に置いて行ったし…」
不思議そうに首を傾げる。
ラーソルバールは大きく溜め息をつきつつ、鞄から布に包まれた塊を取り出す。
「………実は大金貰っちゃって」
「またお前は……今度は何をしでかした?」
呆れ気味に父が問う。
「要らないって言ったのに、無理やり持たされたんだよ……」
「あ、ひょっとしてデラネトゥス家から貰ったんですか?」
「……は?」
エレノールの言葉に、硬直する父。状況が理解できないらしい。
「エレノールさん、知ってるんですか?」
「ここに来る前に、伯爵様から何となく」
「説明しろ」
怒る一歩手前といった顔で、父はラーソルバールを見つめた。
「父上!」
台所で調理をしていたラーソルバールは、玄関の扉を叩く音に気付くと、父を呼んだ。
「今、火を使ってるから手が離せないの。お客様みたいだから、お願いします」
娘の声が聞こえたのか、書斎に居た父クレストは椅子から立ち上がる。
「今行く」
娘に応え、杖を手に取ると玄関へと向かう。
扉を開けると、立っていたのはエレノールだった。
「おや、お久しぶりです。今日はどういったご用件で?」
そう言いながら、エレノールを招き入れる。
「ちーちーうーえー!」
誰が来たのか分からないラーソルバールは、来訪者の名を教えろと催促する。
「ああ、いらっしゃったのは……」
言いかけたところで、エレノールが口元に指を当てて、内緒にしろと合図をしていることに気付いた。
物音を立てないよう、こっそりと台所に近付くエレノール。
背後からラーソルバールに抱きつこうとした瞬間に、気配を察知され、避けられた。
「エレノールさん!」
現れた人物を見て喜ぶラーソルバール。
「いてて…さすが『赤のドレス』」
勢い余って壁に激突したエレノールは、頭を押さえつつ苦笑する。
「今日はどうされたんですか?」
「あ、伯爵様から、年末最終日と、新年初日はここで手伝いをするようにと仰せつかっております」
たんこぶができたのか、頭を擦りつつ答える。
「お屋敷の方はいいんですか?」
「ご家族は明日の新年会に御出席のため、王都別邸に。執事やメイドの半分がこちらで、残りは居残りです」
身ぶりを交えて、説明をするエレノール。
「エレノールさん、何だか我が家のメイドさんみたいになってますね」
「専属になりましょうか?」
さらりと言ってのける。
「う……、じゃあ……雇える余裕ができたらお願いします」
ラーソルバールは体の良い断り方をしたつもりだった。
「では、お声がかかるのをお待ちしています。きっとラーソルバールお嬢様は、それが出来るようになりますから」
にこやかに応じられてしまった。
お世辞だろうか、それとも本音だろうか。少しだけ悩んだ。
「そろそろ鍋を動かさないと焦げてしまいますよ」
「あ、そうだった」
料理の途中だった事を思い出した。
鍋の中身を確認してから、一度火から外す。
「さあ、私も料理お手伝いしますよ!」
エレノールは手を洗うと、袖を捲った。
お手伝いのマーサは年末で忙しいため、前日から休暇となっている。そのため、この日は親娘二人の質素な食卓になるはずだった。
そこへエレノールが食材を持ってやって来たので、自然と品数も増え、華やかな食卓に早変わりしてしまった。
「手際が全然違うんだよ」
料理を前に、エレノールの凄さを父に報告するラーソルバール。
「お屋敷には料理人が居るので、私が料理する機会は滅多にありません。だから料理をするのはあくまでも自分用です。でも、料理のレシピは見よう見まねでだいぶ盗みましたけどね」
ほんの少しだけ謙遜して見せる。
そんな様子が可笑しくて、親子ともども絵外になる。
「ああ、そうだ。父上にお酒を買ってきたんだった」
「酒?」
「うん、帰ってくるときに友達と一緒に買ったんだ」
鞄から一本の酒瓶を取り出す。
「何だか高そうだな」
「まあ、そこそこ? エレノールさんも居るし、開けちゃって」
「それはいいが、そんな金持ってたのか? 伯爵から頂いた分はこの家に置いて行ったし…」
不思議そうに首を傾げる。
ラーソルバールは大きく溜め息をつきつつ、鞄から布に包まれた塊を取り出す。
「………実は大金貰っちゃって」
「またお前は……今度は何をしでかした?」
呆れ気味に父が問う。
「要らないって言ったのに、無理やり持たされたんだよ……」
「あ、ひょっとしてデラネトゥス家から貰ったんですか?」
「……は?」
エレノールの言葉に、硬直する父。状況が理解できないらしい。
「エレノールさん、知ってるんですか?」
「ここに来る前に、伯爵様から何となく」
「説明しろ」
怒る一歩手前といった顔で、父はラーソルバールを見つめた。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
白いもふもふ好きの僕が転生したらフェンリルになっていた!!
ろき
ファンタジー
ブラック企業で消耗する社畜・白瀬陸空(しらせりくう)の唯一の癒し。それは「白いもふもふ」だった。 ある日、白い子犬を助けて命を落とした彼は、異世界で目を覚ます。
ふと水面を覗き込むと、そこに映っていたのは―― 伝説の神獣【フェンリル】になった自分自身!?
「どうせ転生するなら、テイマーになって、もふもふパラダイスを作りたかった!」 「なんで俺自身がもふもふの神獣になってるんだよ!」
理想と真逆の姿に絶望する陸空。 だが、彼には規格外の魔力と、前世の異常なまでの「もふもふへの執着」が変化した、とある謎のスキルが備わっていた。
これは、最強の神獣になってしまった男が、ただひたすらに「もふもふ」を愛でようとした結果、周囲の人間(とくにエルフ)に崇拝され、勘違いが勘違いを呼んで国を動かしてしまう、予測不能な異世界もふもふライフ!
『捨てられシスターと傷ついた獣の修繕日誌』~「修理が遅い」と追放されたけど、DIY知識チートで壊れた家も心も直して、幸せな家庭を築きます
エリモコピコット
ファンタジー
【12/6 日間ランキング17位!】
「魔法で直せば一瞬だ。お前の手作業は時間の無駄なんだよ」
そう言われて勇者パーティを追放されたシスター、エリス。
彼女の魔法は弱く、派手な活躍はできない。 けれど彼女には、物の声を聞く『構造把握』の力と、前世から受け継いだ『DIY(日曜大工)』の知識があった。
傷心のまま辺境の村「ココン」に流れ着いた彼女は、一軒のボロ家と出会う。 隙間風だらけの壁、腐りかけた床。けれど、エリスは目を輝かせた。
「直せる。ここを、世界で一番温かい『帰る場所』にしよう!」
釘を使わない頑丈な家具、水汲み不要の自動ポンプ、冬でもポカポカの床暖房。
魔法文明が見落としていた「手間暇かけた技術」は、不便な辺境生活を快適な楽園へと変えていく。
やがてその温かい家には、 傷ついた銀髪の狼少女や、 素直になれないツンデレ黒猫、 人見知りな犬耳の鍛冶師が集まってきて――。
「エリス姉、あったか~い……」「……悔しいけど、この家から出られないわね」
これは、不器用なシスターが、壊れた家と、傷ついた心を修繕していく物語。 優しくて温かい、手作りのスローライフ・ファンタジー!
(※一方その頃、メンテナンス係を失った勇者パーティの装備はボロボロになり、冷たい野営で後悔の日々を送るのですが……それはまた別のお話)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる