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その後 4.
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「……それはそちらの方だろう」
私が呟いた言葉は、怒りに興奮する内面とは裏腹に低く地を這うようだった。
腕で彼の胸を押すが、彼の体は動かない。
「エリオス、君に近衛の制服は良く似合うな。忌々しいほどだ。この半年でどれだけご令嬢から声を掛けられた?私のところへ来ない時はいくらかは応えてやったのか?」
抱きしめられた胸に煌く胸章が恨めしく睨みつける。
「王子、何を仰っているのか分かりません。……俺があなた以外に、誰かと関係を持っているとでも疑っているのですか」
「とぼけなくていいよ。別に、君は私に惚れて恋人になったわけじゃないだろう。だからお前に貞節なんて求めない。正直に言ってくれ、誰か良い娘はいたのか?」
ふ、と自分自身を嘲笑する。
するとエリオスは大きく目を見開いた。
「俺が王子に惚れていないって?一体どこをどう見てそう思ったのですか!」
「だって……、」
ぐ、と喉が詰まる。
この言葉を言ったら、もしかしたら彼との関係は終わってしまうかもしれない。
重たいと、捨てられてしまうかもしれない。
だがそんな逡巡は一瞬だった。
「だって、今まで一度も好きだなんて言ってくれたことはないじゃないか!」
拳を握り熱い胸板を叩くと、まるで発作を起こしたように醜く叫ぶ。
彼には求められていないと分かっていて始めた関係だった。
無理やり天幕に引きずり込んだ。
間違いから関係を始めさせた。
そして何とか言質を取って彼の恋人という座までもぎ取った。
すべて私が無理に始めたことだと分かっていたから、今まで彼の言葉がなにもないことも当たり前だと我慢していた。
そのはずだったのに__彼がまるで私が心変わりをしたかのような言葉を口にするから、枷が外れてしまった。
じわりと滲んでいた涙が頬を伝う。
「私を抱いている間だって、寝物語としてのその場限りの言葉としてすら、言ってくれなかったじゃないか!」
「王子、」
「だから分かっているんだよ、私のことなんて何とも思っていないだろう!なのに、そうやって私を振り回して、舞い上がらせたのは君の方だ……!」
「王子!……エーランド王子!落ち着いてください!」
ぐ、と顔を近づけられて彼の顔が視界いっぱいに広がる。
口元を掌で塞がれて、ふがふがと情けない声が漏れた。
「すみません。ですがこのまま聞いて下さい。俺があなたを好きだ、というのは分かっていらっしゃいますよね……?」
好き。
あなたを好きっていうのは、私のことか。
エリオスが私を……?
あり得ない言葉に、私は大きく目を見開いた。
「申し訳ありません、てっきり……俺の気持ちなんて分かっていると思っていました」
「……そんな嘘、つかなくていい」
掌がどかされて、信じられない言葉に震えた声が喉から絞り出された。
まだ彼の言葉を飲み込みきることができない。
私はひ弱で役に立たない第4王子で、いてもいなくても変わらない存在で。
いつだって私を欲しいという人間なんていなかった。
なのに、そんな良いところなんて一つもない私を輝くようなエリオスが好きだと?
都合のいい夢でも見ているのだろうか。
呆然とする私を見て、エリオスは顔をくしゃりと歪めた。
「誓って、あなたに嘘なんて言いません。愛していなければ、居心地のいい軍を捨ててまで付いてきません。故郷だって捨てたようなものです」
「だが、エリオスはすぐに近衛に馴染んだし、君はいつだって誰からでも好かれて……私なんていなくてもいいのかと思った」
「近衛兵団に馴染むようにしたのは、あなたの側に立つ存在として恥ずかしくないように努力したんです。近衛は細かい規則ばかりで苦労していますよ」
「……全然、そんな風に見えなかった」
「好きな相手の前では格好を付けたいものですから」
「……私のところに来てくれない夜もあっただろう。他の人にも軽々しく好きだと言っているのか」
「近衛の仕事で遅くなった時は遠慮していました。あなたは公務で毎日お忙しいから、遅くに訪れて休む邪魔をしたくなかった」
ふ、と彼が困ったように笑う。
だがすぐに真面目な顔に戻ると語気を強めた。
「てっきり分かっているものとして、口に出さなくて申し訳ありません。王子、あなたを愛しています。……俺の行動の全ては、あなたのためです」
腕が私の体を今度こそ攫い、持ち上げられる。
なされるがままにしていると唇がそっと額に押し付けられた。
「あなたは?取り乱すほどには私を愛して頂いていると、俺はうぬぼれてもいいんでしょうか?」
「当たり前だ……!君が誰かに好かれていることすら腹立たしい」
最初はいつ失ってもしょうがない関係だと思っていた。
なのにいつしか私は欲深くなって、彼なしでは生きていけないほどだ。
そう呟く私の言葉に、彼は瞳を細める。
「では小姓の件を撤回してくださいますか?俺も、あなたが誰を囲っても、例え結婚しても堪えようと思ったのに……嫉妬に狂いそうになった」
「待ってくれ。それは君の勘違いだ。確かに戦場だと彼らに性欲処理を、という者もいるが、私はそんなことはしない。少なくとも、君が恋人でいてくれる限りは」
私はもとから小姓にそんなことはさせない。
本当に純粋に身の回りの世話だけだ。
それに女日照りになる戦場でもなければ、小姓の方だってそう露骨には誘ってこない。
ぎゅ、と自分から抱きつくと、彼がほっと息をついたのが見て取れた。
良かったと彼は呟くと、寝台に乗り上げて私を横たえる。
柔らかいキスを何度もされてうっとりと目を閉じるとそっと髪を撫でられて。
薄闇の中で彼が笑う気配がした。
「では、俺の気持ちはどうやら伝わっていなかったようなので、これからはたっぷり愛を囁きますね」
「んっ……、ぁ、あ、ああ!」
「もう達してしまったんですか?本当に敏感ですね」
ぐちゅ、と達したばかりの陰茎を扱き上げられる。
最後の一滴まで搾り取ろうとする仕草に、体が大きく跳ねた。
「ですが、すぐに出してしまうところも可愛らしくて好きですよ」
「や、あぁ、いま、だめ、……ぁああ!」
長い射精の余韻に体を震わせていると、エリオスが音を立てて胸の飾りに吸い付いてきた。
過敏になった体を弄ばれて嫌だと首を横に振る。
だけど彼は私の痴態を眺めて笑うばかりで、少しも解放してくれない。
片方の乳首に柔らかく噛みつき、もう片方を指で摘ままれ捏ねられると、情けない悲鳴が喉の奥から漏れた。
「ここも気持ちがいいんですね。すっかり赤く尖って愛らしくて、俺好みです」
「そん、なこと、……言うな……!」
胸から唇を離した彼が、楽し気に乳首をぴんと指で弾きながら囁く。
じんと頭の中が痺れるような快感。
なのに告げられる言葉が恥ずかしくて体全体が発火しそうだ。
言わないで欲しいと涙目で睨むと、エリオスはにやりと笑った。
「ですが、しっかり言葉にしないと伝わらないようですので」
「ひぁっ……!」
ぬめりを帯びた指先が後孔を何度か優しくなぞり、そっと中へと突き入れられる。
そのまま内側を広げるように探られ、その指が内側の気持ちのいいところを刺激して、声が漏れた。
「ここもすっかりとろとろに蕩けて私を受け入れようとして、愛おしいです」
「や、っや、あ!」
「その甘い声も、白い肌も、快感で流す涙も、全て好きです……それに全て、俺のものです」
ぐちぐちとなる水音が恥ずかしい。
囁かれる彼の言葉が恥ずかしい。
だけど、熱い指と言葉で熱心に愛されて、体はどんどん蕩けていく。
……こんなに誰かに好きだと求められることが、私の人生であるなんて。
幸せに目が眩みそうだった。
「愛しています、ずっとあなただけです」
私も愛していると呟くと、熱い塊が私を深くまで貫いた。
◇◇◇◇◇
エリオス:給仕に優しくして惚れさせた王子に苛々→部屋に行ったらミゲルの彼シャツに半ギレ→まさかの小姓というライバル出現でキレる。普段はもっと温厚。
王子:告白って言うかもしかして羞恥プレイなのでは・・・?と後に気が付く。が、自分が求めたことなので言えないまま流される。
「……それはそちらの方だろう」
私が呟いた言葉は、怒りに興奮する内面とは裏腹に低く地を這うようだった。
腕で彼の胸を押すが、彼の体は動かない。
「エリオス、君に近衛の制服は良く似合うな。忌々しいほどだ。この半年でどれだけご令嬢から声を掛けられた?私のところへ来ない時はいくらかは応えてやったのか?」
抱きしめられた胸に煌く胸章が恨めしく睨みつける。
「王子、何を仰っているのか分かりません。……俺があなた以外に、誰かと関係を持っているとでも疑っているのですか」
「とぼけなくていいよ。別に、君は私に惚れて恋人になったわけじゃないだろう。だからお前に貞節なんて求めない。正直に言ってくれ、誰か良い娘はいたのか?」
ふ、と自分自身を嘲笑する。
するとエリオスは大きく目を見開いた。
「俺が王子に惚れていないって?一体どこをどう見てそう思ったのですか!」
「だって……、」
ぐ、と喉が詰まる。
この言葉を言ったら、もしかしたら彼との関係は終わってしまうかもしれない。
重たいと、捨てられてしまうかもしれない。
だがそんな逡巡は一瞬だった。
「だって、今まで一度も好きだなんて言ってくれたことはないじゃないか!」
拳を握り熱い胸板を叩くと、まるで発作を起こしたように醜く叫ぶ。
彼には求められていないと分かっていて始めた関係だった。
無理やり天幕に引きずり込んだ。
間違いから関係を始めさせた。
そして何とか言質を取って彼の恋人という座までもぎ取った。
すべて私が無理に始めたことだと分かっていたから、今まで彼の言葉がなにもないことも当たり前だと我慢していた。
そのはずだったのに__彼がまるで私が心変わりをしたかのような言葉を口にするから、枷が外れてしまった。
じわりと滲んでいた涙が頬を伝う。
「私を抱いている間だって、寝物語としてのその場限りの言葉としてすら、言ってくれなかったじゃないか!」
「王子、」
「だから分かっているんだよ、私のことなんて何とも思っていないだろう!なのに、そうやって私を振り回して、舞い上がらせたのは君の方だ……!」
「王子!……エーランド王子!落ち着いてください!」
ぐ、と顔を近づけられて彼の顔が視界いっぱいに広がる。
口元を掌で塞がれて、ふがふがと情けない声が漏れた。
「すみません。ですがこのまま聞いて下さい。俺があなたを好きだ、というのは分かっていらっしゃいますよね……?」
好き。
あなたを好きっていうのは、私のことか。
エリオスが私を……?
あり得ない言葉に、私は大きく目を見開いた。
「申し訳ありません、てっきり……俺の気持ちなんて分かっていると思っていました」
「……そんな嘘、つかなくていい」
掌がどかされて、信じられない言葉に震えた声が喉から絞り出された。
まだ彼の言葉を飲み込みきることができない。
私はひ弱で役に立たない第4王子で、いてもいなくても変わらない存在で。
いつだって私を欲しいという人間なんていなかった。
なのに、そんな良いところなんて一つもない私を輝くようなエリオスが好きだと?
都合のいい夢でも見ているのだろうか。
呆然とする私を見て、エリオスは顔をくしゃりと歪めた。
「誓って、あなたに嘘なんて言いません。愛していなければ、居心地のいい軍を捨ててまで付いてきません。故郷だって捨てたようなものです」
「だが、エリオスはすぐに近衛に馴染んだし、君はいつだって誰からでも好かれて……私なんていなくてもいいのかと思った」
「近衛兵団に馴染むようにしたのは、あなたの側に立つ存在として恥ずかしくないように努力したんです。近衛は細かい規則ばかりで苦労していますよ」
「……全然、そんな風に見えなかった」
「好きな相手の前では格好を付けたいものですから」
「……私のところに来てくれない夜もあっただろう。他の人にも軽々しく好きだと言っているのか」
「近衛の仕事で遅くなった時は遠慮していました。あなたは公務で毎日お忙しいから、遅くに訪れて休む邪魔をしたくなかった」
ふ、と彼が困ったように笑う。
だがすぐに真面目な顔に戻ると語気を強めた。
「てっきり分かっているものとして、口に出さなくて申し訳ありません。王子、あなたを愛しています。……俺の行動の全ては、あなたのためです」
腕が私の体を今度こそ攫い、持ち上げられる。
なされるがままにしていると唇がそっと額に押し付けられた。
「あなたは?取り乱すほどには私を愛して頂いていると、俺はうぬぼれてもいいんでしょうか?」
「当たり前だ……!君が誰かに好かれていることすら腹立たしい」
最初はいつ失ってもしょうがない関係だと思っていた。
なのにいつしか私は欲深くなって、彼なしでは生きていけないほどだ。
そう呟く私の言葉に、彼は瞳を細める。
「では小姓の件を撤回してくださいますか?俺も、あなたが誰を囲っても、例え結婚しても堪えようと思ったのに……嫉妬に狂いそうになった」
「待ってくれ。それは君の勘違いだ。確かに戦場だと彼らに性欲処理を、という者もいるが、私はそんなことはしない。少なくとも、君が恋人でいてくれる限りは」
私はもとから小姓にそんなことはさせない。
本当に純粋に身の回りの世話だけだ。
それに女日照りになる戦場でもなければ、小姓の方だってそう露骨には誘ってこない。
ぎゅ、と自分から抱きつくと、彼がほっと息をついたのが見て取れた。
良かったと彼は呟くと、寝台に乗り上げて私を横たえる。
柔らかいキスを何度もされてうっとりと目を閉じるとそっと髪を撫でられて。
薄闇の中で彼が笑う気配がした。
「では、俺の気持ちはどうやら伝わっていなかったようなので、これからはたっぷり愛を囁きますね」
「んっ……、ぁ、あ、ああ!」
「もう達してしまったんですか?本当に敏感ですね」
ぐちゅ、と達したばかりの陰茎を扱き上げられる。
最後の一滴まで搾り取ろうとする仕草に、体が大きく跳ねた。
「ですが、すぐに出してしまうところも可愛らしくて好きですよ」
「や、あぁ、いま、だめ、……ぁああ!」
長い射精の余韻に体を震わせていると、エリオスが音を立てて胸の飾りに吸い付いてきた。
過敏になった体を弄ばれて嫌だと首を横に振る。
だけど彼は私の痴態を眺めて笑うばかりで、少しも解放してくれない。
片方の乳首に柔らかく噛みつき、もう片方を指で摘ままれ捏ねられると、情けない悲鳴が喉の奥から漏れた。
「ここも気持ちがいいんですね。すっかり赤く尖って愛らしくて、俺好みです」
「そん、なこと、……言うな……!」
胸から唇を離した彼が、楽し気に乳首をぴんと指で弾きながら囁く。
じんと頭の中が痺れるような快感。
なのに告げられる言葉が恥ずかしくて体全体が発火しそうだ。
言わないで欲しいと涙目で睨むと、エリオスはにやりと笑った。
「ですが、しっかり言葉にしないと伝わらないようですので」
「ひぁっ……!」
ぬめりを帯びた指先が後孔を何度か優しくなぞり、そっと中へと突き入れられる。
そのまま内側を広げるように探られ、その指が内側の気持ちのいいところを刺激して、声が漏れた。
「ここもすっかりとろとろに蕩けて私を受け入れようとして、愛おしいです」
「や、っや、あ!」
「その甘い声も、白い肌も、快感で流す涙も、全て好きです……それに全て、俺のものです」
ぐちぐちとなる水音が恥ずかしい。
囁かれる彼の言葉が恥ずかしい。
だけど、熱い指と言葉で熱心に愛されて、体はどんどん蕩けていく。
……こんなに誰かに好きだと求められることが、私の人生であるなんて。
幸せに目が眩みそうだった。
「愛しています、ずっとあなただけです」
私も愛していると呟くと、熱い塊が私を深くまで貫いた。
◇◇◇◇◇
エリオス:給仕に優しくして惚れさせた王子に苛々→部屋に行ったらミゲルの彼シャツに半ギレ→まさかの小姓というライバル出現でキレる。普段はもっと温厚。
王子:告白って言うかもしかして羞恥プレイなのでは・・・?と後に気が付く。が、自分が求めたことなので言えないまま流される。
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