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7.アスファー
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「アスファー……、どうしよ、僕」
アスファーが首を傾げる。
唇が震えて、上手く言葉が出てこない。
体が冷え切っていることよりも、ことの重大さがじわじわと僕の中で大きくなっていって、そのことを口に出すことを躊躇させる。
だけどいつまでも口を噤んでいることはできなくて、言葉を吐きだした。
「エスク君に……手を出しちゃったんだ、」
まだ子供。
自分で言っておきながら、そのことに項垂れる。
そうだ、彼はまだいたいけな子供だ。
可愛くて格好よくて、どうしようもなく惹かれる番だけど、まだ子供。
そんな相手に、まだ何をされているかも分からないだろう相手に、僕は手を出してしまったんだ。
彼に嫌われたくなくて、でもどうしたらいいのか分からない。
あちこちの人間や獣人に手を出していて、僕よりも年上で経験豊富なアスファーなら、少しでもいい案を教えてくれるかもしれない。
縋るような思いで彼を見上げると、アスファーは驚いたように口を開けていた。
「……ちょっと待てルス。エスクというのは、例の番か? あの、18歳の」
呼び捨てにしないで貰いたいけど、今は相談に乗ってもらってるから我慢する。
僕が頷くと、アスファーは額に手を当てて首を横に振った。
「それはまずいだろう」
「うん……、まずい、と思う」
「まだ18歳なんて子供……どころかまだ幼獣じゃないか。お前はそれを無理やり抱いたのか」
僕が抱いたわけじゃないけど、似たようなものだ。
エスク君も積極的に僕のことを撫でまわしていた気がするけど、それだってもともとは僕が唆したっていうことなんだろう。
彼が無知であるのをいいことに、止めもしないで。
奥歯を噛みしめて頷くと、アスファーは呆れたように大きな息を吐いた。
「確かに人間は成長が早いみたいで、15を過ぎたらほとんどの雄がルスより大きくなる。だが、いくらなんでも……なんでそんなことを」
「なんか、気が付いたら、そうなってて……」
ダメな奴のお手本みたいな答えを僕が言うと、アスファーはますます大きなため息をついて、眉間に皺を刻ませた。
僕に呆れ切っているのは分かっているし、僕は断罪されるべき立場だけど、それより僕はどうやってエスク君に謝ればいいかを知りたくて、アスファーに一歩近づいた。
「アスファー、僕、どうしたらいいと思う? とりあえず向こうのご両親に挨拶に行って、番にさせてくださいって這いつくばってでも頼んでくるつもりなんだけど、エスク君自身にも、なんて言ったらいいか……」
ここ数百年は、この国で番を見つけた竜人はない。
だからこういう時の作法が分からないんだけど、どれだけ断られても頼み込むつもりだ。
もし贖罪が必要なら、望まれるものは何でも取ってくるし彼に捧げる。
そう意気込んで拳を握った僕に、アスファーは首を横に振った。
「それはダメだろう」
びしりと断ち切られた言葉に、僕は固まった。
「……え、なんで?」
「この国では竜人は優遇されている。というより神格化されている。だから大概のことは許されるし、望めば手に入る。今まで犯罪を犯した竜人なんていなかったが、人間側が配慮してそのエスクとやらとお前を番わせる可能性は十分あるだろう。……その子の意思を無視して無理やりに」
確かに、僕たち竜人族はちょっと寿命が長くて強い程度の存在なのに、この国ではやたらと大事にされている。
聖堂には必ず竜の彫刻や絵画があるし、よく考えたら何にも働いていない僕が、今この王宮に広い部屋をもらっているのだって僕が竜人だからってだけだ。
ずっと昔に魔族を倒すことに手を貸したってだけで、だいぶ好待遇だ。
「お前としては頼んでいるつもりでも、向こうにとっては命令になることもある」
「それは、そうかも。だけど……じゃあ、僕はどうしたら」
彼と彼の親に謝罪して、真正面から彼を番にすることができないなら、どうしろっていうんだ。
彼を諦めることなんて到底できないし、だからといって攫うこともできない。
困惑する僕を見て、アスファーは目元を鋭くして口を開いた。
「その子供が大人になるまで、離れるしかないだろう」
断罪するように告げる彼の言葉に、僕は首を強く横に振った。
「無理、無理だし嫌だよ!」
確かに、僕は彼のことが好きで好きで好きすぎる。
番なんだからそれだってしょうがない。
同じ竜人族のアスファーなら分かるだろうけど、僕たち竜人族は番に対する執着心が強すぎる。
それなのにエスク君から離れろなんて……絶対嫌だし、無理だ。
エスク君の存在を知らなかった頃ならともかく、彼を知って、話して、しかも触れ合ってしまった今、その甘い感覚を忘れることなんてできない。
嫌だ嫌だと青くなって首を振る僕の肩を、アスファーが強く掴んだ。
「だが、お前は近くに居るだけで我慢できずに不埒な真似をしたんだろう? 彼の心の傷になる前に離れてやれ。あと30年程したら、また会いに来くればいい」
「嫌だ、やだよ、だって……、エスク君は僕の番で、僕のものなんだから……!」
「だが、近くに居たらまた手を出してしまうかもしれないだろう?」
「でも……近くにいないと……」
頭の中に、ふと友人らしき少年と戯れていたエスク君の姿が思い浮かんで。
そのことが余計に僕の中の不安を煽った。
そうだ。
もし僕が彼からこのまま遠く離れてしまったら……もしかしたら、誰かと恋人同士になってしまうかもしれない。
だれかと恋に落ちてしまうかもしれない。
そんなこと、絶対に許せない。
「嫌だ!」
強く叫ぶと、同時に竜の咆哮を上げる。
背中から翼がばきばきと音を立てて翼が飛び出してくる。
発情した時のそれじゃなくて、これは、番から引き離される怒りの翼のほうだ。
同じ竜人のアスファー相手にこんなことしちゃいけないっていうのは分かっているけど、不安定になった僕は自分を止められない。
翼を大きく広げ、腕の先からゆっくりと竜の姿に変わっていく。
全身が金色の混じった茶色の鱗に覆われ、発現した尻尾で床を大きく叩いた。
「うわっ! おい、ルス! 落ち着け!」
『やだ、やだ!絶対に遠くになんか行かない! 離れたりなんかしない! 邪魔しないで!』
「くっ……!」
手足をめちゃくちゃに振り回す僕を、アスファーは軽やかに躱していく。
そして小さく悪態をつくと、部屋の中に大きな竜巻を起こした。
部屋中の家具が吹き飛び、強く風が唸る音がする。
だけど僕も負けずに彼に向って吼える。
小柄な僕は竜になっても、アスファーにくらべると小さい。
それでもその分、僕の土竜らしく固くてちょっとやそっとじゃ傷つかない。
ぴしぴしと鋭い風が僕を叩くけど、その程度じゃかすり傷も付かなくて、僕は暴れ続けた。
僕を叩いていた風は、僕の手足を拘束するように風向きを変えたけれど、それも尻尾を振って跳ねのける。
そのままアスファーも蹴散らして、番のところへ飛んでいこうか。
土竜は飛ぶのはあんまり得意じゃないけれど、番を攫って逃げるくらいのことはできる。
そうだ、それがいい。
地底の奥深くに巣をつくれば、きっと誰にも邪魔されない。
そう思ってアスファーに向き直ると、額に青筋を立てたアスファーが立っていた。
彼はまだ人型のままで、でも風で身を守っているのか地面から少し浮いている。
アスファーは、いつの間にか窓際に背を向けている僕に向かって叫んだ。
「ルス! いい加減にするんだ!」
彼の声と共に、一際強い風が僕の体を強く押す。
その場に爪を立てて踏ん張るけれど、風の威力の方が僅かに強くて。
「……っ!」
……僕の体は、派手に窓の外へ吹き飛んだ。
「アスファー……、どうしよ、僕」
アスファーが首を傾げる。
唇が震えて、上手く言葉が出てこない。
体が冷え切っていることよりも、ことの重大さがじわじわと僕の中で大きくなっていって、そのことを口に出すことを躊躇させる。
だけどいつまでも口を噤んでいることはできなくて、言葉を吐きだした。
「エスク君に……手を出しちゃったんだ、」
まだ子供。
自分で言っておきながら、そのことに項垂れる。
そうだ、彼はまだいたいけな子供だ。
可愛くて格好よくて、どうしようもなく惹かれる番だけど、まだ子供。
そんな相手に、まだ何をされているかも分からないだろう相手に、僕は手を出してしまったんだ。
彼に嫌われたくなくて、でもどうしたらいいのか分からない。
あちこちの人間や獣人に手を出していて、僕よりも年上で経験豊富なアスファーなら、少しでもいい案を教えてくれるかもしれない。
縋るような思いで彼を見上げると、アスファーは驚いたように口を開けていた。
「……ちょっと待てルス。エスクというのは、例の番か? あの、18歳の」
呼び捨てにしないで貰いたいけど、今は相談に乗ってもらってるから我慢する。
僕が頷くと、アスファーは額に手を当てて首を横に振った。
「それはまずいだろう」
「うん……、まずい、と思う」
「まだ18歳なんて子供……どころかまだ幼獣じゃないか。お前はそれを無理やり抱いたのか」
僕が抱いたわけじゃないけど、似たようなものだ。
エスク君も積極的に僕のことを撫でまわしていた気がするけど、それだってもともとは僕が唆したっていうことなんだろう。
彼が無知であるのをいいことに、止めもしないで。
奥歯を噛みしめて頷くと、アスファーは呆れたように大きな息を吐いた。
「確かに人間は成長が早いみたいで、15を過ぎたらほとんどの雄がルスより大きくなる。だが、いくらなんでも……なんでそんなことを」
「なんか、気が付いたら、そうなってて……」
ダメな奴のお手本みたいな答えを僕が言うと、アスファーはますます大きなため息をついて、眉間に皺を刻ませた。
僕に呆れ切っているのは分かっているし、僕は断罪されるべき立場だけど、それより僕はどうやってエスク君に謝ればいいかを知りたくて、アスファーに一歩近づいた。
「アスファー、僕、どうしたらいいと思う? とりあえず向こうのご両親に挨拶に行って、番にさせてくださいって這いつくばってでも頼んでくるつもりなんだけど、エスク君自身にも、なんて言ったらいいか……」
ここ数百年は、この国で番を見つけた竜人はない。
だからこういう時の作法が分からないんだけど、どれだけ断られても頼み込むつもりだ。
もし贖罪が必要なら、望まれるものは何でも取ってくるし彼に捧げる。
そう意気込んで拳を握った僕に、アスファーは首を横に振った。
「それはダメだろう」
びしりと断ち切られた言葉に、僕は固まった。
「……え、なんで?」
「この国では竜人は優遇されている。というより神格化されている。だから大概のことは許されるし、望めば手に入る。今まで犯罪を犯した竜人なんていなかったが、人間側が配慮してそのエスクとやらとお前を番わせる可能性は十分あるだろう。……その子の意思を無視して無理やりに」
確かに、僕たち竜人族はちょっと寿命が長くて強い程度の存在なのに、この国ではやたらと大事にされている。
聖堂には必ず竜の彫刻や絵画があるし、よく考えたら何にも働いていない僕が、今この王宮に広い部屋をもらっているのだって僕が竜人だからってだけだ。
ずっと昔に魔族を倒すことに手を貸したってだけで、だいぶ好待遇だ。
「お前としては頼んでいるつもりでも、向こうにとっては命令になることもある」
「それは、そうかも。だけど……じゃあ、僕はどうしたら」
彼と彼の親に謝罪して、真正面から彼を番にすることができないなら、どうしろっていうんだ。
彼を諦めることなんて到底できないし、だからといって攫うこともできない。
困惑する僕を見て、アスファーは目元を鋭くして口を開いた。
「その子供が大人になるまで、離れるしかないだろう」
断罪するように告げる彼の言葉に、僕は首を強く横に振った。
「無理、無理だし嫌だよ!」
確かに、僕は彼のことが好きで好きで好きすぎる。
番なんだからそれだってしょうがない。
同じ竜人族のアスファーなら分かるだろうけど、僕たち竜人族は番に対する執着心が強すぎる。
それなのにエスク君から離れろなんて……絶対嫌だし、無理だ。
エスク君の存在を知らなかった頃ならともかく、彼を知って、話して、しかも触れ合ってしまった今、その甘い感覚を忘れることなんてできない。
嫌だ嫌だと青くなって首を振る僕の肩を、アスファーが強く掴んだ。
「だが、お前は近くに居るだけで我慢できずに不埒な真似をしたんだろう? 彼の心の傷になる前に離れてやれ。あと30年程したら、また会いに来くればいい」
「嫌だ、やだよ、だって……、エスク君は僕の番で、僕のものなんだから……!」
「だが、近くに居たらまた手を出してしまうかもしれないだろう?」
「でも……近くにいないと……」
頭の中に、ふと友人らしき少年と戯れていたエスク君の姿が思い浮かんで。
そのことが余計に僕の中の不安を煽った。
そうだ。
もし僕が彼からこのまま遠く離れてしまったら……もしかしたら、誰かと恋人同士になってしまうかもしれない。
だれかと恋に落ちてしまうかもしれない。
そんなこと、絶対に許せない。
「嫌だ!」
強く叫ぶと、同時に竜の咆哮を上げる。
背中から翼がばきばきと音を立てて翼が飛び出してくる。
発情した時のそれじゃなくて、これは、番から引き離される怒りの翼のほうだ。
同じ竜人のアスファー相手にこんなことしちゃいけないっていうのは分かっているけど、不安定になった僕は自分を止められない。
翼を大きく広げ、腕の先からゆっくりと竜の姿に変わっていく。
全身が金色の混じった茶色の鱗に覆われ、発現した尻尾で床を大きく叩いた。
「うわっ! おい、ルス! 落ち着け!」
『やだ、やだ!絶対に遠くになんか行かない! 離れたりなんかしない! 邪魔しないで!』
「くっ……!」
手足をめちゃくちゃに振り回す僕を、アスファーは軽やかに躱していく。
そして小さく悪態をつくと、部屋の中に大きな竜巻を起こした。
部屋中の家具が吹き飛び、強く風が唸る音がする。
だけど僕も負けずに彼に向って吼える。
小柄な僕は竜になっても、アスファーにくらべると小さい。
それでもその分、僕の土竜らしく固くてちょっとやそっとじゃ傷つかない。
ぴしぴしと鋭い風が僕を叩くけど、その程度じゃかすり傷も付かなくて、僕は暴れ続けた。
僕を叩いていた風は、僕の手足を拘束するように風向きを変えたけれど、それも尻尾を振って跳ねのける。
そのままアスファーも蹴散らして、番のところへ飛んでいこうか。
土竜は飛ぶのはあんまり得意じゃないけれど、番を攫って逃げるくらいのことはできる。
そうだ、それがいい。
地底の奥深くに巣をつくれば、きっと誰にも邪魔されない。
そう思ってアスファーに向き直ると、額に青筋を立てたアスファーが立っていた。
彼はまだ人型のままで、でも風で身を守っているのか地面から少し浮いている。
アスファーは、いつの間にか窓際に背を向けている僕に向かって叫んだ。
「ルス! いい加減にするんだ!」
彼の声と共に、一際強い風が僕の体を強く押す。
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