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第一章
06 黒から白へ
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視界良好。足場最悪。一歩進むごとに積もった雪に足跡が残る。快晴の寒空には巨大な肉食の鳥モンスターが獲物を探し飛び回っている。ビル達は防寒を全て白装備にし敵から見えにくくする工夫を施していた。仲間の一人がスコープでロックというモンスターを追う。
「リーダーどうしますか?」
「敵が去るのを待つ」
暫くロックは近く上空を飛んだ後、方向を変えて去っていった。
「ハンターのくせに目の悪いモンスターとはな」
「でも、音には敏感に反応する。ここで発砲でもしたら他のモンスターまで呼んでしまいますからねぇ」
「このエリアでは派手に銃をぶっ放せない」
それは最初にこのエリアに来たグリーンチームが経験していた。グリーンチームはレアアイテムがドロップする場所を先に確保する為、第一陣がこのエリアに向かった時にモンスター相手に派手な戦闘をした。山を降り地面が見える場所でプロスボレーという見た目がトリケラトプス似の突進モンスターの群れを見つけ、そこにロケットランチャーをぶっ放した。プロスボレーは目が白く混濁しており退化していた。かわりに、そいつも聴覚と嗅覚が異常発達していた。だが、それは逆に利用し罠へと誘導も出来た。罠にかかったモンスターに一斉射撃。そこまでは良かったものの、他のモンスターを呼ぶ結果となりその第一陣は全滅した。
ブラックチームは事前に情報屋から情報を買っていた為、その点の事前対策として発砲を控えながらエリアを進んでいた。
そして、このエリアのもう一つの特徴が……
「全員離れ離れになるなよ」
急な天候の変化。視界が一気に悪くなる吹雪がフィールド上にいる全てを襲う。何故、ここのモンスターが視覚よりも他が発達しているのかは、この吹雪を利用してプレイヤー達を襲うからであった。
視覚を奪われ、モンスターの群れに遭遇すればどのプレイヤーもパニックになる。パニックのまま弾丸を放てばより状況は最悪へと導かれる。
「リーダー、俺達ブラックチームなのにこれじゃホワイトチームですよ」
「仕方ないだろ」
エリア3の海からエリア4へは海から上陸するかたちで入れる。その手前の海には巨大な渦があって、エリア3の深海の主(エリアボス)を倒すことで渦を静めることが出来る。上陸し坂を上がっていった先に谷があり、それをこえた先が雪景色の広がるエリアとなる。エリア5へは山をこえた先にある。攻略組みはその山の頂上から向こうにあるエリア5が見えるか試してみたが、遠くの天候は悪く確認が出来なかった。
プレイヤー達はずっと太陽の沈む方角へと向かっている。そう考えるとエリアは縦並びと想像出来る。
一体のロックが再びビル達へ向かって飛んできた。
大きな口を開けて飛んでいるあたり、獲物を認識している。
「ビル!」
「分かってる。全員武器を構えろ」
その時だった。開いた口へ飛んできた矢が喉奥まで突っ込んで、喉を貫いた。
声をあげる前にロックは絶命し落下した。
敵が仲間を呼んでいたらモンスターは一斉にここへ集まっていた。うまく逃げ切れる幸運がなければグリーンチームがやられたように永遠にモンスターは仲間を呼び合って無限の戦いをさせられていただろう。海中戦の次はどんなエリアかを想像した時、吹雪エリアなら足場と視界の悪さかと思ったらそれは間違いで、仲間を呼ぶ面倒さがこのエリアの最大の厄介さだった。
ビル達は飛んできた矢の方向へと顔を向けた。
そこにいたのは白いマントをした集団、その中に白い長髪に弓矢を持った女がいた。
ビルはその集団が何者かを知っていた。
「白……」
カラーの白を持つチーム。だが、リーダーは確かオッドアイの少女だ。あれは副リーダーだ。
そして、そのリーダーは弓矢の持つ子の横から現れた。
レッドのオッドアイに白髪のストレートボブ、ステッキをつきながら歩く少女はビルを見た。
「邪魔をしないでくれないか。お前達のせいでこちらが巻き込まれるのはごめんだ」
「助かったよホワイトのリーダー、ジュリー・ハーボー」
「私は邪魔をするなと言ったんだ、ビル」
赤い瞳がビルを睨みつける。
「会議に何度もお前さんを呼んでいるのに何故顔を出さない」
すると、ジュリーの隣にいた副リーダーがクスッと笑った。
「情報は会議に出なくても手に入る。それに攻略はそれぞれでしょ?」
「ジャンヌ、お前達が白を持つ理由を忘れたのか?」
それに対しジャンヌが何か言おうとしたところをジュリーが手を出し言葉を遮った。
「会議には出席しよう。だが、そもそも私達のところに会議の連絡は届いていない」
「メッセージは問題なく送れたんだが」
「さぁ、知らんな」
分かりやすい嘘だ。だが、これ以上の口論はお互いに得がないのは明らかだ。指摘はした。もう同じ嘘はつかないだろう。
「俺はお前を信用するよ、ジュリー・ハーボー」
「そう」
素っ気ない返事をすると「行くわよジャンヌ」と言って、ホワイトは攻略に向けて進んだ。
ビル達は黙って連中を先へ行かせた。
「リーダー、連中に聞かなくて良かったんですか? 仮面連中のこと」
「さっきのあれを見てお前、連中が素直に答えると思うか?」
「それは……」
「それにだ、仮面連中は少なくとも俺達とは敵対にあると思う。まぁ、連中なら仮面連中が立ちはだかった時点で処刑確定だろうが」
ビルの思う通りホワイトなら実際そうした。ただ、考えが足りないとしたらジュリーはもっと残酷だってことだ。
仮面連中が既に先回りし攻略組が現れるのを待ち構えていたが、ジュリーは連中を既に邪魔者認定していた。つまり、排除確定。ジャンヌに指示し敵の位置を先に見つけだした。それは索敵スキルだ。
ゲームにスキル機能があるのはいくらゲーム世界にリアル感を出そうとしても、逆にリアル過ぎてしまうとゲームというものはむしろつまらないものになってしまう。ゲームシステムはプレイヤーをサポートする機能として攻略には欠かせない存在。ジャンヌは索敵スキルと命中を特化させていた。最初から遠距離狙撃に特化させる前提でなければまずそんなスキルの振り分けはしないものだ。
「どのように処刑しましょうか?」
「そうね……連中をモンスターの餌食にするのはどう?」
「それはいい考えですね。連中の悲鳴が暫く聞けるでしょう」
メンバーの笑みがこぼれる。
ホワイトチームが先に行ってから一時間が経過した頃、遠くの森の方で銃声が鳴り響いた。
それを聞いたブラックチームのメンバーは「ホワイトチームでしょうか?」と言ったが、ビルは首を横に振る。
「銃声が何を意味するかを知っている連中が銃を使うとは思えん。それにジャンヌのように連中のほとんどは銃をそもそも使わない。となると奴ら、仮面連中にモンスターをぶつけたな。あれは仮面連中の銃だろう」
「やることが黒いですね。俺達とカラーチェンジした方がよくないですか?」
ビルは笑った。
「確かに」
ビル達は先を急いだ。モンスターが銃声のする方へ集中しているなら今が絶好のチャンスだからだ。
そうして辿り着いたのはエリアの最深部ではなく、また遺跡だった。
「リーダーどうしますか?」
「敵が去るのを待つ」
暫くロックは近く上空を飛んだ後、方向を変えて去っていった。
「ハンターのくせに目の悪いモンスターとはな」
「でも、音には敏感に反応する。ここで発砲でもしたら他のモンスターまで呼んでしまいますからねぇ」
「このエリアでは派手に銃をぶっ放せない」
それは最初にこのエリアに来たグリーンチームが経験していた。グリーンチームはレアアイテムがドロップする場所を先に確保する為、第一陣がこのエリアに向かった時にモンスター相手に派手な戦闘をした。山を降り地面が見える場所でプロスボレーという見た目がトリケラトプス似の突進モンスターの群れを見つけ、そこにロケットランチャーをぶっ放した。プロスボレーは目が白く混濁しており退化していた。かわりに、そいつも聴覚と嗅覚が異常発達していた。だが、それは逆に利用し罠へと誘導も出来た。罠にかかったモンスターに一斉射撃。そこまでは良かったものの、他のモンスターを呼ぶ結果となりその第一陣は全滅した。
ブラックチームは事前に情報屋から情報を買っていた為、その点の事前対策として発砲を控えながらエリアを進んでいた。
そして、このエリアのもう一つの特徴が……
「全員離れ離れになるなよ」
急な天候の変化。視界が一気に悪くなる吹雪がフィールド上にいる全てを襲う。何故、ここのモンスターが視覚よりも他が発達しているのかは、この吹雪を利用してプレイヤー達を襲うからであった。
視覚を奪われ、モンスターの群れに遭遇すればどのプレイヤーもパニックになる。パニックのまま弾丸を放てばより状況は最悪へと導かれる。
「リーダー、俺達ブラックチームなのにこれじゃホワイトチームですよ」
「仕方ないだろ」
エリア3の海からエリア4へは海から上陸するかたちで入れる。その手前の海には巨大な渦があって、エリア3の深海の主(エリアボス)を倒すことで渦を静めることが出来る。上陸し坂を上がっていった先に谷があり、それをこえた先が雪景色の広がるエリアとなる。エリア5へは山をこえた先にある。攻略組みはその山の頂上から向こうにあるエリア5が見えるか試してみたが、遠くの天候は悪く確認が出来なかった。
プレイヤー達はずっと太陽の沈む方角へと向かっている。そう考えるとエリアは縦並びと想像出来る。
一体のロックが再びビル達へ向かって飛んできた。
大きな口を開けて飛んでいるあたり、獲物を認識している。
「ビル!」
「分かってる。全員武器を構えろ」
その時だった。開いた口へ飛んできた矢が喉奥まで突っ込んで、喉を貫いた。
声をあげる前にロックは絶命し落下した。
敵が仲間を呼んでいたらモンスターは一斉にここへ集まっていた。うまく逃げ切れる幸運がなければグリーンチームがやられたように永遠にモンスターは仲間を呼び合って無限の戦いをさせられていただろう。海中戦の次はどんなエリアかを想像した時、吹雪エリアなら足場と視界の悪さかと思ったらそれは間違いで、仲間を呼ぶ面倒さがこのエリアの最大の厄介さだった。
ビル達は飛んできた矢の方向へと顔を向けた。
そこにいたのは白いマントをした集団、その中に白い長髪に弓矢を持った女がいた。
ビルはその集団が何者かを知っていた。
「白……」
カラーの白を持つチーム。だが、リーダーは確かオッドアイの少女だ。あれは副リーダーだ。
そして、そのリーダーは弓矢の持つ子の横から現れた。
レッドのオッドアイに白髪のストレートボブ、ステッキをつきながら歩く少女はビルを見た。
「邪魔をしないでくれないか。お前達のせいでこちらが巻き込まれるのはごめんだ」
「助かったよホワイトのリーダー、ジュリー・ハーボー」
「私は邪魔をするなと言ったんだ、ビル」
赤い瞳がビルを睨みつける。
「会議に何度もお前さんを呼んでいるのに何故顔を出さない」
すると、ジュリーの隣にいた副リーダーがクスッと笑った。
「情報は会議に出なくても手に入る。それに攻略はそれぞれでしょ?」
「ジャンヌ、お前達が白を持つ理由を忘れたのか?」
それに対しジャンヌが何か言おうとしたところをジュリーが手を出し言葉を遮った。
「会議には出席しよう。だが、そもそも私達のところに会議の連絡は届いていない」
「メッセージは問題なく送れたんだが」
「さぁ、知らんな」
分かりやすい嘘だ。だが、これ以上の口論はお互いに得がないのは明らかだ。指摘はした。もう同じ嘘はつかないだろう。
「俺はお前を信用するよ、ジュリー・ハーボー」
「そう」
素っ気ない返事をすると「行くわよジャンヌ」と言って、ホワイトは攻略に向けて進んだ。
ビル達は黙って連中を先へ行かせた。
「リーダー、連中に聞かなくて良かったんですか? 仮面連中のこと」
「さっきのあれを見てお前、連中が素直に答えると思うか?」
「それは……」
「それにだ、仮面連中は少なくとも俺達とは敵対にあると思う。まぁ、連中なら仮面連中が立ちはだかった時点で処刑確定だろうが」
ビルの思う通りホワイトなら実際そうした。ただ、考えが足りないとしたらジュリーはもっと残酷だってことだ。
仮面連中が既に先回りし攻略組が現れるのを待ち構えていたが、ジュリーは連中を既に邪魔者認定していた。つまり、排除確定。ジャンヌに指示し敵の位置を先に見つけだした。それは索敵スキルだ。
ゲームにスキル機能があるのはいくらゲーム世界にリアル感を出そうとしても、逆にリアル過ぎてしまうとゲームというものはむしろつまらないものになってしまう。ゲームシステムはプレイヤーをサポートする機能として攻略には欠かせない存在。ジャンヌは索敵スキルと命中を特化させていた。最初から遠距離狙撃に特化させる前提でなければまずそんなスキルの振り分けはしないものだ。
「どのように処刑しましょうか?」
「そうね……連中をモンスターの餌食にするのはどう?」
「それはいい考えですね。連中の悲鳴が暫く聞けるでしょう」
メンバーの笑みがこぼれる。
ホワイトチームが先に行ってから一時間が経過した頃、遠くの森の方で銃声が鳴り響いた。
それを聞いたブラックチームのメンバーは「ホワイトチームでしょうか?」と言ったが、ビルは首を横に振る。
「銃声が何を意味するかを知っている連中が銃を使うとは思えん。それにジャンヌのように連中のほとんどは銃をそもそも使わない。となると奴ら、仮面連中にモンスターをぶつけたな。あれは仮面連中の銃だろう」
「やることが黒いですね。俺達とカラーチェンジした方がよくないですか?」
ビルは笑った。
「確かに」
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