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最後の恋
13. モヤモヤ
「差山、そろそろ寝ようか」
「ん……」
飯を終えて風呂もさっさと入り、ソファに体を預けてぼんやりとテレビを見ているとそっとゼンに体を揺すられた。満腹と風呂で体がすっかり温まり、飛びそうだった意識をなんとか繋ぎ止める。
ゼンも日課らしい軽いストレッチを終えたらしい。一日仕事した更に残業もした後だっていうのにタフだよなぁ。そんなことを思っていると、今日は俺のことを待ってくれないらしくゼンは部屋の電気を消し始めた。
俺の重たい体を引き摺ってベッドに滑り込みゼンが隣に来るのを待つ。充電器にスマホを接続していると、あれこれと支度を終えたらしいゼンがやってくる。俺の倍以上の体重が寝転がると、ぎしりとベッドのスプリングが鳴った。
「あ~、まだ月曜日か~。1週間長いなぁ」
俺が枕を抱きしめてそう言うと、ははと小さくゼンが笑った。亜人は人間よりもずっと体が強いからそれほどまだ疲れていないんだろう。
「そうだ差山。明日の昼、近くに新しくできた店に行かないか? メキシカンの店ができたらしいぞ」
「いいね。最近ランチもマンネリだったし……って、駄目だ。俺、明日は遊佐さんと約束しちゃった」
メキシコ料理って美味いよなと続けようとして、俺は今朝したばかりの遊佐さんとの予定を思い出した。ゼンと二人きりの昼飯には心惹かれるけれど、先輩との約束を反故にはできない。
「残念だな」
「明後日行こうよ」
「そうだな。じゃあ俺も明日は杜田と飯に行くか」
くすぐったい気分で話していたのに、突然出てきた名前に体がぴくりと揺れてしまった。杜田(もりた)はくだんの新入社員の名前だ。べつにゼンは俺に嫉妬させようとかいうつもりじゃないだろう。本当に純粋に、いつもまとわりついてくる後輩を可愛がっているだけなんだと思う。だけど俺は自分でゼンの予約を断っておきながら、なんとなく心に面白くないものが浮き上がってきた。
――ダメだろ。こんな風に考えてたら喧嘩になる。
そう自分に言い聞かせて表面上は変わりない眠そうな顔を取り繕う。
後輩と飯に行くくらいで嫉妬していたらお互い身が持たない。恋人に行動を制限されすぎて別れ話になるなんて話、腐る程聞いたことがある。ゼンと付き合う前はそんな話を信じられないと笑って聞いていたのに。
今は目の前のゼンが、なにも考えずに他の人に笑いかけるだけで苛々してしまうなんて。
そっとため息を押し殺して布団をかぶる。
これ以上この話を続けていたら、不用意な言葉が出てしまいそうで、俺はベッドの上できゅうと手足を小さく丸めた。
「俺もう寝るね。おやすみ、ゼン」
「ああ、おやすみ」
おやすみという言葉と共に、俺の額に柔らかな唇が降ってくる。ちゅ、と音を立てて触れたそれはすぐに離れていって、大きくて温かな掌が俺の頭を撫でた。
……おでこにキスまでかあ。まぁ明日は仕事だし、明日はまだ火曜日だし。それはそうだよな。不安だからって抱いて欲しいなんて言えないし。俺も眠いから体を休めないといけないよな。
隣に横たわる体温にほんの少し下半身が疼くけれどそう言い聞かせて、俺は布団の端を握った。
照明が暗く落とされて、心地よい温度と布団の重みに少しずつ意識が薄れていく。もともとロングスリーパーで寝つきがいい俺はあっという間に意識を手放してしまいそうだ。目を閉じて隣に寝ているゼンに手を伸ばす。するとそっとその掌を握られて、幸せな感覚に蕩けてしまいそうになった。
ふわふわと心地よい微睡みの中を漂っていた、のだがなぜか今日はなかなか寝付けない。正確には、もう体は寝てしまっているけど脳みそだけが半分覚醒していて、金縛りのようになってしまっていた。寝る前に嫉妬したりして考え過ぎたせいだろうか。
どれくらい時間が経ったのか分からないけど、夢なのかうつつなのか分からないほどふわふわとした空間を漂ってしまっている。動かない体にほんの少しの気持ち悪さを感じるけれど起きることもできずに瞳を閉じて、完全な眠りに早く落ちたいと思っていると――不意に隣に寝ていたゼンが体を起こした。
「差山? 寝たか?」
……ゼン?
ぎしりという音と共に、ゼンが俺の顔を覗き込んでいるのが分かる。俺の顔を確認したゼンは、ゆっくりとベッドから出て、床に足を着けた。薄っすらと鳴る扉の音に、彼が寝室から出て行ったのを知った。
あれ、トイレかな?
寝室の扉が閉められて、ぱたんと軽い音が響く。てっきりトイレに行ったらすぐ戻ってくるだろうと思ったのに、彼はいつまで経っても戻ってこない。それどころか物音すらしなくなった部屋に違和感を感じる。そして……遠くでがちゃりと重たい音が響いた。
あれ?
トイレ……にしては長いし、静かすぎないか? それにマンションの中からゼンの気配すらしない。
すっかり閉じていた瞳を無理やりこじ開けて、金縛りみたいにベッドにへばりついている体を無理やり起こす。眠気の残る体を引き摺って廊下に出ると、そこは真っ暗だった。眠れなくてリビングにでも行った……ってわけじゃないらしい。時計を確認すると深夜を数時間超えている。深夜特有の寒気に体がぶるりと震えた。
「ゼン?」
とたとたと足音を立てて歩き回るけど、リビングにもトイレにも洗面所にもいない。空き部屋のようになっている彼の部屋にも。ということは外へ出て行ったんだろう。さっきした物音は玄関の扉を開閉した音か。
「コンビニとかだよな、きっと」
眠れなくて酒か飯でも買いに行ったんだろうか。……でも家にストックあるはずだけどなぁ。どこか釈然としないものを感じながら、かといって大の大人を夜中に外に出たからと追いかけていくわけにもいかず、しょうがないかと寝室に戻った。ベッドに再び滑り込むと、さっきまで俺が寝ていたせいでまだぬくぬくと温かい。
なんでこんな時間に外に出てるんだろう。帰ってきたら聞いてみよう。そうだ、あと30分経って帰ってこなかったらラインしてみようか。
なんだろう。なんだか嫌な気がする。
そんなことを考えながら携帯に手を伸ばして、瞳を閉じる。少しだけ休んで、きっとそうしたらゼンも帰ってくるはずだから――
――……? あ、朝?
ぱちりと目を開いたら、カーテンの隙間から漏れ出る白い光。どこか遠くから聞こえる小鳥のさえずり。
「え? あ、朝?」
がばりと起き上がってスマホを確認すると、朝の7時。
朝の7時だった。
「え、嘘だろ!? 俺寝ちゃったのかよ!」
数十分ゼンを待っていようと思っていたのに、目を閉じた瞬間に眠りに惹き込まれてしまっていたらしい。なにやってんだよ。
隣にはまだゼンの姿はなく、ベッドを触るけれどひんやりと冷えていて、彼がしばらくはここに居ないことを物語っていた。
あ~、と唸ってベッドから飛び降りると、寝室の扉を開けてひょいと大きな体が姿を現した。
「差山、おはよう。朝から元気だな」
「あ! ゼン、おはよう」
「朝飯できてるぞ。顔洗っておいで」
ゼンはいつも通りの穏やかな笑顔でそう言い、まるで母親のように俺の寝ぐせだらけの髪の毛を撫でた。
思慮深げで穏やかな、本当にいつもとなにも変わらない笑顔に仕草。
まるで、昨日もずっと傍にいたかのような笑顔だ。
その顔を見て、俺が夢でも見ていたのかもしれないと思ってしまう。それくらい、彼はなにか後ろめたいものを隠しているとは思えなかった。
聞こうか。
どうしようか。
でも聞いてみて、なんて返事がくるんだろう。
どこにも行っていない……って言われたら、俺はそれを信じられるのか?
それに俺が寝ている間まで束縛してるって思われるだろうか。
朝飯も作ってくれるような献身的な恋人のこと疑っている、って?
もやもやと頭の中で考えながら、洗面所へと向かうと冷たい水を顔にたたきつける。軽く聞いてしまえと思うのに……なかなかうまく尋ねられる言葉が見つからなくて、結局俺はなにも言えないまま家を出る時間にとなってしまった。
「ん……」
飯を終えて風呂もさっさと入り、ソファに体を預けてぼんやりとテレビを見ているとそっとゼンに体を揺すられた。満腹と風呂で体がすっかり温まり、飛びそうだった意識をなんとか繋ぎ止める。
ゼンも日課らしい軽いストレッチを終えたらしい。一日仕事した更に残業もした後だっていうのにタフだよなぁ。そんなことを思っていると、今日は俺のことを待ってくれないらしくゼンは部屋の電気を消し始めた。
俺の重たい体を引き摺ってベッドに滑り込みゼンが隣に来るのを待つ。充電器にスマホを接続していると、あれこれと支度を終えたらしいゼンがやってくる。俺の倍以上の体重が寝転がると、ぎしりとベッドのスプリングが鳴った。
「あ~、まだ月曜日か~。1週間長いなぁ」
俺が枕を抱きしめてそう言うと、ははと小さくゼンが笑った。亜人は人間よりもずっと体が強いからそれほどまだ疲れていないんだろう。
「そうだ差山。明日の昼、近くに新しくできた店に行かないか? メキシカンの店ができたらしいぞ」
「いいね。最近ランチもマンネリだったし……って、駄目だ。俺、明日は遊佐さんと約束しちゃった」
メキシコ料理って美味いよなと続けようとして、俺は今朝したばかりの遊佐さんとの予定を思い出した。ゼンと二人きりの昼飯には心惹かれるけれど、先輩との約束を反故にはできない。
「残念だな」
「明後日行こうよ」
「そうだな。じゃあ俺も明日は杜田と飯に行くか」
くすぐったい気分で話していたのに、突然出てきた名前に体がぴくりと揺れてしまった。杜田(もりた)はくだんの新入社員の名前だ。べつにゼンは俺に嫉妬させようとかいうつもりじゃないだろう。本当に純粋に、いつもまとわりついてくる後輩を可愛がっているだけなんだと思う。だけど俺は自分でゼンの予約を断っておきながら、なんとなく心に面白くないものが浮き上がってきた。
――ダメだろ。こんな風に考えてたら喧嘩になる。
そう自分に言い聞かせて表面上は変わりない眠そうな顔を取り繕う。
後輩と飯に行くくらいで嫉妬していたらお互い身が持たない。恋人に行動を制限されすぎて別れ話になるなんて話、腐る程聞いたことがある。ゼンと付き合う前はそんな話を信じられないと笑って聞いていたのに。
今は目の前のゼンが、なにも考えずに他の人に笑いかけるだけで苛々してしまうなんて。
そっとため息を押し殺して布団をかぶる。
これ以上この話を続けていたら、不用意な言葉が出てしまいそうで、俺はベッドの上できゅうと手足を小さく丸めた。
「俺もう寝るね。おやすみ、ゼン」
「ああ、おやすみ」
おやすみという言葉と共に、俺の額に柔らかな唇が降ってくる。ちゅ、と音を立てて触れたそれはすぐに離れていって、大きくて温かな掌が俺の頭を撫でた。
……おでこにキスまでかあ。まぁ明日は仕事だし、明日はまだ火曜日だし。それはそうだよな。不安だからって抱いて欲しいなんて言えないし。俺も眠いから体を休めないといけないよな。
隣に横たわる体温にほんの少し下半身が疼くけれどそう言い聞かせて、俺は布団の端を握った。
照明が暗く落とされて、心地よい温度と布団の重みに少しずつ意識が薄れていく。もともとロングスリーパーで寝つきがいい俺はあっという間に意識を手放してしまいそうだ。目を閉じて隣に寝ているゼンに手を伸ばす。するとそっとその掌を握られて、幸せな感覚に蕩けてしまいそうになった。
ふわふわと心地よい微睡みの中を漂っていた、のだがなぜか今日はなかなか寝付けない。正確には、もう体は寝てしまっているけど脳みそだけが半分覚醒していて、金縛りのようになってしまっていた。寝る前に嫉妬したりして考え過ぎたせいだろうか。
どれくらい時間が経ったのか分からないけど、夢なのかうつつなのか分からないほどふわふわとした空間を漂ってしまっている。動かない体にほんの少しの気持ち悪さを感じるけれど起きることもできずに瞳を閉じて、完全な眠りに早く落ちたいと思っていると――不意に隣に寝ていたゼンが体を起こした。
「差山? 寝たか?」
……ゼン?
ぎしりという音と共に、ゼンが俺の顔を覗き込んでいるのが分かる。俺の顔を確認したゼンは、ゆっくりとベッドから出て、床に足を着けた。薄っすらと鳴る扉の音に、彼が寝室から出て行ったのを知った。
あれ、トイレかな?
寝室の扉が閉められて、ぱたんと軽い音が響く。てっきりトイレに行ったらすぐ戻ってくるだろうと思ったのに、彼はいつまで経っても戻ってこない。それどころか物音すらしなくなった部屋に違和感を感じる。そして……遠くでがちゃりと重たい音が響いた。
あれ?
トイレ……にしては長いし、静かすぎないか? それにマンションの中からゼンの気配すらしない。
すっかり閉じていた瞳を無理やりこじ開けて、金縛りみたいにベッドにへばりついている体を無理やり起こす。眠気の残る体を引き摺って廊下に出ると、そこは真っ暗だった。眠れなくてリビングにでも行った……ってわけじゃないらしい。時計を確認すると深夜を数時間超えている。深夜特有の寒気に体がぶるりと震えた。
「ゼン?」
とたとたと足音を立てて歩き回るけど、リビングにもトイレにも洗面所にもいない。空き部屋のようになっている彼の部屋にも。ということは外へ出て行ったんだろう。さっきした物音は玄関の扉を開閉した音か。
「コンビニとかだよな、きっと」
眠れなくて酒か飯でも買いに行ったんだろうか。……でも家にストックあるはずだけどなぁ。どこか釈然としないものを感じながら、かといって大の大人を夜中に外に出たからと追いかけていくわけにもいかず、しょうがないかと寝室に戻った。ベッドに再び滑り込むと、さっきまで俺が寝ていたせいでまだぬくぬくと温かい。
なんでこんな時間に外に出てるんだろう。帰ってきたら聞いてみよう。そうだ、あと30分経って帰ってこなかったらラインしてみようか。
なんだろう。なんだか嫌な気がする。
そんなことを考えながら携帯に手を伸ばして、瞳を閉じる。少しだけ休んで、きっとそうしたらゼンも帰ってくるはずだから――
――……? あ、朝?
ぱちりと目を開いたら、カーテンの隙間から漏れ出る白い光。どこか遠くから聞こえる小鳥のさえずり。
「え? あ、朝?」
がばりと起き上がってスマホを確認すると、朝の7時。
朝の7時だった。
「え、嘘だろ!? 俺寝ちゃったのかよ!」
数十分ゼンを待っていようと思っていたのに、目を閉じた瞬間に眠りに惹き込まれてしまっていたらしい。なにやってんだよ。
隣にはまだゼンの姿はなく、ベッドを触るけれどひんやりと冷えていて、彼がしばらくはここに居ないことを物語っていた。
あ~、と唸ってベッドから飛び降りると、寝室の扉を開けてひょいと大きな体が姿を現した。
「差山、おはよう。朝から元気だな」
「あ! ゼン、おはよう」
「朝飯できてるぞ。顔洗っておいで」
ゼンはいつも通りの穏やかな笑顔でそう言い、まるで母親のように俺の寝ぐせだらけの髪の毛を撫でた。
思慮深げで穏やかな、本当にいつもとなにも変わらない笑顔に仕草。
まるで、昨日もずっと傍にいたかのような笑顔だ。
その顔を見て、俺が夢でも見ていたのかもしれないと思ってしまう。それくらい、彼はなにか後ろめたいものを隠しているとは思えなかった。
聞こうか。
どうしようか。
でも聞いてみて、なんて返事がくるんだろう。
どこにも行っていない……って言われたら、俺はそれを信じられるのか?
それに俺が寝ている間まで束縛してるって思われるだろうか。
朝飯も作ってくれるような献身的な恋人のこと疑っている、って?
もやもやと頭の中で考えながら、洗面所へと向かうと冷たい水を顔にたたきつける。軽く聞いてしまえと思うのに……なかなかうまく尋ねられる言葉が見つからなくて、結局俺はなにも言えないまま家を出る時間にとなってしまった。
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